シャーロット・フェザーストーン作品一覧

  • オニキスは誘惑の囁き
    2.0
    侯爵であるおじの厚意で社交界デビューの機会を得たイザベラは、平穏な結婚を望んでいた。情熱がもたらす身の破滅は、母の過ちと惨めな生活から痛いほど学んでいる。イザベラは代わりに、魅惑的な死神と令嬢の恋物語を小説に描いて満足していた。そんなある夜、舞踏会でふいにざわめきが静まり、完璧な装いのブラック伯爵が登場した。初めて見る悪名高き伯爵は謎めいた魅力にあふれ、危険そのもの。妖しい死神のような漆黒の髪と青い瞳の伯爵にイザベラが目を奪われていると、彼は群衆を割り、まっすぐ彼女のもとに向かってきた。
  • 伯爵とメイドの禁じられた逢瀬
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    ご主人様の指がコルセットの中へ滑り、 乳首をつままれた瞬間にイってしまったのは秘密。 貧しく、読み書きもできないメイドのアメリアは、 毎週火曜日の朝、黒いヴェールで顔を隠し、読めもしない詩集を手にして、 ベンチに腰かけ、伯爵のエイドリアンが馬車で通るのを待つ。 彼の姿を、人目を気にせず見つめたい――ただそれだけの理由で。 屋敷の鼠くらいの存在でしかない私が、伯爵に恋をしているなんて知られたら……。 ああ、それなのに。まさか彼にずっと見られていたなんて。 「きみは誰なんだ? ぼくはもう自分を抑えられない――!」 石の壁に押しつけられ、彼は抗えないアメリアのスカートをまくり上げる。 ズロースの上から熱く濡れた秘所に唇を強く押し当てられ、アメリアは悶えた。 彼は息を荒らげながら言う。「きみもぼくと同じくらい求めているね――」 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『無垢なメイドは傲慢伯爵に溺愛される』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 恋に溺れる5つの理由
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    恋に落ち、恋に蕩け、恋に溺れる。五感を揺さぶる5作を厳選、官能アンソロジー! メイドのアメリアは毎週火曜の朝になると、黒いヴェールで顔を隠し、詩集を手にして共同墓地へ行く。そうして近くのベンチに座り、伯爵エイドリアンが馬車で前を通るのを待つのが密かな愉しみだ。人知れず見つめるだけで満足していたある日のこと、あろうことか伯爵に声をかけられ、アメリアは狼狽える。しかも、その存在すら知らずにいためくるめく行為へといざなわれ――。身分違いの濃密な愛を描く『伯爵とメイドの禁じられた逢瀬』、マッサージ店を舞台に官能迸る『恍惚のスパ』をはじめ、エロティックな全5作を豪華収録! ■バラエティに富む官能5編を収録。眠れない夜、密かに読み耽りたい、魅惑のエロティック・アンソロジーです。(収録タイトル「伯爵とメイドの禁じられた逢瀬」「彼女はオフィスの媚薬」「ヴァイオレット・ムーン」「恍惚のスパ」「マダム・リリーの愛のレッスン」) *本書に収録されている各作品は既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 宵闇の鳥のささやき
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    きみが望むのなら、月も星もあげよう――それは罪と背徳の伯爵が夢見た、儚くも狂おしい愛の物語。社交界を賑わすウォーリングフォード伯爵マシューは、その見目麗しい容貌で幾多の浮き名を流しつつも、退屈な日々に辟易していた。女などしょせん欲望の捌け口――そう思っていたマシューの心を初めて揺さぶったのが、ジェイン。ごろつきに襲われ入院した際、一時的に盲目となった彼を天使の声で癒してくれた看護師だ。ジェインの姿も知らぬまま退院したマシューは、柄にもなく彼女に会いたくてたまらず、どうにか手紙で会う約束を取りつけた。だが当日、そこには地味な眼鏡の女性がいるだけで、ジェインらしき人物は現れず……。■官能、耽美、詩的――そんな漢字表現が似合う、どこか日本人好みのエロティックな作風で人気のフェザーストーン。約1年ぶりの新作となる本作もこってり濃厚、まさに淫靡な作品です。不幸な幼少期を過ごしたがためにブラックホール並(!)の闇を心に抱える伯爵マシュー。そんな彼が、怪我をして目が見えないときに出会ったのが、男性経験がなくてうぶな看護師ジェインでした。姿も見えぬ彼女に、生まれて初めて心を揺さぶられたマシューでしたが…。自堕落な放蕩貴族と、貧しく地味な看護師…正反対の二人の恋はひと筋縄ではいきません。どこまでも官能的でありながら心をえぐるこの純愛ロマンスは、Romantic Times Reviewer Choice AwardやAustrailian Readers Awardにもノミネートされた話題作。ぜひ本作を読み終わられた後は、『花嫁たちに捧ぐ詩』に収録「七夜の契り」もお手に取ってみてください。本作主人公たちのその後の姿をお楽しみいただけます。
  • 公爵からの甘美な恋文
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    公爵夫人エリザベスは結婚生活に危機感をいだいていた。3人の子供に恵まれて幸せな日々を送る一方、夫婦の営みはここ最近まったくない。身体だけでなく夫の心までもが離れていくようで、この状況をどうしていいのかもエリザベスはわからずにいた。そんなある日、夫から一通の手紙が届いた。そこに綴られていたのは……。耽美で官能的な、夫婦の恋物語。
  • ルシファーは罪深き僕
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    久しぶりに出席した社交界のパーティで、公爵令嬢エリザベスは高揚した気分を味わっていた。目が見えなくなってから人目を避けて暮らしてきたけれど、勇気を出して来てよかった。ところが知り合った紳士と会話を楽しんでいたとき、険悪な声の人物が割り込んできて、彼女を連れ去ってしまう。アリンウィック侯爵! いつもはエリザベスと距離を置く侯爵は、一方的に彼女をふしだらだと罵ると、獣のように野蛮に唇を塞いだ。エリザベスは動揺しながらもすぐさまはねつけた。かつて彼は視力を失いつつあった私を捨てたのだから……。

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  • ベルベットは愛の語りべ
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    侯爵令嬢ルーシーは、きらびやかな社交界の花という仮面の下に、愛されたいと願う気持ちを隠していた。彼女に無関心な両親が望むのは、爵位のある男性と結婚して跡継ぎを生むことだけ。父が押しつけてくる花婿候補のサセックス公爵は堅物で冷ややかで、キスさえも礼儀正しい。確かにハンサムかもしれないけれど、彼には心なんてないに違いないわ。周囲が公爵を賞賛するほど、ルーシーの心は頑なになった。だがあるとき、彼女の向こう見ずな振る舞いに怒った公爵は思いがけず情熱を燃やした声で告げた。「きみを誰にも渡さない」
  • 七夜の契り
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    放蕩者として有名なレイバーン侯爵ジェイスの心は憂鬱だった。評判とはうらはらに、長年想いを寄せる令嬢ブロッサムが自分の弟と婚約して以来、いたたまれずに地方の領地に逃げこんでいる。あるとき、弟が別の女性への愛を告白したことで破談になったと知るや、ジェイスはブロッサムを手に入れようと決意した。勇んで帰還したジェイスだったが、恋敵の存在と自らの悪名にじゃまされて……。“放蕩者”と呼ばれた男の誠実な愛は、はたして実るのか?

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