長島槇子作品一覧

  • 七夕の客 新吉原くるわばなし
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    信じた男に裏切られ、新吉原の遊郭に売られたおぬい。それまでの生き方すべてを否定され、踏みにじられ汚されながらも、いつしか娼妓として女として大輪の花を咲かせていく『七夕の客』他。女と男の切なくも妖しい物語が連なる、江戸市井情話7編。
  • 爛王と壺入りの愛妃 後宮猟奇譚
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    1巻440円 (税込)
    秦の時代、爛王は周辺諸国に兵を挙げ数々の血を流してきた。民衆は彼を称賛し、恐れた。しかし爛王は勝利の美酒にも美食にも、富、名声、敵将の生首を目にするのさえ飽きていた。王宮には各国から二つとない名品・珍品、そして美しい女たちが貢物として贈られる。爛王の端麗な容姿を見ると、どんな美女も彼の前では赤面せずにはいられなかった。好色な爛王だったが、やがて女色にも飽きてしまう。そんな中、彼に献上されたひとつの壺。その壺には、一人の娘がいた。彼女は、生まれてすぐに壺へ入れられ、そのまま壺の中で育てられたのだという。壺の女を気に入った王は、妖艶なる彼女にのめりこんでゆく。
  • 大奧みだら絵巻 夜桜姫と卍中将
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    1巻330円 (税込)
    江戸城の大奥に、京からお輿入した御台所。彼女は元より徳川に嫁すのことを嫌がっていた。京を離れて東の地に行くのは、公家の姫には気の重いこと。次第に殿とも距離を置くようになり、京都の地を思う日々をおくっていた。御台所に仕えて一緒に江戸に参じた花園は、御台所を姫と呼び、姫を常に気遣っている。あるとき、花園は呉服屋の丹波屋から男性器を模した張形を渡される。姫の杞憂を晴らすため、花園は丹波屋に相談する。丹波屋が用意したものは、男子と見間違えてしまうような、一人の少女だった。左近と名づけら少女は、姫の情夫として毎夜のように姫と枕をともにする。丹波屋が用意した特注の張形を使い、姫と左近は満ち足りてゆくのだが――。
  • シェヘラザードの迷宮  王妃の調教師
    1.0
    1巻440円 (税込)
    ラブストーリーで人気を博した漫画家の亜由美は、休暇を利用してドバイに一人旅をする。ドバイの街中で不審な男たちにからまれているところを、シェヘラという美しい女性に助け出された。聞けば、彼女の家は大富豪で、弟は小さな国のスルタン(王)なのだという。シェヘラに誘われるまま、砂漠の中に立つ大きな城にたどりついた亜由美は、アラブ流の歓待を受ける。そして弟のスルタンに出遭い、気がつくとベッドの中にいた。行為に至ろうとしたとき、スルタンは亜由美がヴァージンなのだと知る。王は決して処女の穢れに触れてはならない。その日から、妃になるためのめくるめく性の調教が始まる。
  • うろこ姫 性夢の誘惑
    -
    1巻330円 (税込)
    淑子はいつも厚化粧で、会社の同僚たちに「お化け」というあだ名を付けられている。彼女が勤めるメーカーのCMに出演しているプロゴルファー貴史に、淑子は恋をする。貴史は社内にもファンが大勢いる。容姿に自身のない淑子だったが、亡き母がいつも淑子を助けてくれた。亡き母の声にいざなわれるようにして、淑子は他人の夢の中をただよう。
  • 冥婚  禁断の婚礼ショー
    -
    1巻330円 (税込)
    温泉街の古い家屋の2階で開かれているのは、美しい女と優しげな男の白黒ショー。つまり、本番を客に見せることだ。女は客に見られながら刺し貫かれ、絶頂へと向かっていく。そのとき、口をついてでたのは「兄さん」だった。女と男は里を追われた。前世からの呪いにまけ、禁断の関係になったがために。
  • 色町のはなし 両国妖恋草紙
    3.2
    大川に架かる四本の橋の近くには浅草や両国広小路の歓楽街、川を渡った向島、本所、深川には情緒のある水辺の町ができ上がった。堀端には料理屋や茶屋が建ち並び、当然のように色町が栄えた。岡場所と呼ばれる私娼窟だ。香具師の真似事をしながら岡場所をうろつく遊び人の萬女蔵は、侍に斬り殺された美しい芸者の幽霊がでるという茶屋の話を聞きつける。美貌の噂に惹かれて出向いた萬女蔵が見たものとは? 第2回『幽』怪談文学賞受賞者が本所両国の色町と見世物小屋を舞台に描く、妖しく艶やかな江戸怪談。
  • パリの舌人形【完全版】
    5.0
    1巻1,047円 (税込)
    38歳のOLの瑠衣子はパリで日本の男の形をした等身大の人形を買う。それは、人間と見紛うばかりの精巧な造りをしていた。瑠衣子は人形に甘い言葉をささやかれる夢想をしながら、人形の口を吸い、リアルにできた性器を使って人形とセックスをする。夢想はエスカレートし、人形は瑠衣子に際どい命令を下すようになる。エロティックなランジェリー、緊縛……妄想か現実かわからないまま、瑠衣子は人形とのセックスに溺れていく……。
  • バビロンの男市場
    3.0
    1巻330円 (税込)
    離婚後、子育てと仕事で忙殺されていた眉子は、親友から「男を買いに行こう」と誘われる。病気も、妊娠も後腐れの心配もないという砂漠のなかの「男市場」には、女の欲求を満たすありとあらゆるタイプの男が客の寵を競っていた。眉子はそのなかで、褐色の肌の「シン」という青年を選び、これまでにない悦びを味わう。だが、翌日も「シン」を選ぼうとする眉子に親友は言った。「やめたほうがいいわよ」と……。
  • エーゲ海の聖娼【イブ】たち
    -
    1巻330円 (税込)
    海に浮かぶ島で生まれ、隔離され、育てられている少女たちはいつか男たちを悦ばせるために、老爺たちに育てられている。乳や膣を老爺にいじられ確認され、破瓜の儀式を終えれば、順に外に出て行く決まり。だが、儀式を終えたすぐ後に、兵隊が島に乗り込んできて「お前たちは騙されている」と言い放つ。
  • ボルネオの淫神
    -
    1巻330円 (税込)
    甘く湿った島には、花と果実と木と草と苔の匂いが混じり合う風が吹いている……。彼氏とボルネオを旅行した際に、一枚の絵を買った。彼はこの絵のよさが、まったく理解できなかった。けれど私は、なによりもこの絵のとりこになっている。夢の中で絵の世界に入り込み、おぞましい獣人に日夜犯されている。私の体を捧げることと引き換えに、獣人たちはどんな望みでも叶えてくれるのだ。
  • 渋谷ガールズ・サイコ
    -
    1巻330円 (税込)
    夕樹は渋谷のコールガールだ。彼女には特殊な能力がある。身体の一部が触れていれば相手の心が読めるのだ。客たちは、現実では果たせない欲望を心に想い描きながら夕樹を抱いていた。その客は比較的若かった。初心な態度とは裏腹な心に異常なものを感じた。夕樹は彼がサイコキラーだと確信する。
  • パリの舌人形
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    1巻330円 (税込)
    38歳のOLの瑠衣子はパリで日本の男の形をした等身大の人形を買う。それは、人間と見紛うばかりの精巧な造りをしていた。瑠衣子は人形に甘い言葉をささやかれる夢想をしながら、人形の口を吸い、リアルにできた性器を使って人形とセックスをする。夢想はエスカレートし、人形は瑠衣子に際どい命令を下すようになる。エロティックなランジェリー、緊縛……妄想か現実かわからないまま、瑠衣子は人形とのセックスに溺れていく……。

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