平井美智子作品一覧

  • 川柳句集 凌霄花
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    1巻880円 (税込)
    己を信じて、孤高をつらぬく川柳の求道者である著者は、まるで空に向かって高く咲く凌霄花(のうぜんかずら)のように、強くたおやかである。 愛と女、喜怒哀楽、勇気と安心感、ときに諦念や妬心、殺意までのありとあらゆる心の動きや現象を、その研ぎ澄ました感性でするすると十七音に編み上げていく。 時実新子氏に師事し、大阪市生涯学習インストラクターとして活躍中。 《一茎に一花 やっぱり君が好き》 《愛された記憶を探す冬の指》 《返り血は覚悟ゆっくり紅を引く》 《少しずつ忘れきれいになってゆく》 《手を洗う神に許しを乞うように》 《清め塩誰も汚れてなどいない》 《子に頼る父の目尻が濡れている》 《あの世へと続く花火のあとの闇》 《盛大な拍手で送りひとり消す》 《ライオンでありたし今日も明後日も》
  • 川柳作家ベストコレクション 平井美智子
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    1巻880円 (税込)
    川柳とは私がこの世に存在をした証しである。(柳言より)    短詩型文芸界に燦然と輝く、ベスト・オブ・ベスト川柳! 47都道府県から川柳界を代表する最精鋭の第一線作家による柳言と秀句集、圧巻の川柳作家ベストコレクションシリーズ200。 大阪を代表する川柳作家・平井美智子の渾身の作品群! 本書のサブタイトルになっている作品は著者の代表作「一匹の美学 一途に月を追う」。    あっちむいてホイ指は淋しい方を指す 淋しい人の淋しい嘘に貸した耳 抱いていてあげる涙がとまるまで ジワジワと私を襲う液状化 軟らかいもので挟んでおく昨日 眠るには少し足りないお湯の嵩 死にたかったり生きたかったりややこしい

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