吉田敦彦作品一覧

  • オイディプスの謎
    5.0
    ギリシァ悲劇の白眉『オイディプス王』と『コロノスのオイディプス』。作者ソポクレスは二つの物語で深遠な問いを立てる。人間の本性とは何か? 苛烈な運命の下で、人間はいかに生きるべきか? 前五世紀、栄華を誇ったアテネはその後大敗戦、疫病の猖獗を経験する。大国難の中にあっても、人間は高貴なる魂を保持せねばならぬと訴えたのである。(講談社学術文庫)
  • ギリシア神話入門 プロメテウスとオイディプスの謎を解く
    4.5
    古代ギリシア人は、神が定めた運命は不変だと考えた。だがペロポネソス戦争を経て、その思想は変わる。神話と史実を行き来し、オイディプス王、プロメテウス神話が暗示する人類の根源的な人間観に迫る。 ※本文中に〔*〕が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。
  • 世界神話事典 創世神話と英雄伝説
    4.3
    ファンタジーを始め、伝説、おとぎ話といった物語の原点は神話にある。神話をひもとけば、民族や文化のルーツ、人間の心の深層が見えてくる。世界や死の起源、英雄伝説など全世界に共通するテーマにそって神話を紹介
  • 雑学3分間ビジュアル図解シリーズ 日本神話
    3.8
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本神話は、世界のどこの神話と比べても、面白いだけでなく、ユニークでもある。しかもその神話は、日本人のものの考え方や生き方などと、驚くほど深い関係を持っている。また、日本神話には、これからの世界の人々が、自然とも人間同士でも不必要な争いをせずに仲良く共存していくために改めて見直す必要がある、とても大切な知恵が含まれている。さらに、日本神話の中にギリシア神話とよく似た話が出てくる点も興味深い。本書は、日本神話の主な話を見開き1テーマという形でイラストや図を交えて紹介している。平易ではあるが、日本神話の核心部分に迫る内容である。構成は以下の通り。(1)オホクニヌシの成長とスサノヲ、(2)オホクニヌシの国作りとその完成、(3)イザナミと縄文宗教の母神、(4)アマテラスと日本人の心の母、(5)天孫降臨のあとに起こったこと。ギリシア神話に比べて、日本神話は手軽な本が少なく、本書はそのような意味でも画期的な一冊である。
  • 日本神話の源流
    3.7
    太平洋の海洋文化圏、中国・朝鮮半島の遊牧・農耕文化圏、北方狩猟文化圏と接する日本列島。先史時代より、いくつもの波のように日本に到来した人々がいた。我々のルーツはどこなのか。日本神話は、東南アジア地域ばかりか、印欧語族の古神話と、同一の構造を備えていることも明らかになった。日本神話の起源・系統、その全体構造や宗教的意味を、比較神話学で徹底的に解読する。(講談社学術文庫)
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 古事記
    3.6
    1巻748円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古典として時代を超え読み継がれている『古事記』。「八岐大蛇」、「因幡の白兎」など誰もが聞いたことがある物語への興味から、また、「国生み」「天孫降臨」「ヤマトタケルの遠征」など、壮大なスケールで繰り広げられると神々の物語の魅力から、最近では若い層にも人気が広まっている。 「八岐大蛇」や「因幡の白兎」「天の岩屋戸」――うろ覚えでも一度は聞いたことがあるであろう、これらの物語はすべて『古事記』に収められています。またスサノオやアマテラスオオミカミ、ヤマトタケルなどその名前は知っていても詳しくは知らないという人も多いのでは。この世の始まりから神々の誕生、日本の国土の形成、列島の統一、天皇の誕生と歴代天皇の業績など、古事記にはたくさんの「日本のルーツ」が記されています。だからこそとても興味深く感じるのです。人物紹介、相関図や、名場面、地図などの図版により、ビジュアルにわかりやすくした決定版です。
  • 一冊でまるごとわかる北欧神話
    3.5
    それは、はるか彼方の世界の物語―。「ギリシア神話」とともに、文学・美術・演劇・音楽におけるヨーロッパ文化の源流をなす北欧神話。アース族の神々を率いる最高神オージン、凄まじい怪力を持つ雷神トール、ずる賢さでは右に出る者のいない悪神ロキ、超弩級の美男子として名を馳せる豊穣神フレイ、性愛を司る絶世の美女フレイヤなど個性的な神々の活躍と、邪悪な巨人族との戦いを謳う。雄壮豪快な物語の数々をわかりやすく解説!
  • 一冊でまるごとわかるギリシア神話
    3.5
    世界中の思想、芸術、文芸に多大の影響を及ぼしている「ギリシア神話」。 *“やりたい放題に”女神たちに手を出すゼウス *男に抱かれるのを嫌がって「月桂樹」になったニンフ *五十人の子の父となった英雄ヘラクレスと「十二の難業」 *スピンクスの謎とオイディプス王の悲劇 *争いの女神エリスによって引き起こされた「パリスの審判」 *トロヤ戦争と英雄たちの時代の終わり …美しく壮大なギリシア神話を代表する神々の顔ぶれと系譜、世界中で語り継がれる多彩豊富な物語の数々を、わかりやすく解説!
  • 世界神話事典 世界の神々の誕生
    3.0
    各地の神話の共通点と唯一無二の特色はどこにあるのか。日本を始め、ギリシャ・ローマ、エジプトなどの古代神話から、シベリアなどの口伝えで語られてきたものまで、世界の神話を通覧しながら、人類の核心に迫る。

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