橋田壽賀子作品一覧

  • 安楽死で死なせて下さい
    3.8
    死ぬ自由があってもいいじゃないですか。 脚本家の橋田壽賀子さんは、戦争中の体験から、死は自分にとって身近なもので、人生にある種の諦めを感じていたと言います。戦後、自由な時代になり、テレビの人気脚本家として忙しい日々を過ごしている間こそ、そういった考えは遠のいていたそうです。しかし、精一杯生きてきて、一息ついた頃、橋田さんは自らの往生について考えるようになりました。自分はどうやって、死にたいのかと考えた橋田さんの答えは「安楽死」も選択肢のひとつとしてもいいのではないか、というものでした。その考えを、月刊文藝春秋で記事にしたところ、世間から大きな反響がありました。そこで、橋田さんが人生と「安らかに楽に死ぬこと」についての考えをまとめたのがこの一冊です。「文藝春秋読者賞」受賞の問題作の書籍化!
  • 恨みっこなしの老後
    4.0
    誰もが望む、「幸福度」の高い老後はどうすれば手に入るのか――。人間関係や物の始末に悩んで、寿命を縮めるのはもったいない! イヤな頼まれごとを断る術。老いを自覚せず、ミエを張り続けることの危険性。人間関係をスッキリさせるお金の使い方とは……。七転び八起きの末にたどりついた「自分を楽にする」生き方!
  • おしんの心
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    ホームドラマの名手が綴る不器用女の一代記。 30年前に放送され、テレビ史上最高の平均視聴率52.6%を記録した『おしん』は現在も世界中の国々で放送され続けている日本を代表する不朽の名作です。 激動の時代を、辛苦に耐えながら不器用に、そして愚直に生き抜いた「おしん」の生きざまは、著者が歩んだ88年の人生そのもの。 しかし、著者はそんな苦難の日々さえ、懐かしむように笑顔で振り返ってしまいます。 ここでは、「夫婦喧嘩の心得」「嫁姑の賢い距離」「生涯現役の秘訣」「ブスの矜持」…女性が明るく楽しく元気に生きるための知恵を、ホームドラマの第一人者ならではの視点で軽やかに綴ります。 気持ちがちょっと塞いでしまったとき、自分に自信が持てなくなったとき、誰かを信じられなくなったとき、ぜひ本書を開いてみてください。愛くるしいおしんの笑顔が、胸の中で大きく広がることでしょう。
  • 小学館文庫に寄せられた「感動の手記」厳選130 発表「母と私」(小学館文庫)
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    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 どんなときも、いくつになっても、“お母さん”への想いは特別です。2000年6月から9月にかけて「母と私」をテーマに原稿を募集したところ、1749人もの方から作品が寄せられました。どの文面からも、ふだん面と向かってはなかなか言えないお母さんへの想いが溢れていました。本書はそのなかから、橋田壽賀子氏および小学館文庫編集部、「女性セブン」編集部によって選ばれた130点を収載しました。ページをめくるうちに、あなたもお母さんの声が聞きたくなるのではないでしょうか。
  • となりの芝生
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    家のローンを払うため妻知子は働きに出るが、そのことに夫は大不満。母親と組んで知子との間に果てしない戦いが始まる。橋田辛口ドラマの代表作。

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  • 文藝春秋2024年4月号
    NEW
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    ■■■大特集 日本地図から「新しい戦前」を考える■■■ ◎金正恩は習近平に支配されている マイク・ポンペオ ◎なぜ台湾有事が日本の危機なのか 本松敬史 ◎中国軍の侵攻を退ける唯一の方法 李喜明 ◎知能戦・文明戦・死者ゼロで台湾統一をやる 劉明福 ◎世界大乱から二〇二八年の希望へ 中西輝政 ◎尖閣諸島のために戦略的臥薪嘗胆を 垂秀夫 【コロナワクチン 後遺症の真実】 ◎福島雅典 【小説 SMAPと震災の3・11】 ◎鈴木おさむ 【祝 学習院ご卒業】 ◎悠仁さまと愛子さま世代に新しい選択肢を 野田佳彦 ◎愛子さま「就職」を決めた家族会議 友納尚子 ◎プーチン会見録を読み解く 佐藤優 ◎占い師と政治家 中園ミホ  ◎日大病は治らない 和田秀樹 ◎JAXA再挑戦の365日 山根一眞 ◎半導体列島が補助金ラッシュに沸いている 泉谷渉 ◎サム・アルトマンのヤバい革命思想 橘玲 ◎羽田衝突事故の死角 後編 柳田邦男 ◎松本人志はなぜテレビを支配できたか 赤石晋一郎 ◎睡眠障害を克服した「鎌田式7カ条」 鎌田實 ◎師弟対談 佐渡ヶ嶽満宗×琴ノ若傑太 ◎芸術家の兄弟対談 村上隆×村上裕二 ◎中学受験は何のため 高瀬志帆×おおたとしまさ 【連載】 ◎最終回 菊池寛 アンド・カンパニー 鹿島茂 ◎新連載 お笑い社長繁盛記 太田光代 ◎秋元康ロングインタビュー  ◎有働由美子対談 柚月裕子

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  • 渡る世間に鬼千匹
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    人も世も、ただ平穏だけではありえない。いい顔ばかりも、していられない。嫁の勝手に姑のわがまま、亭主の浮気に女房の愚痴……。浮世の大鬼、小鬼、鬼千匹を描き続けて30年。人の情の悲喜こもごもを茶の間に送る放送作家が、ドラマに託しきれない世間の味かげんを綴る、エッセイ集。

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  • 渡る老後に鬼はなし スッキリ旅立つ10の心得
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    「おしん」「渡鬼」など人気テレビドラマの脚本家は91歳、一人暮らしだ。葬儀なし、友なし、子なし、さまざまな因縁を絶つ「後悔なし」の終活宣言である。女学校時代の恋、役者もし、松竹第一号の女性脚本家など波乱の人生も振り返る。

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