ジョン・ウィンダム作品一覧

  • トリフィドの日
    4.3
    緑色の流星雨という珍しい天体ショーに見とれた人々は、みな盲目となった。そのとき有用植物トリフィドの栽培場で働いていたビルは、たまたまトリフィドの毒を持った鞭で目をやられて入院中で、眼帯をかけていたため、盲目をまぬがれた。盲目の人でいっぱいの大都市ロンドン! 追い討ちをかけるように、得体の知れない疫病が発生し、3本足で歩行するトリフィドが次々と脱走して人間を襲いはじめる……イギリスの鬼才SF作家によって1951年に書かれた破滅テーマの傑作SF。

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  • さなぎ
    -
    世界が致命的な大破壊にみまわれてから長い年月がたち、中世的暗黒時代が訪れていた。幼いデイヴィッドが住んでいる村では、激しい労働と原始的な農業によって暮らしが営まれ、人びとは日夜、外からの侵入者におびえていた。なかでも、彼らがもっとも忌み嫌っていたのは、外形上ばかりでなく、普通人以上の能力、テレパシーをもつミュータントだった。そんなある日、デイヴィッドは自分もそうしたミュータントの一人であることを発見した……『トリフィドの日』の作者が未来の人類をリアリスティックに描いた文学的香気の高いSF抒情詩!

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