中井拓志作品一覧

  • レフトハンド
    3.6
    製薬会社の研究室で致死率百%のレフトハンド・ウィルスが漏洩。だが、主任の影山は研究の続行を要請する。受け入れられなければウィルスを垂れ流すと脅しながら。第4回日本ホラー小説大賞長編賞受賞。
  • 獣の夢
    4.3
    1995年、富山県宇尾島市立氷上小学校屋上で6年生の児童23人が起こした「児童死体損壊事件」。メディアによってこの子供たちは「獣」と名づけられ、大論争を巻き起こした。そして、9年後……。
  • ゴースタイズ・ゲート 「世界ノ壊シ方」事件
    3.6
    霊能少女・芙癸の脳機能データを鑑識に導入して捜査を行う、警察庁科警研心理三室。今回、心理三室の研究員・夕季が乗り出したのは、女子中学生が鏡を叩き割り、全身切り刻まれた状態で発見された事件。これと似た女子中学生の不審死は3ヶ月で3人目。さらに被害者たちの中学では、“ある儀式をすれば鏡の裏から「マチコさん」が現れて「世界の壊し方」を教えてくれる”との都市伝説が広まっていた──。霊能鑑識事件簿、待望の続刊!
  • ゴースタイズ・ゲート 「イナイイナイの左腕」事件
    3.7
    警察庁科警研心理三室。ここの目的は、霊能力者とその脳機能パターンを鑑識に導入すること。現場に煙たがられながらも今回、心理三室が投入されたのは、素手で頸部を抉るという人間離れした殺人事件。被害者は、PCに死体画像を山ほど蓄えたネットの心霊動画職人。判明したのは犯人が左利きということだけ。夕季は、いわくつきだが強力な霊能力を持つ少女・芙癸と共に事件を追うことになるが──。霊能鑑識事件簿、ここに開幕。
  • アリス Alice in the right hemisphere
    3.9
    九五年八月、東晃大学医学部の研究棟、通称「瞭命館」で六〇名を超す人間が同時に意識障害を起こす惨事が起こった。しかし、懸命の調査にもかかわらず、事故原因は掴めないままとなった。それから七年――。国立脳科学研究センターに核シェルター級の厳重警戒施設が建造されていた。そこは比室アリスという少女を監視・隔離するためのものだった。世界を簡単に崩壊させる彼女のサヴァン能力とは一体!? 前人未到のスケールで、最先端の脳科学の未来を紐解いた傑作長編。

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