カーラ・コネリー作品一覧

  • 大富豪の婚前契約書
    4.5
    君の時間は僕のもの――それは、甘くてあぶない契約。愛を知らない大富豪との、ちょっと切ないセクシーロマンス。 世界有数の資産を持つ実業家にして誰もが認めるプレイボーイ、アダム・ラクロワ――新しいクライアントとして事務所に現れた彼を前に、弁護士のマディは顔をしかめた。アダムはかつてある事件で関わった因縁の相手だ。そんな人の依頼を受けるなんて、とんでもない話。そもそもどうしてわたしを指名するの? だが妹を親代わりに育てているマディにとって、大口の仕事は必要だ。悩んだすえ、彼女はアダムの依頼を引き受けることにする。ただ、余裕たっぷりなアダムのほほ笑みに、なぜか胸のざわめきを抑えることができずにいた。 ■前作『あなたが私を見つけるまで』で華麗に日本デビューを飾ったカーラ・コネリー。彼女の2作目を早くもお届けいたします! ヒロインは妹の学費を稼ぐため、検事補から弁護士になったマディ。経済的に苦しく嘆いているところにさっそうと登場するのが、超セレブで世界的なプレイボーイのアダムです。二人はかつて、ある事件で知り合い犬猿の仲でしたが、今回はアダムの依頼によって、マディが彼の代理人になることに。アダムの本宅のあるイタリア・ポルトフィーノに連れていかれ……。欧米のセレブたちはこのような遊びをしているのか!と、夢心地になるようなシーンの連続。日常を忘れさせてくれるような、切ないながらも甘くハッピーな物語に酔いしれてください。
  • あなたが私を見つけるまで
    4.2
    世界で一番嫌いなはずの私に、あなたは偽りの愛を囁く――古城を舞台に幕を開けた、波瀾まじりの甘くほろ苦い4日間。 弟の結婚式に参列するためフランスの古城を訪れたヴィクトリアは、タイレル・ブラウンが新婦の友人だったと知り、その場から逃げたくなった。タイレルとは先日、7年前に彼の妻の命を奪った交通事故をめぐり法廷で争ったばかり。ヴィクトリアは加害者の弁護士として、罪悪感を覚えつつも酷い質問を投げ、彼の心の傷をえぐったのだ。その彼とこんな場所で再会するなんて……。だがタイレルは彼女を呼び出し、端整な顔を嫌悪感に歪め不可解なことを言い放った――僕らは城に滞在中、恋に落ちたふりをしなくてはいけないのだと。 ■日本初登場のカーラ・コネリーが、まるで映画を観ているかのような極上ロマンスをお届けします。本作のヒーローとヒロインの出会いは、まさに最悪。法廷で敵対する同士として出会ったのですが、不本意ながらそこでヒロインが彼に投げつけた“ある残酷な質問”のせいで、ヒーローにとって彼女は「世界で一番嫌いな女」となってしまったのです…。そんな二人が偶然にも、フランスの古城で開かれる結婚式で再会。しかもひょんな事情から、惹かれあっているふりまですることに…。それぞれに事情を抱えた者同士の大人の切なさと、キュートで軽快なエロティックさが絶妙に織り交ぜられた1冊。ヒーローも典型的(?)な、気の良い傲慢ワイルドなテキサス男で、いいキャラしています。カーラ・コネリー、担当編集はお気に入り作家の一人となりました。オススメです。

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