筒井ともみ作品一覧

  • いとしい人と、おいしい食卓 「食べる女」のレシピ46
    4.0
    「おいしい食事は細胞を元気にし、五感をくっきりさせてくれる。愛情やセックスについて、自分が何を求めているかもはっきりさせてくれる」――食べることへのプリミティブな希求と、料理についての自由な精神が詰まったエッセイは、食が心も体も、人生も開放し、豊かにすることを教えてくれます。女優たちにもその味にファンの多い筒井さんによる料理レシピも紹介。ササッとつくれてしみじみおいしい恋愛が深まるごはんです。
  • 旅する女
    3.4
    1巻1,463円 (税込)
    個人旅行のコーディネイトを手がけていた集子(あつこ)が死に、依頼中の4人の女が彼女の部屋に集まる。編集者、主婦、学生と、職業はまちまちの4人は、自分に用意された旅にも興味はあったが、集子の自分のための「最後の旅」にも魅かれる。キューバ、ポルトガル、南フランス、インドと、4人は集子が残した資料を受け取り、それぞれの生活に戻ってゆく。集子の死は、残された女たちを自由な旅へと連れ出そうとしていた。
  • 食べる女―決定版―(新潮文庫)
    3.8
    おいしいものを食べているときと、いとしいセックスをしているとき、女は一番幸せになれる。台所で立ったまま生玉子かけごはんをすする自由。深夜のラーメン屋で相席になった男とのラブアフェア。恋人の裏切りを知った後に食べるチーズの官能。逝ってしまった大切な人たちを想いつつ縁先で傾ける日本酒と肴。味覚と心を研ぎ澄まし、人生の酸いも甘いも楽しむ女たちを祝福する、美味なる短編集。
  • もういちど、あなたと食べたい
    3.7
    向田邦子、松田優作、樹木希林、深作欣二、久世光彦、佐野洋子、須賀敦子……かれらと囲んだ味や匂いは、やがて「私」の肉となり血となった。映画「それから」「失楽園」「阿修羅のごとく」等で知られる名脚本家が、端正と流露、闊達と余情に溢れた名文で回想する、芳醇絶佳たる〈おいしい自叙伝〉。

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