福井健策作品一覧

  • 改訂版 著作権とは何か 文化と創造のゆくえ
    4.5
    ネットやSNSの発達で、著作権は芸術家や作家などのクリエイターのみならず、一般ユーザーにとっても身近で必須の知識になった。映像・音楽・出版・ネットなど産業や社会の動向さえ時に左右する著作権とはどんな権利なのだろうか。著作権はどのような場合に生まれ、具体的にどのようなことができ、そもそも何のために存在するのか。本書は、著作権を専門とする弁護士が、その基礎や考え方をシェイクスピア、ディズニー、手塚治虫などの豊富な実例でわかりやすく解説。著作権保護期間など最近の状況を盛り込んだ、ロングセラーの増補版である。
  • 10歳からの著作権
    NEW
    -
    小学校中学年で学ぶ「引用」は著作権を意識する始まりです。また、インターネットから著作権意識も高まっています。本書では著作権という存在を知り、楽しいまんがとわかりやすい解説で自分の持つ権利について学習できるようにします。
  • 18歳の著作権入門
    3.9
    基礎的な知識からデジタル化が揺さぶる創作と著作権の現況まで。著作権を考えることは未来を創造すること! おとなになる前に読みたい、教養としての著作権の話。
  • 誰が「知」を独占するのか ――デジタルアーカイブ戦争
    3.0
    「アーカイブ」とは、従来図書館や博物館が担ってきた、過去の文書や映像・音楽などを収集・公開する仕組み。いわば「知のインフラ」であり、その有効活用によって社会が得られる利益は計り知れない。しかし近年、アーカイブのデジタル化に伴い、これら「情報資産」を巡る国境を越えた覇権争いが激化している。グーグルやアマゾンなどアメリカ発の企業が世界中の情報インフラを掌握しつつある一方で、お粗末極まりないのが日本の現状。本書では世界を巻き込んだ「知の覇権戦争」の最新事情を紹介し、日本独自の情報インフラ整備の必要性を説く。【目次】はじめに/第1章 アーカイブでしのぎを削る欧米/第2章 日本の大規模デジタル化プロジェクトたち/第3章 知のインフラ整備で何が変わるのか/第4章 「ヒト・カネ・著作権」/第5章 最大の障害「孤児作品」/第6章 アーカイブ政策と日本を、どう変えて行くか/あとがき
  • 著作権法50周年に諸外国に学ぶデジタル時代への対応
    -
    本書は2020年9月、オンラインで開催された『著作権法50周年に諸外国の改正動向を考える ~デジタルアーカイブ、拡大集中許諾制度、孤児著作物対策~』【公開コロキウム】の内容を加筆修正してまとめたものです。 1970年に制定された現行著作権法は2020年に50周年を迎えました。この50年間の著作権法を取り巻く最大の環境変化はデジタル化の進展でした。 国際大学GLOCOMでは2020年9月、デジタル化が進む社会の中で現行の著作権法が抱える課題のうち、デジタルアーカイブ、孤児著作物に焦点を当て、オンラインイベント『著作権法50周年に諸外国の改正動向を考える ~デジタルアーカイブ、拡大集中許諾制度、孤児著作物対策~』【公開コロキウム】を開催しました。 著作権法に詳しい国会議員、実務家、研究者を招き、これらの課題の対策として期待される拡大集中許諾制度などについて、欧州、米国、韓国の事例を参考に日本の今後の対応が議論されました。本書は、この「公開コロキウム」の模様をまとめたものですが、書籍化にあたり、発表者に必要な加筆修正を加えてもらいました。 著作権法は2020年の改正に続き、2021年も改正が予定されていますが、こうしたデジタル化の進展に対処する改正はまだ具体化していません。「公開コロキウム」でも指摘された欧米や韓国に対する遅れを取り戻すべく早急な著作権法改正が望まれます。

    試し読み

    フォロー
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    3.7
    著作権って何? どうして必要なの? 自分で本を自炊すると著作権違反になるの? 著作権がないと面白い作品は生まれない? TPPに参加すると著作権はどうなる? デジタル時代に生じる素朴な疑問をめぐって、気鋭の弁護士、福井健策と評論家の岡田斗司夫が対談。話題は電子書籍の自炊から、コンテンツのマネタイズ、国家とプラットホーム、情報と経済の新しいあり方まで、縦横無尽、とんでもないところに飛びまくる! 岡田斗司夫の大胆な発想に、福井弁護士はどう答えるのか!? 本書を読めばデジタル時代の著作権との向き合い方、そして未来が見えてくる。
  • 電子出版、独立作家の執筆・出版手法—日本独立作家同盟 第一回セミナー〈藤井太洋 講演録〉
    完結
    -
    セルフ・パブリッシングから4年で日本SF大賞を手にした作家、藤井太洋の実践的な創作ノウハウを知る一冊 通勤時間にiPhoneで書いたという初めての小説『Gene Mapper』から4年、藤井太洋は『オービタル・クラウド』で2015年日本SF大賞を受賞した! この間、藤井太洋はどのようにして構成力を上げ、筆力を磨いてきたのか。なぜ、iPhone、iPad、Kindle、文庫、単行本、あらゆる形態の本に文章を合わせられるようになったのか。デジタルメディアを使いこなし、セルフ・パブリッシングから商業出版へと進んだ藤井自身が作家志望者に向けて執筆ノウハウを実践的に解説する。(講演日2015年5月16日) 【目次】 第一部 電子出版、独立作家の執筆・出版手法  ご挨拶  執筆/編集  小説を書く前に ピッチ(梗概)を書いてみよう  要素を検討  視点  背景  文体  参考になる書籍  いつ書くか  続けるためのTip  小説の構成  テンプレートではない。パラダイムだ  より実践的に  ポリティカル・コレクトネス  文章力を付けるトレーニング  リーダビリティ:情報量  予感の文を効果的に  リフローで阻害されやすい文  推敲  工学的アプローチ  出版  「本」の4P Product, Price, Promotion and Place  「本」の情報  著者  ジャンルを味方に  広告  ソーシャルと「ホームページ」  プロであろうがなかろうが 第二部 藤井太洋×仲俣暁生×鷹野凌 “独立”を語る  独立作家のプロモーションではホームページが重要  確実に良くするために紙に印刷して赤字を入れよう  ハリウッド映画の三幕構成を試してみよう  好きな作家の作品を筆写してみよう  プロットを紙に書いてみよう  ジャンルを味方にしてみよう  読者が手にする形を意識して、書いてみよう  読んでほしくない人には届けない工夫をしよう  藤井さんの推敲手法を真似してみよう  海外ドラマでプロットを鍛えよう 講演者プロフィール NPO法人日本独立作家同盟について 本冊子は、2015年5月16日に東京・渋谷で開催された日本独立作家同盟 第一回セミナー「電子出版、独立作家の執筆・出版手法」(講演 藤井太洋)をまとめたものです。 【著者】 藤井太洋:作家。1971年生まれ。2012年、電子書籍『Gene Mapper』をセルフパブリッシングして話題に。翌年、増補改訂版『Gene Mapper - full build-』を早川書房より刊行。2014年には『オービタル・クラウド』(早川書房)を発表、第35回日本SF大賞を受賞する。最新作は、個人情報の危機を描く警察小説『ビッグデータ・コネクト』 (文藝春秋)。 仲俣暁生:フリー編集者、文筆家。1964年東京生まれ。『シティロード』『ワイアード日本版』などの編集部を経て、『季刊・本とコンピュータ』に参加(03〜05年は編集長)。同誌終刊後、フリーランスで書籍やウェブサイトの企画・制作・編集にたずさわる。09年に株式会社ボイジャーと出版の未来を考えるWebメディア「マガジン航」を創刊。現在、編集発行人。著書『再起動せよと雑誌はいう』(京阪神エルマガジン社)ほか 鷹野凌:NPO法人日本独立作家同盟理事長。フリーライター。ITmedia eBook USER、ダ・ヴィンチ・ニュース、INTERNET Watch、マガジン航などのWebメディアを中心に、著作権やセルフパブリッシング(自己出版)、電子出版、書評などの記事を数多く執筆。著書『クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本』(インプレス)。ブログ「見て歩く者」: http://www.wildhawkfield.com/
  • 「ネットの自由」VS.著作権~TPPは、終わりの始まりなのか~
    4.3
    日本国内の議論を二分するTPP。現在、先行する参加国間で深刻な対立を招いている分野の代表格が、著作権・特許などの知的財産だということはあまり知られていない。流出した米国政府のTPP知財文書には何が書かれているのか? その「真の狙い」とは? 「新たな立法者=国際プラットフォーム」などの動向も踏まえながら、情報社会における最適なルールメイクのあり方を第一人者が考える。〈TPP知財リーク文書抄訳を公開〉

最近チェックした本