小谷太郎作品一覧

  • 知れば知るほど面白い物理の話
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    「エレベーター落下のとき、着地寸前でジャンプすれば助かるの?」「上向きに変化する変化球は投げられる?」「マイナス300℃の冷凍庫はできる?」などの素朴な疑問から、トンデモ疑問まで。実はできないと思っていたものができたり、できそうなものが絶対無理だったり、物理の法則にもとづいて徹底解明。 ※本書は2017年10月刊行の単行本『図解 ヤバすぎるほど面白い物理の話』を文庫化したものです。
  • なぜ科学者は平気でウソをつくのか
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    ■昨今、ネットではフェイクニュースや誹謗中傷がはびこり その匿名性から真実が見えなくなっています。 いっぽう、科学の世界では論文の精査によって、間違った論拠や改ざんされた画像が見破られてしまいます。 それでも科学の世界に捏造が消えないと著者は主張します。 「捏造を根絶することはできません。しかしだからといって捏造はやり放題というわけでもありません。 捏造は必ず発覚します。捏造された研究成果は自然科学の法則に反するため、 追試は失敗し、他の研究結果と矛盾し、遅かれ早かれ否定されます。 つまり、科学は異物を排除する免疫機構を備えているのです。」 ■科学史というテーマでありながらこの科学が担う免疫機構は社会のウソに一石を投じるはずです。 「登場するのは誘惑に弱い人間で、あつかわれるのは過ちの瞬間です。 彼ら彼女らの叶わなかった夢と野望が社会に波乱を及ぼすさまを、歴史上の事件として記述するのが目的です。」 著者は大学で教鞭をとるかたわら、科学の面白さを一般に広く伝える著作活動をしています そして本書は、撤回された科学論文をできる限り入手し一文一文読み込んでいます 本書に登場する9人の科学者たちの事件を、 社会を騒がせた影響度も含め、☆で評価しています。 この不可思議な科学の世界の光と影は、現代社会の見えない真実への教訓となるのではないでしょうか。 ※本書は2005年7月にdZEROから刊行された 『科学者はなぜウソをつくのか』を改題・加筆・再編集したものです
  • 物理の4大定数 宇宙を支配するc、G、e、h
    3.3
    光速c、重力定数G、電子の電荷の大きさe、プランク定数h。これらの基礎物理定数は日常から宇宙までを支配する法則が数値となったものだ。我々はふだん物理定数など意識せずに暮らしているが、この値が違えば太陽はブラック・ホールと化し、人類は地球にいられず火星に住むハメになり、宇宙の姿は激変する。本書では人類がいかにして4大物理定数を発見したか、そのことでどんな宇宙の謎が解け、またどんな謎が新たに出現したかを解説。相対性理論、宇宙の構造、素粒子や量子力学までわかる画期的な書!
  • 理系の「なぜ?」がわかる本
    3.5
    人気連載、朝日中高生新聞の「ゆるガチ理系ワールド」がついに書籍化!ポップなイラスト図解で、知識ゼロからでも楽しめます。大人は「なるほど!」、子どもは「おもしろい!」と思える内容に、読む手が止まらない。『鋭利に凍らせた「うんこ製ナイフ」で料理を作れる?』『赤、緑、黄、紫、青……、花火の色がどうしてカラフルに?』『誰もが「赤ちゃんかわいい」と思うのは、なぜ?』など。身近な不思議を科学で解き明かします。
  • 宇宙の謎に迫れ!探査機・観測機器61
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    1巻1,650円 (税込)
    宇宙の観測とひと口に言っても様々なものがあります。地球の上空160kmから3万kmを超える範囲の地球周回軌道から宇宙を見つめるもの、月をはじめ、太陽系の惑星に直接向かうもの、高い山の上などの地上から宇宙を見つめるもの、逆に地下深くで宇宙に飛び交う粒子を捕えるものなど、場所も方法も様々です。これらは一体、宇宙の何を調べているのでしょうか。どのようにして何を調べ、それによって宇宙の何がわかるのでしょうか。本書は現在稼働している宇宙の探査機・観測機器の活躍を知ることで、宇宙の謎に迫ろうとする企画です。
  • 宇宙はどこまでわかっているのか
    3.8
    太陽の次に近い恒星プロキシマ・ケンタウリまでは月ロケットで10万年かかるが、これを21年に超短縮するプロジェクトがある!? 土星の表面では常にジェット気流が吹きすさび、海流が轟々うなっている!? 重力波が日本のセンター試験に及ぼしてしまった意外な影響とは!? 元NASA研究員の著者が、最先端の宇宙ニュースの中でもとくに知的好奇心を刺激するものをどこよりもわかりやすく解説。現在、人類が把握できている宇宙とはどんな姿なのか、宇宙学の最前線が3時間でざっくりわかる。
  • 科学の世界のスケール感をつかむ
    4.5
    1巻1,210円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 もしも地球がメロンの大きさだったら、月はそのメロンから4メートル離れたところを周回する直径3.5センチの卵です。水星は?金星は?太陽はどのくらいの大きさ?そして地球からはどれくらい離れているのでしょうか。太陽系を一枚の紙に描いたイメージが擦り込まれてる人も多いと思いますが、実際のスケール感はそれとはほど遠いものになります。本書では、極大から極小まで、科学の世界の途方もないスケール感を、身近なものに例えることでつかんでいきます。
  • ゾンビ 対 数学 ―数学なしでは生き残れない
    4.0
    数学の知識なしでは生き残れない! 命がけで微積分が無理なく身につく,実用サバイバルホラー小説。 主人公クライグ・ウィリアムズ教授は,数学の授業中に,学生がゾンビ化して教室を襲うという事態に出くわす。未知のウイルス感染により,キャンパス内で狂暴なゾンビと化す学生や教員たち。クライグたちは数学を駆使し,あの手この手で生き残りを賭けるのだった。 巻末にすばやく微積分を復習できる便利な付録「エリーとコナーの微積分入門」もついて,お得な1冊になっています。
  • 言ってはいけない宇宙論 物理学7大タブー
    3.0
    2002年小柴昌俊氏(ニュートリノ観測)、15年梶田隆章氏(ニュートリノ振動発見)と2つのノーベル物理学賞に寄与した素粒子実験装置カミオカンデが、実は当初の目的「陽子崩壊の観測」を果たせていないのはなぜか? また謎の宇宙物質ダーク・マターとダーク・エネルギーの発見は人類が宇宙を5%しか理解していないと示したが、こうした謎の存在を生むアインシュタインの重力方程式は正しいのか? 本書では元NASA研究員の著者が物理学の7大論争をやさしく解説、“宇宙の今”が楽しくわかる。
  • 知れば知るほど面白い宇宙の謎 たとえばビッグ・バン以前、宇宙に何があったのか?
    -
    ビッグバン以前、宇宙に何があったのか?そもそも宇宙に「果て」はあるのか?このまま「膨張」し続けるのか?最期に宇宙はどうなるか?――科学の進んだ現代にあっても、「宇宙の95%は正体不明」と言われています。この謎多き宇宙について、元NASA研究員の小谷先生が、最新の宇宙科学の成果を踏まえ、わかりやすく解説します。「宇宙誕生」から、膨張をし続ける銀河、太陽がたどる運命、深遠なブラック・ホールの世界、暗黒物質、そして「宇宙の最期」……知りたいことがズバリわかる本!
  • 物理学、まだこんなに謎がある
    3.7
    1巻1,320円 (税込)
    ニュートン力学では、月とりんごの運動が解明されました。アインシュタインの相対性理論では、宇宙の果てや宇宙の始まりの話ができるようになりました。そして量子力学では原子や電子や分子などのミクロの世界が解き明かされてきています。でもちょっと待ってください。科学の発展は目覚ましく、多くの謎が解明されていることも事実ですが、本当はまだまだわかっていないことがたくさんあるのです。本書はそこにスポットをあてて、だからこそおもしろい科学の世界を語ります。
  • 数式なしでわかる相対性理論
    2.5
    時間と空間の概念、そして宇宙のとらえ方を一変させた、現代物理学の原点ともいうべき相対性理論が、数式を使わないやさしい解説と図解でサクサクわかる。物理は大の苦手という文系の方にも読んでほしい1冊。
  • 理系あるある
    3.6
    「ナンバープレートの4桁が素数だと嬉しくなる」「花火を見れば炎色反応について語りだす」「揺れを感じると震源までの距離を計算し始める」「液体窒素でバナナを凍らせる」……。本書では理系の人なら身に覚えのある(そして文系の人は不可解な顔をする)「あるある」な行動や習性を蒐集し、その背後の科学的論理をやさしく解説。ベッセル関数、ポアソン確率、ガウス分布、ダーク・マターなど科学の知識が身につき、謎多き理系の人々への親しみが増す一冊。
  • 身のまわりの科学の法則
    4.0
    高校までで習う「科学の法則」をピックアップし、それが身のまわりや日々の暮らしの中で役立っている例をあげ、その法則がどのように作用しているかを図解で解説。科学の法則が身近に感じられるようになる本。
  • 科学者たちはなにを考えてきたか : 見えてくる科学の歴史
    -
    さかのぼること2000年。古代ギリシャの時代から、現在に至るまで、科学と科学者はどのような物語をつむいできたのでしょうか。それぞれの時代にさまざまなことが考えられ、パラダイムを形成し、失敗を繰り返しながらも連綿と続いてきた「科学のストーリー」は、時に甘美で時に苦しく、現代に生きる私たちを惹きつけます。「生物学者としてのアリストテレス」など、意外(?)なことを知ることも本書の魅力の一つです。
  • 私立時計ヶ丘高校タイムトラベル部
    3.4
    テーマは人類永遠の夢「タイムトラベル」。主人公である高校生4人組がこの「タイムマシン」を作ろうと奔走する中で、「相対性理論」や「素粒子理論(ニュートリノなど)」、「量子力学」など人気の物理学テーマを学びます。誰もが気になるテーマを通して最先端物理がわかる!
  • サイエンスジョーク 笑えたあなたは理系脳
    3.3
    1巻1,100円 (税込)
    ジョークは、高度に論理的であればあるほど面白い。 理系脳の営みから生まれる呻吟、感動、奇行が爆笑中枢を一撃! 【こんな人におすすめ】 ●理系の彼/彼女が理解できない文系女子/男子 ●理系部下/上司を扱いあぐねている文系上司/部下 ●息抜きしたい理系大学生/院生 ●最近物理や数学の教科書を開いていない理系OB/OG ●理系に進みたい高校生/予備校生 著者による「動くまえがき」とジョーク解説

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  • 人類を変えた 科学の大発見
    値引きあり
    4.0
    科学史上の大発見は、この社会を変革し、私たちの生活や世界の見方に大きな影響を与えてきました。本書では、物理分野からニュートンの万有引力、アインシュタインの相対性理論、X線の発見、生物分野からはダーウィンの進化論、ウイルスの発見、DNAの発見、化学分野からはリンの発見、キューリー夫人のラジウムの発見、天文分野からは天王星の発見、ビックバンの発見、そして医学分野からは、麻酔の発見、血液型の発見、ペニシリンの発見など各分野から32項目の大発見を取り上げます。そこには、科学者たちを見舞った栄光と悲運の数々のドラマが満ち溢れています。
  • 宇宙の謎が手に取るようにわかる本
    4.0
    人類が夜空を見上げて思索にふけるようになって以来、何千世代にもわたって繰り返し問われてきたこうした疑問が人類に望遠鏡を発明させ、宇宙を観測する手段を開発させ、科学を進歩させてきました。この本では、宇宙がどうなっているかという古来の疑問に最新科学がどう答えるかを、美しいカラー天体写真を豊富に使ってお見せします。最先端の観測装置によって得られた資料と写真をふんだんに使い、宇宙の正体とは?という疑問に視覚的に答えていきます。
  • 宇宙一わかりやすい相対性理論 図解イラスト超入門
    3.0
    1巻1,232円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 特殊相対論から一般相対論まで、盛りだくさんの内容ながら、難解な数式は一切なし! 時間と空間の概念、そして宇宙のとらえ方を一変させた、現代物理学の原点ともいうべき理論が、クイズと図解イラストでサクサクわかる。 物理は大の苦手という「根っからの文系」の方にも読んでほしい、ガリレオもアインシュタインもびっくりの一冊!

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