天外伺朗作品一覧

  • 「日本一労働時間が短い“超ホワイト企業”は利益率業界一!」山田昭男のリーダー学
    5.0
    ユニークの経営方法で成功している経営者を紹介するシリーズ第2弾。今回は『カンブリア宮殿』や『日本で一番大切にしたい会社』に取り上げられビジネスパーソンにはおなじみの、部品製造業の会社「未来工業」創業者・山田昭男氏が主役。セミナーにおける講義や討論の言葉を再現することにより、まるで山田氏の私塾に参加しているかのようなライブ感と、成功の秘密の謎解きを楽しみながら、リーダー山田昭男の本質に迫る。
  • 「教えないから人が育つ」横田英毅のリーダー学
    4.5
    「ネッツトヨタ南国」を強い企業体質に育てあげ、リーマンショック直後の苦戦を続けていた自動車業界の中で1社だけ売上を伸ばし、突出した業績を上げて人々を驚かせた、経営者・横田英毅氏。この本では、横田氏の発言や討論をそのまま再現することにより、まるで横田氏の私塾に参加しているようなライブ感と、謎解きのプロセスを楽しみながら、リーダー「横田英毅」の本質に迫っていく。
  • 「生きる力」の強い子を育てる
    4.3
    人間性教育学シリーズ! 誰の目から見ても“いい子”は、本当は非常に危うい。 学歴や学業成績が人生を決める時代は終わった。 ソニーの上席常務として、かず多くの“エリート”たちの盛衰を見つめてきた著者による、子どもの内なる力を引き出す、新しい教育のためのヒント。
  • 「自己否定感」怖れと不安からの解放
    4.0
    【内容】 人間は「自己否定感」を刺激されたときに最もエネルギーを発揮する生き物です。 「自己否定感」というのは、世の中ではとんでもない悪役にされていますが、じつは努力、頑張り、向上意欲などの源泉でもあります。 経済が大きく成長し、文明が素晴らしく発展してきたのも、「自己否定感」を社会の推進力に使ってきたためです。 こうして、人類社会は、過去数千年間にわたって「自己否定感」に秘かに支配されてきました。 しかしながら、いままさに、人類はそこから卒業しようとしています。 人類全体に、ひとつの意識の変容の大きな波が押し寄せてきているのです。 本書は、そうした背景の中で、人生を豊かにするために必要な「希望の光と指針」を見出す案内書となるはずです。 【目次】 第1章 社会の上層部の人ほど「自己否定感」は強い? 第2章 キリスト教の「原罪」と人類共通のもの 第3章 心の奥底に巣くうモンスターたち 第4章 あらゆる争いの源にあるもの 第5章 「怖れと不安」を刺激する社会 第6章 大企業で起きた「シャドーの投影」 第7章 天外が講演中に泣いた日 第8章 「蝶」が飛んでいる「安心・安全の場」 第9章 「怖れ」がなくなると計画や目標もいらない? 第10章 人類の目覚め 第11章 これからの日本が進む道 【著者】 天外伺朗(テンゲシロウ) 工学博士(東北大学)、名誉博士(エジンバラ大学)。1964年、東京工業大学電子工学科卒業後、42年間ソニーに勤務。 上席常務を経て、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス 研究所(株)所長兼社長などを歴任。 現在、「ホロトロピック・ネットワーク」を主宰、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導。 また「天外塾」という企業経営者のためのセミナーを開いている。 さらに2014年より「社員の幸せ、働きがい、社会貢献を大切にする企業」を発掘し、表彰するための「ホワイト企業大賞」も主宰している。 著書に『実存的変容』、『「ティール時代」の子育ての秘密』、『「人類の目覚め」へのガイドブック』、 『ザ・メンタルモデル』(由佐美加子・共著)、『自然経営』(武井浩三・共著)など多数。
  • 「ティール時代」の子育ての秘密 あなたが輝き、子どももより輝くための12章
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    『「子育ての最大のコツは何ですか」?と聞かれたら、私は迷わずにこう答えます。 「まず、自分自身が育つことですよ! 」 ほとんどの人が「えっ! 」と驚かれます。 「子育てのコツ」といえば、普通は自分が子どもに対してどういう態度をとるか、どういう言い方をするか、などといったノウハウを指します。 それに関する本は山ほど出ています。もちろん、その一つひとつのアドバイスは貴重であり、とても有効だと思います。 しかしながら、それらをはるかに超えて、一般には知られていない、とても大切な秘密があります。 「親や先生が、子どもを教育しよう、子どもを変えようと、子どもに向けていた視線を、自分の内面に向けた時、子どもは、はるかに光り輝いてきます」(まえがきより) 人の意識が大きく変わり、人々の内面の変容が起こりつつあるこれからのティールの時代にふさわしい子育てのコツとは。まったく新しい時代に入った現在、「今の時代、子どもはあなたと同じように育ってはいけない! 」と、「ティール時代」の子育ての秘密について解説。 親であるあなたが育ち、子どもも一層光り輝きよく育つという魔法の書! 著者について 天外 伺朗(てんげ・しろう) 工学博士(東北大学)、名誉博士(エジンバラ大学)。1964年、東京工業大学電子工学科卒業後、42年間ソニーに勤務。上席常務を経て、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス研究所(株)所長兼社長などを歴任。現在、ホロトロピック・ネットワークを主宰、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導し、また「天外塾」という企業経営者のためのセミナーを開いている。著書に、『「人類の目覚め」へのガイドブック』『実存的変容』、『ザ・メンタルモデル』(由佐美加子・共著)、『自然経営』(武井浩三・共著)、『幸福学×経営学』(小森谷浩志・前野隆司・共著)、『人間性尊重型 大家族主義経営』(西泰宏・共著)『無分別智医療の時代へ』(いずれも内外出版社)など多数。
  • 自然経営 ダイヤモンドメディアが開拓した次世代ティール組織
    4.0
    会社は生命体――。だから、進化し続ける。 固定化されたヒエラルキー型の組織運営から、自然の摂理に則った「自然経営」へ。 これからの自律した組織のつくり方。 日本でどこよりも早くティール型組織を構築した「ダイヤモンドメディア」創業者・武井浩三氏と、元ソニー天外伺朗氏による、「ティール組織」の実践編! 1章 武井塾のイントロダクション 2章 理念も事業計画もない生命体的な会社 ダイヤモンドメディアという会社 上司部下なく会社の情報はすべてオープン 3章 ダイヤモンドメディアではカオスが常態 組織を生き物としてデザインする 組織づくりと街づくりの共通点 ほか 4章 ポリモルフィックネットワーク(多形構造)を武井浩三が目指す 転職をサポートする「Tonashiba」 役割を固定させない ほか 5章 組織の自浄作用 責任を追及してもわからない組織 人それぞれのメンタリティに合わせて 6章 自己組織化の三要素 経営者という立場を必要としない組織 7章 権力の流動性。でも残存パワーがうっとうしい! 会社とは何か、法人とは何か 自分ごとになるためには情報の透明性が必要 ほか 8章 日本流のティールを皆で開拓しよう! 見える化する メンタルモデルとティールの関係性 ほか 9章 メンタルモデルごとに「ティール組織」が異なる トップダウンかボトムアップか ティールにもさまざまなスタイルがある ほか 10章 給料をどう決めるのか? 雇用とアウトソースについて 給与の決め方について ほか 11章 給料をオープンにする。大切だがなかなかでき難い! 給与を公開できる会社、できない会社 人事評価について ほか 12章 給料バブルから多くを学んだ 給与バブルをなくすために 給与制度のガイドライン 13章 給料決定に必要な心理的配慮 給与が下がることについて 業務委託料について ほか 14章 意識やパラダイムより、組織の構造・環境を変える ティール的な給与の考え方 給与をオープンにすると ほか 15章 情報公開のセオリーと実務 理念で混乱する現場 社長の給与も公開するのか 負債も分散するのか ほか 16章 個人の意識の成長・発達とティール組織 実存的変容を起こすと運がよくなる 17章 開放性のキーは「1on1」と「人だまりスペース」 情報の透明性が最も重要 ダイヤモンドメディアの1on1の実際 ほか 18章 言語化すると失われるものがある! 目に見えないものは言語化できない 19章 新規ビジネスが自然に立ち上がる! ティール組織だと新規事業が自然発生的に生まれる 情報の共有の仕方 20章 「権力」は構造が与える力。それをなくす! 年功序列の考え方について 決済権と人事権という権力 ほか 21章 会社の内と外の境界を淡くする これからの資金調達のあり方 ティール組織になるためのプロセス ほか 22章 次世代の会社を現行法のなかで実現する! 権力を無効化するために 責任の所在について ほか
  • ザ・メンタルモデル 痛みの分離から統合へ向かう人の進化のテクノロジー
    4.0
    【内容紹介】 本当の自分を知る。 そして、ありのままで生きる。 その美しさに目覚めてほしい――。 【本当の自分に出会い、ありのままに生きるための技術。それがメンタルモデル】 メンタルモデルとは、 由佐美加子氏が1000人を超えるセッションを通して得られた、人間がその生き方を制御しているプログラムのこと。 メンタルモデルは4つあり、どれかひとつに誰もが当てはまると言います。 4つの「メンタルモデル」とは――。 A 価値なしモデル「私には価値がない」 B 愛なしモデル「私は愛されない」 C ひとりぼっちモデル「私は所詮ひとりぼっちだ」 D 欠陥欠損モデル「私には何かが決定的に欠けている」 このメンタルモデルを理解できると、 この人生であなたがどんな世界をもたらしたいのか、という願いや使命が見えてきて、 ありのままに生き、その喜びの中で生きられると言います。 では、どのようにメンタルモデルを見つけるのでしょうか。 それは、心の奥にある「本当の痛み」を見つめること。それに気づくことだけです。 じつは、人間は、この「本当の痛み」を感じないよう、その痛みを「克服」しようと仕事に打ち込んだり、あるいは「逃避」したりして、人生を費やしています。 しかし、いくら克服しようとしても逃避しようとしても、「なんだかうまくいかないな」「同じところでつまずくな」といった「不本意な現実」は、あなたに次々に訪れます。 この痛みを回避せずに感じることで、自身のメンタルモデルを理解し、「自分が本当に求めていたもの」に気づき、人生のミッションを実現させるために、あるがままに生きることができる、と言います。 本書は、このメンタルモデルを発見していく実際のセッションを紹介する第1部と、第2部では、由佐美加子氏・天外伺朗氏による、メンタルモデルの解説とその見つけ方のほか、2人のライフ・タペストリー(人生の物語)を通して、メンタルモデルの理解をさらに深められる内容になっています。 自分を発見し、これからの新しい生き方のヒントになる「メンタルモデル」。あなたの大切なパートナーやビジネスのマネジメントの現場でも活かせる、人間理解を深めてくれる内容です。
  • 人間性尊重型大家族主義経営
    4.0
    本書は、徳島県のナット製造販売「西精工」の経営を紹介したビジネス書。 西精工は、高品質で高精度、極小の「ファインパーツ」を製造販売するメーカーで、「日本経営品質賞」「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」「ホワイト企業大賞」など、数々の経営賞も受賞している超優良企業です。 本書は、この会社を率いる西泰宏社長のマネジメント「大家族主義」の秘密に迫った初めての著書です。 この「大家族主義経営」について、「基礎編」として、元ソニーの上席常務で経営塾を主宰されている天外伺朗氏が、かつてソニーを筆頭に盛隆を極めた日本型経営から、西精工の家族主義につながる系譜について、今話題の「ティール型組織」を交えて解説します。 後半は、「実践編」として、西精工を率いる西泰宏社長が、幼少の頃から現在に至るまで、飛躍を遂げる西精工の家族主義経営について、あますところなく語り尽くしています。 ビジネス環境が目まぐるしく変わっていく中、何を大切にし、何を目指していけばいいのか、混迷の時代を生き残る経営のヒントが、数多く詰まっている書籍です。
  • 幸福学×経営学 次世代日本型組織が世界を変える
    3.8
    はじめに 1章 幸福学が経営を変える 第1節 なぜ幸福を研究するのか ■SNSで“炎上”した、幸福に関するひとつの質問 ■「それ、何の役に立つの?」――科学技術の進歩に疑念 ■幸せの姿は多様でも、幸せに至るメカニズムは共通 第2節 知っておくべき幸福学の基本 ■幸せの定義 ■幸せを測る ■何が人を幸せにするのか――地位財と非地位財、フォーカシング・イリュージョン 第3節 幸福になるメカニズム――幸せは4つの因子から ■因子分析とは何か ■やってみよう!ありがとう!なんとかなる!ありのままに! ■大切なのはバランスと全体 第4節 社員を幸福にする「ホワイト企業」の秘密とは ■働く人の幸せこそ企業や社会の成長の源泉 ■ESは時代遅れ!?業績は社員幸福度に比例する ■やりがいという“幸せの青い鳥”を探して ■いきいき、のびのび、すくすく――ホワイト企業の3つの因子 ■ホワイト企業はブラック企業よりも儲かるのか 2章 働く人の幸せを追求する ホワイト企業大賞受賞企業の物語 ■西精工株式会社(徳島県徳島市) 社員の幸せを追求した大家族主義的経営で 「人生最後の日まで出社したい」と思われる会社に ■ぜんち共済株式会社(東京都千代田区) 「社長はいてもいなくても同じ」と言われるほどの オープンでフラットな風通し経営 ■有限会社アップライジング(栃木県宇都宮市) 「人の成長が何よりうれしい」 会社は家族に誇れる人間力大学校 ■ダイヤモンドメディア株式会社(東京都港区) 人が本来持つ力を引き出す 上司も部下も理念もないホラクラシー経営 3章 これまでの経営学 これからの経営学 第1節 経営学とはどんな学問か ■経営学の出発点 「テーラーイズム」 ■経営学の系譜 ■経営学が生んだ3つの病 第2節 これからの経営学はどこに ■存在を掘り下げる経営 ■利を追わない経営 ■苦悩を味わう経営 ■これからの経営学に向けた4つのヒント 4章 ホワイト企業への道 ――The White Company Way 第1節 ホワイト企業とは ■ホワイト企業大賞の発足 ■ホワイト企業を目指して歩き続けるために 第2節 日本型経営の再発見 ■自由闊達だったソニーがアメリカ流合理主義的経営で凋落するまで ■フロー経営を生んだ日本型経営 ■日本型経営の本質をとらえたアベグレン ■日本独自の経営を探求し、世界をリードしていく 第3節 ホワイト企業大賞の概要 ■ホワイト企業への道をともに歩む、ホワイト企業大賞の活動 ■第1回から4回までのホワイト企業大賞 表彰企業 むすび
  • 「ティール組織」の源(ソース)へのいざない 組織の進化への旅路をつむぐ
    3.5
    【内容】 次世代型の新しい組織運営として注目を集める「ティール組織」。 本書はそのブームの先駆けとなった『ティール組織』(英治出版)の解説を務め、 日本のティール組織研究の第一人者でもある嘉村賢州氏を講師に、 元ソニー上席常務の天外伺朗氏が主宰する経営者向けのセミナー「天外塾」で開催された3回のセミナーの実録を中心に、大きく時代が変化していく、この「ティール時代」を深掘りしています。 「ティール」というのは、決して企業経営の方法論ではなく、 「人類の目覚め」とも呼べる個々の意識の変容に基づく「世界観」の大きな転換です。 『ティール組織』の著者F・ラルー氏がこの世界観をどうとらえているかを探り、 そのフィロソフィーを把握することが大切でしょう。 その上で、より実務的な観点で、日本の文化に合った「ティール経営」のあり方を探っていきます。 【著者について】 嘉村 賢州(かむら・けんしゅう) 場づくりの専門集団NPO法人「場とつながりラボhome's vi」代表理事、東京工業大学リーダーシップ教育院特任准教授、『ティール組織』(英治出版)解説者、コクリ! プロジェクト ディレクター(研究・実証実験)。集団から大規模組織にいたるまで、人が集うときに生まれる対立・しがらみを化学反応に変えるための知恵を研究・実践。研究領域は紛争解決の技術、心理学、先住民の教えなど多岐にわたり、国内外を問わず研究を続けている。実践現場は、まちづくりや教育などの非営利分野や、営利組織における組織開発やイノベーション支援など、分野を問わず展開し、ファシリテーターとして年に100回以上のワークショップを行っている 天外 伺朗(てんげ・しろう) 工学博士(東北大学)、名誉博士(エジンバラ大学)。1964年、東京工業大学電子工学科卒業後、42年間ソニーに勤務。上席常務を経て、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス研究所(株)所長兼社長などを歴任。現在、ホロトロピック・ネットワークを主宰、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導し、また「天外塾」という企業経営者のためのセミナーを開いている。著書に、『「ティール時代」の子育ての秘密』『「人類の目覚め」へのガイドブック』『実存的変容』、『ザ・メンタルモデル』(由佐美加子・共著)など多数。
  • 「正義と悪」という幻想
    -
    1巻1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容】 ウクライナ戦乱を受けての緊急出版! 大企業の役員を経たのち、長年にわたって経営塾を運営しながら、「聖なるパイプ」を拝領したインディアンの長老としても活動する天外伺朗氏。縦横無尽に広がる天外氏の感性が望むのは、真の世界平和であり、「平和の守り手」たちの登場です。 長老として日本中に伝えたい書き下ろしのメッセージ。 人はなぜ戦うのか? なぜ争いはなくならないのか? [本文より] 人類社会が進化してくると、「武力行使」が通用しなくなる時代が始まる……長老としての私は信じています。その時代が来たかどうかは、条約や憲章のように人が決めたものではなく、ちょっと怪しくなりますが(長老なので 笑)、「宇宙の流れ(運命の法則)」として表現されると思っています。 「武力行使」に走る人は、それなりにのっぴきならない理由を抱えていると思います。そうすると、「正義の旗」を掲げ、人がつくった条約や憲章などは平気で破って実行に移すでしょう。飛んでくるミサイルや砲弾に向かって「条約違反だぞっ! 」と叫んでも虚しいばかりです。条約や憲章の抑止効果は、あまり高くはありません。 でも、時代が進むと、いかなる理由があろうとも、いかに「正義の旗」を掲げようと、「武力行使」を宇宙がサポートしなくなるというのが長老的な発想です。何となく運が悪くなり、すべてが裏目に出て、「武力行使」をしたサイドにとって不本意な結果に終わる……というパターンです。 それを「天罰が下った」「神の采配だ」と言う人がいますが、私はそうは解釈しておりません。むしろ、人類全体の集合的無意識(脚注:人類は、心の深いところ“無意識"で、全員つながっている、というユングの仮説)の進化が「宇宙の流れ」を決めており、時代とともに時々刻々と変化していると思っております。これは何ら根拠があるわけではなく、長老の直観です。 【目次】 序章:「聖なるパイプ」の祈り 1.「正義と悪」のパターンにはまる 2.「嫌悪感」の源とは? 3. 「自己否定感」が戦いの源になるメカニズム 4.人生の推進力:「戦う力」と「融和力」 5.「宇宙の流れ」:人々の運命がこれで決まる! 6.「宇宙の流れ」:「神」の領域と「人間」の領域 7.事件を解釈するためにストーリーが捏造される 8.自らの信念を補強するストーリーを体中に貼り付けた「蓑虫」 9.「武力行使」は「正義」の仮面をつけて 10.自らを「悪」と認識している「悪」はいない! 11.「正義」は「残酷」の源 12.「融和力」を発揮する「平和の守り手」 【著者】 天外伺朗(てんげ しろう) 工学博士(東北大学)、名誉博士(エジンバラ大学)。 1964年、東京工業大学電子工学科卒業後、42年間ソニーに勤務。上席常務を経て、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス 研究所(株)所長兼社長などを歴任。 現在、「ホロトロピック・ネットワーク」を主宰、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導。 また「天外塾」という企業経営者のためのセミナーを開いている。 さらに2014年より「社員の幸せ、働きがい、社会貢献を大切にする企業」を発掘し、表彰するための「ホワイト企業大賞」も主宰している。 著書に『「ティール時代」の子育ての秘密』『「人類の目覚め」へのガイドブック』『実存的変容』『ザ・メンタルモデル』(由佐美加子・共著)『自然経営』(武井浩三・共著)『幸福学×経営学』(小森谷浩志・前野隆司・共著)『人間性尊重型 大家族主義経営』(西泰宏・共著)『無分別智医療の時代へ』『「自己否定感」』『「融和力」』(いずれも小社刊)など多数。 2021年の夏、これからの生き方や在り方、暮らし方をみんなで学ぶオンラインサロン「salon de TENGE」をスタートした。
  • 「融和力」混沌のなかでしっかりと坐る
    -
    【内容】 人類社会は、何千年というタイムスパンで、「戦う力」を社会の推進力とし、個人が生きるうえでのエネルギー源にしてきました。 しかし、これからの未来を考えるとき、もはや「軍事力」や「経済力」の時代でないことがわかります。 「融和力」こそが必要とされるのです。 「融和力」が強くなると、人間関係が良くなるだけでなく、とても厳しい状況に遭遇しても、慌てふためいたり、不安になったりしません。そして常に、とらわれず、揺らがない心を保つことができます。 これから人類は「争い」と「分離」の社会から脱して、「平和」と「融和」の社会を築いていかなければなりません。 本書は、そうした背景の中で、日本が世界平和をリードする日のために天外伺朗が書き下ろした渾身のシナリオです。 【目次】 第1章「平和の守り手」の物語り 第2章「戦士」の物語り 第3章「人間性教育学」の物語り 第4章「フロー教育」の物語り 第5章 バース(誕生の)トラウマ 第6章「大脳新皮質シンドローム」 第7章 シャドーのモンスター 第8章 無条件の愛・無条件の受容 第9章 世界平和へのシナリオ 【著者】 天外伺朗(テンゲシロウ) 工学博士(東北大学)、名誉博士(エジンバラ大学)。 1964年、東京工業大学電子工学科卒業後、42年間ソニーに勤務。 上席常務を経て、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス 研究所(株)所長兼社長などを歴任。現在、「ホロトロピック・ネットワーク」を主宰、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導。 また「天外塾」という企業経営者のためのセミナーを開いている。さらに2014年より「社員の幸せ、働きがい、社会貢献を大切にする企業」を発掘し、表彰するための「ホワイト企業大賞」も主宰している。 著書に『「ティール時代」の子育ての秘密』、『「人類の目覚め」へのガイドブック』、『実存的変容』、『ザ・メンタルモデル』(由佐美加子・共著)、『自然経営』(武井浩三・共著)、『幸福学×経営学』(小森谷浩志・前野隆司・共著)、『人間性尊重型 大家族主義経営』(西泰宏・共著)、「無分別智医療の時代へ」『「自己否定感」』(いずれも小社刊)など多数。 2021年の夏、これからの生き方や在り方、暮らし方をみんなで学ぶオンラインサロン「salon de TENGE」をスタートした。
  • 「人類の目覚め」へのガイドブック 「実存的変容」に向かう小さな一歩を踏み出そう
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    まえがき 第1部 日常生活の中でのちょっとした気付き、小さな一歩 1章「いいも悪いもないですよ!」 2章「自己否定」の無限ループ 3章「怖れと不安」狂詩曲 4章「正義と悪」のパターン化 5章「コントロール願望」を自覚する 6章 失敗がなくなる「魔法の祈り」 7章 計画や目標を捨ててみよう! 8章 無責任のススメ 9章「自分軸」を取り戻す! 10章 恋愛の深層構造をひも解く 第2部 少し本格的な修行をしてみよう! 11章 鳥の瞑想 12章「天敵」が消える魔法の瞑想 13章 親殺しの瞑想 14章 メンタルモデル瞑想 あなたのメンタルモデルを探るアンケート 15章 天外塾の概要 むすび 巻末資料1:人間の意識の成長・発達のサイクル 巻末資料2:「実存的変容」が深まった人の特徴
  • 実存的変容 人類が目覚め「ティールの時代」が来る
    -
    今、明治維新と第二次世界大戦の敗戦後に匹敵するパラダイムシフトが起こりつつある。 このふたつの変化は、外側から引き起こされた外部要因のパラダイムシフトだったが、 いま、私たちが直面している大変容は、内部要因、つまり、個人の意識の変容だ。 自律分散型の新しい組織運営、企業経営が生まれ始めている今、 これからやってくる「ティールの時代」には、そのような経営者、 リーダーたちの個人の意識の変容、「実存的変容」が求められている。 フレデリック・ラルー『ティール組織』で触れられる、 個人の意識の成長・変容についての記述について、より深く探究し、 ティール組織へと至る道筋に迫った、経営者・リーダー層の必読書。 人類が生まれ変わり、そして、経営も生まれ変わる。 経営者の「メンタルモデル」別のティール組織の様相など、 これまでの経営の常識をはるかに超える、次世代の組織運営の地平を拓く予言の書! 『ザ・メンタルモデル』(由佐美加子・天外伺朗共著)、『自然経営』(武井浩三・天外伺朗共著)に続く、 人と組織の進化を探究する天外伺朗の三部作、完結編! 巻頭言1 ティール組織への旅路を始めるすべての人に届けたい(嘉村賢州) 巻頭言2 私の「実存的変容」(武井浩三) 巻頭言3 なぜ今、集合的な「実存的変容」が急務なのか(由佐美加子) まえがき 1章 F・ラルーによる「実存的変容」の記述 2章 癌 が自然に消える「実存的変容」 ソニー時代にチクセントミハイの「フロー理論」に出会う フロー理論と実存的変容 3章 無意識に潜むモンスターたち 自我(エゴ)とは シャドーの投影 シャドーによる「戦いのエネルギー」 「戦いの人生」 「実存的変容」を深層心理学的な視点から解説する アーティストたちの「実存的変容」 世の中全体が「実存的変容」に向かっている 旧来型のオレンジ型運営から変容できない大企業 グリーンの組織でも鎧をまとっている 「死の恐怖」を味わうと「実存的変容」を起こしやすい理由 4章 「 実存的変容」への道のり 意識の階層構造の是非 意識の成長・発達のサイクル 意識の成長・発達に関する詳しい解説 人間の意識の成長・発達 「分離」のプロセス 共依存関係だったかつての日本型経営 「中期自我」「アンバー」の特徴 依存を脱し「後期自我」へ 「オレンジ星人」(「後期自我」に達した人)の特徴 そして「統合」へ 5章 「 不良社員」と、やくざ的「フロー経営」 「不良社員」の宝庫だったソニー 「不良社員」の上司の元なら「不良社員」が活躍できる 「親分・子分」の関係でもフローに入る理由 ソニーでのCD誕生秘話 「親分・子分」の「フロー経営」 ラルーの組織の段階構造を再定義する 6章 天外塾と鳥の瞑想 「エンプティ・チェア」ワーク 実存的変容へ向かう塾生たち 鳥の瞑想 7章 メンタルモデル瞑想法 人間の内的世界が外側の現実を創り出している メンタルモデルとは 2つの回避行動「克服」と「逃避」 経営塾で見られる「怖れと不安」の実例 メンタルモデルごとに起こる「不本意な現実」 メンタルモデルごとの「回避行動」のパターン メンタルモデルそれぞれの特徴 あなたのメンタルモデルを探るアンケート 統合すると見えてくる「ライフミッション」 私のライフミッション メンタルモデルごとの「ティール組織」 「ライフ・タペストリー」とは メンタルモデル瞑想とは 8章 「ティールの時代」が来るぞっ‼ 「オレンジの時代」から「ティールの時代」へ 「実存的変容」を起こした実例 「実存的変容」が深まった人(ティール星人)の特徴 「ティールの時代」に起こること 9章 宇宙の流れに乗る生き方 「明け渡し」の実例 深澤里奈子のレポート インディアン・スタイルという神秘 予期せぬ幸運が次々と舞い込む 「宇宙の流れに乗る」生き方 『ティール組織』に見る「宇宙の流れに乗る」生き方のヒント あとがき
  • マネジメント革命 「燃える集団」をつくる日本式「徳」の経営
    -
    健全な組織はゆるぎない信頼感に支えられている。その信頼感を生み出すのが、「徳」をもって集団をまとめるリーダー「長老」の存在だ。「徳」の経営が実践されるとき、運も能力も向上し、奇跡を呼ぶ「燃える集団」が出現する! <本書は、2006年10月に『マネジメント革命「燃える集団」を実現する「長老型」のススメ』として小社より刊行された単行本を、サブタイトルを改題して文庫化したものです。>
  • 宇宙のゆらぎ・人生のフラクタル
    -
    この世に見られるあらゆる現象は、身の回りの世界から宇宙の果てに至るまで、二つの基本的性質で成り立っている。一つは自己相似性、つまり「フラクタル」。もう一つは「ゆらぎ」である。本書は、「宇宙と神と人間の存在」「ゆらぎとフラクタル」「音楽と宗教」に関する科学技術評論家・天外伺朗氏と宇宙物理学者・佐治晴夫氏による対論である。「宇宙の誕生に神は関与していたのか」「宇宙の果ての限界点まで見てしまった人類の未来は」「究極に進化した宇宙の姿とは」「人間の体や人生にまで見られるフラクタル性」「般若心経と最新物理学の意外な共通点」など、二人の識者は、科学と宗教のはざまを漂いながら、人間がいかに生きるべきかを、互いに興味深い仮説を展開しつつ論じていく。

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