国正武重作品一覧

  • 日本政治の一証言――社会党と土井たか子の時代
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    1巻1,980円 (税込)
    長年にわたり日本政治の光と影を見つめてきた政治記者が最後に描いたのは、激動を生きた女性政治家の足跡だった。 自民党政権を鋭く批判し、憲法にこだわり、女性の権利を訴え、初の女性委員長として社会党を率いた土井たか子。「マドンナ」ブームによって「山が動いた」と言われたとき、華やかな勝利の裏側で何が起きていたのか。社会党から社民党への再編はどのようにして生じていたのか。そこには旧態依然たる政治の世界に抗い、悩み、もがく一人の人間の姿があった。 野党のあり方が厳しく問われる今こそ振り返るべき昭和・平成の政治史! 第1章  土井たか子社会党委員長の誕生 第2章  「山が動いた」――土井たか子と社会党の躍進 第3章  細川政権と「女性初」の衆院議長 第4章  社会党から社民党へ 第5章  逆風の中で――社民党の苦難 第6章  国民外交としての野党外交 第7章  ある時代の終わり
  • 今だから言えること 歴代首相の素顔が語る、日本の光と影
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    1~4巻385~440円 (税込)
    『湾岸戦争という転回点』(岩波書店)で日本記者クラブ賞を受賞し、『権力の病室―大平総理最期の14日間』(文藝春秋)、『後藤田正晴語り遺したいこと』(岩波書店)など、多数の著作をもつ政治評論家の国正武重が、朝日新聞の政治記者時代に行なった歴代内閣総理大臣への膨大な時間のインタビューや、オフレコも含めた夥しい量の取材記事をもとに執筆した政治ドキュメント。綿密な取材に裏打ちされた文章は、日本の政治を導き、時に翻弄する歴代総理大臣たちの生身の姿に肉薄し、日本の政治の光と影を浮かび上がらせる。

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  • 「財界の鞍馬天狗」中山素平さんが言い遺したこと
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    1巻550円 (税込)
    “そっぺいさん”の愛称でも親しまれた中山さん。財界の鞍馬天狗の異名をとった元日本興業銀行頭取であり、「高度成長への神通力」「戦後金融史を体現」「ミスター興銀」「奔放な資本主義に警鐘」と評された。高度成長期の日本の経済界をリードした伝説的な人への生前ロングインタビュー。
  • 新版「今だから言えること 歴代首相の素顔が語る、日本の光と影」
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    1巻1,815円 (税込)
    新版「今だから言えること 歴代首相の素顔が語る、日本の光と影」は、既刊の電子書籍版「今だから言えること」シリーズ4巻を纏め、日本記者クラブ講演内容を追加した新版である。 朝日新聞政治記者時代の歴代内閣総理大臣への膨大な時間のインタビューや、オフレコも含めたおびただしい量の取材記事をもとに、日本の政治を導く歴代総理大臣たちの生身の姿に迫った政治ドキュメント。綿密な取材に裏打ちされた文章によって、時に翻弄する歴代総理大臣たちの生身の姿に肉薄、日本の政治の光と影を浮かび上がらせている。 また各政党の自浄・改革能力の衰退などの問題点を指摘。議会政治の構造的危機が深まる中、国民の政治離れは、マスコミが陥っている危機と深い関係があることも指摘する。 著者は、『湾岸戦争という転回点』『権力の病室―大平総理最期の14日間』『後藤田正晴語り遺したいこと』など多数の著作を発表、政治ジャーナリストとして高い評価を得ている。 目次 1章 恐るべき子供、小沢一郎 変人「変人宰相」も、しょせん「親ばか」 蘇る「鈍牛宰相」大平正芳 宮澤喜一さんの「遺言」 「人材枯渇」の自民党 「宇宙人」鳩山由紀夫 「角栄と一郎」その生きざま 「殿様と宇宙人」政権の末路 「最長老」と「ミスター検察」 「閑話」――菅直人という政治家 後藤田正晴さんの「遺言」 「啐啄同機」の政治を 「ゼンコー・フー?」 野党・自民党「明日なき旅」 2章 総理大臣のイスをめぐる「密約」 国会議員は「聖職」であることへの自覚を―福田赳夫・元首相の「遺言」 「影の人」田中角栄元首相の引退 総理大臣を断った「男」 永田町の閉塞の爆破を担って 「非自民・非共産」連立政権の素顔 「初心」を忘れて散った細川政権 野田・消費税と細川・国民福祉税 3章 「鞍馬天狗」の素平さんが懐かしい 嘘をついちゃおしまいよ! 陽は、また昇るか? 山の崩れる日きたる 「女性スキャンダル」で崩壊 森繁久彌さん「ピンとキリ」 今だから言っておきたいこと 「暗やみの牛」前尾繁三郎 「戦後レジーム」からの脱却 4章 「何故、伊東正義さんは、総理大臣のイスを蹴飛ばしたのか」加藤紘一・元自民党幹事長は語った 「伊東固辞」の赤裸々な内幕 「会津の美学が滅びの美学」加藤紘一 「心許せる大事な先輩」竹下登 「「剛と情」を兼ね合わせた稀な人」後藤田正晴 「総理大臣を断った人の名前だけは長いこと世間は忘れないだろう」宮澤喜一 マスコミジャーナリストが今危機に瀕している

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