田中康夫作品一覧

  • 昔みたい
    4.5
    胸ときめかせて、煌めく恋の一瞬を、せいいっぱい着飾って過ごしていたあの頃。すこしだけ背伸びの恋、素敵な時間。でもそれは、遠い昔の思い出……。アッパー・ミドルの素敵な女たちの現在と過去、幸せと悲しみを、東京、芦屋、軽井沢、ヴェネチアなどを舞台に鮮やかに描く15の掌編。女の子と呼ぶには人生を少しだけ経験し過ぎ、女と呼ぶには、まだ早過ぎるあなたに贈る恋愛小説。
  • なんとなく、クリスタル
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一九八〇年東京。大学に通うかたわらモデルを続ける由利。なに不自由ない豊かな生活、でも未来は少しだけ不透明。彼女の目から日本社会の豊かさとその終焉を予見した、永遠の名作。
  • ナガノ革命638日
    4.0
    2002年夏、選挙の大勝利によって長野を、そして日本を大きく揺るがせた田中康夫長野県知事。「『脱ダム』宣言」「脱・記者クラブ」など、一連のマスコミ報道では見えなかった田中康夫の「真意」がこの1冊に凝縮されています。長野県知事就任から失職、再出馬までの激動の日々を綴ったドキュメント・エッセイ&田中知事本人が撮影した貴重な写真(電子版のみオールカラー!)。週刊SPA!の好評連載です。

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  • 33年後のなんとなく、クリスタル
    3.8
    1980年から現代の日本へ、記憶の円盤に乗って時間の旅!日本の人口減少と超高齢化社会を予言したあの『なんクリ』から33年―大学生だった彼女たちは、いま50代になった。ある夏の日、自分の小説のモデルだった由利と再会したヤスオは、ふたたび恋に落ちる…日本社会の未来を透視する438の“註”に加え「文庫本化に際しての、ひとつの新たな長い註」を書き下ろし。
  • 神戸震災日記
    3.5
    何かしろ、何ができる? ――愛着ある街の悲報に接して、作家は現地に駆け付けた。バイクに跨がり、水、下着、化粧品などを直接手渡す。そして見えてきたのは、マスコミや企業の偽善、被災者の心を汲みとれない知事や市長の体温の低さだった。その後もテント村や仮設住宅に通い続けて、何ひとつ震災前と変わらぬまま封印されてゆく現代日本の病巣までを焙り出し、作家から長野県知事へ転身させた根本的動機となる経験の、渾身のレポート。
  • ファディッシュ考現学
    3.0
    「日の丸」を背負って飛ぶ日本航空の悲劇とは? 聖心女子大と日本女子大、どこがどう違う? 豊かな現代社会の中で人は何を頼りにする? JAL機事故の周辺から、ホテル、車、食事、ディスコ、キャンパスなどのシティ情報まで、表層事象の観察を通じて、現代日本社会の深層に皮膚感覚で迫るフィールドノート。「朝日ジャーナル」1985年4月19日号から1986年4月18日号までの50章を収録。
  • 文藝春秋2024年5月号
    NEW
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    ■■■緊急特集 都知事の「ウラの顔」■■■ ◎小池百合子都知事 元側近の爆弾告発 小島敏郎(元都民ファーストの会事務総長・弁護士) 「私は学歴詐称工作に加担してしまった」 ◎カイロで共に暮らした友への手紙 北原百代 百合子さん、あなたが落第して大学を去ったことを私は知っている── ◎コロナワクチン後遺症 読者の疑問に答える 福島雅典(京都大学名誉教授) ◎大座談会 昭和海軍に見る日本型エリート 保阪正康/河野克俊/戸高一成/新浪剛史/楠木建 ◎特捜部はなぜ五人衆を逮捕できないか 五十嵐紀男(元東京地検特捜部長) ◎プーチン新政権の「影の軍団」小泉悠×長谷川雄之 ◎トランプ前大統領は気配りもできる 杉山晋輔(元駐米大使) ◎短期集中連載4  駐中国大使、かく戦えり 原発処理水「情報戦」の真相 垂秀夫 ◎訂正できない日本共産党 東浩紀×松竹伸幸 ◎五大商社を鍛えた失敗の歴史 秋場大輔 ◎伝説のサラリーマン投資家が明かす個人資産800億円の投資術 清原達郎 ◎東大教授の「尊厳死」提言 あなたはどう死にたいですか 佐倉統 ◎カラダの不調スッキリ 室伏流4つのメソッド 室伏広治(スポーツ庁長官) ◎令和Z世代はなぜ働かないのか 麻布競馬場 佐藤優 ◎皇居の新博物館で宝物を探そう 磯田道史 島谷弘幸 ◎アカデミー賞なんて夢みたい 本田雄 ◎松本幸四郎インタビュー 叔父吉右衛門の煙草入れ 【連載】 ◎新連載 地図を持たない旅人 大栗博司 ◎お笑い社長繁盛記4 太田光代 ◎ムーンサルトは寝て待て10 内館牧子 ◎記者は天国に行けない28 清武英利 ◎有働由美子対談64 万城目学(作家) ◎小説 病葉草紙 京極夏彦

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  • サースティ
    -
    “恋愛という名の宝箱には、説明の出来ないことが一杯、詰まっている”――。豊かな時代を快活に暮らしながらも、どことなく哀しい気分で生きる女性たちの“サースティ”なココロを、恋と仕事と結婚を通して描いた49のストーリー。
  • H

    H

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    大好きな彼と過ごす時間は、こんなにも濃密でなまめかしいのに、どこか哀しい。それはきっと、うたかたの夢のようなものにすぎないから――。20代女性のさまざまなモノローグによって描き出される、セクシュアルな48の愛の物語。
  • スキップみたい、恋みたい
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    ホテルでのお泊り、ディスコ、パーティー、学校などを拠点とし、屈託もなく楽しげな女の子たち。でも本当は、彼に言えない喜び、悲しみを胸にしまって生きている……。大好きな彼といつまでも一緒にいたいと思う半面、彼なしでもやっていける自立した女でもありたい、と思う女の子の、心の微妙さをモチーフにした、16の恋物語。奔放さと清潔さを合わせもち、かわいいだけではない彼女たちの日常をキッチリとなめらかに描いた、会心の小説集。
  • 恋愛自由自在
    -
    この本には、どうしたら、相手の男のコに気に入ってもらえるようになれるのか、どうやったら、いつまでも彼の気持ちを引きつけておけるのか、ってヒミツのテクニックが、ギッシリと詰まっています。何回も読み返してください。デートする前にもした後にも、恋愛の文法や法則を暗記しちゃうくらい、何回もです。なぜって、学校のお勉強同様に、恋愛にも予習や復習が必要なんですから――。街でのデートの仕方から具体的な恋愛相談まで、クリスタルな恋愛講座。

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