高塔望生作品一覧

  • 淫愛秘恋
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    父親の借金のカタに会員制の高級娼館で働くことになった漣は、初仕事となるパーティーで、幼なじみであり元恋人の隆一と再会する。当時アメリカに留学していた隆一に迷惑はかけられないと、漣は真実を明かさないまま、一方的に別れを告げていた。男娼に身を落としたことで隆一に侮辱の眼差しを向けられるが、なぜかその日を境に毎週ごと指名され、隆一に身体を暴かれる。荒々しく蹂躙されるたび、漣は浅ましいほどの痴態を晒してしまい――? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
  • 夜を越えていく
    3.0
    亡き父の夢を継ぎ、憧れの捜査一課に配属になった倉科。だがコンビを組まされたのは、一課のなかで厄介者扱いされている反町だった。はじめは反発を覚えた倉科だが、共に事件にあたるうちに反町の刑事としての信念に惹かれ、彼に相応しい相棒になりたいと思うようになる。そんな矢先、反町がある事件で妻を亡くしていたことを知った倉科は、今も反町の薬指に光る指輪を見る度に、なぜか複雑な気持ちになり…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
  • ため息の降る夜に【イラスト入り】
    5.0
    「朔哉だけを、誰よりも愛している」美貌の検事・祈生朔哉は、ある事件現場で元恋人で新聞記者の鷹津と再会する。かつては身も心も奥深くまで繋がっていたはずなのに、鷹津の裏切りによって二人は決別してしまった。だが再会し祈生の心奥に燻り続ける恋情が蘇ると、鷹津からも復縁したいと情熱的に口説かれ、思わず身体を重ねてしまう。久々に感じる男の熱と色濃く残る情痕に、祈生の心は裏切りを許したいけど許せない葛藤で揺れて!?
  • 殉情な愛人【イラスト入り】
    4.0
    「採用条件は一つだけだ。俺の愛人になれ」 柚木が仕事の面接で再会したのは、会社社長となった元恋人の伊達だった。6年前、自分を裏切った罪を愛人となって償えというのだ。柚木はその想いを拒みきれず、夜毎濃密になる情交に翻弄されていく。だが、告げられない真実と、甘く包み込む伊達の優しさに、柚木の気持ちは揺らぎ始め──。大人の秘める情炎愛!! (※本作品はイラスト入りです。電子書籍化して配信するにあたり一部単行本と異なる仕様がございます)※この作品は仕様によりイラストが小さく表示されます。お手数ですが、購入前に立ち読みでご確認ください。
  • 恋は苦く密やかに
    5.0
    「セフレならいいんだろう?」 元警察官で探偵事務所を営む柚岐村。同じマンションに写真スタジオを開いたカメラマンの狩谷からある女性の捜索を依頼され、一度は断ったのだが…数日後、偶然にも互いに同じ性癖であることが知れ、柚岐村は口封じの意味もこめて狩谷を誘惑する。先輩刑事との辛い過去を持つ柚岐村は、次第にこの正体不明の男に興味を惹かれ…やがて束縛しあわない大人の関係が始まったが…。ハードボイルド★ビターLOVE!
  • 双子座は背徳の巡り逢い
    -
    急逝した双子の兄、航の足跡を辿っていたライターの翔は、隠れ家のようなバー、ムスクローズに行き着く。そこは元議員秘書の柴崎がオーナーを務める店。柴崎と航は恋人同士だった…? 二人の関係を探るうち、翔は柴崎の強引でありながら憂いを秘めた魅力にからめ捕られていく。同じ頃、翔は偶然にもある政治資金疑惑の取材をすることに…。兄の秘密とは…柴崎と事件の関わりとは…。闇を孕むスキャンダラスLOVE★
  • 愛執に舞い堕ちる
    -
    鏑木流若宗家の瑛介は、秀麗な美貌と典雅な芸風で人気の若手能楽師。そんなある日、養父の宗家、彬光が事故で意識不明となり、急遽、ただ一人の孫、祥彦がロンドンから戻ってきたことで浮上した跡目問題。気鋭の能楽プロデューサーである祥彦は、破門され不遇のまま一生を終えた父の復讐のために帰国したのだと嘯き、瑛介を蹂躙し尽くすのだった。憎しみは淫猥な色に染まり…雅なるサスペンスエロス♪
  • 狼は蒼い月を抱く
    3.0
    深夜、当直中だった外科医の浅倉は、肩に大怪我を負った男を診ることに…。男の名は志波、元ヤクザで今は一匹狼の便利屋だった。「先生、男を知ってるだろ」――惚れた…と臆面もなく囁き、浅倉の心の隙間にすっと入り込んでくる志波。そんな折、浅倉の研修医時代の指導医で、かつて恋人だったこともある助教授・三枝が急死し、遺された研究データを巡って浅倉は思いもよらない抗争に巻き込まれることに…。冷たくて熱い…惑溺の愛疾走感溢れる!!イラスト 羽田共見
  • 真夜中に揺れる向日葵
    4.0
    「俺が欲しいって素直に言えよ」ひき逃げ事故疑惑をめぐる厄介な依頼を受けた新米弁護士の津田は、調査のため辣腕と噂される一人の刑事に会ったう…。その男、深町は偶然にも数日前、津田が行きずりに抱かれた相手だった。混乱する津田に、深町は協力の条件として肉体を要求する。期間限定、交換条件の欲望…。露わになっていく事件の真相と深町の過去。駆引きと愛しさと…津田の胸に芽生えるものは…。スパイラルLOVE☆
  • 巡り逢いからもう一度【イラスト入り】
    -
    大学教授の真柴は探していた香炉がオークションに出ることを知り、協力を求めて古美術商の草壁の元を訪ねる。しかし大人の色香を持つ男は、協力する代わりに金額分を身体で支払えと要求してきた。憤りながらも真柴は香炉のためだとその要求を呑むが、まるで自分を恋人のように扱う草壁に戸惑いを隠せない。そして時折見せる草壁の寂しい瞳や子供のような笑みに、いつしか興味を持ち始め――。イラスト入り配信。(※本作品は電子書籍化して配信するにあたり一部単行本と異なる仕様がございます)
  • 烈日の残影
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    「強欲」と悪評高い津築弁護士。が、司法浪人中の樹は、彼に理想を見て押しかけ秘書になる。「本当の先生はそんな人じゃない!」 噂通り、津築は金になる仕事しか引き受けず、優雅で自堕落な日々を送っていた。しかし津築の深い悲みを感じ、樹は彼を救いたいと願う。過去に追われる津築に、強引に抱かれてしまうのも恋心ゆえなのに――。法曹界で生きる大人の男の恋。同棲生活の試練が甘い続編もあり。
  • 水に燃える月
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    「愛は、水の中の月のように儚い」 検事の芹沢は、そのクールな美貌を惜しげもなく男に抱かせていた。――ただしかつて恋人に裏切られた心だけは、もう誰にもやらないと固く決めて。しかし強烈に雄を感じさせる精悍なヤクザ・竜崎との出会いが、凍りついた芹沢を融かしていく。荒々しい愛撫と目眩く快楽、そして身体を突き抜ける激情――これが真実の愛!? ヤクザと検事。惹かれ合ってはいけないと思うほど、愛に深く戸惑う…!! 大人の男たちの禁断、情熱ラブドラマ。激情の新婚(?)生活あり。※この作品は仕様によりイラストが小さく表示されます。お手数ですが、購入前に立ち読みでご確認ください。
  • 灼熱のブラッディ・マリー
    -
    会社での峻烈な態度からは想像できない貪欲さで、夜ごと結城を溺愛する栗鷲。大手企業・興亜の上司として赴任してきてから“少年時代からの親友”は変わってしまったのだ…! 「お前は俺のものでいればいい」奪い尽くすように愛する栗鷲を怖れる結城だったが、熱烈な愛撫は傷ついた心をいっそ癒すようで…!? 小説ビーストで大好評、セクシャルロマンス。感動結婚式&バスタブLOVEでアダルトに新婚編も!※この作品は仕様によりイラストが小さく表示されます。お手数ですが、購入前に立ち読みでご確認ください。
  • 愛しうる限り愛せ
    -
    若き財閥総帥・高階亨一は、義父の葬儀で、儚げな美貌の青年・薫生に心を奪われた。 「義父の愛人だったあんたも、俺が相続してやる」 バーテンダーとして働く薫生と運命の再会を果たし、恋の熱に浮かされた高階は、己の烙印を押すように、貪婪に薫生を貪る。金で言うなりになる、その美しい身体は淫らに蕩けていても、芯には哀しい過去を秘めているよう。どうしたら、心まで抱ける…!? 愛に濡れる、アダルトメロドラマ。※この作品は仕様によりイラストが小さく表示されます。お手数ですが、購入前に立ち読みでご確認ください。
  • モード・アムール
    -
    「君だって、待ちかねていた…」 買収されたオートクチュールで、いきなり課長に任命された沢渡は、新しい上司・木暮に抱かれる。その洗練された美丈夫は、かつてNYで失意に暮れていた沢渡を優しく愛撫した男だった…! 木暮の心を測りかねたまま、熱い情事を重ねるうちに、想いが募って。官能が香るドラマティックラブ。
  • 法医学者の恋愛事情【イラスト入り】
    4.0
    「わたしと付き合わないか?」突然のキスと誘いを仕掛けてきたのは、芳賀が所属する法医学教室の教授・峰岸。過去のトラウマから本気の恋愛はしないと決めているはずが、彼の甘く恋人のように自分を扱うしぐさや時どき獰猛に激しく身体を求めてくる態度に戸惑いを隠せない。次第に芳賀は自分の決意とは裏腹に、峰岸に惹かれていく気持ちがとめられなくなる。だがある男の事故死をきっかけに峰岸の態度が急変して…!?
  • サテュロスの蹄【イラスト入り】
    3.0
    「お前の全部を俺に見せろ」 ニットメーカーの社長・秋津は、傾いた自社再建のため投資会社を経営する羽澤に、自社への投資話を持ちかけた。だが獰猛で強かな羽澤は、秋津の話をあっさりと撥ね付け、価値があるとしたら会社ではなく、お前の身体だと言ってきた! 会社を守るため、秋津は情欲に燃え上がる身体を差し出し、感じたことのない官能に乱れていくが……!? 社長×社長のアダルトロマン。 (※本作品はイラスト入りです。電子書籍化して配信するにあたり一部単行本と異なる仕様がございます)
  • 廃園の桜【SS付電子限定版】
    4.0
    1巻660円 (税込)
    【限定配布されたショートストーリーが付いた電子限定版♪】仕立屋を営む瑛彦は、最高級のスーツを着こなす誠臣に出会い目を奪われる。そんな時、突然祖父が倒れ、病院の理事長であり外科医の彼に命を救われる。入院費と借金が嵩み悩む瑛彦だが、祖父が秘蔵する絵の『春宵』は手放さず、男性専門のホストをすることに。しかし、売春をしていると誤解した誠臣に凌辱され、愛人契約を迫られるが…。様々な思惑が交差するセンシティブ・ラブ♪ ※本文にイラストは含まれていません
  • ムスクの甘い誘惑【電子限定版】
    3.0
    1巻660円 (税込)
    【書き下ろしショートストーリーの特典が付いた電子限定版!】ゲノム開発グループのチーフ・奥寺は年下の上司・埴生に反感を抱いていた。男らしく凛とした風貌で部下に厳しく仕事を要求する埴生と、それに不満を抱く部下たちに挟まれ苦悩する奥寺は、親睦会を開くが、酔いつぶれた埴生を送ることに。甘い香りにドギマギしながら介抱のため埴生の服を脱がしていた奥寺だが、突然豹変した埴生に襲われて…!? 神の領域を侵すミステリアス・ラブ。 ※本文にイラストは含まれていません
  • 巡り愛鬼神譚
    完結
    -
    古美術店を経営する杳宮渚はある日、競り市で青銅製の水盤を目にした瞬間、どうしても手に入れたいという思いに駆られ法外な価格で競り落としてしまった。購入したものの売り先に苦慮するそんな渚の前に現れたのは、謎に満ちた資産家、鬼燈だった。鬼燈の正体は鬼神――咎により天界を追われて八百年、彼は天界と人界の狭間に住み、流失した宝物や脱走者の捜索にあたっていたのだが、渚の水盤こそが長年探し求めていた宝水鑑で…。
  • 艶やかに狂い候へ
    完結
    4.0
    大手カルチャースクールで水彩画教室の講師を務める高塢青海は、日本画の大家を祖父に、世界的な版画家を父にもつ身でありながら、まだまだ売れない駆け出しの画家。ある日、青海は勤め先の廊下で出会い頭に、白い杖を携えた美貌の男性――能楽鑑賞講座の講師・葛城冬馬とぶつかってしまう。偶然にも冬馬は青海が長年憧れ続けた、祖父の屏風絵のモデルとなった人。名門葛城流の御曹司だったが、三年前、病で視力を失って舞台を諦め、今は自宅で謡の教室を開いているという冬馬の身の上を聞いた青海は早速、謡を習うという名目で彼のもとへ通うようになった。年上の冬馬への一目惚れに近い想い…迸る熱い気持ちを抑えることができず、ついに冬馬を抱いてしまった青海。だが、青海を受け入れた冬馬の心はどこか分厚いバリヤーに覆われていて…。そんな折、冬馬に舞台復帰の願いがあることを知った青海は…。夢追う画家と舞を忘れた能楽師――胸打つ愛。
  • しじまの藍~犬とパティシエと修復家~
    完結
    -
    陶磁器の修復家として確かな腕を誇る弱冠26歳の青年、織原颯生。いにしえの美術品を修復し甦らせるという渋い仕事のわりに、天衣無縫で思い込んだら一途な面も…。ある日、颯生のもとに代官山のお洒落なカフェのオーナーパティシエ・司崎がやってきた。長身痩躯で端整な顔立ちの司崎に思わずときめく颯生の胸。そんな司崎が修復を依頼してきたのは一枚の思い出の皿だった。フランスでの修業時代に大切な友人と互いに焼いた皿を交換したというその逸話に、未だ癒えていない司崎の心の傷を感じ取った颯生は足繁く彼の店を訪れるようになった。皿だけでなく砕けてしまった司崎の心もこの手で直すことができたら…。スイーツ好きの愛犬オーディンも巻き込んで、恋心の赴くまま颯生のひたむきなアプローチが続くが…。パティシエと修復家。年の差ありの職人同士…甘くて苦い恋♪
  • 天龍皇子の妻恋
    完結
    -
    全1巻638円 (税込)
    祓魔師の葦原凜久はある日、依頼を受けて訪れた水晶ヶ池で封印されていた何者かを意図せぬまま解き放ってしまうという不可解な体験をする。その夜、使い魔の猫・瑠多とともに泊まっていた宿に突然、狩衣姿の美丈夫が現れた。天龍の皇子琉黎――五百年前、豪族の娘である葦耶姫と道ならぬ恋に墜ちて父皇の怒りに触れ巨岩に封印されてしまったが、時が満ち、姫の生まれ変わりである凜久と巡り逢うことが叶ったと言うのだが…。
  • CEOがわけあり骨董店で魅たものは
    完結
    -
    情報システム企業の社長兼CEOを務める藤堂爵士はバツイチ、三十四歳。ある日、高校時代からの腐れ縁の友人、大槻の頼みで横浜の小さな骨董屋・虧盈堂を訪れることに…。要は、海外転勤となった大槻とその店の若きオーナー、桜井悠との関係清算の後始末である。藤堂から切り出された大槻との別れ話に静かに涙をこぼす悠は、浮世離れした店の佇まいそのままに儚く美しく、藤堂はなぜか強く心惹かれてしまう。やがて、悠の様子を見るという名目で多忙な仕事の合間を縫っては店を訪ね、たわいない会話を交わし、ふたりだけのささやかな酒宴を愉しみ…藤堂は次第に悠への想いを募らせていく。だが悠は、どうしても藤堂の気持ちに応えられない過去のある秘密をかかえていて…。胸に響くリリカルロマンス。

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