柳蒼二郎作品一覧

  • 慶応水滸伝
    4.0
    幼少期、両親を火事で亡くした新門辰五郎は、町火消十番「を」組の頭取・町田仁右衛門に引き取られる。火消や喧嘩の仲裁で男を上げ、遂に「を」組を継承。その名を慕い国定忠治ら名だたる侠客が草鞋を脱ぐ。そんな辰五郎を見込んだ勝海舟は、のちに第十五代将軍となる一橋慶喜に引き合わせるが!? 文庫書き下ろし。〈解説〉細谷正充

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  • 天保水滸伝
    3.0
    若きころ北辰一刀流・千葉道場で竜、虎、鯨と呼ばれ、汗を流し剣技を高めあった平田造酒之進、神崎圭助、市松。だが、大晦日迫るある夜の事件が、三人の仲を無残に引き裂く。十余年の時を経て、それぞれに背負ったもののため、宿命の利根川にて、己の剣を抜いて対峙する――。江戸水滸伝三部作、第一弾。『天保バガボンド』を改題。〈解説〉西上心太

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  • 明暦水滸伝
    -
    時は明暦。家康がもたらした太平の世が次第に息苦しさを増す中、幕府の将来を憂慮した知恵伊豆こと老中・松平信綱は、江戸全体を陥れる、無謀かつ非情な陰謀を企てた。一方、信綱と因縁浅からぬ旗本奴・水野十郎左衛門は日々に倦んでいた。しかし、この陰謀を知り動き出す……。江戸水滸伝三部作、第二弾。『無頼の剣』を改題。

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  • 異形の者 甲賀忍・佐助異聞
    1.0
    長篠の合戦場で産み落とされた赤子は、異形であった。名も無き赤子はただ「こぶ」と呼ばれる。酷薄非情な師は、苛酷な試練をこぶに与えるが、女神「玉子」との出会いが、こぶに人の心を培う。忍びの天稟を開花させたこぶは、仇敵となった師と対決する!

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  • あっぱれ三爺世直し帖 大岡の鈴
    -
    閑と力があり余る江戸最強の還暦三人組は、中町・南町を歴任した元町奉行に、剣の達人と大物岡っ引という幼馴染。勝手気侭な活躍は現役たちの士気にも関わるということで、南町の大岡越前は彼らの首に鈴を付ける役に、ある新人の臨時廻りを任命するが……。

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  • 風の忍び六代目小太郎 風の掟
    3.0
    風間、おぬし風魔か……。柳生十兵衛、遂に風間伊織が六代目風魔小太郎と知る! 風魔殲滅に動きだした裏柳生との戦い。そのとき、伊織は? 十兵衛は? 「一個人」≪最高におもしろい本≫時代小説部門で第3位に輝いた「風の忍び」シリーズ第5弾!!

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  • 風の忍び六代目小太郎 太夫の夢
    -
    風魔が江戸の鎮護と引き換えに仕切る吉原遊郭に、大坂の廻船問屋が触手を伸ばしてきた。そして、〈節季流れ〉と呼ばれる謎の男に伊織の殺害を依頼する。毒牙にかかり、身を守るため自ら心を閉ざした伊織。彼を救う花魁の愛とは? 待望のシリーズ第4弾!

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  • 六代目小太郎 風の忍び
    3.0
    昼は市井に生きる代わり、夜は江戸の鎮護を定められた風魔一族。彼らを率いる扇の要は無役小普請の青年・風間伊織、六代目風魔小太郎だ。だが要の役割は一族の三爺、吉原総代・庄司甚右衛門、古手総商い・鳶沢甚内、用人・霧江孫兵衛の報告を聞くばかりで……。

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  • 風の忍び六代目小太郎 影の剣
    -
    家康に江戸の鎮護を託された風魔一族の要・六代目風魔小太郎は、市井では風間伊織を名乗る小普請無役五百石の若侍。師走、侍ばかりを三つ胴に斬り分ける辻斬りが出た。その遣り口に化外の匂いを嗅ぎ取った伊織。さらに伊織の友・柳生十兵衛も襲われ……

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  • 風の忍び六代目小太郎 恋の闇
    -
    小普請無役、五百国を食む若侍・風間伊織は、昼は市井に生きる代わりに家康と江戸の鎮護を約した風魔一族の扇の要・六代目風魔小太郎であった。一族は吉原総代・庄司甚右衛門と古手総商い・鳶沢甚内を差配として、今日も市井の闇に働いているが……

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