辻村ノリアキ作品一覧

  • ふしぎなカメラ
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 リュウタのお父さんが、古道具屋さんで大きなカメラを買ってきました。リュウタは、初めてみるカメラに興味津々。カメラの使い方をみてみると……。(1)とりたいものにカメラをむけて「トッテ・トッテノ・トッテーナ!」と呪文を唱える。 (2)カラコロロンと鐘がなる。 (3)10かぞえると写真が出てくる。早速カメラを使ってみたくなったリュウタとお父さんは、街へ出かけました。まずは、ケーキ屋さんにカメラを向けて写真を撮ります。10秒後に出てきた写真には、おいしそうなフルーツケーキだけが写っていました。次に、縁日に行ってお面屋さんのお店を撮ると、出てきた写真には店主の顔だけが写っていました。それから、動物園に行ってキリンを撮ると、出てきた写真には鳥の姿だけが写っていました。最後に、リュウタはお風呂場の鏡に写った自分を撮ってみますが、その写真に写っていたのは……!? 本当にこんなカメラがあったらおもしろい! 夢が広がる絵本。
  • あいつとぼく
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ぼくは、あいつが すきじゃない。だって、いっつも いばってるし、らんぼうだし、じぶんかってだし。 それに かおが なんか おっかないんだ。」「ひるやすみ。 あいつは グラウンドで ヒロキたちと ドッジボールをする。 ぼくは きょうしつで タカシくんや ショウちゃんと けしピンだ。」「きょうの ごごの たいいくは、ににんさんきゃく。 うんどうかいの れんしゅうだ。 ぼくは あんまり やりたくない。 はしるのが とくいじゃないから。せんせいが いった。 『せのたかさの じゅんばんで 2れつに ならんで。 おとなりのひとと ふたりひとくみに なりましょう』うわ、あいつとだ。」――タイプのちがう二人の少年が、二人三脚の練習をとおして近づいていきます。でも、仲良しになるわけではありません。その微妙な距離感をえがいた、さわやかな絵本です。

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