上田諭作品一覧

  • 認知症 そのままでいい
    5.0
    日本の人口の4人に1人が高齢者となった現在、高齢者の5人に1人(85歳以上ならほぼ2人に1人)は認知症という状況である。認知症は老いた人の脳に起こる「自然な現象」であり、受容し悲観しないことが、介護する人・される人双方にとって幸せにあるためのスタート地点である。本書では、治らなくていい、と心から思えるように気持ちや見方を切り替え、認知症の人を助け、いたわり、共にできることを、認知症を専門とする精神科医の立場から考える一冊である。
  • 不幸な認知症 幸せな認知症
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    予備軍を加え、認知症800万人の時代。 認知症になったら困ると不安に思う人が増え、 認知症の人を抱える家族はこの先どうなるのかと 恐れを抱いているかもしれません。 そんなふうに認知症をことさら不安や恐怖の対象にし、 治療法を追求しようとする限り、そこに希望はありません。 なぜなら、認知症は今のところ根治治療がないからです。 治らない病気であり、誰がいつかかってもおかしくありません。 一部の認知症を除けば、根本的な原因も不明、 遺伝的要因があるかどうかも定かではないのです。 認知症になったらどうしようと不安に思っているあなた、 認知症と診断されたあなた、 認知症の人の家族、友人、知人、介護職のあなたへ。 「ボケたら終り」ではなく「ボケてもいい」と楽しく暮らすために。 幸せな認知症に至る、一歩先の道しるべ。 最初の一歩は、認知症のことをきちんと知ることからです。 認知症は、本人も家族も周りにいる人も、 接し方や対応の仕方で、不幸にも幸せにもなれます。

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