安井眞奈美作品一覧

  • 身体の大衆文化 描く・着る・歌う
    4.0
    近世・近代から、現代に至るまで、大衆はいかに身体を用いて表現し、あるいは変容させてきたのか。 男女がともに愉しんだ春画、差別を乗り越えようと生まれた車椅子、レコードによって全国に普及した盆踊り。出版やインターネットなどのメディアと、身体との意外な関係に迫る。 人々と身体の関わりを見つめ直す、国際日本文化研究センターの大衆文化研究プロジェクト第3弾! 【執筆参加者】 安井眞奈美、エルナンデス・アルバロ、木股知史、山本ゆかり、木場貴俊、伊藤龍平、横田尚美、木下知威、輪島裕介、エドモン・エルネスト・ディ・アルバン 【内容】 序 身体とメディアをめぐる大衆文化論(安井眞奈美/エルナンデス・アルバロ) 〈第1部 身体を表現する〉 第一章 近代の絵入り本──〈本の絵〉と〈版の表現〉の視点から 第二章 春画をめぐる身体性――楽しむ、隠す、憩う 第三章 「こわいもの見たさ」の近世文化史 第四章 妖怪はどこで感じられてきたか――水木「妖怪」の原風景 〈第2部 身体を読み替える〉 第五章 服と生きる、ファッションと暮らす 第六章 コスプレの活動とイメージを再現する快楽 〈第3部 身体に回帰する〉 第七章 願いを絵に託す──近現代の小絵馬 第八章 車椅子の誕生 第九章 音盤と身体──近代日本の音楽と歌舞音曲 第十章 クイアな身体の可能性──オタク・メディア・漫画表現
  • 故郷の喪失と再生
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近年、故郷は、たんに生まれ育った土地をさすのではなく、新たな意味を与えられて、現代人の心のなかに再生しつつある。日本人にとって故郷とは何か。故郷・故郷観の変遷と現状、そしてその将来像をとおして、現代日本社会を多面的に考える。

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