吉田和史作品一覧

  • 神社は警告する─古代から伝わる津波のメッセージ
    NEW
    -
    東日本大震災の津波の被害状況を調査したとき、不思議なことに気づかされます。  津波が到達した「浸水線」をたどっていくと、なぜか神社が現れるのです。一度や二度ではありません。神社のすぐ前まで波がひたひたと押し寄せた、そういう場所がやたらに多い。また、撮影された津波の映像も神社の境内からのものが少なくない。いったいこれは偶然なのでしょうか……。  たとえば福島県の沿岸部、新地町から相馬市、南相馬市までの神社84社をすべて訪れ、地図に落としてみると、多くの神社がきれいに浸水線の上に並ぶではありませんか。高すぎもせず、また津波に呑みこまれることもないギリギリの場所に、まるで津波を止めたかのように神社は建っていたのです。むろん被災した神社もあります。しかし、そこを訪れると、瓦礫のなかに石碑が残っており、神社が近世に移転してきたという来歴が記されていました。  われわれの先祖たちは、古来、地震、津波、台風など自然災害と向き合って生きてきました。そして、その教訓を、神社、地名などさまざまな形で伝えようとしてくれた。本書ではそうした数々の時を超えたメッセージに耳を傾け、明日への指針をさぐります。
  • スペイン流2大テクニック 運ぶドリブル&抜くドリブルをマスターする本 新版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代サッカー必須の技術「運ぶドリブル」の技術ポイントと使い方をマスター! 日本では、ボールを足で扱って移動する技術を単に「ドリブル」と呼びます。しかし、世界のサッカーを牽引する強豪国スペインではこのドリブルの技術を日本のように大きく一括りにせず、その目的によって明確に2つに分けて表現します。それは空いた空間にボールを動かす「運ぶドリブル」と、フェイントなどを使い対峙した相手の裏を突いていく「抜くドリブル」です。これは世界を制したスペインの「つなぐサッカー」や「圧倒的なボールポゼッション」を実現するために必須の技術です。また、体格的にも比較的近い日本人が見習うべきサッカーのエッセンスが詰まった育成の実践法でもあります。 日本からもジュニア年代の選手が続々と、バルセロナやマドリードなどの強豪クラブに入団し、スペインの育成環境がますます注目されています。本書では、育成の最新トピックでもある、このスペイン式の「抜く」&「運ぶ」ドリブルの違い、実践法や練習法をくわしく解説、紹介していきます。

最近チェックした本