講談社 - 罪の声作品一覧

  • 『罪の声』試し読み小冊子
    無料あり
    4.6
    1巻0円 (税込)
    第7回山田風太郎賞受賞、「週刊文春」ミステリーベスト10 2016国内部門で第1位となり、2017年本屋大賞にもノミネートされた塩田武士氏『罪の声』。プロローグ全文試し読み。モデルとなった「グリコ・森永事件」の解説。また『罪の声』の成立過程がわかるインタビュー記事などが収録されています。

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  • 罪の声 昭和最大の未解決事件(1)
    完結
    4.4
    京都でテーラーを営む曽根俊也。ある日、彼は父の遺品の中から黒革の手帳、そしてカセットテープを発見する。手帳には英文がびっしりと書かれており、さらに「ギンガ」「萬堂」という製菓メーカーの情報が。そしてテープに入っていた幼い子供の声は、31年前に起きた【ギンガ・萬堂事件】で脅迫に使われた録音テープの音声と全く同じだった。――「これは僕の声だ」。 実際に起きた未解決事件に迫るミステリー大作!!
  • 罪の声
    4.3
    「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、本屋大賞第3位。圧倒的な取材と着想で、昭和最大の未解決事件を描いた傑作長編小説。「これは、自分の声だ」――京都でテーラーを営む曽根俊也は、ある日父の遺品からカセットテープとノートを見つける。テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだった――。
  • 氷の仮面
    4.1
    「ずっと、好きでした」 泣いて、隠して、あきらめて。それでも女の子になりたかった――。 『罪の声』の著者がたどりついた「本当に人を愛する」ということ。感動の傑作長編。 ******* 「えっ、真壁君、ほんまにするの?」 「目つむれ」 「へっ? あかん、あかん」 後ずさった翔太郎の肩を真壁君が両手でがっしりとつかんだ。 「深呼吸しろ」  言われるがままに大きく息を吸って、長く吐いた。その間、お互い顔を見られなかった。(本文p111-112より) ******* 小学四年の春、同じクラスになった真壁君の顔を見たとき、翔太郎は恋のきらめきと痛みを知った。小さな希望すらも打ち砕かれる人生。仮面の下、ずっと女の子になりたかった――。終章、二十四年後の春に明かされる優しく美しい秘密とは。生きてゆくことの切なさに共感せずにはいられない感動の青春恋愛小説。
  • 朱色の化身
    4.0
    80万部突破『罪の声』を超える圧巻のリアリズム小説! 「聞きたい、彼女の声を」 「知られてはいけない、あの罪を」 ライターの大路亨は、ガンを患う元新聞記者の父から、 辻珠緒という女性に会えないかと依頼を受ける。 一世を風靡したゲームの開発者として知られた珠緒だったが、突如姿を消していた。 珠緒の元夫や大学の学友、銀行時代の同僚等を通じて取材を重ねる亨は、 彼女の人生に昭和三十一年に起きた福井の大火が大きな影響を及ぼしていることに気づく。 「実在」する情報をもとに丹念に紡いだ社会派ミステリーの到達点。
  • 歪んだ波紋
    3.8
    ニュースという名の「悪意」――。 累計75万部突破『罪の声』の著者、真骨頂の報道小説! 地方紙記者の沢村は、調査報道チームのデスクから一枚の写真を見せられる。 同僚記者が、ひき逃げ事件の犯行車両とスクープしたものだ。 「この車、遺族宅にあるらしい」。 沢村は取材へ急行する。 犯人は家族なのか――(「黒い依頼」)。 「誤報」を通じて現代社会の虚と実に迫る、著者会心の傑作。 NHKドラマ原作 吉川英治文学新人賞受賞作 解説 武田砂鉄(ライター)
  • ともにがんばりましょう
    3.8
    グリコ森永事件の闇を描いた『罪の声』で大ブレイクの塩田武士が、新聞社を退職して書いた渾身の長編。舞台は新聞社の労働組合。「組合」ってなに?状態の主人公・武井涼は執行委員を押しつけられ、上方新聞労働組合の「七人の侍」と出会った――。仕事とは何か? 誰のため、何のためにはたらくのか? すべてのはたらく人たちへ、勇気を届ける傑作長編!

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