淡交社作品一覧
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2025年、月刊『なごみ』はカラーページを増量してリニューアル!大特集は「人間国宝の茶道具」。茶の湯の工芸品を手がける現代の人間国宝の作品と創作現場などをビジュアルに紹介します。近現代の卓抜な工芸を、茶席に取り入れてみませんか?/ 新連載「京本大我 亭主のもてなし 茶懐石をつくる」、「二度目の修学旅行」(三浦しをん)、「鐶付百景」(伊住禮次朗)、「お茶のきものノート」(群ようこ)ほか/好評連載は「どうぞお菓子を」(鈴木宗博)、「みる禅語」(細川晋輔×伊野孝行)、「今さらながらの 古典再入門」(三宅香帆)ほか。《Chanoyu magazine "NAGOMI" January issue/Chado/The way of tea》
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本のリスク心理学研究・社会技術研究を拓いてきた社会心理学者・岡本浩一氏が月刊茶道誌「淡交」で連載している「茶道心講」は、連載開始以来、二十数年を経てなお人気を博しています。日々、茶道の修練に取り組む著者が、専門とする心理学から茶道の様々な部分にアプローチして、茶道の実践者ならではの視点で綴る文章は、読者から変わらず支持を得ています。本書では、「道具に思う」「文化の諸相(真形草)」「鍛錬の姿」「茶事の心景」「茶の湯につらなる群像」の五つの章、全64話を収録しています。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 茶事や茶会に欠かせないのが、「案内状」や「前礼」「後礼・礼状」といった手紙です。しかし、メールやSNSが普及し手紙を書く機会が減る現在、書き方に迷う方も多いのではないでしょうか。本書では、茶の湯におけるさまざまな場面を想定し、どのようなタイミングで、どのような内容の手紙を書けばよいのかを例文で詳しく紹介していきます。さらに、手紙の基礎知識や巻紙のあつかい、便利な月別時候の挨拶なども収録。手紙を書く際は手元に置いておきたい、茶人必携の一冊です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 成り上がり上等!蔦屋重三郎が吉原で成し遂げた下剋上。 江戸時代の出版社にて数々のヒット作を生み出してきた蔦屋重三郎の成功作法をまとめた本。江戸っ子の気質には、「粋」や「野暮」、「意地」、「洒落」、「笑い」、世間の理不尽を笑う「穿ち」などがあった。そんな江戸で蔦屋重三郎はどのようにしてヒットメーカーとなったのか。蔦屋重三郎が仕掛けた作家たちと作品を追い、江戸時代の大衆エンタメや世渡り術を学ぶ。 1章:江戸っ子とは 2章:粋の作法 3章:野暮の作法 4章:意地と張りの作法 5章:洒落の作法 6章:伊達の作法 7章:穿ちの作法 8章:笑いの作法 【著者】 櫻庭由紀子 執筆、創作を行う文筆家・戯作者。伝統芸能、歴史(江戸・幕末明治)、日本文化の記事執筆の他、ドキュメンタリーライター、インタビューライターとして活動。著書に『落語速記はいかに文学を変えたか』(淡交社)、『浮世絵と芸能で読む江戸の経済』(笠間書院)など。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 建築史の泰斗であり、異色の茶室建築家としても知られる藤森照信氏が「行ってみたかった」全国の名茶室を実際に訪問。お茶大好きの聞き手・はな氏との異色のコンビのもと、その成り立ちや特徴、時代背景、作り手の嗜好などについて、豊富な知識でわかりやすく解説。各地のお殿様や有力者、茶人らがこだわり抜いて作った、その大胆奇抜かつ自由な発想の面白さを伝えます。藤森先生が自ら手掛けた「あの茶室」もじっくりご紹介。月刊『なごみ』2022年5月~2023年12月号連載「ニッポン茶室ジャーニー」をもとに書籍化。
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-シドニー総領事(1985-88)、ベルギー大使(1994-97)等を歴任した元外交官の筆者が、世界的にも稀な独特の文化を持つ日本を独自に分析。日本人が元来もっていた特性=「日本の感性」と、中国をはじめとするアジア圏から輸入された思想や風習=「東洋の叡智」という切り口から、それらがどう絡み合って文化形成がなされたか、その経緯を整理。日本人が日本について「総復習・再確認」することができる教科書的な内容で、外国人に日本文化の神髄をかいつまんで説明するにも役立つ書。長年外交官を務めた著者にしか語れない経験談も多く交え、単なる教科書的な内容にとどまらない一冊。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イラストレーター・安西水丸(1942-2014)が国内外で集めた大量の蒐集品。それらは時に、イラストレーションのモチーフとして描かれました。本書は氏が愛でた蒐集品のなかから、イラストレーションに登場するものを中心に選び取り、紹介する一冊です。幼い頃から目にしていたという青い皿、仲間たちと競うように集めたスノードームなど、集まった約140点の「もの」とその記憶を通して、新しい安西水丸像に迫ります。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 〈世界には、私たちが知らない緑と花の世界が広がっている〉 〈世界60か国あまりを訪れた著者が、忘れられない植物と景観が生み出す「絶景植物」を紹介〉 植物文化史の大家・湯浅浩史氏が、世界60か国以上を訪問するなかで出会った個性豊かで魅力的な植物228種類を、植物が環境と結びつき生み出した絶景《織りなされる絶景》と、普段私たちが目にする機会が少ない珍しい花が生み出す景色《見知らぬ世界の花》の二つの視点から取り上げます。著者が撮影した「絶景植物」の写真294枚とともに、園芸が盛んになった今、その園芸植物の原産地の状況を伝え、そして世界には日本にまだ伝わっていない素晴らしい植物があることを、ひろく知ってもらうための一冊です。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 先端恐怖症のため鍼灸師の道を諦めた酒吞童子、失恋の傷から立ち直る女子高生・橋姫など、妖怪が「もしも」現代の京都で暮らしていたら……? を擬人パロディ化。性格も悩みも異なる22の妖怪の個性を面白おかしく描きます。各項後半の解説頁では、資料や伝説に基づく妖怪の知識を豊富な図版とともに丁寧に紹介しています。他にも怪談研究者・堤邦彦氏とイラストレーター・睦月ムンク氏の対談「妖怪というキャラクター」など、様々な視点から京都にまつわる妖怪を味わいつくす一冊です。日常に妖怪が紛れ込む気配を、この本で疑似体験してみては。
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-天正10年(1582)6月2日未明に起こった「明智光秀の乱(本能寺の変)」の真相に迫るため、その時、堺にいた徳川家康が光秀の追撃を逃れ、どのようにして本領・三河国岡崎へ帰還したのかを説いています。 著者は、家康とその重臣たちを、随行していた甲斐国の武将・穴山梅雪が影武者となり、従者二百名もの犠牲を払って、増水した木津川を無事に渡河させたとする新説を述べるとともに、梅雪を襲撃したのは、一揆や野盗ではなく、遅れてきた明智軍であったことを立証しています。 そして、前日に行われた堺の茶会では、千宗易(利休)に代わって津田宗及が亭主を務めたその真意とは何か。光秀の盟友・長岡(細川)藤孝の陰謀、羽柴秀吉の策略など、「伊賀越え」をめぐる、仕組まれた「奇術」の種を明かし、当時、徳川家康こそが知りたかった「伊賀越え」成功の全容を解明しています。
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-茶の湯が成立して間もなくに確立したと思われる「侘数寄」の理念は、その必須の構成要件として、和歌と禅があると、『山上宗二記』などの茶書が説いています。その「侘数寄」の語句は、時間の経過とともに「わび」と「さび」の語句へと変化しますが、いずれも茶の湯の根源的なあり方を示すと考えられます。本書では、このような茶の湯のあり方や理念に関わる語句のいくつかを取り上げ、その根源を探り、ひいては茶の湯の考え方や思想について検討します。そして、茶の湯を通して勇気をもらったり、学ぶ人の生きる支えとなる、その不思議なチカラの源は何なのかを探っていきます。
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3.0年齢が不安。体力も不安。お金も心配。そもそも何からやればいいかわからない。――でも大丈夫! 人生100年時代。「次の仕事は農業をやりたい」と思ったらいちばん最初に読む本、ついに登場! 著者は、「新・農業人フェア」(農林水産省補助事業)の元運営責任者であり、同省へ農業人材確保の提案も行ってきた農業キャリアコンサルタント・深瀬貴範。リクルートグループで長年人事を務めた“採用のプロ”でもある著者が、セカンドキャリアに農業を考えるすべての人へ「農業の始め方」をわかりやすく解説します。 農業を仕事にするためのマインドから、知識の身につけ方、情報収集のしかた、農地や資金についての基本など、初心者が知りたい情報が盛りだくさんです。次のステージに農業を選んでみませんか?「50歳前後で農業へキャリアチェンジした先輩インタビュー」など、3つの付録つき。
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4.1「ひと」と「ひと以外(動物・異人・他界の者)」が婚姻を結ぶ説話「異類婚姻譚」は、鶴女房や一寸法師などの昔話としても親しまれてきました。現在では、アニメ、小説などのテーマとしても人気のあるジャンルですが、入門書や体系化された書籍はありません。そこで本書では、日本や海外では異類婚姻譚にどのような話があり、どういった特徴があるのかを紹介しながら、知っているようで知らない「異類婚姻」の世界をのぞいてみます。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イラストレーター・安西水丸さんが東京都内12エリアを歩き、残した足あとが一冊の本になりました。多様な街のたたずまい、通りかかる名所旧跡や思い出の地が、豊富なイラスト・俳句とともに綴られています。新緑の中「深川めし」を食べる。幼い頃に雨宿りした迎賓館赤坂離宮を通りかかる。勝鬨(かちどき)橋から眺めた夜景の向こうにマンハッタンを見る。止まることを知らず変わりゆく東京において、水丸さんが歩く道は、どこかこうした潮流から解放されている道ばかり。生まれ育った東京を、最晩年の水丸さんはどう捉えたのか。軽やかなまなざしが光ります。 *月刊『なごみ』内連載「メトロに乗って、東京俳句ing」(2013年1月号~12月号)をまとめたものです。
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3.0「アートは難しい、わからん」から「わからない。だから興味がわく」へ。 1980年代後半、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で開発された対話型の美術鑑賞法(VTC)は、その後派生したVisual Thinking Strategies(VTS)をふくめ、日本では「対話型鑑賞」として徐々に広まりました。近年、この鑑賞法は美術鑑賞のみならず教育現場や医療、サイエンスの分野でも評価され、さらにビジネス界にも普及しつつあります。本書は各分野の専門家が対話型鑑賞の現状を把握し、問題や課題を浮き彫りにした上で、対話型鑑賞の可能性を見つめ直す一冊です。※2022年夏に開催されたフォーラム「対話型鑑賞のこれまでとこれから」をもとに書籍化。
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4.0周囲の厳しい目にも負けず信念を貫き生き抜いた10人の女性作家(与謝野晶子・宇野千代・瀬戸内寂聴・樋口一葉・円地文子・向田邦子・有吉佐和子・林芙美子・森茉莉・幸田文)たち。自らをさらけ出した作品は、今も色褪せることなく現代に生きる私たちの心に訴えかける。日本人以上に日本の文学を愛してやまないイタリア人女性が、日本を代表する近現代の女性作家が紡ぎ出した作品と各人の生きざまをひもとくことで、新たな視点で文学へ誘う一書。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 〈信長が、もし「文春砲」を食らったら?!〉〈戦国時代の伝承を「週刊誌の記事風」にリメイクした新感覚・歴史読本!〉信長の壮絶パワハラや家康の脱糞疑惑、上杉謙信のインサイダー取引疑惑などなど、戦国武将にまつわる史実や言い伝えを、【家臣や民からの匿名告発を受けた週刊誌がスクープ記事にした】というテイで誌面構成。スキャンダラスなゴシップネタのみならず、インタビュー、ルポ、エッセイなどあの手この手で約50ネタを掲載します。著者お得意の歴史パロディ要素を取り入れた広告ネタも随所に盛り込み、武将の性格・趣味嗜好から武士の生活文化・作法まで、楽しみながらざっくり学べる斬新な歴史本です。
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5.0※本書はリフロー型の電子書籍です 【なぜ家康は三男を跡継ぎにしたのか】 日本の九割近い企業は、後継者を身内(息子・娘婿・弟など親族)から選ぶ。 できの悪い跡継ぎを「不肖の息子」などというが、彼らの場合、父や役員の評価は、ことのほか先代に比べてからくなる。 たとえば、大学院を出て、しかるべき企業や銀行で経営を学んできたとすると、 「うちは、そんな大企業ではないから、もっと現場を……」といわれ、では、大学卒業とともに入社したとすると、「世間を知らない青二才」とくる。 問題はいかにして、こうした周囲の厳しい評価の目をかいくぐり、名経営者となるか、である。 多くのジュニアは、実に、内心やる気があることに感動させられることが少なくない。 が、半面、ほとんどの人が陥っているのは、経営や「承継」といったものを、まるで歴史小説を読むかのように、理解しようとしている点である。 経営は、歴史小説のようにはいかない。なぜならば、飛躍するドラマが日常生活の中にはないからだ。 日々厳しい現実を一生懸命に生きて、企業の生き残りを図るトップに、感動の名場面などはそうそう現れるものではない。それらは後世の人の評価にすぎない。 この日々の努力は、戦国時代であっても、現代となんら変わることはなかった。 本書は、後継者問題に成功したケースから失敗したケースまで、戦国大名家の事例を検証分析した。 歴史をひもとけば、二代にわたって「承継」をみごとに成功させた組織もあれば、父親が原因であるがゆえに萎縮してすべてを失った後継者もいた。 本書を読めば、真に一流のリーダーは、自らの出処進退のうち、とくに辞める時期を誤らなかったことがよくわかる。 従来の歴史ファンのみならず、後継者問題に悩む現代の企業経営者もぜひ手に取っていただき、参考にしてほしい一冊である。 〈本書の内容〉 ■第一章 先代の業績を堅実に受け継いだ承継者 〈一〉徳川家康→秀忠 〈二〉織田信長→蒲生氏郷 〈三〉黒田官兵衛→長政 〈四〉前田利家→利長→利常 〈五〉九鬼嘉隆→守隆 〈六〉細川忠興→忠利→光尚 ■第二章 先代を超えて飛翔した後継者 〈一〉織田信秀→信長 〈二〉龍造寺隆信→鍋島直茂 〈三〉真田幸隆→昌幸 〈四〉武田旧臣→井伊直政 〈五〉戸次道雪・高橋紹運→立花宗茂 〈六〉柳生宗厳→宗矩 ■第三章 先代を超えられなかった後継者 〈一〉上杉謙信→景勝 〈二〉斎藤道三→義龍 〈三〉毛利元就→輝元 〈四〉長宗我部元親→盛親 〈五〉豊臣秀吉→秀頼 ■第四章 一族の衰退を招いた後継者 〈一〉武田信玄→勝頼 〈二〉朝倉教景→義景 〈三〉浅井久政→長政 〈四〉本多正信→正純 〈五〉加藤嘉明→明成 〈プロフィール〉 加来耕三 1958年、大阪市生まれ。1981年、奈良大学文学部史学科卒業。奈良大学文学部研究員生活を経て、1983年より歴史的に正しく評価されていない人物・組織の復権をテーマに著作活動に入る。現在は大学・企業の講師をつとめながら、歴史家・作家として独自の史観にもとづく著作活動や講演をおこなっている。また、著作・講演のかたわら専門知識を駆使し、テレビ・ラジオ番組の監修や時代考証を手がけ、番組出演も多数。現在放映中の番組にBS11『偉人・素顔の履歴書』、BS-TBS『関口宏の一番新しい中世史』がある。近著に『家康の天下取り 関ヶ原、勝敗を分けたもの』『明治維新の理念をカタチにした 前島密の構想力』(以上、つちや書店)、『日本史を変えた偉人たち 3秒で相手を動かす技術』(PHP研究所)、『歴史の失敗学 25人の英雄に学ぶ教訓』(日経BP)、『幕末維新の師弟学 出会いが生んだ近代日本』(淡交社)、『日本史に学ぶ リーダーが嫌になった時に読む本』(クロスメディア・パブリッシング)、『成功と滅亡 乱世の人物日本史』『武道家の金言』(以上、さくら舎)、『紙幣の日本史』(KADOKAWA)、など多数。
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3.3誰も知らない織田信長を、お道具さんたちは知っていたのです。――神戸山芦屋のとある古い館で、本能寺の変で焼失したとされる名品「白天目茶碗」が掘り出された。ところが、白天目茶碗の付喪神である「シロさん」は、どうして自分が割れずに残ったのか、自分自身の来歴さえ思い出せない。シロさんはなぜ芦屋に埋まっていたのか? 本能寺の変の真相は? シロさんの持ち主である「先生」、茶道具を偏愛するアラブ人の「ほうっかむりさん」、そしておしゃべりで無邪気なお道具たち(※国宝級)が繰り広げる、異色の骨董ファンタジー!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 素朴でおいしい、毎日食べたい和のおやつ 本書は和菓子の定番、あんこを使ったお菓子のレシピ集です。 あずき粒あん、こしあん、白あん、大納言蜜漬けあんなど、風味豊かなおいしいあんこが家庭で手軽に作れます。 また、豆大福、おはぎ、ようかん、どら焼き、あんみつなど、人気の和菓子48品の作り方をわかりやすく紹介。 作るのが難しいイメージの和菓子ですが、家庭にある材料・道具で作れて、手作りすればおいしさも格別! 毎日食べたい和のおやつが満載の一冊です。 ※本書は『あんこのお菓子』(2016年小社刊)を再編集し、新版化したものです。 内容は同じものになりますので、あらかじめご了承ください。 <目次> 【1章】おいしいあんこを作りましょう あずき粒あん 大納言蜜漬けあん 白粒あん あずきこしあん/白こしあん かぼちゃあん 抹茶あん/枝豆あん あんこの保存 あんこ作りの鍋と便利な道具 【2章】あんこがあれば、すぐできます あんこ玉 あんこ玉の寒天がけ あんこしぼり(栗と粒あん/くるみと粒あん/抹茶あんとごまあん) レモン白玉あんみつ/抹茶クリームあんみつ アボカドとコーヒーゼリーとあずきのパフェ バナナときなこクリームとあずきのパフェ おはぎ(粒あん/こしあん/枝豆/ごま) 粒あんしるこ 冷やし白玉しるこ 栗ぜんざい うす蜜ぜんざい 【3章】あんこを使って定番和菓子 小倉練りようかん/黒糖練りようかん あずき水ようかん/枝豆水ようかん 豆大福 あんころもち あんだんご/草だんご 柏もち 温泉まんじゅう/酒まんじゅう/きんつばまんじゅう 【4章】どら焼き生地であんこのおやつ どら焼き ミニどら焼き あんこ巻き 自家製今川焼き シベリア ふんわりどら焼き パンケーキ仕立て あんこジャム(あずきの黒みつジャム/ かぼちゃのメープルシロップジャム/ 白粒あんとりんごのジャム) 本書は和菓子の定番、あんこを使ったお菓子のレシピ集です。 あずき粒あん、こしあん、白あん、大納言蜜漬けあんなど、風味豊かなおいしいあんこが家庭で手軽に作れます。 また、豆大福、おはぎ、ようかん、どら焼き、あんみつなど、人気の和菓子48品の作り方をわかりやすく紹介。 作るのが難しいイメージの和菓子ですが、家庭にある材料・道具で作れて、手作りすればおいしさも格別! 毎日食べたい和のおやつが満載の一冊です。 ※本書は『あんこのお菓子』(2016年小社刊)を再編集し、新版化したものです。 内容は同じものになりますので、あらかじめご了承ください。 <目次> 【1章】おいしいあんこを作りましょう あずき粒あん 大納言蜜漬けあん 白粒あん あずきこしあん/白こしあん かぼちゃあん 抹茶あん/枝豆あん あんこの保存 あんこ作りの鍋と便利な道具 【2章】あんこがあれば、すぐできます あんこ玉 あんこ玉の寒天がけ あんこしぼり(栗と粒あん/くるみと粒あん/抹茶あんとごまあん) レモン白玉あんみつ/抹茶クリームあんみつ アボカドとコーヒーゼリーとあずきのパフェ バナナときなこクリームとあずきのパフェ おはぎ(粒あん/こしあん/枝豆/ごま) 粒あんしるこ 冷やし白玉しるこ 栗ぜんざい うす蜜ぜんざい 【3章】あんこを使って定番和菓子 小倉練りようかん/黒糖練りようかん あずき水ようかん/枝豆水ようかん 豆大福 あんころもち あんだんご/草だんご 柏もち 温泉まんじゅう/酒まんじゅう/きんつばまんじゅう 【4章】どら焼き生地であんこのおやつ どら焼き ミニどら焼き あんこ巻き 自家製今川焼き シベリア ふんわりどら焼き パンケーキ仕立て あんこジャム(あずきの黒みつジャム/ かぼちゃのメープルシロップジャム/ 白粒あんとりんごのジャム) 【1章】おいしいあんこを作りましょう あずき粒あん 大納言蜜漬けあん 白粒あん あずきこしあん/白こしあん かぼちゃあん 抹茶あん/枝豆あん あんこの保存 あんこ作りの鍋と便利な道具 【2章】あんこがあれば、すぐできます あんこ玉 あんこ玉の寒天がけ あんこしぼり(栗と粒あん/くるみと粒あん/抹茶あんとごまあん) レモン白玉あんみつ/抹茶クリームあんみつ アボカドとコーヒーゼリーとあずきのパフェ バナナときなこクリームとあずきのパフェ おはぎ(粒あん/こしあん/枝豆/ごま) 粒あんしるこ 冷やし白玉しるこ 栗ぜんざい うす蜜ぜんざい 【3章】あんこを使って定番和菓子 小倉練りようかん/黒糖練りようかん あずき水ようかん/枝豆水ようかん 豆大福 あんころもち あんだんご/草だんご 柏もち 温泉まんじゅう/酒まんじゅう/きんつばまんじゅう 【4章】どら焼き生地であんこのおやつ どら焼き ミニどら焼き あんこ巻き 自家製今川焼き シベリア ふんわりどら焼き パンケーキ仕立て あんこジャム(あずきの黒みつジャム/ かぼちゃのメープルシロップジャム/ 白粒あんとりんごのジャム) 金塚晴子(かねづか・はるこ) レコード会社の制作ディレクターとして活躍後、ふとしたきっかけで和菓子作りに興味が湧き、東京製菓学校和菓子専科に入学。その後、お茶会用の創作和菓子などが評判になり、家庭での作りやすさを第一に、身近な道具を使ったおいしい和菓子作りを伝えている。 『はじめての和菓子レッスン 決定版』(家の光協会)、『花の和菓子のつくりかた』(淡交社)など著書多数。
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4.0月刊『なごみ』2020年の連載を単行本化。 錦絵や見本帳、茶会記、手紙など、さまざまな歴史史料の中から和菓子にまつわる記録を紹介し、昔の人々が年中行事の中で和菓子をどのように楽しみ、大切にしてきたかをひもとく読み物です。 「金平糖をかたどった明治初期の看板」「江戸時代の人気菓子店を連ねた番付」「菓子を所望する文豪たちの手紙」など、貴重な史料の数々は当時の庶民の暮らしや時代ごとの流行、甘党たちの和菓子愛を伝えます。 カラーの史料もふんだんに取り上げ、和菓子の文化史を目で楽しめる一冊です。
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4.0※本書はリフロー型の電子書籍です。 【失われつつある「京都」の伝統文化】 京都は日本をうつす「かがみ」であり、自身をうつす「かがみ」であり、もしかしたら世界の「かがみ」であるかもしれません。今、日本の伝統文化は危機的状況にあります。私たちは、先人がつないできてくれたもの、残してくれた有形無形の資産を、未来へと再びつないでいく責務があります。本書は、数々の伝統文化の現場に携わってきた筆者が、京都への愛と感謝をこめて、京都と伝統文化の現状と未来への提言を記すものです。 〈本書の構成〉 序章 京都に生きる 第1章 なぜ、いま伝統文化なのか 第2章 茶室にはあらゆる伝統がつまっている 第3章 伝統文化をプロデュースする 第4章 伝統文化から得られること 第5章 伝統の灯を絶やさないために 〈本書の内容〉 ・失われつつある京都の伝統文化 ・伝統とともに暮らす京都人 ・「よそさん」の視点 ・一日に二軒消えている京都の町家 ・謎解きをあそぶ茶事の愉しみ ・建物の声を聞く、「弘道館」 ・文化財の価値をひらく、二条城「寛永行幸」 ・「文道」をつなぐ、北野天満宮「曲水の宴」 ・史料から興す、下鴨神社「糺勧進能」 ・作り手になってみる、京菓子展「手のひらの自然」 ……ほか 〈著者プロフィール〉 濱崎加奈子(はまさき・かなこ) 神戸市出身。大学時代より京都に住み、伝統行事の再興や建造物の保存等、文化の継承に関わる数々の現場に携わる。京都大学文学部(美学美術史学)卒業。東京大学大学院(表象文化論)博士課程修了。学術博士。公益財団法人有斐斎弘道館の代表理事兼館長であり、伝統文化プロデュース連を主宰。また、京都府立文学部准教授、京阪ホールディングス社外取締役、北野天満宮和歌撰者、京都観光おもてなし大使でもある。著書に『香道の美学』(思文閣出版)『ふろしき』(PIEINTERNATIONAL)、『平成のちゃかぽん』『京菓子と琳派』(淡交社)などがある。
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3.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ■仏像イラストレーターの田中ひろみさんが案内する東京・鎌倉の仏像。仏像は京都や奈良にあると思いがちですが、実は東京近郊にも見応えのある仏像はたくさんあります。本書では、日帰りでふらっと見に行くことができる仏像83体を、わかりやすくイラストと文章で解説しました。また、仏像基礎知識として、仏像を見る前に知っておいてほしい事柄もまとめています。これからの行楽シーズン、ぜひ本書を片手に、お出かけください。 [目次] 仏像の基礎知識 上野・浅草周辺 目黒周辺 品川周辺 23区その他周辺 多摩周辺 北鎌倉周辺 鎌倉周辺 神奈川その他周辺 <著者略歴> 田中 ひろみ(たなか・ひろみ) 女流仏像イラストレーター&文筆家。奈良市観光大使。女子の仏教サークル「丸の内はんにゃ会」代表。 よみうりカルチャーで江戸の史跡巡りの講師、中日文化センターで仏像の見方の講師、毎日新聞旅行で「田中ひろみと行く仏像ツアー」の同行講師を務める。『会いに行きたい! 日本の仏像』(講談社+α文庫)、『拝んでしあわせ 奈良の仏像100』(西日本出版社)、『心やすらぐ仏像なぞり描き』(池田書店)、『マンガで学べる仏像の謎」』(JTBパブリッシング)、『好きです、近江の仏像』(淡交社)など、著書多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『東京・鎌倉 仏像めぐり』(2017年3月31日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 茶懐石のつくり方を基礎編、春夏秋冬に分けて紹介します。同じ素材または同じ調理方法でも複数の味が楽しめるバリエーションを提案します。1巻では、懐石の構成と流れ、必要となる懐石の器類と料理を盛り付ける前のあつかい、基本となる調理器具など懐石をつくる上での必要となる道具類をはじめ、調味料種類や分量の量り方、薬味の種類、出汁のとり方や一文字飯のつくり方など調理に必要な下準備を紹介します。また茶事においてどのタイミングでご飯を炊き、汁の準備をはじめて、椀に盛り付けるのかなど、茶事と懐石の流れのポイントも併載します。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「きんとん」「ねりきり」「葛焼」「打ち物」など、茶席で使われるような本格的な和菓子、実はおうちで手づくりすることができるんです。本書では、本格的な季節の和菓子のつくり方を月ごとにやさしく紹介します。きんとんやねりきりに代表される「主菓子」だけでなく、打ち物や煎餅といった「干菓子」や、すはま・松風などの「半生菓子」も多数収録。基本の菓子からアレンジする際のヒントも盛り込み、バリエーションがぐっと広がります。レシピ頁(56点分)は、豊富なプロセス写真と丁寧な手順説明に加え、大まかな流れが一目でわかる構成。失敗せずにきれいにつくるためのポイントも盛り込み、はじめて和菓子をつくる方から、レベルアップを目指す方にもおすすめしたい一冊です。*2014年淡交テキスト『茶席の和菓子』内連載「和菓子のつくり方」からレシピを大幅に増やして単行本化。
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4.3コーヒーや紅茶同様、いや、それ以上に日本人に無くてはならない飲み物といえば、お茶。鎌倉時代に「苦いお茶」の効能を力説した『喫茶養生記』、室町時代以来の空前のロングセラー『君台観左右帳記』、茶の湯界のスーパースター・千利休の肉声を書き残した『宗湛日記』、江戸時代の茶道具の名物図鑑『古今名物類聚』、質量ともに他を圧倒する全11巻の大著『大正名器鑑』……。本書では茶の湯を知る上で欠かせない古典24冊と、それらに関わる人物22名をガイド役に、先人たちの茶の湯愛を体感できる全50話を収録。鎌倉時代から近代に至るまでの茶の湯悠久の歴史約800年を駆け抜けます。「『茶の湯』って敷居が高そう」「『古典』ってムズカシいんでしょう?」と思われたあなたに贈る、初心者向けの茶の湯入門ガイド。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 年中行事を実践したり、昔話を知っていても、その深い理由まで説明するのは難しい──本書は、そういった日本のならわしの「なぜ?」を陰陽五行によって解き明かします。図とイラストを使って、はじめての人にもわかりやすく紹介。私たちの祖先は古代中国の思想・哲学である「陰陽五行」を信じて、今日まで年中行事などを受け継いできました。陰陽五行を学ぶことは、日本人の教養につながります。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 海外のお客様がお茶席にやってきた! 言葉も違えば文化も違う初めてのお茶体験は、予想外のトラブルもいっぱい。それでもお茶の心をしっかり伝えることができれば、日本文化との一期一会を楽しんでいただくことができます。本書は、海外の方をもてなす際の「こんなとき、どうする?!」をたのしい4コマ漫画にしました。実体験に基づく全18話のバイリンガル4コマに、すぐに使える中学校卒業レベルのやさしい英文つき。詳しい解説や真似しやすい例文も充実しています。この1冊で、あなたも国際交流しませんか?
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 茶道を学びはじめた人にとって、花を入れるという行為はハードルが高いもの。花月や茶会の準備など、いざというときになって慌てた経験がある人も多いのでは? 本書では、「廻り花之式」の炉・風炉、「花寄之式」の炉・風炉の四パターンを通して、花の入れ方を紹介。あわせて、茶花の切り方や保存方法、花入と薄板の真行草の約束事、掛物との取り合わせまで、やさしく伝授します。「葉の数はどれくらい減らしてもいいの?」「茶花の組み合わせが、バランス悪く見えるけど……」「枝ものの使い方がわからない」──茶花の入れ方に正解はありません。ですが、コツを掴めば、きっと「さまになる」姿に一歩近づけるはず。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 外国人に、「茶道の歴史を教えて」「抹茶って何?」と聞かれたら・・・・・・あなたはどう答えますか? 日本を訪れる多くの外国人が関心を持つ茶道。日本人として、外国人に茶道をしっかり説明できるようにしておきたいですよね。本書は、外国人をおもてなしする全ての人に必携の1冊。茶道に通じた通訳のプロフェッショナル二人が、上手に茶道を伝える方法を指南します。○読みやすいダイアログ形式○茶道の基礎知識と英会話表現が同時に学べる○巻末には、茶道を伝える際に「便利な表現」を収録
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 茶道を始めてきものを着たくなった人や、きものが好きでお稽古に通い始めたきものビギナーに向けて、さまざまな茶席のシーンに対応したコーディネートを季節ごとに紹介します。きものの基本から茶席ならではの決まりごとやNGポイントまで丁寧に解説し、初心者でも安心です。また、苦しくない着付け方や着姿をきれいに仕上げるコツなど、着付けの手順も掲載。きものを着よう!と思ったときにそばにおきたい一冊です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国内外から絶えず観光客を集める街・京都。その魅力の一つに、ほぼ毎日のように行われる祭や行事の存在があります。本書は、京都の祭と行事を一年の流れに沿ってピックアップし、その概要と基本となる情報をできるだけ紹介するガイド本。月ごとに章立てし、各月の冒頭には便利なイベントカレンダーを掲載。行きたいと思ったその日の年中行事が簡単に調べられる便利な一冊です。
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4.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 見るだけで癒され、あなたは綺麗になる。清らかな花が咲く蓮 地上部は綺麗な花を、地下部はレンコンを私たちに与えてくれる。レンコンは美白や花粉症、アトピー性皮膚炎に効果があることが分かってきた。真言宗の僧侶として、また蓮の研究者として、精神世界と科学世界の二つの世界に住む筆者がまとめた蓮の本。蓮の育て方・食べ方、更には蓮を用いた瞑想方法まで、幅広く蓮の魅力を伝える渾身の一冊です。初めて蓮を育てる方から、既に蓮を育てた経験のある方まで幅広く活用できる「体験型蓮図鑑」。
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-東京の都市形成の変遷史を一冊にまとめ好評を博した『江戸→TOKYO なりたちの教科書』をシリーズ化。総論的な第一巻から導き出された各論について、更に詳しくせまります。第二巻では、その成立からして東京という都市を象徴するに相応しいと著者が考える三つの街、丸の内、銀座、神楽坂にスポットを当てます。江戸の中心的な武家地だった丸の内と、江戸時代に町割りされた時の基本骨格を色濃く残す稀少な街・銀座、そして古い路地が保たれた神楽坂。これらの街を比較することによって、「これぞ日本の近代都市空間」という、都市の独自性を捉えやすく考察します。著者自ら作成した状況解説図や街並みの写真も多数掲載、ビジュアル的にもわかりやすい造本です。
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3.3
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新進気鋭の日本画家・定家亜由子氏の作品と共に、定家氏が作品制作への想いや、対象となる花や草木に対する眼差し、日本画の素晴らしさを綴ったエッセイ集。「美しいものを、美しく描きつづけたい」という想いとともに、日々感じるという「生活のなかにある美」について、また一般には馴染みのない日本画の道具や絵の具、紙についても、自身の作品や作業風景の写真などを取り混ぜながら語るエッセイ集。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 身近な園芸植物にも有毒な植物が数多くあります。身近なだけにその危険性を知らず、被害にあってしまうことも。しかし、有毒植物の情報は野生植物に関するものが多く、日本では園芸植物を専門に扱った書籍はこれまでありませんでした。また、近年ではペット(イヌやネコ)に対する有毒植物の情報もますます重要になっていますが、日本ではその専門書が出版されていない現状もあります。そこで、園芸植物や街路樹などに使用される身近な有毒植物を選び、まとめることにしたのが本書です。一般家庭や栽培農家のみならず教育現場、医療関係者などに、身近に存在する植物の危険性を認知してもらい、これらの植物を排除するのではなく、正しい情報と知識を提供し、より安全で、より豊かな園芸活動、また観賞を楽しんでいただくことを目的とした一冊です。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2018年11月1日から2019年3月31日までの募集期間で開催した、淡交社創立70周年企画「ぼくらの京都」マンガコンテスト。日本だけでなく、海外からも多数の応募作品が届きました。京都の本屋さんを中心とした書店審査員10名と、特別審査員であるロックバンド「くるり」・岸田繁氏による厳正な審査の結果、7点の受賞作品が決定。これらの受賞作品をまとめたコミックムックがついに刊行されます。京都を表す10のキーワードの中から紡がれた珠玉の作品集には、京都を愛する人たちにとっての「ぼくらの京都」が詰まっています。
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3.8※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ぼくらの京都 マンガコンテスト」受賞者・おおえさき氏による初のマンガ単行本。京都で生活する人なら共感できる、京都の日常生活をユーモラスに描いたショートショート作品を一挙にまとめます。京都をあまり知らない人でも楽しめるよう、各作品を補足する京都ネタを添えた、淡交社ならではの京都あるあるコミック。巻末には、京都市伏見区周辺をめぐるルポマンガ「さきさんぽ」、もうひとつのマンガコンテスト応募作品「グンナイムーン」も掲載した、京都生まれ、京都育ち、京都在住である著者ならではの作品集です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 茶席の定番から便利な小物まで、どなたでも楽しく手づくりできる袋ものの入門書です。仕覆や帛紗にはじまり、多彩で応用しやすい12作品の作り方を分かりやすい工程写真と丁寧な解説でご紹介。古帛紗をたたまずに収納できるインナーバッグや、会員証や茶券をまとめて整理できるカード入れなど、茶席に便利な小物を多数掲載します。さらに、好みの道具を持ち運べる旅袋、ふろしきで簡単に作れるやまと袋など、日常生活でも役立つ袋ものも充実。お気に入りの茶道具に仕覆をあつらえたり、お手持ちの裂を活かしたり、手づくりの楽しみを広げる1冊に。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 二千年前に中国で生まれた複製技術、拓本。硬くて凹凸さえあれば、何でも実物大に写し取れるのが特徴で、中国の古い碑文、遺跡から出土した瓦や鏡などの拓本は、書道や考古学の研究に無くてはならない資料です。一方、歌碑や石仏を訪ね、歴史や文学を感じながら採拓をして楽しむ趣味の拓本があります。本書は、拓本の歴史や種類について簡単に紹介するとともに、正しい採拓の手順や準備、拓本を保管するための裏打の技法などを詳しく解説。拓本をまったく知らない人にもおすすめしたい入門書です。
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3.7※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 度量衡の単位としてグローバルスタンダードとなっているメートル法。一方、日本古来の単位「尺貫法」は、身体の部位の長さや米の収穫量など、生活に根づいた感覚から生まれています。そういった「人間の感覚」由来の単位を学ぶことは、昔の日本人がつちかっていた生活感覚を想像し追体験する面白さにつながることでしょう。イラストをふんだんに使った親しみやすい造本で、多様で豊かな単位の文化をわかりやすく伝えます。現代生活に今も残る単位の名残(畳数や坪数など)や、覚えておくと役立つ知識(1坪は何平米かなど)もふくめます。また、フィートやポンドなど、世界中にある身体基準の単位についての豆知識も掲載します。
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3.9〈イタリア出身の著者がおくる、新しい古典文学の楽しみ方〉 日本で長く翻訳者として活躍しているイタリア女性が、あの有名古典作品を“超訳”! 自由で古典愛に溢れた現代訳とともに、清少納言や小野小町のリアルな姿を探ります。 1000年前、経済的に自立できなかった日本の女性たちは文字通り「命がけ」で恋をして、その経験を日記や物語として書き遺しました。彼女たちの恋愛は情熱的であり戦略的。本書では『枕草子』『紫式部日記』『竹取物語』など、誰もが一度は教科書で習った10の有名古典作品を「個性的な女性たちが、恋に、出世に奮闘する平安オムニバス」として読みなおします。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本古来の都市空間における「辻」(十字路、往来の多い交通の要所)は、市場にも集会所にもなる自由で豊かな場所でした。時を経て現代の東京には、古来の主街道や古道が交わるところに新しい自動車道が通り、複雑かつ特徴的な多叉路となっている場所が数多くあります。一見ただの交差点でも、そのかたわらには庚申塚や道祖神、一里塚など、「江戸以前」を感じることのできる遺産が残っている場合も。そのような面白い辻・多叉路・追分の例を、「タモリ倶楽部」出演経験もある古道研究家の著者が実際に訪れ、古地図や現代地図、現況の写真をふんだんにもちいて詳しくガイドします。新しい切り口で「歴史地形散歩」をしたい方必見の書です。
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3.4「VTS―Visual Thinking Strategies」とは、フィリップ・ヤノウィン氏(元ニューヨーク近代美術館教育部部長)が開発した、アートを通じて鑑賞者(学習者)の「観察力」「批判的思考力」「コミュニケーション力」を育成する教育カリキュラム。対話を介してグループで作品をみる鑑賞方法を提唱するVTSは、算数、社会、理科など他教科へも応用できるメソッドであるところが特長です。日本の学校教育においても、対話型美術鑑賞教育が重要視され、その具体的な方法を説く教科書がもとめられています。わが国で対話型鑑賞を実践している京都造形芸術大学アート・コミュニケーション研究センターが翻訳した『Visual Thinking strategies』(ハーバード大学出版局刊行)は、まさに日本で唯一の鑑賞教育のためのテキストです。
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5.0
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-日本文化とほぼ同義に使われている「伝統文化」という言葉、さてこれはどういうものを言うのでしょうか。本書では「伝統」という言葉の定義や語彙史を考えることをふりだしに、古代・中世・近代という文化の画期や、中国の影響を受けながら発達してきた日本文化の歩み、「風流」「侘びと寂び」「型」「見立て」といった言葉に象徴される日本文化の独自性をみていきます。さらに「近代化」と「伝統」との関係性を考察すると、「伝統」とは抽象化され維持されているものであり、ある文化が危機に瀕した時にこそいわれるものであることがわかってきます。茶道を考えるうえでの土台ともなる一冊です。
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4.0すご腕のスパイ、しがないサラリーマン、失恋した学生、世界をまたにかける企業戦士、人生に疲れた中年男、そして一国の首相まで……。ありとあらゆる映画の登場人物が手にするグラス、あるいはボトルのなかで、琥珀色の輝きを放つ「ウイスキー」。それはたんなる小道具としてだけではなく、ときには主役を食ったり、人物の心理状態を代弁したり、また物語の謎を解く重要な鍵になったりと、いわば“演技派の名脇役”として見ることもできます。スコッチ、アイリッシュ、バーボン、ジャパニーズなど種類・銘柄もさまざまに、本書ではそのようなウイスキーがフィーチャーされた映画47作品を取り上げ、軽妙な文章と映画の雰囲気を伝えるイラストで見どころを紹介。映画とお酒にまつわるコラムや映画作品リストも収録し、映画とウイスキーが2倍にも3倍にも楽しく、また美味しくなる内容になっています。
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-淡交新書・古典芸能シリーズとして、『昭和の歌舞伎 名優列伝』『昭和の能楽名人列伝』に列する1冊。大衆を魅了する話芸として江戸時代に成立した落語。落語は江戸(東京)と上方(関西)で独自の歴史を重ね、今日もスタイルのちがう笑いを届けています。本書では、笑いの質・噺家の立ち位置の上方と江戸での違いをよく知る著者のもと、激動の昭和の時代を駆け抜けた東西を代表する噺家を取り上げてそれぞれの生涯と落語の特徴を浮き彫りにしながら紹介。そこから、昭和の落語界の全容を見据えます。〈取り上げた落語家46人〉◎江戸(東京)五代目三遊亭圓生 八代目桂文治 四代目柳家小さん 八代目桂文楽 五代目古今亭志ん生 三代目三遊亭金馬 六代目春風亭柳橋 六代目三遊亭圓生 二代目三遊亭円歌 五代目古今亭今輔 三代目桂三木助 八代目林家正蔵 五代目春風亭柳朝 八代目三笑亭可楽 三代目春風亭柳好 三代目三遊亭歌笑 初代林家三平 十代目金原亭馬生 五代目柳家小さん 古今亭志ん朝 七代目立川談志 三代目三遊亭小圓朝 八代目春風亭柳枝 八代目雷門助六 柳家金語楼 桂小文治 三遊亭百生◎上方(関西)初代桂春團治 二代目桂三木助 二代目立花家花橘 五代目笑福亭松鶴 二代目桂春團治 四代目桂米團治 三代目林家染丸 四代目桂文團治 橘ノ圓都 六代目笑福亭松鶴 三代目桂米朝 三代目桂春團治 五代目桂文枝 二代目露の五郎兵衛 四代目桂文紅 三代目桂文我 二代目桂春蝶 四代目林家小染 二代目桂枝雀
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-京都を訪れる外国人観光客は増加の一途を辿っています。 「どうやって京都を案内すれば楽しんでもらえるだろう?」 本書は、そんな悩みをもつ人に向けた指南書です。 観光名所にあるパンフレットをそのまま訳すのは簡単だけど、それでは外国人に全然伝わらない・・・。 良いガイドのためには、「外国語に訳す」前に、「外国人に伝わる内容に置き換える」翻訳が必要です。 本書では現役のトップ通訳ガイドである著者が、具体的な観光スポットを例にあげて指南します。 外国人の「なぜ?」「どうして?」のシャワーを浴びてきた著者のガイディングは、外国人だけでなく日本人をも満足させること請け合いです。 ビジネスシーンでも、友達が遊びに来た時も、ホテルやタクシー等でのご案内も。 京都を案内するすべての人に読んでほしい1冊です。 (※本書は日本語表記のみ)
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 食欲が落ちる夏、ノドごしがよい葛や寒天を使った和菓子は、滋養にすぐれ身体によく、暑さを忘れることができるお菓子です。涼感たっぷりの和菓子を定番、葛牡丹・わらび餅・琥珀羹に加えて、インスタ映えする透明な世界にカラフルなあんこを閉じ込めたスケルトン和菓子、透明でなくとも身体に効いて涼感誘うストロベリー生羊羹・甘酒羹など、一年通しても食べたいオリジナル和菓子をふんだんに紹介します。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現在、「日本茶・宇治茶」の世界文化遺産への登録を目指した活動が行われ、少しずつですが再び日本茶への関心が高まっています。また、特に緑茶にはカテキンやテアニン、ビタミンCといった成分が多く含まれ、健康飲料として日本国内のみならず、世界各国でも関心が寄せられています。本書では、スウェーデン出身の日本茶インストラクター、ブレケル・オスカル氏の解説により、成分や効能、製法による種類、単一茶葉のシングルオリジン、全国の産地、煎茶や玉露などの種類ごとの淹れ方など、日本茶の魅力を幅広く紹介します。バイリンガルにより、『ランディー・チャネル宗榮のバイリンガル茶の湯BOOK』の姉妹編となる一冊。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ヴェールに包まれた京都の花街の世界を日本文化に通じたアメリカ人が取材し、その魅力を英文で語る。
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-今や語りぐさ、伝説となりつつある能楽の昭和の名人といわれる人を取り上げ、能楽において、昭和という時代にどのような人々がどのように活躍したかを資料と実見から掘り下げて紹介します。シテ方を中心に、ワキ方・狂言方・囃子方(笛・小鼓・大鼓・太鼓)30余名を人物ごとに取り上げます。 シテ方:初世梅若万三郎・二世梅若実・観世華雪・松本長・野口兼資・一四世喜多六平太能心・近藤乾三・櫻間弓川・初世金剛巌・櫻間道雄・豊嶋弥左衛門・後藤得三・喜多実・五五世梅若六郎・高橋進・松本惠雄・三川泉・友枝喜久雄・粟谷菊生・観世寿夫・八世観世銕之亟・片山幽雪、ワキ方:宝生新、狂言方:善竹弥五郎・三世山本東次郎・六世野村万蔵・九世三宅藤九郎・三世茂山千作・四世茂山千作、囃子方:川崎九淵・幸祥光・藤田大五郎・二二世金春惣右衛門
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近年は洋食や中華料理の頂き方はできても、いざ日本料理を頂くとなると、困惑する方が多いように思われます。日本人であればできて当然の箸のあげおろしから椀の扱いまで、日本食の基礎となる茶懐石の形式で紹介。懐石の進行と客の動きが解説とカラー写真で確認でき、わかりやすいつくりとなっていま。すまた、頂く時に少し迷ってしまうような器の扱いや、料理、菓子などの頂き方も合わせて紹介します。季節のあしらいや食材など、ちょっとしたプチ知識も満載です
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3.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歌川国貞(3代豊国)の代表作「江戸名所百人美女」。100の名所を背景に100人の美女が描かれた、揃い物の浮世絵です。日々の生活を営む江戸時代の女性が生き生きと描かれています。それはまるで、国貞が実際に見聞きした女性──実在の人物のように、その人生が浮かび上がって見えるのです。本書は「江戸名所百人美女」を絵解きして、当時の女性の風俗習慣を探ります。隠れて恋文を書く娘、男気溢れる芸者、逢引きを楽しむ奥女中など、さまざまな女性が登場。なかには、意外な一面を持つ美女も……。テレビドラマなどの時代考証家である著者が、わかりやすくかつ楽しく、国貞の目が捉えた江戸の暮らしを紹介します。
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3.0世界遺産、京都の龍安寺に枯山水の名園がある。その名は石庭。十五の石が何を基準にしてレイアウトされ、また何をテーマにしたのか分からないため、「謎の庭」「推理の庭」「ミステリアスな庭」とも呼ばれる。数百年もの間、多くの識者がいろいろな推理を提唱してきた。虎の子渡し、七五三、満月、星座カシオペヤ、朱山五陵、扇、心の字、京都五山、楽譜、豊臣秀吉石狩り、黄金比、遠近法……。このうち最も有名なのは「虎の子渡し」だが、十五の石と四匹の虎(親・彪・子・子)がどんな関係にあるのか誰も説明できないため、それ自体が「日本の謎」と見なされてきた。けれども、問題を次のように書き替えることで、この難問がついに解き明かされた──。「虎の子渡しと呼ばれるからには、四匹の虎(=四つの石)は実際に川(=白砂)を渡ったに違いない。そもそも、川を渡る以前、十五の石はどのように配置されていたのか?」。このように「虎の子渡し」を一種の暗号と仮定して推理を進めると、その背後から「龍と虎」が一対になった壮大な庭が姿を現したのである。それと同時に、長年にわたって庭園・建築・デザイン関係者を悩ませてきた、「秘密のレイアウト」もようやく解明された。謎解きの道具になったのは、清少納言の名と結びついた「智恵の板」と、当時使われていたL字型の曲尺である。十五の石は、八つの曲尺三角形でつくられる「龍安寺智恵の板」に従って、レイアウトされていた。本書は新旧「五十五の推理」を集大成して、石庭の核心に迫った。なぜ五十五なのか。それは、「十五の石」と「五十五の推理」を組み合わせることによって、宇宙全体を表現できるからである。石庭の作者の鋭く激しく熱い知性は、現代知識人の水準を遙かに抜いていた。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★京都のしにせお麸屋さんが紹介するとっておきお麸レシピ47★ 京都鴨川、五条大橋のたもとに本店を構える「半兵衛麸」は元禄二年創業のお麸屋さん。三百二十余年、伝統の味を守り続けている京のしにせがご紹介する、かんたんでおいしいお麸を使ったレシピ集です。「やき麸はおみそ汁、なま麸は田楽」という定番の使い方だけでなく、ピザやチーズフォンデュなどのパーティーメニューやスイーツにも「もっちり・さくさく」のお麸が大活躍。お麸屋さんだからこそ知っている調理のコツや、京都ならではのおもてなし料理もご紹介しています。また、お麸は高タンパク低カロリーでとてもヘルシーな食材です。 ぜひ今晩から、献立にお麸料理を加えてみて下さい!
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4.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「はじめてお茶会に招かれたとき」の客の作法を、イラストでわかりやすく解説する初心者のための茶会ガイド本。茶道に接したことのない人にとって、茶会での客の振る舞い方は想像できません。また、茶道を始めたばかりの人も疑問点があるなど、自信のない人は多いでしょう。本書は「茶道の経験がない“田中くん”」と「茶道のお稽古をしている“花子さん”」が、ともに茶会に参加するシミュレーション型の内容で、イラストと四コマで親しみやすく、視覚的に客の作法を紹介しています。茶会の一連の流れがコンパクトに凝縮されているため、おさらいとして最適な一冊。初心者の自分のために、茶会にお誘いした友人のためにも活用できます。
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-11代目片岡仁左衛門から6代目中村歌右衛門まで、伝説として語り継がれる看板役者や渋い魅力のバイプレイヤーなど、昭和の歌舞伎の名優たちの魅力にせまる。
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3.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 茶事に招待された客の悩みの種といえば、茶懐石のいただき方。本書は、約束事が多い茶懐石の流れといただき方を、豊富なイラストでおさらいできる実用本です。客の目線(真俯瞰)から、手の動きや器の移動などの手順が描かれているので、茶懐石を疑似体験しているようなわかりやすさを実現しました。茶事に参加する前の予習として最適です。また、最大の難所「千鳥の盃」や末客の働きなども、一つ一つの動きを丁寧に解説します。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スイーツブームのなか、精進料理の材料でしか作れない美味しくヘルシーで驚きのデザートや、おやつを作ってみませんか。体にも心にもやさしく工夫された、旬の野菜や、豆腐・乾物・穀類、お釈迦さまも食された乳製品を使って、季節を大切にする心、材料の持ち味を生かす心で、お菓子を、作ってみましょう! 食べてみましょう! 見た目には、精進料理っぽいものもあるかもしれません。どれもこれも「スイーツ(あまいもの)だあ」。驚きと、感動と、美味しさで脱帽です。あまいもの大好きな“あなた”、見逃せない一冊です。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 茶道界の歴史を切り開いた人物(トータル33人)をピックアップし、その事跡や所蔵道具、好み物や茶室、交友録、知られざるエピソードなどを紹介。400点に及ぶイラストや多数の図解、巻末10ページを用いた登場人物と茶道流派三千家歴代宗匠、千家十職らを一斉に掲載するビジュアル年表は圧巻。本文以外のウンチクやこぼれ話もふんだんに盛り込んだ“読んで納得・見て楽しい”ありそうでなかった茶人伝ここに登場!
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本人におなじみの甘味素材「あずきあんこ」を使ってできる洋風おやつを、バリエーション豊かに味わうための実用レシピ本。ラスクやトリュフといった手軽に作れるものから、タルトやチーズケーキのようにひと手間かけたものまで、ありそうでなかった新味おやつ30日分が勢揃い。和菓子だけにとどまらない「あんこ」の魅力を、日めくりカレンダー調に楽しく紹介します。 ●つくれるお菓子の例 自家製クリームあんみつ、あんミルフィーユ、ココナッツとあんこの蒸しパン、いちごあずき牛乳、あんことドライいちじくのタルト、あずきミルクプリン、あずきと抹茶のシュークリーム、あずきといちごのスフレ、いちごとあんこクリームのサンドイッチ、ココナッツ汁粉、あんおやき、あんトリュフ、チョコとあんこのおまんじゅう、きな粉とあんこのロールケーキ、あずきミルクのアイスキャンデー、あずきとエスプレッソのチーズケーキ ほか
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4.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「女子たるもの、のんびり優雅に、わざわざ選んで駅弁買わなくちゃ。旅先だったら、お弁当に合わせてワインや日本酒、地ビールなんかも素敵に飲めちゃう。興味のある電車だって楽しく乗ってみたい」という駅弁女子のなかだえりさん。約100点の駅弁を色彩豊かなイラストで描く。みんな大好き定番駅弁から、ご当地駅弁、ユニークパッケージの駅弁、電車型駅弁、駅弁女子グッズ、等々。旅の情報やちょっとマニアックな駅弁の注文の仕方・受け取り方も。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 外国の方に和の暮らしに関わるモノの名前を教えたくても、正式名称を知らなかったり、英語でうまく説明できないことがあります。本書は、日本人として知っておきたい和食と伝統行事にまつわる名前を集めました。バイリンガルブックとして、名前の英訳に英語での解説まで掲載しています。さらっと説明できると鼻が高い情報満載です。シリーズ本として、「和服・伝統芸能」篇、「和の建築・しつらい」篇も順次、刊行予定です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロの料理人のように美しい懐石料理でもてなしたくても、うまくいかなかった経験のある人は多いはず。本書では「向付」「飯と汁」「椀盛」「焼物」「進肴」「八寸」「香の物」「主菓子」まで、それぞれ盛りつけ方のイロハを解説します。盛りつけ例を多数ご紹介するので、見たまま真似することも可能です。大そうな料理や器でなくても、盛りつけのポイントをおさえれば、おいしそうで魅力的な料理を演出できます。色彩・余白・立体感・季節感など、料理と器のバランスを考えるための手がかりとなる本です。月刊誌『なごみ』2014年度の連載「茶懐石の盛りつけ方イロハ」を単行本化。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 贈り物やお金を渡す際に、さてどのように水引をかけるのか、どの熨斗袋を使うのか、中の袋にはどのように書けばよいのか、そして相手に渡す時にはどのようにするのがよいのか……。熨斗袋・水引の使い分けから、中袋の書き方・渡し方、そして返し方までを丁寧に解説。また、茶事・茶会を催す際の手紙のやりとりについても、さまざまな場面に参考になるような内容を紹介します。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 京都の魅力の一つは、町なかで年中おこなわれている行事と祭りにあります。12月の京都で見ておきたい行事や祭りを中心に、12月の京都で食べたいもの、12月の京都で買いたいもの等の情報を提供。旅行者はもちろん、家族で行楽に出かけるとき、また客を迎える予定ができたとき、何月何日ならどこへ行けばよいかがすぐにわかります。12月といえば市内の各寺社で行われる「終い行事」。大根焚きや御煤払いは、年末の京都を彩る風物詩です。冬の京都を味わうために京都へ来たら、仏像や満開の山茶花を見て、京地鶏や海老芋に舌鼓を打ち、雪餅を買って帰りましょう。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 京都の魅力の一つは、町なかで年中おこなわれている行事と祭りにあります。11月の京都で見ておきたい行事や祭りを中心に、11月の京都で食べたいもの、11月の京都で買いたいもの等の情報を提供。旅行者はもちろん、家族で行楽に出かけるとき、また客を迎える予定ができたとき、何月何日ならどこへ行けばよいかがすぐにわかります。11月といえば「お火焚祭」。江戸時代から続く伝統行事に、京都の歴史を感じます。秋の京都を味わうために京都へ来たら、仏像や秋草が趣深い庭園を見て、甘鯛や柿に舌鼓を打ち、秋の和菓子を買って帰りましょう。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 京都の魅力の一つは、町なかで年中おこなわれている行事と祭りにあります。10月の京都で見ておきたい行事や祭りを中心に、10月の京都で食べたいもの、10月の京都で買いたいもの等の情報を提供。旅行者はもちろん、家族で行楽に出かけるとき、また客を迎える予定ができたとき、何月何日ならどこへ行けばよいかがすぐにわかります。10月といえば京都三大祭の一「時代祭」。京の歴史を偲びつつ、時代行列を見物できます。秋の京都を味わうために京都へ来たら、仏像や秋草が咲き乱れる庭園を見て、雲子や松茸に舌鼓を打ち、秋の和菓子を買って帰りましょう。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 京都の魅力の一つは、町なかで年中おこなわれている行事と祭りにあります。9月の京都で見ておきたい行事や祭りを中心に、9月の京都で食べたいもの、9月の京都で買いたいもの等の情報を提供。旅行者はもちろん、京都の人でも、家族で行楽に出かけるとき、また客を迎える予定ができたとき、何月何日ならどこへ行けばよいかがすぐにわかります。9月といえば「重陽の節句」と「中秋の名月」。市内各所で秋の風情を愛でる催しが行われます。初秋の京都を味わうために京都へ来たら、仏像や秋草鮮やかな庭園を見て、秋刀魚やイチジクに舌鼓を打ち、秋の和菓子を買って帰りましょう。