創芸出版作品一覧

  • 大気からの警告 温暖化の脅威と京都議定書
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    1巻1,760円 (税込)
    頻発する異常気象!その原因である地球温暖化の危機をはたして防げるのか?地球温暖化の主な原因である「二酸化炭素」の排出量削減を目指して世界各国の首脳が激しい議論と駆け引きを繰り広げた「地球温暖化防止京都会議(COP3)」のすべてを徹底的に取材した現役科学記者が人々の良識に訴える警告の書。
  • 長与俊達
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    種痘はイギリス人ジェンナー創始の牛痘が日本へ移入されたと言われている。しかし、天然痘の猛威に敢然と立ち向い、人痘による実証の積み重ねによって、それより九年も早く「種痘法」を独創し、藩内の天然痘を完圧した肥前の国大村藩医長与俊達。その天然痘撲滅に対する情熱と苦闘を史実に基いて描く。
  • 織田信長の思考法
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    戦国末期、真っ先に天下統一の旗印を掲げて乱世をひた走り、華々しく立ち回りながら、最も危険な茨の道をたどった信長の生涯はピンチの連続だった。短気で癇癪持ちだと言われる信長が、実は辛抱強い人物であり、猪突猛進型人間のように見えて、極めて緻密な計画性の持ち主であったという、知られざる信長像を描く。
  • 改訂新版 特別会計への道案内
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    日本国予算の一般会計約100兆円の2倍以上の予算規模を持ちながら、国会で議論されることも少なく、埋蔵金や天下りの温床とされる「特別会計」。本書は「特別会計」の全体像を簡潔に捉え、鳥瞰することのできる唯一の概説書。手探りの特別会計論議に一筋の道が見えてくる!
  • 宗善記 江藤新平と深堀武士
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    維新の動乱の渦中で日本国の司法・行政組織の基礎を考案し、「佐賀の乱」の主謀者の汚名を着て刑死した江藤新平。新平に影の如くつき従い、真の武士道の眼でその波乱の半生を見届けた深堀武士、江口宗善。宗善自筆の手記をもとに、二人の壮絶な人生を生き生きと描く、史料を丹念に追った長編歴史小説。
  • 生涯百姓 久門太郎兵衛の世界
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    自然の生態系への理解に基づき、エコロジーと手を携えた自然循環農法を実践し、昭和の百姓として生き抜いた天地農場の主宰者久門太郎兵衛さんが、21世紀の農業への展望を語り、帰農を志す人々に有機農法と自然への畏敬の念を伝え、その実践と成功に手を差し伸べるドキュメンタリー。
  • 将軍足利義昭 動乱の渦を掻き回した男
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    足利将軍家の後継者として室町幕府の再興を願いながら果たせず、流浪の人生を余儀なくされた足利家第15代将軍足利義昭。自らの手で天下を掴もうと、信長から秀吉の死に至るまでの天下統一の動きに逆らい、戦乱を渇望し、その渦を大きく動かそうと画策した最後の足利将軍の生涯を克明に描く。
  • 幕末黎明 禁門の変始末
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    尊王攘夷から倒幕への転機となり、明治維新のきっかけとなった禁門の変。その渦中で、自らの志とは異なる役割を担わされて、非業の死に追いやられた長州宇部支藩主福原越後。さらには、戦火の中から主君を救出しようと知恵をめぐらせ、みごとに成し遂げた宇部農兵たちの活躍を生き生きとした筆致で描く新感覚歴史小説。
  • 虚像の軍師真田幸村
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    「不思議なる弓取り」と評され、柔和な人柄とはうらはらに、戦場では目ざましい戦いぶりを見せた真田幸村。秀吉にその資質の前途有望さを見抜かれ、関ヶ原の戦いでは上田城で徳川の大軍を打ち破り、大阪夏の陣では家康を再三窮地に追い詰めた幸村の軍略と想像し難い不可解な人物像を独自の筆致で描く。
  • 長崎喧嘩録
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    赤穂浪士の吉良邸討入に先立つ元禄十三年十二月十九日、深堀の義士たちが長崎西浜町の高木彦右衛門邸へ討ち入った。深堀領主の屋敷に乱入し狼藉を働いた高木の下人たちを成敗し、筆頭町年寄として権勢をふるい増長する彦右衛門に天誅を加えるためだった。この「深堀騒動」の顛末と「義のこころ」をあざやかに描く。
  • 九鬼水軍
    4.0
    黒潮にのってまたたくうちに兵を送りこむ九鬼水軍。自らを「海賊大将軍」と名乗った海の勇者・九鬼義隆の半生は、まさしくその「海賊大将軍」にふさわしい生き方であった。信長・秀吉・家康時代を通じて、つねにその計り知れない力を発揮した九鬼水軍の驚異を生き生きと描く長編歴史ロマン。
  • 学校は校長で変わる
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    1巻880円 (税込)
    学習塾の先生が私学の校長を任された。「校長は生徒や保護者の代弁者」との立場で、閉塞した教育現場を改革した4年間の記録。教育界を目指す若者たちへの熱きメッセージ。
  • 昭和かわら版
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    毎日放送の元放送記者である筆者が、その現役時代に、取材を通じて目撃した事件・事故、あるいは人物や世相・風物・芸能に至るまで、さまざまな事実を検証し、考察を加えて、バブル全盛期の華やかでおおらかだった昭和の時代を、歯に衣着せぬ独自の筆致であざやかに描くノンフィクション。
  • 夢のアイランドは向う側
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    照明に映える独特の化粧、妖精のようなトップスターたち、長年の伝統が培った宝塚歌劇。そんな宝塚を生み出した宝塚音楽学校と、厳しさの中にも生徒たちを気遣うそのスタッフ。元放送記者である筆者が、取材を通して目撃した事実を検証し、夢のような宝塚歌劇が、もっとも輝いた時代をあざやかに描く。
  • 欠陥議員
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    1巻880円 (税込)
    民主主義体制下における、あるべき議員像、議員としての職責のあり方とは何か。 また、議会運営はいったいどうあるべきなのか。それらを議員自身や議員をめざす人たちが理解し実行できているのだろうか。現実と対比させて理論的かつ理念的に分析し、その意義を有権者に問いかける。
  • 五線紙の街
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    1975年、まだ情熱だけが燃え漂っている若き未来に燃える人たちが作ったバーボンウイスキー片手に飲んで語り合う集団「バーボンクラブ」。 震災前のハイカラ神戸といわれた全盛期に、砂塵のごとく神戸文化という空気の渦を巻き上げていた。おしゃれな街を舞台にした、まさしく青春グラフティ。
  • アリエル
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    1巻550円 (税込)
    惠摩が生きた歳月の大半を過ごした関東平野から、すべての生命が失われた。気づくと上空から何もない闇を見下ろしていた。死後の精神が肉体を離れて浮遊しているのか。これで苦痛なあらゆる出来事から解放される。何物にも煩わされず静かに眠れる。
  • コボルト
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    1巻550円 (税込)
    長期化する不況の嵐の中、三人の息子をかかえ、低賃金労働に耐えなければならない摩耶は、苦しい日常に疲れ切っている。そんな中年の主婦、摩耶に忍び寄る黒い誘惑。陰湿な悪と出会った摩耶に、再び神秘の力を発揮する機会が訪れる。善悪を超越したヒロインの活躍を描く連作サスペンス第三弾。
  • サラマンダー
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    1巻550円 (税込)
    総合職社員として中堅商社に勤める二十代半ばの萩原摩耶は、同僚の失踪から社内で行われている不正行為を知る。高校時代の陰惨な事件を知る旧友の助けを借り、再び悪辣な陰謀に戦いを挑む。自らの秘められた能力を知る摩耶は積極的に敵地に乗り込む。善悪を超越したヒロインの活躍を描く連作サスペンス第二弾。
  • ウンディーネ
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    1巻550円 (税込)
    数奇な運命に導かれた女子高生萩原摩耶は、同級生の殺害事件をきっかけに、少女売春組織の首謀者たちにつけ狙われる。肉体の変調に苦しみ、拉致、監禁と相次ぐ不運に見舞われた摩耶。やがて、その血に潜む超常の力が発現され、悪に立ち向かう。善悪を超越したヒロインの活躍を描く連作サスペンス第一弾。
  • 郷愁の海‐南方定点
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    1巻330円 (税込)
    北緯二九度〇〇分・東経一三五度〇〇分。島国日本の気象観測網の不備を補い、気象予報の的確性のため設定された島影一つ漂わぬ洋上の一孤点、潮岬の南方五百キロ、鳥島と屋久島とのほぼ中間にあたる広大な太平洋上の南方定点。海と空と水平線が視界のすべてである洋上での厳しい気象観測の業務を克明に描く。
  • 北方定点
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    1巻330円 (税込)
    気象技術者として国を挙げての激動の時代を生き抜き、四十余年の勤務を終えて定年退官した主人公が、退官後の余生の生き方を探ろうとして思い立った三陸海岸への旅で、数奇な運命に翻弄されて物故した若き日の旧友にそっくりなイメージの青年と出会い、戦前・戦中・戦後にかけての時勢の推移を振り返る。
  • 南大東島
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    1巻330円 (税込)
    沖縄の人々の間で古くからウファガリ島と呼ばれた南大東島。 周囲は針を植えたような岩壁、内部は鬱蒼とした密林で、人間の入った形跡はまるで見られない。そんな「南大東島」の開拓から、甘蔗栽培と製糖を主産業とした砂糖一色の島の歴史を、登場人物の一人一人を語り部としてまとめた秀作。
  • 仕方ない笑うとするか
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    共感!共感!共感! 世の中、おかしな事だらけ。日ごろ、おかしいなあ…、これって本気かなあ…、ちょっとまずくないのかなあ…、やっぱりへんだよ…。 そう感じたことをつぶやくようにまとめています。大人気のブログからイチ押しの話題を電子書籍化。あなたも仕方なく笑っちゃうこと間違いなし!
  • マーカス島
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    1巻330円 (税込)
    四国の室戸岬で死んだかつて離島勤務者だった友人の遺骨を、友人が愛した「マーカス島(南鳥島)」の邦人墓地に埋めに行くという物語。敗戦によって米軍のローラン基地となってしまった島の沿革と戦後の推移を辿りながら、一組の男女のはかない愛の軌跡と非情な運命をドキュメントタッチで描く。
  • おいらくの人生
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    老いて益々夢を、その気持ちを大切に「何をするのかではなく、どのように生きるか!」その半生を放送記者として生きた著者が、退職後の自らを省みて、「おいらく」をどう生きるかを考察したエッセイ。近年取り沙汰されている高齢のストーカーの話や老人ホームでの恋愛の逸話など、現代世相を鋭く描く。
  • 海の痣
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    1巻330円 (税込)
    伊豆諸島の南方洋上に位置する絶海の孤島、鳥島を突如として島を襲った火山の噴火。気象観測所が撤収し、無人島と化した島に生息する天然記念物のアホウドリの子育てや、天敵ヤマネコに襲われた雌鳥を庇い、渡りを見送って寄り添う雄鳥の情を生き生きと描く。
  • 生きる・不良少女風典子の場合
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    1巻330円 (税込)
    ふとしたきっかけで知り合った不良少女風の典子。彼女の奇妙な言動に関心を持った孫ほど年の離れた初老の夫婦との交流を通じて、怠惰な生活から少しずつ抜け出し、自らの力で生きて行く術を身につけてゆく少女の姿。元毎日放送記者である筆者が取材に基づいて描いた現代世相を描いた問題作。

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