マーティン・ウルフ作品一覧

  • シフト&ショック 次なる金融危機をいかに防ぐか
    4.0
    世界的な危機はまたやって来る――未曾有の金融危機が巻き起こった2007年よりはるかに前から、水面下で進んでいた世界経済の「シフト」。そして、危機の激震が各国にもたらした「ショック」。その歪みは、いまなお世界経済をリスクにさらしている。アベノミクスをはじめ、各国政府がとる針路は正しいのか。危機を予見できなかった経済学界は、何をまちがえていたのか。金融業界は次のバブルを防ぐために何をすべきなのか。フィナンシャル・タイムズ紙の経済論説主幹であり、当代一の経済ジャーナリストが徹底検証する。
  • 人類の未来 AI、経済、民主主義
    4.1
    トランプ政権と民主主義のゆくえは? EUの将来は? 世界経済は今後どう変わるのか? シンギュラリティとはそもそも何か? 国際情勢、AIと人間、気候問題、都市とライフスタイルの未来像……。データとファクト重視、冷徹な現状分析を旨とする大御所たちに、「都市を変えるアイディア」を実践している若き知性を加えた計5人にズバリ斬り込み、今いちばん知りたいことに明確なビジョンを示す大興奮の一冊。 1 トランプ政権と民主主義のゆくえ ─ノーム・チョムスキー 2 シンギュラリティは本当に近いのか? ─レイ・カーツワイル 3 グローバリゼーションと世界経済のゆくえ ─マーティン・ウルフ 4 都市とライフスタイルのゆくえ ─ビャルケ・インゲルス 5 気候変動モデル懐疑論 ─フリーマン・ダイソン
  • 民主主義と資本主義の危機
    -
    中国ですら敵わないほどの強力な敵、民主主義と資本主義の敵は内側にいる。 いま必要なのは、格差解消と中間層の復活だ。 * * * まずまずの豊かさ、わが子が機会に恵まれること、そして幸せな未来――。 ささやかな期待すらも実現しない政治とグローバル資本主義に民衆は怒っている。 世界金融危機後の中間層の空洞化は、先進国で既存体制への怒りに火を付けた。これから10年後、民主主義と資本主義は放棄されずに残るだろうか。 高所得の民主主義国で台頭する右派・左派双方のポピュリズムは、世界を暗黒に変えるだろうか。 * * * 20世紀はモンスターのような独裁者の世紀だった。いまふたたび独裁者が復活しようとしている。 権力者だけに奉仕する国家に希望はない。 20世紀、人類はそうなる運命を紙一重で切り抜けた。 21世紀もうまく逃げおおせるだろうか。 * * * FTのチーフ・エコノミクス・コメンテーターが描くいま求められる改革。

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