石川年作品一覧

  • アメリカロデオ射殺事件
    -
    場所はニューヨークのど真ん中のコロシアム、3万人の観客の熱い視線が注がれるなか、ショーのクライマックスの場でロデオ一座の主役が何者かによって射殺される。一発の弾丸は馬上の主役の脇の下から入り、ものの見事に心臓を打ち抜いていた。弾丸の角度は一段高い位置にある観客席方向からの射撃であることを示していた。3万人は足止めを食い、徹底的に調べられた。だが……クイーンの国名シリーズ「アメリカ編」。

    試し読み

    フォロー
  • エジプト十字架事件
    -
    エラリー・クイーンの「国名シリーズ」初登場! 小学校校長の首なし死体はT字形の道標にキリストさながらに磔(はりつけ)になっていた。そこはT字路にあたり、そのうえ被害者の家のドアには血でTの字が。事件は迷宮入りかとみられたが、半年後、まったく場所を変えて再び「T殺人事件」は起こった…クイーン円熟期の秀作。

    試し読み

    フォロー
  • ギリシア棺謀殺事件
    -
    屋敷内の墓地でおこなわれた美術商ハルキスの葬儀から一歩さきに邸内にもどった弁護士ウッドラフは、ハルキスの寝室の金庫内に保管してあった新しい遺言書が、手提げ金庫もろとも紛失しているのを知って度を失う。たった五分間のうちの出来事だった。エラリーは「論理的に」、遺言書は棺の中にしかありえないと推論し、棺を掘り出す。だが、そこに見つかったのは……ハルキスの死は、その後につづく殺人交響曲の序曲にすぎなかった。クイーン「国名シリーズ」の重厚な代表作。

    試し読み

    フォロー
  • シャム双子殺人事件
    -
    休暇旅行の途中、クイーン父子は山火事に巻き込まれ、怪しげな山荘にたどりつく。そこには、世をしのんで奇形の研究に没頭する有名な外科医が住んでいた。外科医は何者かによって殺害され、かわいらしいシャム双子と、その母親とが残される。…火の手の迫る切迫した状況のもと、クイーン父子は初めて、検死官も刑事も指紋係もいないなかで、事件の解決に奔走する。山火事が迫るラストは、とくに圧倒的な緊迫感にあふれた物語となっている。

    試し読み

    フォロー
  • スペイン岬の裸死事件
    -
    北大西洋に突き出る小さな岬にある富豪の館。ある夜、そこのテラスでスペイン系の美男の女たらしが殺された。オペラ・マントを着てステッキをもち、椅子に腰掛けた状態で死んでいたが、その下には何も身に着けていなかった! 国名シリーズの最後を飾る1冊。

    試し読み

    フォロー
  • 中国切手殺人事件
    -
    宝石と切手のコレクターで出版社の経営者でもあるドナルド・カークは、ニューヨークの中心街に事務所をもっていた。ある日の夕刻、中年太りのさえない小男がたずねてくる。カークは留守だったので、秘書のオズボーンはカークの事務室で待つように案内する。用件を聞いても、男は「内密の用件」としか答えない。約一時間後、カークはたまたま階下で出会ったエラリーを連れて帰ってくる。秘書の話を聞いて二人が事務室に行くと、男は脳天を割られて死んでいた。そして部屋にあるあらゆる物が動かされて「あべこべ」になっていた。中国福州で発行された「エラー切手」にからむ密室殺人!

    試し読み

    フォロー
  • 透明人間
    -
    二月の吹雪の朝、イギリスの田舎町の宿屋に一人の男があらわれる。宿のおかみは客の途絶えがちな季節にとびこんで来てくれたこの客に内心喜び、なにかと張り切ってサービスに努めようとする。だが、客の愛想はよくない。そして、予想外の出来事が起こり始める……ヴェルヌとならぶSFの開拓者H・G・ウェルズの代表作。

    試し読み

    フォロー
  • 日本庭園殺人事件
    -
    文学賞を受賞した女流作家が日本趣味にあふれた自宅庭園で、受賞記念の披露宴をひらく。それは順風満帆をおもわせる船出とみえた。だが、彼女は自邸の仕事場で謎にみちた急死をとげる……エラリー・クイーンの「国名シリーズ」日本編。

    試し読み

    フォロー
  • フランス・デパート殺人事件
    -
    エラリー・クイーンの「国名シリーズ」フランス編! ニューヨークのどまんなか、フランス・デパートのショーウィンドーを舞台にしたイベントのクライマックスで、壁のベッドから転がり出たのはデパート社長夫人の射殺死体であった……むろん、このシリーズ共通の、作者から読者への犯人あて挑戦も健在である。

    試し読み

    フォロー
  • ローマ劇場毒殺事件
    -
    本格ものミステリーの雄、エラリー・クイーンのデビュー作であり、以後10巻に及んだ有名な「国名シリーズ」の最初の作品。ブロードウェイの新顔「ローマ劇場」には暗黒街ものの新作「拳銃稼業」に多くの観客がつめかけた。ナイトクラブの殴りこみ、ギャング出入りの派手さで受けている芝居だった。第二幕の山場で観客席の後部座席のほうから大きな悲鳴が聞こえた。客たちはこれも芝居の新手だと思い、その方角に首をのばした……だが、それは芝居ではなく真実の殺人だった。被害者は悪徳弁護士! クイーン父子の捜査がはじまる。どうしたわけか被害者の持っていたはずのシルクハットが消えていた…

    試し読み

    フォロー

最近チェックした本