北野英明作品一覧

  • カレルギー伯
    完結
    -
    明治24年。両親の反対を押し切って光子が結婚したのは、オーストリア人のハインリッヒ。彼女は長男・ハンシーと二男・カレルギーの二人の子に恵まれるが、数年後、逞しく成長したカレルギーたちに不幸が訪れる…。第一次世界大戦が勃発し、オーストリアと光子の母国・日本が敵国になってしまったのだ。本当の平和とは何かと悩むカレルギー。ヨーロッパ統一運動に尽力した、若き日のカレルギーを描いた歴史コミック。
  • 北野英明麻雀劇画傑作選 いかさま雀鬼 女雀士ジュン
    完結
    -
    商社と接待麻雀要員として契約している女雀士ジュン。勝てばお金はジュンのもの、負けても支払いは会社持ち。しかしその代わりにジュンは負ければ18歳のその身体をあずけなければならない。敵は相手企業の人間ばかりではない、仕事のパートナーでさえ接待のためにジュンが負けることを狙っている。色と金と欲望が渦巻く中、ジュンの勝負が始まる! 
  • 北野英明麻雀劇画傑作選 麻雀水滸伝 1巻
    完結
    -
    70年代から80年代にかけて一世を風靡した伝説の麻雀劇画家、北野英明麻雀作品の初の電子化! 灼けつくような生の実感を求めて、会社を辞めて家族とも縁を切り博打で生きていくことを決めた古場伸介。勝負の世界で生きていくにはまだ甘い伸介だったが、謎の美女ゴエモンと出会いプロとしての修業が始まる! 多くの麻雀漫画誌の表紙を担い、麻雀漫画の代名詞でもあった北野英明の世界を堪能せよ‼ 
  • 北野英明麻雀劇画傑作選 迷宮の発牌 上巻
    完結
    -
    能登で一人の女性が子供を産み落として死んだ。身元が分かるようなものは何もなく、ただ麻雀牌が女性の周りに散乱しているだけだった。時は流れて、人に引き取られて葵と名付けられたその子供は今や美しい女性へと成長し、そして母親の形見である発牌を頼りに父親を探すのだった。横浜を拠点とする麻雀打ちの直紀はそんな葵に魅かれ、彼女の父親捜しを手伝う内に発牌を巡る陰謀に巻き込まれていくことになる。原作者・麻生紀子は劇作家・脚本家の岸田理生のペンネーム。
  • 牧口先生 (1)
    完結
    5.0
    明治4年6月、荒々しい日本海の波にさらされた寒村・柏崎県荒浜村に長七(後の牧口先生)が生まれた。冬の吹雪や高波のため、漁も満足にできない貧しい村にはめずらしく、その日はよく晴れて、漁師たちも活気づいていた。だが、貧しい長七の家は父親の長松がカラフトへ出稼ぎに。そして長七は母親とも離れ、祖父の家へと引き取られることになる…。
  • 魯迅
    完結
    -
    中国文化革命の巨人と呼ばれる魯迅の少年時代を描いた歴史コミック。明治14年9月、老酒で有名な中国の古い町に生まれた魯迅。だが、13歳になった時、祖父の裁判問題や父親の病気などで生活が苦しくなっていく。そして、魯迅らの無知につけ込んだ医者は、効能を疑うような漢方ばかり処方し、とうとう父親は亡くなってしまった。一念発起した魯迅は、物理、数学、地理、歴史などの勉学に精を出し、医学を学ぶため日本に留学する決意をする。そんな魯迅が上海を経て横浜に着いたのは、明治35年のことだった――。

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