こより作品一覧

  • ・・・穴の穴
    -
    月間1億PVを超える大人気のケータイ小説サイト「おりおん☆」から生まれた小説。たまたま書いた妄想小説が賞を取り、官能小説家となった私。しかし全く売れず、おんぼろアパートに引っ越すことに。隣人は誰もが認めるイケメン!そんなイケメンの部屋に続く“穴”を見つけてしまった私は、好奇心から彼の生活を覗いてみることにした…。

    試し読み

    フォロー
  • あの日、ぼくは龍を見た
    -
    斉藤真琴は小学6年生。ある日、死んだはずの祖父・熊岡獅子之介から真琴の家に1枚のハガキが届く。そこには、今年の夏で旅館をやめる、とだけ書いてあった。不思議に思った真琴は、夏休みに一人で、九州の秘境にある祖父の旅館を訪ねることに。羽田から福岡への空の旅を経て、列車を幾度も乗り継いだあと、ハプニングが起きた。なぜか、祖父の旅館があるねじまき温泉行きの路線がなくなっていたのだ。途方に暮れていた真琴は、いつしか祖父が若い頃の時代、今から38年前のねじまき温泉郷に迷いこんでしまう。この温泉郷は、神秘の祭りである「臥龍の大祭」をやめてから人気が低迷していた。「この祭りの復活こそがこの町を救う!」――子ども時代の父・虎之介とまちがわれているぼく・真琴は、同級生のツグミと共に大人たちを説得し、「臥龍の大祭」の復活に挑む。温泉郷の未来をかけた、子どもたちの町興し物語。
  • ここは墨田区向島、お江戸博士の謎解き日和
    3.5
    唯一の家族だった祖母を亡くした天涯孤独の大学生・祐里は、祖母の貸家に住む冴えない歴史ライター・桜介と出会う。二人は下町ならではの事件へ挑むが、一方で祐里は未だに祖母との喧嘩を悔やみきれずにいて――!?
  • 樹木医補の診療録 桜の下にきみを送る
    3.5
    花守として有名な祖父を持つ咲(えみ)。樹木医を志し、造園会社『陽光園』に就職した。けれど祖父は咲が樹木医になるのを反対し、和解できないまま亡くなっている。複雑な想いで新天地へ来た咲は、祖父が守ってきた大糸桜を見にいく。しかし開花しておらず、謎めいた青年から「花守の死を悼んでいるようだ」と言われる。そんな大糸桜の様子に違和感を覚える咲だが…?
  • そして少女は悪女の体を手に入れる 1
    3.5
    病弱だった少女が嫌われ者の身体を手に入れる。嫌われようが健康なら文句なし! 笑いあり涙ありの、青春学園ラブコメディー。 生まれつき病弱で、病院の外の世界を知らずに亡くなってしまった少女。 お迎えを待っていたが、現れた天使に、予定外の自殺があってあの世へ連れていけないと言われる。 そこで天使は言った。「この子の体、欲しくない?」。 自殺した女の子の名前は篠塚愛花。 傲慢でわがままで、友達もいなく家族からも嫌われている【悪女】だったという。 周囲の環境はそのままだが、それでもいいのなら体をあげると言われ、少女は即答する。 「健康な体であれば言うことないです! 」。 かくして、少女は篠塚愛花の体で人生をやり直すことになったのだが―――。 黒川 天理(クロカワテンリ):福井県在住。本作にてデビュー。 こより(コヨリ):イラストレーター。鹿児島県在住。宮部みゆき『この世の春』(週刊新潮)、 村山早紀『コンビニたそがれ堂 祝福の庭』(ポプラ文庫ピュアフル)、 柴崎竜人『あなたの明かりが消えること』(小学館文庫)など多数の書籍の挿絵、装画を中心に活躍中。

最近チェックした本