永田佳之作品一覧

  • 国連ESDの10年の成果と課題 宣言文及び最終報告書の要点を読み解く
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    1巻165円 (税込)
    「国連・持続可能な開発のための教育10年(DESD)」(2005~2014年)をきっかけにESD(Education for Sustainable Development)や「持続可能性」という言葉が日本でもよく使われるようになりました。本書は、ユネスコ本部ESDモニタリング評価専門家グループ委員を務め、DESDの最終年である2014年11月にまとめられた「あいち・なごや宣言」「国連・持続可能な開発のための教育10年最終報告書」に深くかかわった聖心女子大学教授・永田佳之氏による「宣言」「報告書」の要点を整理し解き明かした講演をもとにしています。 「グローバル・アクション・プログラム(GAP)」の意義、ホリスティック、価値志向、批判的思考・創造的思考、多様な手法、参加型の意思決定、地域・グローバルな問題への取り組みなど国際実施計画(International Implementation Scheme:IIS)の特徴をはじめ、「あいち・なごや宣言」「国連・持続可能な開発のための教育10年(DESD)最終報告書」の意義や込められた思想、着目点をまとめています。さらに未来に向けて発展するためのESDの課題や注目すべき具体的事例を紹介しています。ESDを理解し、広め、深化させようと思うときにぜひ一読していただきたい内容です。 永田佳之氏は、現在、聖心女子大学文学部教育学科教授。専門は、比較教育学、国際教育協力論、国際理解教育、ESD(持続可能な開発のための教育)など。 本書は、日本国際理解教育学会の主催で2015年1月24日に開催された第5回ESD公開学習会の記録をもとに編集されたものです。
  • 持続可能な社会と学力 現行及び次期の学習指導要領をめぐって
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    「国連・持続可能な開発のための教育10年(DESD)」(2005~2014年)をきっかけにESD(Education for Sustainable Development)や「持続可能性」という言葉が日本でもよく使われるようになってきました。本書は、持続可能性と学力について、学習指導要領と関連づけながら分析した講演とその後の質疑応答をまとめたものです。 現行学習指導要領に「持続可能な社会づくり」という言葉が入った経緯、次期学習指導要領を検討する上でのESDの概念の重要性、21世紀型能力とESDなどが論じられています。さらに「能力開発型」の「引き出す」教育から、それを内に含む「つなぐ」教育への転換が未来に向けて重要であるという指摘がされています。 講演者の安彦忠彦氏は、教育課程論、教育方法、教育評価などを専門とし、中央教育審議会委員などを務め、現在は名古屋大学名誉教授、神奈川大学特別招聘教授。 本書は、日本国際理解教育学会の主催で2014年7月30日に開催された第4回ESD公開学習会の記録をもとに編集されたものです。

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  • 日本のESDを捉え直す 国際的潮流から見た実践・研究・政策課題
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    1巻165円 (税込)
    「国連・持続可能な開発のための教育10年(DESD)」(2005~2014年)をきっかけにESD(Education for Sustainable Development)という言葉が日本でも注目されるようになりました。また、ここ数年、「持続可能(サスティナブル)な社会」という言葉がテレビ、新聞、雑誌などのマスコミの世界でもよく登場するようになりました。 日本のESDをどのようにとらえるか、教育の持続可能性とは何か、などを考える連続公開学習会が2011年の秋から聖心女子大学永田佳之研究室、日本国際理解教育学会、開発教育学会などの主催で開催されてきました。この電子書籍は、その学習会の記録を開催ごとにコンパクトな形でまとめたものです。 「日本のESDを捉え直す-国際的潮流から見た実践・研究・政策課題」はその連続講演会の第2回の講演をまとめたものです。ESDや国際理解教育の分野で先頭を行く永田佳之氏(聖心女子大学准教授)が、日本のESDの「脱ガラパゴス化」や将来の発展に向けて「子どもの参画」「自己変容」などをポイントに語ります。

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