萩原京子 - 女たちのリアル - ヒューマンドラマ作品一覧

  • 妻が風俗嬢になった理由
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    結婚3年目、平凡な主婦の礼子には別の顔があった。70分2万5千円の人気風俗嬢・レイカ。夫に見向きもされない虚しさから仕事を始めた彼女だったが、外の世界ではレイカを欲しがる男は山のようにいた。その中でいつも指名をくれる青年・オサダ。彼だけは他の男と様子が異なり、ただ一緒にいるだけでいいと言う。そんな時間を重ねていく中、いつしか二人の関係は…。その他、妻に内緒で風俗通いをする夫、息子に疑似恋愛する母など、夫婦・家族の日常に吹き荒れる嵐を描く5編の物語。
  • 愛を探して~私はシングルマザー~
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    離婚なんて最低、子どもを悲しませるだけ。私はどんなことがあっても離婚しないから――そう思って結婚したはずなのに…。両親が離婚して寂しい思いをしてきた歩美は、愛に満ち足りた自分の居場所を探していた。一人立ちしをして交際相手とデキ婚、幸せな家庭を作るはずが夫は身重の妻をよそに恋人を作って出て行ってしまう。またひとり残された歩美に手を差し伸べたのは…? シングルマザーとして力強く生きていこうとする女性とその家族との風景を切実にあたたかく描き出す感動ストーリー集。
  • アンタなんかママじゃない!~波乱万丈のバツイチ婚~
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    バツイチの和志と結婚した智恵子。連れ子の理緒と一緒に暮らし始めるが、なかなかなついてくれない。 なんとか仲良くしようとする智恵子だったが、「他人のアンタには関係ない!」と心を閉ざす理緒。 やがて口論になり理緒に突き飛ばされてしまう智恵子だが、実はお腹には赤ちゃんがいて…。 連れ子との確執、子ども嫌いな継母の葛藤、金目当てのクズ女に騙される父などなど、波乱万丈のバツイチ婚を描いた全5編の家族の物語。
  • お母さんは人殺し~家族再生~
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    わが子を愛しているからこそ抱える悲しみかある。愛しているからこそ犯してしまった罪がある――。ひき逃げ事件を起こしてしまった母・淳美。厳しい姑に、息子が『人殺しの子どもと後ろ指さされてもいいのか』と迫られ、淳美は収監前に離婚させられる。出所したものの、自分が不幸にした遺族への罪の意識は消えず、最愛の息子・秀に会うこともはばかられた。生きる希望を失った淳美の前に現れたのは、母の顔を忘れ去っていた最愛の息子だった――。その他、事故で息子を亡くした母、娘の生い立ちを隠してきた母、息子の前で躁鬱に苦しむ母など、家族の絆を温かく問う感動の物語。
  • 遅れてきた天使~私は母親失格~
    完結
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    子供が欲しい。結婚すればあたりまえに子供が授かると思っていたのに……。不妊症と診断されながらも子供を望む由紀子は、幾たびの治療を経て体外受精でめでたく妊娠する。無事に出産したものの、自然分娩でないことから義母の心ない言葉に傷つけられる日々。待ち望んでいたはずの育児の日々も辛く追い込まれる由紀子。果たして転機は訪れるのか?
  • お受験格差~分不相応な母親たち~
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    「この学園にあなた方のような庶民はふさわしくありません!」 娘の愛子を有名お嬢様学校に入れた母・雅子。だが、周りはセレブ家庭ばかり。 雅子は周囲から「庶民枠」と呼ばれ、歴然とした格差を突きつけられてしまう。 そんな中、愛子がご学友とトラブルを起こしてしまい…。庶民派親子はこの先やっていけるのか? 「名門私立のママ友格差」ほか、中学受験で破産寸前に追い込まれる家族、天才過ぎる息子を持った母の葛藤など、子供の教育にまつわる“分不相応”な母親たちの苦悩を描くヒューマンストーリー。
  • 今日から妻、休みます
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    悪夢は不意にやってきた。会社ひと筋に人生を捧げてきた夫だったのに、いとも簡単に会社からリストラされてしまう。再起をかけて再就職活動を始めるつもりでいたが、生活費に不安を覚えた専業主婦の妻は自分が外で働くと言いだした。「おまえが働くならおれが家事をやってやるよ」たかが家事、と見下す夫に妻は「主婦業を舐めてる!」と怒り心頭。妻が外で働き、夫が家事をする、長年つとめてきた役割の交代はふたりの間に何をもたらすのか? リストラ、出産、マイホーム購入などなど、人生にはステージが変わる瞬間がある。そんな変化する日々に直面した人々のリアルな気持ちに寄り添うヒューマンストーリー。
  • 結婚できない女たち
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    20歳を超えて忙しさに追われる日々の中、ふと気付いたらすっかり結婚適齢期! 結婚を焦ってみたりするもいい相手が見つからない。果たして私は結婚できるのだろうか…。無職女、恋愛未経験、過去の恋に縛られた女、年上オジサンに恋してしまう女などなど、様々な境遇の結婚できない女たちを描くヒューマンストーリー。
  • 5人目、産んでもいいですか?
    完結
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    「え…私、妊娠してる…?」にぎやかな家庭に憧れて4人の娘を産んだ母・弘美。家計は厳しくても優しい夫と元気な子どもたちに囲まれてにぎやかな生活を送っていた。そんな最中、図らずも新しい命が宿っていることが判明。愛する家族にさらなる負担を掛けることになる5人目の出産…産むべきか悩む母が出した答えは…? その他、離婚に踏み切りシングルマザーとして子を産んだ母や、命がけで出産に臨んだ母など、母としてたくましく生きる女性を描いた愛と命の物語。
  • 幸せになりたい~家族問題を抱えた子どもたち~
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    子どもの頃の結花の願いはただひとつ、妹が欲しい…。だけどクリスマスにやってきたのは人形の「ミカ」だった。やがて両親は離婚、簡単に壊れてしまう「家族」に期待しても傷つくだけだと結花は悟る。時が過ぎ、母に再婚話が持ち上がり…。離婚・再婚・諍い…いつだって子どもたちは親たちの人生に振り回される。だけど、子ともたちだって黙って振り回されてるだけじゃない。愛を求めて行動する子どもたちの愛と勇気の物語。
  • 女子高生の母~家族崩壊そして…~
    完結
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    仕事人間の夫とチャラ男の息子に優等生の娘――。平凡だけど築き上げてきた家族みんなの幸せ。これからもずっと…そんな風に思っていた最中、女子高生の娘・幸の妊娠が発覚する。しかも相手は行きずりで父親が誰かも分からない。それでも幸は堕ろさず産みたいという。「どうしてこんなことになってしまったの!?」築いてきた家族の絆が壊れていく中、母・由紀子を救ってくれたものは? 様々な母の悩みに寄り添う共感溢れる5つの物語。
  • 同居は地獄!?~嫁姑小姑トラブル~
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    結婚すれば関わる家族が増えてくる…。嫁としては、姑・小姑と波風立てずにつきあって心穏やかに過ごしたいもの。そう思っていいるものの果たして現実は…? 夫の実家に帰省した主婦のかすみとその家族。到着早々、義父も義母もなんだか様子がおかしい…。すると、客間から現れたのは夫の妹の早苗。彼女はつい先日離婚をして実家に出戻っていたのだった。義父母に孫の顔を見せたくてきたのに…とガッカリするかすみに、早苗は「ここは私の家よ!」と八つ当たり。穏やかなはずの帰省が小姑にかき乱されて…。帰省トラブルに同居バトル、いじめ、押し付け介護などなど、嫁・姑・小姑の様々な行き違いを描き出す全6編を収録!
  • 毒親になりかけた母たち
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    この世で誰よりも我が子を愛している。母親としてあたりまえの気持ちだと思っていたのに、私はどこで間違ってしまったの――? やんちゃでわがままな息子・龍也に手を焼く由美子。ジジババに甘やかされて育ったひとり息子には夫も甘い。しつけも気になるけれど、子供らしくのびのび育っているのは良いことと思ってきた。けれど、公園ママから「しつけのできてない子を野放しにしないで!迷惑よ!」と言い放たれ、あらためて我が子を振り返る由美子。私のしつけが甘いせい?自責の念に駆られた由美子はつい手を上げてしまい…。毒親寸前の母親たちの悲鳴…平凡な家庭にこぼれる母の涙と人知れぬ悩みを描く共感ストーリー。
  • 病児の母~難病を生きるということ~
    完結
    4.0
    「この子は長く生きられないでしょう――」医師に告げられた残酷な言葉。愛する我が子が難病と知ったとき、母親たちが選んだ道は?筋ジストロフィー、心臓病、ダウン症…。様々な難病を抱えながらも前向きに生きようとする子どもたちと必死で向き合おうとする母親たちの姿を、あたたかなタッチで描き出す愛の家族の物語。
  • ママ泣かないで(上)
    完結
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    どうして泣き止んでくれないの?泣きたいのはこっちだよ! 可愛いくてたまらない我が子なのに、逃げ出したい気持ちに駆られるのはなぜ? 香織は産まれて4ヶ月の翔平を育児中の新米ママ。毎日毎日、息継ぐ間もなく家事に育児に奮闘中。だけど、がんばってて当たり前、夫はなにも手伝ってくれなくて…。ふたりの子供なのに私だけ負担が増えるってっておかしくない!?――「ママDon’t Cry」。麻子の出産予定日は2週間後に迫っていた。完璧なママになるための準備は万端である。育児書を何冊も読みこなし、すでに性別もわかり、名前を決めてベビードレスも縫い上げた。なのに、いきなりの予定外、破水してしまう。陣痛促進剤を使い帝王切開になって夫の立ち会いも消えた。思い描いていた出産からはほど遠く、ママになる最初の一歩でつまづいたと感じる麻子だった――「ママになる日」。他にも、子育てあるあるの3作品「のんびりいこうよ」「風邪なんか大っきらい!」「叱るってむずかしい」を収録。育児書が全てじゃない。新米ママの気持ちに、そっと寄り添う子育て応援コミック。
  • 問題児たち~親の愛が足りてない?~
    -
    「みんな死ねばいい!」長女・マリ子は容姿だけじゃなくて性格もブス。口を開けば人の悪口、妬み、そねみ、恨みごと。そんなマリ子が、ある日不倫をした相手から捨てられて…。「どうしてこんな子になっちゃったんだろう…?」引きこもり、わがまま、ネグレクト…。親自身が気付かないまま生み出してしまう問題児たちの生態とは!?
  • 余命半年のバツイチと16歳の彼
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    バツイチで天涯孤独な静香は、ある日突然余命半年の宣告を受ける。 死ぬ前に手放した娘にひと目会いたいと家財を処分し旅にでた静香は、思いがけない形で家族と縁の切れた16歳の少年・優と出会った。 お互いの身の上を打ち明けながら、居場所のないふたりは少しずつ心を通わせていく。 消えゆく静香の命とその旅の行方は――。 表題作「余命半年のバツイチと16際の少年」ほか、自分のせいで弟を無くした姉の物語「幸せになってもいいですか?」、不登校の少女の不思議な体験「不登校のあなたへ」など、心の再生をテーマに描く全5編を収録。
  • 私の居場所~妻として母として~
    2.0
    大企業の御曹司だった夫・滋生と結婚した多恵子。両親の反対を押し切って結婚したこともあり、滋生は家を勘当されていた。それでも滋生は、貧しいながらも4人の子どもに恵まれ「お金では買えない幸せ」だと満足していた。けれど滋生が勤める会社が倒産し、家計は一気に大ピンチに!妻として母として、多恵子は家族を守り抜けるのか? 平凡な暮らし、変わり映えしない毎日。もし他の生き方をしていたら、もっと違う人生を歩いていたかも…私の価値って一体? 人生の半ばで足を止め、見飽きた日常を振り返る主婦たちの姿を描く珠玉の6作品を収録。

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