傲慢作品一覧

  • シークは恋を知らない
    完結
    -
    その美しい容姿から、身に覚えのない恋の噂が絶えないトップモデルのメアリー。ある日パーティの帰りに彼女をリムジンの中に突然引きこんだのは、ハンサムだが傲慢な王族、シーク・リドワーンだった。彼は、妹の婚約者マシューとメアリーとの仲を疑っており、「マシューと別れて、私の愛人になれ」と迫ってきて…!?
  • 逃げ出した令嬢と運命の旅
    -
    没落した伯爵令嬢のジーナは、叔父の借金のかたに悪名高いバッカス卿と望まぬ結婚を強いられる。運命に逆らうため、一人ロンドンを目指して逃げ出そうとするも、追っ手に見つかってしまう。そんな中、ピンチを救ってくれたのは傲慢ながらも大人な魅力のイーデン少佐で…。
  • プリンスと偽りの花嫁
    -
    ヨーロッパ中央部の小さな王国グランツベルク公国。レベッカは名産陶磁器のエーゼル・ローゼンの絵付け職人。ある日、この国の王子ルドルフが工房に訪れて彼女に花嫁のフリをして欲しいと依頼する。強引で傲慢な王子に彼女は反発するが結局協力することになる。しかも、レベッカは彼が時折みせる孤独な瞳に惹かれてしまう。身分違いの恋の行方は…!?
  • 失われた夜に
    完結
    4.5
    アニーはどうしてもその屋敷、マンクス・ホールを手に入れたかった。幼い頃の、幸福だった家庭を思い出させてくれるから。婚約者のノーマンとの新婚生活は、絶対ここでスタートさせたい! ところが、そんなアニーの夢を粉々にしようとする男が現れた。ノーマンの従兄弟だというルークが、マンクス・ホールを競り落とそうとしているという。危険な香りを放つルークは不安なアニーをさらに追いつめ、強引にキスをして言い放つ。「本心では君も僕を求めてるんだ」
  • 運命の招待状
    完結
    3.0
    インフルエンザで寝込んでいたベルは、ドアを開けて元夫ルークを目にした直後、気を失った。大手投資顧問会社で働いていたベルは、当時大学院生だったルークとたちまち恋に落ち、若くして結婚した。収入の差も社会的な地位の違いも愛の前では関係ないと信じて…。だが結婚生活はうまくはいかず、傷つけあって離婚してから7年。目の前の彼は怖いくらいハンサムで、うっとりしてしまうほど成熟した男性になっていた。でも、なぜ彼は今頃現れたの――?
  • 花嫁を買ったイタリア富豪
    完結
    5.0
    カリブ海の島で慈善事業団の一員として働くエヴァは、たった二度しか会ったことのない大富豪ダニエレから求婚され、驚愕した。「先祖代々の土地を相続するため、妻が必要なんだ。交換条件として毎年300万ドルの寄付をしよう」愛のない結婚だなんてばかげているわ。だが被災地の悲惨な現状に日々心を痛めているエヴァは悩んだ末、この申し出を受けることに決めた。一緒に暮らしはじめ、エヴァは思いがけない真実に気づいて動揺する。私、彼を愛してしまっている……。
  • 億万長者と結婚?
    完結
    -
    教会の控え室でサラは思い悩んでいた。幼なじみの婚約者との愛に不安を抱えたまま結婚式当日を迎えてしまったから。その時、いきなり見知らぬ男が乱入してきた。混乱と心労から気を失ったサラが次に目覚めたとき、彼女は高級車のなかにいた。ライアンと名乗った彼は、なぜかサラのことをジェシカと呼び「僕は君の婚約者だ」と告げた。なんてこと…私はきっと人違いで誘拐されたんだわ! 誤解を解けないまま、サラを乗せた車は彼の所有する山荘に向かっていった。
  • この結婚は期限付き
    完結
    -
    イアン・マクニール! 莫大な富を誇る一家の次男がなぜここに? リゾートホテルの改装の仕事でマイアミを訪れたリディアは、突然現れた彼を見て凍りついた。1年前、リディアはタヒチでイアンと出会い恋に落ち、情熱のときを過ごした。ところが、ある日、彼の不実の証拠を見つけ、数週間の濃密な関係に終止符を打ったのだった。再びリディアの目の前に現れたイアンは、彼女の弱みを利用し、耳を疑うような提案をする。「12か月間だけ僕の妻になってくれないか?」
  • 白紙にしたはずの愛
    完結
    3.5
    ジュエリーデザイナーのセージは、芸術家タイスとの再会に動揺を隠せなかった。3年前、体だけの関係を断ち切りたくて別れたはずなのに、彼に求められるとどうしてもあらがえなくて…。彼と体を重ねてから3か月後、セージはタイスに彼の子を宿していると告白した。秘密にするのはフェアではないと思っただけで、彼に何かを求めるつもりはなかった。その後、タイスからの連絡を無視しつづけた彼女の前に突然現れた彼は、セージとその兄たちに衝撃の事実を明かして…!?
  • フランスから来た恋人
    完結
    -
    ベスは窮地に立たされていた。亡父から引き継いだワイナリーがフランスの大企業に買収され、質の悪いワインの大量生産で利益を上げるよう迫られているのだ。要求をのめなければ経営者の座を奪われてしまう。しかもその判断を本社にまかされ、やって来たのがあの男…10年前、私を捨てたピエールだなんて! 彼は私を追い出そうとしているに違いないわ。ピエールへの忘れがたい想いを押しこめワイン作りに専心するベスだが、彼の置かれている思いがけない境遇を知り…?
  • 十七歳の純愛を王に
    完結
    -
    叔父の手により、悪名高い王への貢ぎ物として差し出された17歳のリナ。ところが王は急逝し、若き国王となったサイードはハーレムを持つつもりはないと告げ帰宅を命じた。「私にはもう行く所はありません…ここで雇っていただけませんか?」懇願するリナが文字も読めないと知るとサイードは彼女の後見人になると宣言し、学ぶ機会を与えた。彼に恩返しがしたい…その一心で勉学に励むリナ。4年後、すっかり大人に成長したリナにサイードは思いがけない要求をして…!?
  • 危険なライオン
    -
    駆けだしのメイクアップアーティスト、アリスはある日、ニューヨークで一番のCMディレクター、アレックスに大抜擢される!傲慢で意地悪な彼に最初は反感をおぼえるが、彼の仕事に対する真摯な姿勢、ふとかいま見せる優しさに心ひかれていく…。ロケ先のハワイで、アリスは彼の野獣のような危険な魅力にあらがえず、とうとう二人は…!?※本作品は提供元が宙出版からハーレクインコミックスに変更になりました。本編に変更はないので、重複購入にご注意ください。
  • 公爵と私
    -
    公爵家に家庭教師として住みこむことになったアリス。庭園の生け垣の先でアリスを待っていたのは、顔に大きな傷を持つ公爵・エルガーだった。妻を亡くして以来、心を固く閉ざす公爵。だが、公爵の悲しみに満ちた瞳の奥に秘められた優しさに、いつしかアリスは惹きつけられていた。「身分違いでもいい…ただ、あなたの笑顔を取り戻したいの」※本作品は提供元が宙出版からハーレクインコミックスに変更になりました。本編に変更はないので、重複購入にご注意ください。
  • シークに恋の花束を
    -
    ニューヨークで働く一流コンシェルジュのエスターは、ドバイに新規オープンするホテルにヘッドハンティングされ、神秘の砂漠の国に赴く。ホテルのオーナーであり、傲慢でエキゾティックな魅力をもつシーク、ナーシルと経営方針でぶつかり合うが、オープン当日に催されたファッションショーで二人の関係に大きな変化が!?※本作品は提供元が宙出版からハーレクインコミックスに変更になりました。本編に変更はないので、重複購入にご注意ください。
  • 花嫁の切なる願い
    完結
    -
    幼い娘が白血病にかかり、治療費に困ったマーラは亡き夫の旧友で資産家のファルコンのもとを訪れた。1年前、彼のおごりで夫は酒を飲み、運転中の事故で亡くなった。夫の死と関わりのあるファルコンには会いたくない…でも娘を助けるためには彼に頭を下げるしかない。どんなことでもするから治療費を貸してほしいと懇願するマーラを、ファルコンは金は渡すが出ていってくれと冷たく追い払う。ところが翌日、マーラの前に彼が現れ「僕と結婚するんだ」と告げてきて?
  • 偽りの指輪に愛をこめて
    完結
    4.0
    結婚式直前に婚約者に裏切られ女性としての自信を失っていたエミーは、訪れたリゾート島でハンサムな男性マルコの熱い視線に胸をときめかせた。つらい現実を忘れ、心の傷を癒したい…エミーは彼とまるで恋人のように1週間を過ごし、ベッドをともにした。この素敵な思い出があれば生きていけるわ。ところが5か月後、仕事の取引相手のCEOとしてマルコが現れた。そんな…彼がニューヨークの大富豪だったなんて! 私は伝えるべきなの? 彼の子を妊娠していると…。
  • 幸福の企み
    完結
    -
    優しい娘キャサリンは、イギリス郊外にある古い館の敷地内で小屋を借り、慎ましく暮らしていた。大家でよき友人でもあった老婦人が亡くなり、新しい相続人に期待と不安を抱いていたある日、ついに待ち人は現れた。「君は誰だ、誰の許しを得てここにいる!」ザックと名乗る男性は都会的で冷たく、慈悲の心などひとつもないように見える。きっと追い出されるに違いないわ…嘆くキャサリンはまだ知らない。この最悪の出会いが、ある幸福の企みの幕開けであることを…。
  • 優しいめざめ
    完結
    5.0
    看護師のクリスティは、夜勤明けでぐっすり眠っていた。その安息を突然破ったのは、軍服を着たとてもハンサムな男性。彼は裸同然のクリスティにヴィヴィアンと呼びかけ、いきなりベッドから抱えあげて車の助手席に放りこんだ。私を親友のヴィヴィアンと間違えているのね。誤解を解こうとしても、男性は任務を遂行するように態度を崩さない。さぞ経験豊富な軍人なのだろう。それでもセクシーな魅力は隠しきれていない。クリスティは怒りながらも彼に興味を覚え…?
  • 封印されたスキャンダル
    完結
    -
    オリヴィアは仕事先の結婚式場で思いがけない人物と再会した。初恋の人ドミニク。10年前の無鉄砲な情熱がよみがえる。彼の熱い肌、唇、そして…。愛の行為について何も知らなかった私に、大人のドミニクは男性に愛されることのすべてを教えてくれた。でもその結末は惨めすぎた。今さら「愛してる」なんて言われても信じられるはずがない。強引なアプローチに心が折れそうになっても、絶対に受け入れてはだめ。プレイボーイと名高い彼の罠に落ちるだけなのだから!
  • 過去を探しに
    完結
    5.0
    母の記憶がなく、5歳で父に捨てられ施設で育ったエマのもとに、父の訃報と手紙が届いた。そこには「バリモアのバレンタイン邸に行くように」とだけ書かれていた。自分のルーツを知りたい…そう屋敷を訪れるが、出迎えたのは疑惑の目と「エマは君でふたり目だ」という驚愕の言葉だった。相続人候補って、なんのこと? 彼女を公平な目で見てくれるのは、屋敷を統括するジョンただひとり。彼の支えがあるから、真実がわかるまで屋敷に滞在することになったが…。
  • 氷の富豪と無垢な王女(カラー版)
    完結
    -
    エーゲ海の小さな島国キョーノス。王女エヴァには、ささやかな夢があった。それは愛する男性と幸せな結婚をすること。しかしその夢は、王女としての立場にあるエヴァには決して叶えられぬものだった。20歳になったエヴァは父親の決めた相手と政略結婚をすることに。結婚まで半年と迫ったある日、エヴァに新しいボディガードがつくことになった。冷静沈着で感情をまったく表に出さないボディガード、マックにエヴァの心に自分でもわからない不思議な感情が湧き!?
  • オアシスの愛と砂漠の掟(カラー版)
    完結
    -
    砂漠の宮殿で双子の王女を世話する養育係のエイミーは、子供たちの父親であり厳格な支配者でもあるアミール国王から突然プロポーズされた。1年前に王妃を亡くしたアミールは、男子しか世継ぎと認められないこの国のために再婚を急いでいた。「君は双子を愛し、僕を愛している」そう断言する王者の扇情的なまなざしを受けて、エイミーの体が羞恥で熱くなる。彼への愛に気づかれていたなんて。でも私には決して王妃になれない理由がある。砂漠の掟を揺るがすほどの理由が…。※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
  • 愛を運ぶウエイトレス
    完結
    -
    「ひゃ…140億ドル!?」グレーシーがウエイトレスとして働く店にやってきた弁護士は、彼女に莫大な遺産が託されたと言った。それも、なんの血縁でもない元隣人から。彼…ハリーが大富豪だったなんて。平凡に過ぎていく――そう思っていた彼女の人生は一変することに。場違いな豪邸へ連れてこられ、そこで出会ったハリーの息子ハリソンに一瞬で目を奪われるグレーシー。しかし、彼女が相続人とわかると彼の表情は変わり、父親を誑かし遺産を奪い取る詐欺師と罵られて!?
  • 雨とシークとウエディングドレス
    完結
    -
    天涯孤独のレインは古い洋服をリメイクする職人。砂漠の王子シーク・ザイードにからウエディングドレスのリメイク依頼をされ、「いくらかかってもかまわない」と豪奢な宮殿へと連れていかれ、トラブルに巻き込まれたレインはそのまま宮殿に囚われてしまう。傲慢なシークに反発するが漆黒の瞳に孤独の影を感じ惹かれてるが…。
  • 傲慢男爵の禁じられた花嫁
    完結
    -
    父親の事故をきっかけに知り合ったフレサンジュ男爵。大学の学費を援助してもらう代わりに、卒業後は彼の会社で恩返し!のはずが、提示されたのは“妻”の座!!驚きながらも彼なりの愛に応えようとするメリサンドだけど、匂い立つような彼の色香に翻弄されてしまい―――年の差ロマンスに甘く酔わせて♪
  • 復讐という名の情熱
    完結
    5.0
    弟とふたりエーゲ海で運送業を営んでいるキャリー。出航時間が迫っているのになぜか戻ってこない弟を心配していると、そこに現れたのは海運王ニコス・スピラキスだった。ギリシアで知らぬ者はいない彼がどうしてここに? 困惑するキャリーをよそに、ニコスは船を出航させてしまう。話を聞くと、弟は婚約者のいる彼の妹を妊娠させたらしい。そしてその復讐のために私を妊娠させるというのだ。傲慢なニコスに反発するキャリーだったが、彼の魅力に引きつけられていき…?
  • CEOと偽装結婚
    -
    この結婚、100万ドル!?婚約者に捨てられ、困窮したクレアは巨大ブライダル会社「バニスターウエディング」に好条件で就職する。しかしそこには、予想だにしなかった裏事情があった!傲慢な社長と急接近してしまったクレアの運命は!?ときめきと感動のオフィスロマンス!
  • クレタの聖像
    完結
    -
    社長アレックスの母親の秘書に抜擢されたソフィ。5年前の“思い出”に心を曇らせていた彼女にとってギリシャ、クレタでの仕事は願ってもないものだった。ただひとつを除いて――。それは、すべてを支配しようとする暴君アレックスの存在。彼に唇を奪われ、奥底に封じたはずの女性としての本能を残酷にも暴かれてしまう。彼は思いどおりにならない女性に初めて出逢って、むきになっているだけよ。そうわかっているのに、彼のものになりたいと望んでしまいそうな自分が怖くて…。
  • 謎めいた同居人
    完結
    -
    わけあって弟の子供を引き取ることになったフィービーは、泣きやまない赤ん坊に悪戦苦闘していた。そこに救世主のごとく現れたのは隣の住人ジャクソン。赤ん坊の世話をする慣れた手つきとは真逆に、彼の容貌はカリブの海賊のようで見つめられると胸が高鳴る…。しかし、大家のミセス・ビーにふたりの関係を誤解されてしまい、結婚を前提につきあっていると思わず出まかせを言ってしまう。が、そのせいでふたりは同じ部屋で暮らすことになり──!?
  • 胸に秘めた愛
    完結
    3.0
    再会した義兄ジェイクの軽蔑の視線は、シオーナの数年前の古傷をえぐった。今でもあなたの弟が死んだのは私のせいだと思っているのね。誰彼かまわず誘惑し資産を奪う小悪魔だと蔑まれ、どんなに傷ついたことか。母が再婚してあなたと家族になったときからずっと密かに恋してきたのに…。「僕は結婚する。偽りの妹にこれ以上家族の財産をまきあげられないようにね」ジェイクの冷たい言葉で砕け散ったシオーナの想い。だが、彼の婚約で事態は予期せぬ展開へ…!?
  • 断罪のギリシア富豪
    完結
    -
    父の会社を乗っ取った相手から、面接に来てほしいと手紙が届いた。私の能力を評価してくれるなら…そう思い面接に訪れたナタリアは、CEOとして現れた男性を見て驚愕した。アレクシス…5年前、私を無残に捨てたあなたがなぜ…!? 彼はナタリアの父が不倫している証拠をつきつけ、公表されたくなければ自分の下で働くよう命じてきた。父の会社を奪ったうえ、私をこれ以上傷つけようというの? かつて愛したアレクシスの残酷な要求に、ナタリアは従うしかなくて…。
  • 王子と間に合わせの妻
    完結
    5.0
    病身の母との生活を支えるため、仕事を掛け持ちし働きづめの毎日を送っているジャズ。思いあまって母の元雇い主に窮状を訴える手紙を送ったところ屋敷に呼ばれるが、現れたのはその息子、レロヴィア国の皇太子ヴィターレだった。かつての想い人とまさかこんな形で再会するなんて…。ヴィターレは、ある事に協力し、しばらく宮殿に住み込むなら援助をしようと約束した。だが数週間後、事態は急変する。ジャズが妊娠したのだ。たび重なる彼の誘惑の罠に落ちて――。
  • 五億ユーロの花嫁
    完結
    -
    失踪した父親の手によって、自身の身が融資の担保にされていたと知ったリディア。父が残した莫大な債務の肩代わりに、かつて私を侮辱した傲慢な大富豪ラウルと結婚しろというの!? 彼は昔と変わらないクールな目でリディアを見据えると2年間の契約結婚を提案し、応じなければ彼女の愛する祖母の家を差し押さえると告げてきた。覚悟を決めたリディアが条件をのむとラウルは彼女をマドリードにつれて行き、大勢のマスコミの前で結婚の宣言とともに熱いキスをしてきて!?
  • 別れの薔薇でなく
    完結
    4.0
    ニコラのボス、ラングは頑固で傲慢、けれどとびきりハンサムなプレイボーイ。恋人に興味がなくなると、別れのしるしの赤い薔薇を送りつけてお払い箱にしてしまう。その花を手配するのはいつも秘書であるニコラの役目だ。あんな人のどこがいいの? そう思いながらも彼の破天荒な魅力に惹かれてしまうニコラ。そんな彼女のもとに突然、妹が転がりこんできた。妹はラング好みの肉感的なブロンド美人。もし彼がこの子に興味をもったら…。ニコラの胸はざわめいて?
  • 恋する個人秘書
    完結
    -
    映画制作を学ぶためイタリア屈指の映画プロデューサー、サント・コレッティの個人秘書となったエラ。シチリア名家の御曹司でもある彼は傲慢なプレイボーイでありながらまぶしいほどのオーラを放ち、甘い微笑みでエラを惑わせる。ダメよ。私はボスとは関係をもたないと決めているのだから。ところがある朝、サントから呼び出されたエラは思いもよらない彼の姿に驚愕した。これが自信に満ちあふれていたサントなの? たまらなくなったエラは思わず彼にキスしていて…。
  • エゴイストの恋~CEOは愛を理由に束縛する~
    5.0
    これで父の入院費を工面できる…。麻里は、ファッション通販サイトを運営する大企業で清掃の仕事が決まり、ほっとしていた。でも、その喜びもすぐに消え失せた。突然現れたCEOに、「君はここで何をしている」などと言いがかりをつけられたのだ! 麻里が掃除中の床にわざとコーヒーをこぼし汚す彼をつい咎めてしまい麻里はクビを覚悟するが、彼は「俺の専属秘書になれ」と迫ってきて…!?
  • 花嫁の背徳
    完結
    -
    マーサは結婚式当日に花婿が裏切っている現場を目撃してしまい、ショックでウエディングドレスのまま式場を飛びだした。そして雨模様の肌寒いなか、ひとり誰もいない道を歩いているとバイクに乗った男性が近づいてきた。彼の名はカルロス・ディアブロ。…ディアブロって悪魔という意味じゃない? 最初こそマーサは警戒するが、魅力的な彼の瞳に惹かれ気づけばキスをしてしまい、そのまま彼のバイクに乗ってしまう。マーサは人生で初めての冒険をするが…!?
  • 好きよりもっと愛してる
    完結
    5.0
    カサンドラは、亡きおじの恋人が経営しているコテージを手伝うために、はるばるセイシェル諸島までやってきた。ここなら幼い息子とふたりで新生活をおくれると思ったからだ。しかし、コテージの掃除を終えて表に出たカサンドラは、その場に凍りついた――テラス席で海を眺めている男性…それはかつて狂おしいまでに愛したギフォードだったのだ。1年半前に別れ、カサンドラの妊娠の告白の手紙も無視した冷酷な男――今さら彼女の前に現れたギフォードの目的は…!?
  • 家庭教師の恋わずらい
    完結
    -
    仕事を紹介されオーストリアの雪山に立つ美しい城を訪れたヴィクトリアは、ここなら不誠実な男性に傷つけられた心を癒せると期待する。しかし彼女を出迎えたのはハンサムだけど冷たくぶっきらぼうな男爵ホルストとひとり娘ソフィ。ヴィクトリアの仕事は住み込みの家庭教師だが、ソフィの不安定さが気になり男爵夫人について男爵に訪ねると…「ソフィの母親のことは話題にするな」と言われる。だが娘を思いやる横顔はやさしく――だめよ、彼にはきっとふさわしい奥様がいるのよ…。
  • 忘れえぬ香り
    完結
    5.0
    「君が代わりのドクターだって? そんなはずはない。代診医の名はドクター・ヘンリーだ」突然の不躾な言葉に、ヘンリエッタは言葉を失った。言葉の主は、今日から働きはじめた診療所で、ただひとりの同僚マシュー。なんとか誤解を解いたヘンリエッタだが、今度は香水をつけていたことを非難されてしまう。少しの香水ぐらいいいじゃない…なんて傲慢で鼻持ちならない男なの。彼が香水に難癖をつけたのには訳があったのだが、その時のヘンリエッタには知る由もなく…。
  • 略奪王と黒衣の花嫁
    完結
    -
    ギズラン王女は隣国のシーク、ラシードに突然囚われてしまう。王宮を占拠したラシードは、王女を花嫁に迎えると宣言。粗野で優雅な美しき野獣と称されるラシードは強引に彼女の唇を奪う。怒りに燃えるギズランだったが、一方では激しい喜びが彼女の体を駆け抜けていた。婚礼の式典では黒衣をまとって反発するギズランだったが、ラシードはそんなことなどまったく意に介さないようだった。そして初夜のしとねはギズランの怒りとは裏腹に、あまりにも甘く熱く…。
  • 花嫁の持参金
    完結
    -
    「これが結婚の最後の儀式だ。服を脱ぐがいい」猛々しい騎士アレクサンダーの抗う隙も与えぬ命令に、修道院を出たばかりの領主の娘リリスは無垢な体を震わせた。故郷に帰る途中で隣の領地からの襲撃に遭ったリリス。その領主であるアレクサンダーに戦争を避けるためと脅され、民を思って囚われの花嫁になったのだが…。悲しみに暮れる彼女はまだ知らない。やがて愚かにも非情な騎士を愛してしまい、さらに大きな悲しみの剣で心を貫かれてしまうことになるなど――!!
  • 愛にとらわれて
    完結
    -
    会社を経営するセイラの前にフランシスコと名乗るスペイン人が突然訪ねてきた。黒い瞳に鋭い眼差し、魅力あふれる男性。彼は横柄な口調で彼女の父親の居場所を教えるように迫ってきた。なんと父が、彼の18歳の妹を誘惑してつれ去ったというのだ。きっと何かの間違いよ。とっさに嘘をついてその場を逃れ、唯一心当たりのあるアンダルシアへと飛んだ。ところが、セイラを見張るためにひそかにあとをつけてきたフランシスコの罠にかかり、彼の城にとらわれてしまう――。
  • 運命の三週間
    完結
    -
    新米獣医ジョージアのドッグトレーニングに、いたずら好きの犬ベンがやって来た。つき添いはいつもの老婦人ではなく、ハンサムな男性。婦人の甥だという彼…ピアズの見守る中、やんちゃなベンの訓練は散々な結果に。するとピアズはジョージアを批判し「君には期待できそうにない」と苦情を入れてきた。なんて嫌な人なの!? 一対一で訓練すればきちんとしつけられるわ! ジョージアの言葉にピアズは、伯母が旅行中の3週間、住みこみでベンをしつけてみせろと告げて!?
  • すてきな暴君
    完結
    -
    ひと月ぶりに愛する我が家へ戻ってきたジュリアは愕然とした。留守中に父が破産し、家屋敷を売り払うことになっていたのだ。買い手は悪名高いギリシア人富豪アレックス。礼儀知らずで傲慢な彼に反発していたジュリアだったが、あろうことか彼は彼女を気に入り、誘惑したばかりか、ぼくのものになれば屋敷を手放さずにすむと言って求婚してきた。かすかな胸のときめきを無視し、ジュリアはその申し出を受けた。これはすべて家のため――そう自分に言いきかせながら。
  • 非情な救世主
    完結
    -
    実業家アレクシスに抱かれた夜を、リアナはこの6年間ずっと悔やんでいた。彼に近づいたのは父の会社を救うため。しかし交渉する間もなく体を奪われ、ひと晩得た快楽ぶんの紙幣をばらまかれただけで、計画は無残に潰えた。貧しい生活となった今、残された希望は幼い息子だけ。そこへ救済の手をさしのべてきたのは、あろうことか元凶アレクシス。そう、皮肉にも愛する息子の父親は彼なのだ。弱ったリアナは愚かにもその手をとってしまう。新たな後悔を生むとも知らずに。
  • 強いられた献身
    完結
    -
    彼が死ぬはずない――。富豪にもかかわらず危険な冒険に命をかける夫オルシーノ・チャッツフィールドをひとり待つ寂しさと恐怖で、ポピーは5年前別居を選択した。しかし彼がヒマラヤ山脈で雪崩に遭遇したとの知らせを受け、急ぎ現地へ飛んだ。そこで待っていたのは大怪我を負いつつも冷たく突き放す夫の姿。ポピーは自分が呼ばれたのは間違いだと去ろうとするが、復帰するまで身のまわりの世話を要求される。その見返りに正式に離婚しようと提案されるが…。
  • ひとりより孤独
    完結
    -
    ハンサムな経営者の夫に、超高級ペントハウス。ジークと電撃結婚して2年、マリアンは幸せ――のはずが、それは表面上だけだった。ふたりが住む家は彼の元恋人がデザインした見栄と冷たさで息苦しく、マリアンが引っ越しを何度訴えても彼は仕事ばかりで取り合わない。しかも彼はその元恋人と仕事関係を続け、ふたりきりで出張を繰り返していた。妻の心に無関心だが、束縛だけは激しい夫にマリアンの心は虚しさに包まれ、ついに――!
  • 復讐のエーゲ海
    完結
    -
    資産家女性の専属セラピストとしてエーゲ海クルージングに同行するサフラン。青い海と空に囲まれ楽しんでいた矢先、雇い主の息子でギリシア人実業家のアレックスが現れた。彼はふたりを無理やり自分のクルーザーに乗り換えさせると、サフランを母の資産目当ての詐欺師だと決めつけ、警告と称して唇を奪ってきた。なんて横暴なの!? でもこの瞳、どこかで…? 胸騒ぎを覚えたまま彼の魅力に翻弄されるサフラン。情熱の炎を瞳にゆらめかせる危険な男との旅が始まる――。
  • 拒まれた純愛
    完結
    4.5
    トップモデルのケンジーは、複合企業経営者ドミニクと幸せな結婚をするが、それはすぐに幻だと気づかされる。彼は妻に愛情を抱くことはないうえ、ケンジーの幼い頃から夢みていた“子供を産むこと”を拒絶したのだ。さらに彼女が化粧品会社の専属モデルの仕事を引き受けたところ、彼はそこの社長と浮気したと決めつける。限界だと感じたケンジーは彼と別居し、ふたりの間にもう愛はないと諦めた。だが4か月ぶりに再会した彼にあるお願いをしなくてはならず!?
  • 残酷な求婚
    完結
    -
    リゾート経営をする富豪一族のひとりギャビンは、祖父が賭けの代償として手放した土地を買い戻そうと、小さな宿を経営する老人と交渉する。だが偏屈な老人は自分の死後、国に譲渡すると言う。新たな開発計画のためにもその土地が必要だと食い下がると…「では孫娘と結婚すれば君にあの土地を譲ろう」と提案され仰天する。孫娘サブリナはつらい過去があり心を閉ざしているらしい。仕事中毒の父のせいで結婚に希望がもてない独身主義のギャビンは美しい彼女に…。
  • アテネで永遠に
    完結
    4.0
    年の離れた富豪ユージーンの後妻となった従姉フェイのために、ケンドラはギリシアを訪れていた。妊娠5か月でマタニティブルーになったフェイの話し相手になるためだ。空港で彼女を出迎えたのは、ハンサムだが傲慢なデーモン。ユージーンの親戚筋にあたる彼は自身も億万長者の会社経営者だ。出会ったときからケンドラは彼に強く惹かれる何かを感じていた。だがデーモンは彼女を財産目当てで結婚したフェイと同類と決めつけて、軽蔑に満ちた目つきで冷たい態度をとり…。
  • 愛しているとささやいて
    完結
    3.0
    一族で経営する高級リゾート施設のスパを取り仕切るメリッサは、地元の牧場主シェーンと秘密の関係を続けていた。しかし、妊娠していることに気づきメリッサは愕然とする。昔気質の亡き父が作りあげたリゾートへ出資する人たちからの評判を落としてしまう! メリッサは別れ話を切りだすが、責任を感じた彼は逆に結婚を申し込んできた。愛のない、義務感だけの結婚なんて絶対にいや。なのに彼のとろけるような笑顔と説得に…!?
  • ニューオーリンズに降る雪
    完結
    4.5
    祖父が遺したホテルの総支配人として働くローラ。伝統こそあるものの破産寸前のホテルを立て直そうとするなか、ホテルを買収したという男が現れた。ジャクソン・ホーク。経営破綻した企業を強引な手口で買収している、美しく冷酷な大富豪だ。ホテルは絶対に渡さないわ! 買い戻そうと気丈にふるまうローラにジャクソンは賭けをもちかけた。それはローラがクリスマスまでに500万ドルを用意できれば買収はあきらめる、用意できなければ彼の愛人になるというもので!?
  • 愛したのは略奪者
    完結
    -
    オーラは父が経営するホテルの買収相手に少しでも条件を有利にさせる作戦を練るため、敵情視察としてロンドン・チャッツフィールドホテルに滞在した。そしてひとり訪れたホテルのバーで、憂いを帯びたセクシーな男性に惹かれ互いの名も告げぬまま熱い一夜を過ごしてしまう。数時間後、オーラは買収交渉の席で思いがけず彼と再会する。アントニオ・チャッツフィールド? 私は“敵”に体を許したの!? 狼狽するオーラを見つめる彼の目にはまだ炎がくすぶっていた…!
  • 幻のかなた
    完結
    -
    最愛の伯父が発作を起こした原因と思われるアダム・テューダーという男を前にして、セリーナはその美しい風貌に圧倒された。従兄弟の話では彼は伯父の婚外子で、たびたび金を無心する脅迫者だと聞いている。なんとしても追い払うつもりだったが敵は手強かった。いつの間にかセリーナはこの危険な男の官能的な誘いに戦意を奪われてしまい…。自分が愚かな女だと気がついたときには遅かった。アダム・テューダーは彼女にも屈辱的な脅迫を用意していたのだ!!
  • 命のブーケ
    完結
    -
    ドミニク・ウィンター…その名のとおり冷酷な男に刹那の慰めを求められて、ソフィーは抱かれた。彼は自分の婚約者がソフィーのせいで死んだと思い込んでいたが、誤解とわかると憔悴した顔で詫びた。他人に…しかも下流の者になど決して頭を下げないドミニクのその姿に同情して抱かれたのだが…。ソフィーは彼に惹かれていてこの時を望んでいたのだ。おそらく半年前の出会いからずっと――。あざとく肌を重ねた罪はやがて彼女に大きな罰を与え、人生を狂わせていく!!
  • 悲しい絆
    完結
    3.0
    姉の結婚式準備のため、故郷に帰ってきたエヴァは、懐かしくも恐ろしい声が聞こえ凍りついた。億万長者となった彼は今、町にはいないと聞いていたのに! 声の主…ジェレドは侮蔑のこもった冷たい目でエヴァを見すえた。4年前、彼と恋に落ちたエヴァは父の逆鱗に触れ、ひとり町を出た。ジェレドにとって私は裏切り者…彼に知られるわけにはいかない。密かに赤ん坊を産み育ててきたことは…。けれど彼はエヴァに「今度は簡単に君を逃がしたりはしない」と告げてきて?
  • 大富豪と人形の花嫁
    完結
    2.7
    大富豪のスコットは、取引先で出会ったサラに一目惚れ。「すぐにでもその指に指輪をはめなければ!」誓いどおりに3か月で結婚までこぎつけるが、ビジネスでは無敵のスコットも妻の愛にはいつも不安で…。結婚記念日に1通のメールが届くと、そこにはサラと同僚の密会を匂わせる写真が…。我を忘れたスコットは激情を抑えきれず彼女を欲望のままに抱いた。浮気を疑いながら自分を抱いた夫への不信感から家を飛びだしたサラ…。でも体は彼の愛撫を忘れられなくて…。
  • ギリシア大富豪の略奪
    完結
    -
    コミューンから逃げ出したリーザがようやく手に入れた大切な居場所──だが、亡き父から受け継いだ会社は今や破産の危機に瀕していた。会社を立て直すにはギリシア人の大富豪ザゴラキスの支援が必要だ。しかし彼の興味は会社ではなく、金融界で才媛と名高いリーザに移っていた。獲物を狙う獣のように、彼はとんでもない条件を提示した。ギリシアの別荘で1週間かけて僕を説得してほしいと。まるでリーザがその挑発を拒むことなどできないと確信しているかのように…。
  • 教授と麦わら帽子
    完結
    -
    1か月の休暇から戻った看護師のジュディスは、勤務先の病院にあのチャールズ教授の母親が入院していることを知った。彼とは休暇先で知りあったのだが、礼儀知らずの歴史学者に彼女は振りまわされ、ずっと嫌な気持ちにさせられていたのだ。彼の屋敷には見事な庭があり、思わずため息が出るほど素敵な所だというのに、どうして彼はあんな無神経なのかしら。しかし、病院で再会を果たした教授はなんとジュディスに母親の専属看護師として来てくれないかと提案してきて…!?
  • カリブの娘
    完結
    3.5
    かつて社交界の女王と呼ばれたミランダが暮らすカリブ海の無人島に、突然ルイスと名乗る男が不法侵入してきた。彼はミランダの境遇を知り尽くしており、その語り口は高圧的だ。しかもトドメとばかりに衝撃の言葉を放った。「君の伯父さんからこの島と、君の人生の1年間を買った」と。ひどいわ伯父様!! 私はあなたのせいで俗世間を捨ててひとり島で生きていくと決めたのに…。ミランダはルイスに唇を奪われ、怒りよりも先に熱く疼いてしまう体に動揺した――。
  • 愛あれば
    完結
    -
    ロンドン屈指の大手企業の社長ライアンから呼び出されたカシアは、身に覚えのないミスで一方的に咎められ会社をクビになってしまう。次の仕事を探すも面接前から断られてしまい理由を聞くとあのライアンから直々に命令されて雇えないと言う。しかし、次の面接では採用され怪しんだ彼女は、思い切って彼に連絡すると意外な優しさを見せられ戸惑ってしまい!? 今まで思いやりのない傲慢な人だと思っていたのに何度も電話をするうちに彼との電話に喜びを感じはじめ…。
  • 妖精の涙のわけ
    完結
    5.0
    高級ホテル<チャッツフィールド>の一族のひとり、カーラは新CEOの命令でラスベガスにあるホテルでカジノの接待役を務めることになった。一族の恥さらしと言われていた彼女にとって名誉挽回のチャンス。…そんな時に限ってトラブルの連続! 飛行機の到着時間が遅れたうえに、空港で大富豪エイダン・ケリーと正面衝突し「ピンク頭の商売女」と罵られてしまう。なんて傲慢な男なの! 数時間後、カーラは彼と再会し、しかも賭けの対象にされて――!?
  • 砕かれた情熱
    完結
    -
    都会での華やかなインテリアデザイナー生活で体を壊し、家政婦の職に就くため自然豊かなテキサスの牧場へやって来たジェニー。しかし、必死の思いでたどり着いた牧場で彼女を迎えたのは約束の相手ではなく、大柄で無愛想なカウボーイ、エバレット。雇用主はどこ? 不安な面持ちで尋ねた彼女に、彼は目をぎらつかせて言いはなった。「弟は…1週間前に死んだ」なんですって!? 行くあてのないジェニーを不憫に思った彼は、弟の遺志を尊重して彼女を雇うことにするが…。
  • 愛を買った億万長者
    完結
    -
    先祖代々の屋敷を維持すること。それがヘレンの願いだ。だが、どこからも融資を受けられず、ヘレンは頭を悩ませていた。最後の頼みの綱として助成金の審査を受けに行ったヘレンは、そこで危険な魅力に満ちたフランス人大富豪マルク・ドラローシュと出会う。将来を約束したボーイフレンドがいる身ながらも、マルクに強く惹かれるものを感じてしまい、とまどうヘレン…。ある日突然、屋敷を訪ねてきたマルクは、屋敷への援助をにおわせつつ強引に迫ってきた。「ヘレン、僕とベッドをともにするかい?」
  • 氷の富豪と愛のナニー
    完結
    -
    クレアが勤める養子斡旋所で、赤ん坊ベラは4日間も放置されていた。ようやく迎えに来たのはなんと複合企業のCEOマット。ベラの後見人の彼は、クレアに「育児の手伝いをしてくれたらいくらでも払う」と言う。過去に男性から裏切られた経験のあるクレアは彼の魅力をおそれ一度は拒む。が、ベラのため彼の豪邸で住みこみのナニーとして働きはじめる。ここにいるのは恋に落ちるためではない、私はただの使用人だと揺れる心に言いきかせるが…!?
  • 愛人には幼すぎて
    完結
    -
    夕闇にまぎれ、裸でカリブ海を泳いでいたリリーは、最近NYから越してきた大富豪のレイフにその姿を見られてしまう。ひとまわり以上も年上の彼にはよくない噂がつきまとう。真面目な牧師の娘リリーは、彼に近づいてはいけないと理性ではわかっていても、レイフの危険な魅力に心奪われ、誘いを拒むことができない。夢中でキスに応えてしまうリリーにレイフは警告する。「これ以上、僕に近づかないほうがいい」どうして!? 彼を想うだけでこんなにも胸が苦しいのに……!
  • 欺かれた無垢な花嫁
    完結
    3.5
    キャシディは妊娠9か月。子供嫌いな大企業の副社長ドノヴァンに、妊娠を打ち明けられず別れたきりだったが、ある日、彼が突然訪ねてきた。妊娠している彼女を見て、驚くことに彼は「結婚して父親になりたい」と言いだす――本当は彼が恋しくてたまらなかったキャシディは、自分を大切に思ってくれていたドノヴァンの誠実な言葉に心を開き、彼の変化をいぶかりつつも求婚を受け入れる――まさかそれが、彼がCEOに就任するための便宜結婚とはつゆ知らず。
  • あなたにすべてを
    完結
    -
    シカゴの敏腕弁護士J・Dのもとで働く秘書のガビーはある日突然、イタリアへの同行を命じられた。目的は誘拐された彼の妹を自力で救出するというのだ! 驚く彼女にJ・Dはさらに敵を欺くための提案する。「怪しまれないよう、休暇を楽しむ恋人同士としてふるまってほしい。だから、夜も僕と同じベッドで眠るんだ」男性とつきあった経験のない私に恋人役が務まるの!? 不安に駆られるガビーに、彼はいきなりキスをして…。
  • ベネチアの真珠
    完結
    2.0
    公爵の孫娘として、決められた相手と結婚するのが当たり前だと思ってきた。しかし、結婚式直前にその許婚に突然捨てられたフランチェスカ。周囲の同情や好奇の視線に耐えられず、ベネチアからイギリスへ旅立った彼女は、知人宅でオリヴァ―という傲慢な作家と出会う。フランチェスカの歓迎パーティーに現れた彼は、凍てついた氷のような銀の瞳で彼女を威圧した。初対面の最悪な印象にも関わらず、フランチェスカはオリヴァ―の小説の資料集めを手伝うことになって…。
  • このプロポーズは運命?
    完結
    4.1
    一刻も早く結婚相手を見つけなくては!ジェンは仕事の都合上どうしても夫が必要になり、自分にぴったりの男性を探すことに決めた。だが、夫選びの過程で偶然出会ったコールという男性は、ジェンの結婚に対する考えは間違っていると非難していた。あてにならない感情より、理性に従って夫を選んだほうがいい。そう信じていたジェンだったが、傲慢だけど途方もなくハンサムで、結婚には愛が必要だと考える、まるで自分の理想とは正反対のコールに次第に惹かれて…!?
  • 希望と名づけた愛の証
    完結
    5.0
    大切な友人の葬儀に参列中、倒れてしまった身重のミアは、運ばれた病院で思いがけない人物と出会う。友人の兄イーサン──傲慢きわまりない億万長者。7年前、ミアとイーサンは出会い、ひと目で激しい恋に落ちた。だが彼は彼女を捨てて一方的に去っていったのだ。そして今、ミアのおなかの子の父親が弟だと知ると、彼女を詐欺師呼ばわりし、財産目当てと決めつけて責めたてている。たとえ真実を話してもきっと彼は信じないだろう。だからこの秘密は絶対守らないと…。
  • 三カ月だけの愛人契約〈恋はゴージャスに II〉
    完結
    2.0
    ダニエルは大富豪のフリン・ドノヴァンから届いた督促状を手に彼のオフィスを訪ねた。こんなに素敵な男性が存在するの? 不安とは裏腹に魅力に吸いこまれそうになるが彼はひどく冷酷な態度で亡き夫には20万ドルの借金があると告げた。何も知らないダニエルに「君の素行は聞いている。浪費家で男から金を搾りとれるだけ搾りとる悪女だと」しかも、今すぐ借金を返せないならば、自分の愛人になれという条件を出してきて…。私はそんな軽薄な女じゃないわ!
  • 眠り姫をさがして
    完結
    -
    家具の修復職人クレアは新しい仕事の依頼人が最も会いたくない人物…大企業の傲慢社長ニコラス・ダーガンと知って愕然とした。1年前、クレアは彼のいとこと結婚を夢みていた。しかし突然ニコラスによってひき裂かれたのだ。一度もクレアに姿を見せないでやり遂げたその卑劣な仕打ちは今も許せないが、歴史ある美しい屋敷での仕事は捨て難い。割り切ってひき受けることにしたクレアは、これが知らずに始まっていた夢のようなロマンスの続きだとはまだ知らずにいた。
  • 孤独な城主と誘惑の9カ月
    完結
    2.0
    濃い霧に覆われたペンリス城に住み込みの理学療法士としてやって来たダイアナ。雇い主である城主は2か月前に事故にあい、リハビリを必要としていると言う。暗くて不気味な城に時代がかったメイド…城主は偏屈な老紳士かもしれないわ。そんな予想を裏切りダイアナを待っていたのは、若くてセクシーな男性エドワードだった。何もかもを拒絶するような冷たい瞳をもつ彼は、ダイアナがバージンだと見抜くとなぜか「僕のそばにいてほしい」とささやき、抱きしめてきて…!?
  • 凍てついたハート 1
    完結
    2.0
    11歳年上の牧場主ブーン・シンクレアに密かに思いを寄せているキーリー。けれど彼はいつも彼女を子供扱いし、冷たい態度をとる。わかってるわ、私はただの子供だって…でも憧れることすら許されないの? そんな時、キーリーはブーンの弟から恋人役を演じてほしいと頼まれた。兄に恋人との交際を反対されたので、キーリーを隠れみのにしてデートをしたいと言う。断りきれずひき受けたキーリーだが、ブーンから「幼なじみになぜ急に恋を?」と問い詰められ…。
  • 長い冬
    完結
    3.0
    カリブ海の島で旅行会社に勤めるオータムは、目の前に現れた男の姿を見るなり、言葉を失った。ヨーク・レイン。航空会社の社長で、19歳のときにオータムが結婚した相手だ。けれど彼が求めていたのはベッドの相手で、そこに愛などなかった…。結局、短い結婚生活は破綻しロンドンの家を飛びだした。いったいなぜ彼がここにいるの? 戸惑うオータムにヨークは冷たく言いはなつ。急遽妻が必要になった。4か月の間だけ戻ってこい――そうすれば正式に離婚に応じよう、と。
  • 愛人島
    完結
    5.0
    亡き父が遺したフロリダ沖の小島で暮らしているアシュリー。ある週末、セバスチャンと名乗る謎めいた男性が島を観光で訪れた。彼の荒々しい魅力に抗えず、アシュリーは深入りしないと心に誓い、熱い夜をともにする…。彼が島を去ってすぐ、借金のかたとして巨大企業に島が買収されたと知らせが届く。そしてその会社社長こそ、あのセバスチャンだった。 せめて島だけは返してと懇願するアシュリーに彼は傲然と言った。「1か月間、僕の愛人になるなら島を返してやろう」
  • 復讐は愛の罠
    完結
    2.0
    未来の下院議員の妹、それが今まで苦労してきたネラの新しい肩書きだった。名士を集めた大事なパーティーの夜、彼女のもとにラウルと名乗る見知らぬ男性が訪ねてきた。はしばみ色の瞳が印象的な彼は、なんとネラを結婚詐欺師だと責めたてる。憤る彼に見せられたのは、ネラと彼の弟の結婚証明書。ネラは潔白を証明するため、彼の弟に会うことにしたが案内されたコテージに弟の姿はなく、部屋に閉じ込められてしまう。いったい彼は私をどうするつもりなの…!?
  • ギリシア大富豪の愛し方
    完結
    3.0
    ギリシアの大富豪である夫の家を出て2年。ようやく心の傷も癒え、宝飾デザイナーとしての人生を歩みはじめていたレクシーの前に突然、その別居中の夫ゼノンが現れた。彼女の弟が多額の借金を抱え、ゼノンに泣きついてきたと言う。以前と変わらない端正な顔に傲慢な笑みを浮かべ、彼はある条件を突きつけてきた。それは弟の借金を肩代わりする代償に妻として自分のもとに戻ってくること。あの日、あなたは私を冷たく拒絶したと言うのに…いったいどういうつもりなの?
  • 傷だらけのナイト
    完結
    4.0
    吹雪に見舞われスリップ事故を起こしたリア。彼女を救ってくれたのはなんと、人気絶頂の俳優ショーン・ギャラガーだった! ショーンのコテージに避難したふたりは、そのまま雪に閉じこめられてしまう。私はもしかして夢でもみているのかしら!? あのショーンとひとつ屋根の下でふたりきりだなんて――しかも彼はいきなり激しく情熱的なキスをしてきた。ところがリアが熱くキスに応えると、ショーンは冷たく言い放った。「君は男を渡り歩く女の典型だな」
  • 大富豪と愛を語る花
    完結
    4.0
    亡き祖父が経営していた香水会社を立て直すため、南フランス最大手の銀行を訪れたジャスミンは、目の前に現れた男性に愕然とした。まるで中世の騎士のように美しい容姿をもちあわせた彼は以前、旅先で最悪な出会いをした威圧的な男性リュシアンだ。あの傲慢な男性に多額の融資を頼まなければならないなんて…!? リュシアンの冷たい目は、ジャスミンを見据え「うしろ盾にはなれない」と告げた。ここでひき下がるわけにはいかないけれど、いったいどうしたらいいの…!?
  • 唇の刻印
    完結
    2.3
    世界有数の宝石会社に勤めるホリーは、傾きかけた会社を再建するためにやってきたジェイク・バンスのアシスタントに抜擢された。彼はかなりのやり手だが邪魔な人間は容赦なく潰す冷酷な悪魔。企業乗っ取りの悪評も高いと聞く。警戒を強めるホリーだが、彼のむせるような色香に心を掻き乱され、会社のエレベーターで唇を奪われてしまった。ダメよ。ジェイクの魅力に溺れたら、あの任務が果たせなくなるわ。私の忌まわしい過去を消すために、絶対に成功しなくては…!
  • 危険なシャッターチャンス
    完結
    2.7
    小型航空機チャーターの仕事をしているミッキーのもとに、世界的なカメラマン、ライアン・ダグラスから仕事が舞い込んだ。しかし仕事の依頼は口実で、彼の甥を捜しにやって来たらしい。ミッキーの妹にたぶらかされ、駆け落ちまでした甥をつれ戻したいというのだ! なんて憎らしい、失礼な人なの。ミッキーは憤慨して妹をかばうが、ライアンに強引にふたりを捜す旅に同行させられてしまう。こうして傲慢なのにとびきりセクシーな彼とふたりきりの日々が始まって!?
  • 悲しい約束
    完結
    -
    酔った母親の運転する車に同乗し、事故に遭ってしまった看護師のデイナ。その事故で母は亡くなり、デイナの顔にも一生消えない傷が残ってしまう。デイナは、悲しみをまぎらわすため、一時的に失明した男性の自宅看護をひきうけることになる。だが、患者のギャノンは失明以来、傲慢で攻撃的な人間になっていた。「闇で閉ざされた彼の心に、光を取り戻したい!!」デイナの誠実で献身的な看護はギャノンに通じ、やがてふたりは、深く惹かれあうようになるが…。
  • カリブで見た夢〈失恋に乾杯! I〉
    完結
    3.5
    船舶会社のCEOジェファーソン・ライアンの人生は順風満帆そのものだった。だがある日、有能アシスタントのケイトリンが突然、彼の傲慢な態度を責め、一方的に辞職を告げる。そしてすぐさまカリブのリゾート地へ旅立ってしまった! 残されたライアンは困り果てていた。彼女ほどの有能な人材はいない。悩んだ末、すばらしい解決方法を思いついた。ケイトリンを誘惑して自分の虜にし、離れられなくするのだ!? 邪な笑みを浮かべると、さっそく自らもカリブへ向かった。
  • 甘い闇の記憶
    完結
    5.0
    「借金はその体で返してもらおう」ギデオンの言葉にカレッジは耳を疑った。雇い主である大富豪ギデオンから祖母の治療費を借りたことがこんな事態を招くなんて。少女の頃、甘い官能というものを少しだけ教えてくれた“あの人”かもしれないと、胸をときめかせていたのに。彼がさらに残酷な言葉を投げつける。「自分で服を脱ぐか、それとも脱がせてほしいか?」壁に追いつめられたカレッジは、絶望的な思いで目を閉じた。これが、わたしが憧れ続けてきた人の正体なの!?
  • ざくろの館
    完結
    3.5
    横暴な作家の秘書とは名ばかりの雑用係として取材旅行中のジャナは、コート・ダジュールのホテルで偶然に美しい男性と知りあう。傲慢そうな黒い瞳の彼は、砂漠の国エル・アマラの王子ラウルだった。彼はなぜか、彼女の素性を知っていた。その上、ジャナをディナーに誘うのだ。迷う彼女だったが一夜の夢と思い彼女は招待に応じた。その時は知るよしもなかった。この黒豹のように美しい砂漠の領主につれ去られ、彼の宮殿で愛なき婚約劇を演じるはめになろうとは。
  • 浜辺のビーナス
    完結
    -
    大人気ロマンス作家マージーはシルバーというペンネームで恋多き女として名をはせているが実は恋愛経験なんて皆無。それはマスコミにも絶対秘密だ。ある日、妹が恋人の兄キャノンに結婚を反対されていると聞いて彼を呼びだす。財閥次男と貧乏娘では不釣り合いですって!? なんて傲慢なの。話を聞く条件として彼はフロリダの別荘へ来いと言う。まるでヒーローのような彼の魅力にあらがえるかしら。何より私が、彼がポルノ作家と蔑む“シルバー”だとバレたらどうしよう!
  • いつか愛して
    完結
    5.0
    ケイティはギリシア人のボス、アレクシとベッドをともにする仲だった。けれど妊娠の疑いがもち上がったことをきっかけに、愛なき関係に絶望した彼女は会社を辞めて彼と別れる決意をする。幸い、退職後すぐに新しい職が見つかり、ケイティは人生の再スタートを切った。ところが初出勤の日、CEOと対面した彼女は絶句した。なぜ彼がここに!? その会社は秘密裏にアレクシに買収されていたのだ。彼は傲慢にも、いつでも彼女を意のままにできると思っていて…。
  • 御曹子の傲慢なプロポーズ
    完結
    3.0
    亡国カレンブルクのプリンセス、ユージニアのお腹には外交官ジャックの子どもが宿っていた。しかし気まぐれで奔放なユージニアは、大統領への階段を着実に上るジャックの妻になる気も、彼の愛を確かめるつもりもなかった。短いバカンスの代償に打ちひしがれるユージニアだが、母親として自立することを決意。それでも彼と抱きあう衝動を抑えきれないユージニアは愛を確かめずにはいられなくなる。お腹の子どもを愛するように、彼のことを愛しているから――。
  • 甘美な誤算
    完結
    3.0
    父のホテルを買収したチェイスをひと目見て、マドリンは衝撃を受けた。なんて傲慢で冷酷で…魅力的なの。いいえ、私の愛するホテルを奪おうとする男に惹かれてはだめ。しかしチェイスは彼女の反発も意に介さず強引なアプローチを仕掛けてくる。仕事では有能さを発揮し、社交の場では最高の笑顔と洗練された態度で人々を虜にする彼に、いつしかマドリンは夢中になってしまう。チェイスのキスに情熱的に応えた瞬間、彼の瞳が怪しく輝いたことには気づきもしなかった。
  • プレイボーイの優雅な生活
    完結
    1.0
    あのハンサムなお客様はいったい何者なのかしら? レストランを経営するウィノナは自分を見つめる熱いまなざしに頬を染めた。時代遅れな考えかもしれないが、永遠を誓える相手でないと近づいてはいけないわ。しかし、彼の正体は囮捜査中の刑事コナーだった。この店で売春が行われていて、組織のリーダーは女主人だという情報が入ったのだ。古風なドレスに身を隠しているが、なんて悪女だ! 内情を探るために彼女を誘惑し、あらゆる方法で夢中にさせてみせる!
  • 超一流の男
    完結
    -
    旅行代理店に勤めるアレクサンドラは、ある日、女性客から小さな男の子を何げなく預かった。ところが女性客はそれきり戻ってこない。途方に暮れて警察に届け出たアレクサンドラの前に、男の子のおじを名乗る男性チェイスが現れた。彼は有名な資産家らしく罪深いほど美しかったがとてつもなく傲慢で、その態度に腹が立ったアレクサンドラは彼と口論になってしまう。火花を散らしながらも、男の子のためにふたりは協力して失踪した母親捜しに乗り出すが…?
  • ナニーの恋人宣言
    完結
    3.0
    世界的なホテルチェーンを経営する億万長者マックのもとで、住みこみのナニー兼メイドをすることになった孤児のエリー。まるでお城のような彼の屋敷で贅沢な部屋をあてがわれるが、不思議なことばかりだった。妻の姿はなく、子供たちは時間刻みで厳しく管理されて外出も許されない。しかし、施設で育ったエリーにとって普通の家というものはわからない。もちまえの明るさで屋敷に光を呼びこむと、傲慢だったマックからある日突然、甘いキスをされて…!?
  • 愛される価値
    完結
    5.0
    半年前に亡くなった父の遺産があると聞いてシェリーは驚いた。なぜなら、子供の頃から父親は死んだと聞かされていたからだ。すべての答えを知るため、シェリーは父の再婚相手の家族のもとへ旅立つ。すると待ち受けていたのは、映画のスクリーンから抜け出してきたような美しいヒルヴァレス伯爵だった! こんなに美しい男性が義理の兄? 一瞬で心を奪われるシェリーだが、彼はシェリーを見るなり、冷たい視線で遺産目当ての女と罵ってきて…。なんて傲慢な人なの!?
  • 一夜の後悔
    完結
    5.0
    お嬢様育ちのフランセスカは初めて秘書として仕事を始めた。ボスのオリバーは世間知らずの彼女に冷たくあたるが、とても魅力的なボスに、フランセスカは惹かれていった。ある夜、息がかかるほど顔を寄せオリバーがささやく。「僕に抱かれたいんだろう?」体から力が抜け、彼女はたくましい胸にすべてをゆだねた。ところが満ち足りた行為のあと、オリバーの態度は豹変した。彼女を愛するつもりなどないと言う。フランセスカはわけもわからず絶望の淵へ突き落とされた!
  • キスよりもっと
    完結
    4.0
    「アーム・キャンディ」…それは、協定を結んで男性に同伴するモデルのような美女――。その役目をまさか自分が務めているなんて。デザイナーのノーラはまさに今、隣にいる男性デイヴィッドのアーム・キャンディとしてパーティーに出席していた。初対面の彼は息をのむほどハンサムだが、傲慢で、頭にくる相手だった。今日1日だけのことと我慢し、ノーラは無事に役目を終える。けれど数日後、再び彼から同伴の依頼が! 1度は押し込めた感情が高揚するのを感じた…。
  • 復讐のための誘惑
    完結
    -
    イブはその夜、突然モデルとして華やかなファッションイベントに出演することになった。大舞台に緊張で足がすくむが、亡き妹のために頑張らなければ…。妹の残したメモにあったラファエル・ディ・ラザロという名前こそ、妹の死の真相を知る鍵――今日はその“ラザロ”のショーなのだから。けれどランウェイを歩きながらイブはある男性と見つめあい、どうしようもない運命を感じる。だが彼女は知らなかった。傲慢で冷酷な彼こそが、探していたラファエル本人だとは!

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