ペリー・メイスンシリーズ作品一覧

  • 管理人の飼い猫
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    ペリー・メイスンもの初期の名作。大富豪の別荘の管理人をしているアシュトンという老人が、主人の遺言書にもとづいて「飼い猫」を飼いつづけることができるかどうか相談に訪れる。メイスンの鋭い嗅覚は事件の匂いをかぎつける。行動派のメイスンは秘書デラを煙に巻き「ぼくの依頼主は飼い猫なのさ」と言いながら、独自の調査を開始する。

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  • 奇妙な花嫁
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    メイスン事務所に相談に現われた女性は友だちに頼まれて来たといい、おかしなことを聞き出そうとした。メイスンは体よく追い払うが、気になって仕方がなかった……ましてその女性をつけている男を見かけたと、たまたま来合わせた友人の探偵に知らされてみれば。そして殺人事件が……緊迫の法廷場面で一気に盛り上がるメイスンもの初期の名編。

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  • 義眼殺人事件
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    依頼人は義眼の主だった。そして盗まれた自分の特注の「充血した義眼」が、凶悪犯に利用されでもしたら厄介なことになると恐れていた。メイスンは一計を案じる。だがその甲斐もなく、男の懸念は現実のものとなる……数あるメイスンものの中でも屈指の名作と折り紙つきの代表作。

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  • 幸運の脚
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    地方銀行の頭取秘書マージョリーは「脚線美コンテスト」に合格して映画女優への夢に胸をふくらませたが、それは投資金目当ての巧妙に仕組まれた詐欺だった。そして殺人事件が……恋人の嫌疑を晴らそうと実業家がメイスンを訪れる。だが、その話にメイスンは、どこかおかしなところのあることに気づく。
  • すねた娘
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    女は2年前に死んだ父親の遺言状の件で訪れた。唯一の相続人である彼女の財産は伯父に付託され、もし彼女が25歳未満で結婚するなら、伯父は自由にその財産を処分できるという条件がついていた。実は女には意中の男がいて、すぐにも結婚を望んでいた、そして財産も手にしたかった…そんななか、伯父が死体となって発見される。女には当然、疑惑の目がむけられた。

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  • どもりの主教
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    「どもり」の主教がペリー・メイスンの事務所にあらわれ、なんと22年まえの重過失致死事件の弁護を引き受けてもらえないかと申し出た。メイスンはむろん、二つ返事で引き受け、さっそく私立探偵のドレイクを依頼人の尾行につけた。案じたとおり、ホテルに帰った主教は、自室で赤毛の若い女の待ち伏せにあい、頭をなぐられて気を失っていた。豪雨の夜のロサンゼルス埠頭で、アクションとサスペンスは最大の見せ場に。シリーズの代表作の一つ。

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  • ビロードの爪
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    緊迫した法廷場面とハードボイルド・タッチで有名な弁護士探偵ペリイ・メイスン・シリーズの処女作。依頼人は明らかに変名を使っているとみられる人妻だった。野心的な政治家との情事を、恐喝・ゆすりを専門にする新聞にかぎつけられて、その餌食となるのを極度に恐れている。依頼の中身は「もみ消し工作」だった。秘書のデラ・ストリートは「あの女――ビロードの中に、とぎすました爪をかくしている女ですわ」とメイスンに忠告するが……

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  • 吠える犬
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    隣家の犬が吠えて困る、隣の主人を逮捕してほしいと、奇妙な用件を持った男がメイスンの事務所に姿をあらわした。男は謎めいた遺言書をメイスンに託した直後、隣家の夫人と駆け落ちし、姿をくらました。謎は謎を生み、メイスンはしだいに窮地に追い込まれる。メイスン、デラ、ドレイク三人の活躍を描くガードナー初期の代表作であり、陪審員のあり方を示唆する問題作。

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