パレット文庫 - グレース・オマリーシリーズ作品一覧

  • パレット文庫 グレース・オマリー 特別室(インペリアル・スイート)のねずみ
    3.0
    メイド殺害まで引き起こしたグリュック公国伯爵(はくしゃく)家のお家(いえ)騒動も、一行が下船して一件落着と思われた。だが彼らが使っていた特別室(インペリアル・スイート)を不気味がる客も…。保安主任の久野(くの)が部屋の使用を命じられ、久野は料理人の斉木(さいき)にも声をかえる。部屋の悪印象を払拭(ふっしょく)すべく斉木は和風の軽食を饗(きょう)するサロンを開く…客は噂話の大好きな御婦人方。しかし乗客の間に幽霊が出るという噂が広まり、船内のあちこちでチョコレート、クッキーなど甘い物が盗まれる事件が…尾鰭(おひれ)が付きメイドの霊が彷徨(さまよ)っているという話に発展。早急に解決しないとグレース・オマリー号の致命的なイメージダウンだ! 久野は捜査を開始…またも斉木を巻き込んで!!

    試し読み

    フォロー
  • パレット文庫 グレース・オマリー 船長の三毛猫
    -
    その昔、海賊(かいぞく)女王の異名(いみょう)をとった女傑(じょけつ)の名を冠する豪華客船、グレース・オマリー号。懐石(かいせき)料理店の板場(いたば)にいた斉木は訳あってこの船の厨房(ちゅうぼう)に潜(もぐ)り込む。ある夜彼は、甲板(かんぱん)で怪しげな男に声をかけられた。「船長の三毛猫(ラッキーキャット)」と渾名(あだな)される保安主任・久野紘一郎(くのこういちろう)だ。斉木はコック長命令で彼の許(もと)に。インペリアルスイートのの客…グリュック公国の伯爵(はくしゃく)夫人の料理に毒が盛られたという。命に別状はないが、料理のできる者を一人よこせとの要請で斉木が選ばれたのだ。だが夫人のため腕を揮(ふる)っていた彼の目の前で伯爵が急死!さらに伯爵のダイアのカフスと共に伯爵家のメイド一人が行方(ゆくえ)不明に!! 斉木は久野の捜査に巻き込まれてゆく…。

    試し読み

    フォロー

最近チェックした本