福田素子 - ラブストーリー - 完結作品一覧
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4.5中規模製薬会社のサラリーマン大石太助くんの妻は美女で才女な穂麦さん。しかも財団会長の孫娘!美女と熊さんと言われる二人だけど、超ラブラブ。そんな二人の愛情いっぱいな愛と笑いの物語。泣いて笑って、読後はほんわか幸せな気持ちでいっぱいになる作品です。基本一話完結のショートコメディ。4コマ誌「まんがタイムラブリー」で連載後(4巻までの収録分)かなりな時間を経て女性誌で再開となった作品です。(5巻・6巻収録分)そのため女性誌連載の分はキャラの絵がかわいさアップとなっていますが、テイストはそのままなのでお楽しみください。 ちなみに4コマ誌連載の時はペンネームが「高橋もとこ」だったので続編が出たことを知らなかったという声もありました。
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-新婚1カ月目のある日、帰宅する夫を出迎える新妻に待っていたのは「今日さ――、会社辞めてきちゃった」え~。人材派遣会社に籍を置いて会社を巡ること数10社。自慢じゃないけど人を見る目は育てたつもり。その自慢の目がとらえて離さなかったのが、最後の勤め先で見つけた彼――。そして今は私の夫。いわゆるひとつのエリートってやつだったかも知れないけど、ちっとも気取ってなくって、絶対自信の選択だと思ったのに――。ある日、夫がプッツンときてしまった――!!大手商社の課長職だったのに、新婚1カ月目で突然退職(それもニコニコと)。「ストレスが原因かも。ううん、でももっと他に理由が…。それに妙に明るいのも不気味…いったいどうしちゃったの」
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5.0さまざまな家族の姿を感動的に描くヒューマンドラマ。郷里を捨て上京した山崎咲実(やまざき・さくみ)は、絵本作家の夢をあきらめOLとなり、社内不倫の末に妊娠中絶、会社を追われてしまう。絶望の淵に立たされた咲実は自殺を考えるが、夜が更けても公園に残っている幼い兄妹・裕也(ゆうや)とミカが気になり声をかける。帰る家がないと言い、お腹をすかせていた2人に優しく接する咲実に、裕也は「おかあさんになって」と哀願する。動揺する咲実だったが、裕也の瞳の中に自分と同じ絶望を感じとり……!? 表題作他、雑誌やテレビの中の“幸せな家庭”に憧れ、それを“お手本”に生きてきた女性が、本当の“幸せ”を掴むまでを描いた「幸せカタログ」など4編を収録。“家族”をテーマに、著者の優しい視点が温かい連作集。
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-あなたは“結婚”にどんなイメージを持っていますか? 憧れ、夢、それとも厳しい現実!? “結婚”を巡る心温まるエピソードを綴った福田素子の連作集、第1弾。屋上にいた優秀な営業部員でプレイボーイの山崎達樹(やまざき・たつき)は、総務の「素敵なお局様」と言われる小川由宇(おがわ・ゆう)が、キャンプ用コンロと弁当のフタを使って、まるでマジックショーでも実演するかのように、とても美味しそうな丼を作り上げる姿を目撃する。あの丼が食べたくてたまらない山崎は、翌日、総務課を訪ね、キッチンレストランを持ちたいという夢を持つ由宇のモニターを買って出るが……。「思い出国のキッチン」のほか、好きだと思った瞬間から、見るもの聞くものすべて彼氏につながってしまう、“重い愛”を持つ女性・浅田未和子(あさだ・みわこ)の“結婚”を描いた「恋愛ストップマーク」など3編を収録。
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-「子供は天使。子供は宝」「目に入れても痛くないほど愛おしくって可愛いものよ」周りのママ達が口々に言うけれど、正直私は子供が苦手。それは言葉も通じない謎の存在。「3カ月だって」紀博に妊娠を告げると私の話も聞かずに「やったっ!!晴美!結婚しようっ!」って、そうじゃなくて私が言いたいのは…。ところが紀博は、あっという間に親に報告。できればディンクスでもいいと思っていたのに、その話をする前に紀博ってば…。私、ほんっとーに赤ちゃんって苦手なのよっ!!ところが周りからは祝福の嵐。恐るべし赤ちゃん。ソコまで皆が絶賛するなんて。もしやこんな私でも産んでしまえば天使の様に見えてしまう?産んでもいいかも…たぶん…。というのが運のつき。
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5.0婚姻届、たった0.数ミリの厚さ…。仕事が終わって一緒にいられる時間が少しでも欲しくて同居を始めた。毎日愛し合って、時々ケンカして、ずっとそうだと思っていた。婚姻届けにサインするのだって、蜜月な時をずっと続ける約束だって思ってた。たった0.数ミリの厚さ。何も変わらないと思っていた。なのに…。「結婚して日が経つにつれて愛情が薄らいで行く感じなのよ、彼。なんだか疲れて帰って来る日も増えて、Hだってね…。しかも極めつけが仕事を変えるなんて言い出したのよっ!」「転職?」「今のスタジオミュージシャンの仕事は不安定だから安定した仕事に変わろうと思ってるって」「まあっ意外に責任感が強かったんだ」紙切れにサインしただけで変わるの!?
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-「子供は天使。子供は宝」「目に入れても痛くないほど愛おしくって可愛いものよ」周りのママ達が口々に言うけれど、正直私は子供が苦手。それは言葉も通じない謎の存在。「3カ月だって」紀博に妊娠を告げると私の話も聞かずに「やったっ!!晴美!結婚しようっ!」って、そうじゃなくて私が言いたいのは…。ところが紀博は、あっという間に親に報告。できればディンクスでもいいと思っていたのに、その話をする前に紀博ってば…。私、ほんっとーに赤ちゃんって苦手なのよっ!!ところが周りからは祝福の嵐。恐るべし赤ちゃん。ソコまで皆が絶賛するなんて。もしやこんな私でも産んでしまえば天使の様に見えてしまう?産んでもいいかも…たぶん…。というのが運のつき。<収録作>『晴美の育児戦争(ウォーズ)』『ハートの厚さ』『お気楽ゴク楽ろくでなし』『病めるときも、健やかなるときも… PART1~3』