高浜寛 - ラブストーリー - 完結作品一覧

  • 愛人 ラマン
    完結
    4.0
    フランス文学の不朽の名作を世界で初めて漫画化!! 物語が始まった時、私は十五歳半だった―― 1929年、フランス領インドシナ。 現地のフランス人女学校に通う貧しい少女は、ある日メコン川のボート乗り場で華僑の青年と出会う。 少女は金と快楽のためと割り切って関係を持つが…… 世界を虜にする叙情と官能の作家・高浜寛がフランス文学の“あの名作”を世界で初めて漫画化!! (オールカラー作品) ★第21回文化庁メディア芸術祭「優秀賞」受賞第一作 ★「アングレーム国際漫画祭2020」公式招待
  • 凪渡り及びその他の短篇
    完結
    4.3
    山奥の温泉宿にやってきた男と女。隣の部屋に住む男のことが気になる女……。世界中から注目を集める新鋭が、どこへも行けない女と男の瀬戸際を切なくエロティックに描く傑作短篇集。
  • 蝶のみちゆき
    完結
    4.5
    全1巻1,018円 (税込)
    「ごめんね 寂しか思いさせて……大丈夫 そうそう長くは待たせんけん……」 遠く響く三味線に異国の言葉が混じり合う長崎丸山。 絶世の花魁と重い病を抱えた一人の男の過去が、 やがて密やかな“愛と死”の物語を紡ぎ始める…… “世界”がいち早く評価した孤高の俊才・高浜寛が、長崎丸山に生きる遊女の「切なすぎる純愛」を洗練を極めた筆致で描く。国内の漫画家、海外のバンド・デシネ作家、映像作家など、ジャンルや国籍を問わず多くのアーティストたちから熱い注目を集める傑作!! <世界の巨匠たちが絶賛!!> 今、最も読まれるべき漫画がここにある。知っているようで知らない時代、美しき遊女のお話。なんとも気負いのない絵と語りのうまさが際立つ――心が揺れる。高浜寛の物語表現は描く度に高まってゆく。 (谷口ジロー/フランス芸術文化勲章受章作家) 本作『蝶のみちゆき』の少なからぬ魅力はヒロイン・几帳が湛える穏やかな悲しみにあり、読む者を幕末・明治の遊女の世界へと導く官能と情緒にある。私たちは初期作品からずっと高浜寛の繊細な仕事に注目してきたが、彼女はこの作品により世界的コミック作家の最高峰へ至る新境地を切り拓いたようだ。 (ブノワ・ペータース&フランソワ・スクイテン/アングレーム国際漫画祭大賞・文化庁メディア芸術祭大賞『闇の国々』著者)
  • 四谷区花園町
    完結
    4.3
    「1回の人生やけん、好きな人と楽しく生きたら良かと思わん?」太平洋戦争前夜。新宿の片隅に咲いた、小さな、小さな恋の花。昭和初期の花園町。風俗雑誌「性ノ扉」のライター三宅至心は、取材先のデッサン教室でモデルをしていた混血の娘、アキと出会う。やがて恋が芽生え、慎ましくも賑やかな二人の生活が始まっていくが…。世界でその才能を認められた孤高の叙情派作家・高浜寛が新境地を切り拓いた初の連載作品。表現する喜び、信念をつらぬく厳しさ、誰かとめぐり逢う奇跡、愛しぬくことの尊さこれは魂の物語です。――こうの史代(漫画家)素晴らしい青春漫画の王道だ!“エロ”はどんな時代にも生きる勇気を与えてくれる。映画にしたいと思った。――行定勲(映画監督)

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