平凡社作品一覧
-
-
-
3.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ながらく原子力推進の仕事に携わってきた著者は、福島第一原発から七キロ、温暖で暮らしやすい富岡町に家を構えた。そして3.11、東日本大震災と原発事故-。突然の避難指示と、改善の進まぬ避難所生活を強いられるなか、原発によって、周辺住民がこんな目にあってはならないと、推進してきた者として、身に沁みて感じるようになる。原子力政策、体制の問題を指摘してきた著者が、関係者として責任を感じつつ、その内実を語る。
-
-言論はどのように封じ込められてしまうのか? 1937年、東京帝国大学教授の矢内原忠雄は、論文「国家の理想」が引き金となり、職を辞した。日中戦争勃発直後に起きたこの矢内原事件は、言論や思想が弾圧された時代の一コマとして名高い。本書は、出版界の状況や大学の内部抗争、政治の圧力といった複雑な構図をマイクロヒストリーの手法で読み解き、その実態を抉り出す。そこからは愛国心や学問の自由など、現代に通じる思想的な課題が浮かび上がる。 【目次】 序章 矢内原事件とマイクロヒストリー 第一章 言論人としての矢内原忠雄 1 戦前・戦中の活動と生活 2 政府批判とその真意 第二章 出版界と言論抑圧 1 舞台となった総合雑誌 2 政府当局の介入 3 非難キャンペーンと蓑田胸喜 4 周辺への捜査 第三章 東京帝国大学経済学部をめぐる抗争 1 揺れる経済学部 2 教授会前後の駆け引き 3 東京帝大総長の日記 第四章 辞職の日 1 情勢急転 2 大学の自治と政治の圧力 第五章 事件の波紋 1 知識人やメディアの受け止め方 2 矢内原事件が意味したもの 終章 矢内原事件に見る思想的諸問題 1 ふたつの愛国心 2 学問の自由と大学の自治 3 言論抑圧をどう捉えるか あとがき 復刊にあたってのあとがき 主要参考文献 矢内原事件関連年表 【著者】 将基面貴巳 1967年神奈川県横浜市生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。シェフィールド大学大学院歴史学博士課程修了(Ph.D.) 。研究領域は政治思想史。現在はオタゴ大学人文学部歴史学教授。英国王立歴史学会フェロー。『ヨーロッパ政治思想の誕生』(名古屋大学出版会2013年)で第35回サントリー学芸賞受賞。著作に『政治診断学への招待』(講談社選書メチエ2006年)、『反「暴君」の思想史』(平凡社新書2002年)がある。最新刊は『日本国民のための愛国の教科書』(百万年書房)、『愛国の構造』(岩波書店)。
-
3.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一八一二年夏、二人の巨匠はボヘミアで出会う。ゲーテ六三歳、ワイマル公国の枢密顧問官として社交に余念がない。ベートーヴェン四一歳、"不滅の恋人"との恋に心を高ぶらせていた。そして時代は、ナポレオンの没落を前にして激しく動いている。本書は、政治的・社会的状況を丹念に踏まえ、巨匠たちの交響する世界を臨場感豊かに描写する。手紙、日記、友人たちの証言など資料を駆使した、まったく新しい視点による芸術家像がここに誕生。
-
5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 切手はメディアだ!!130年余にも及ぶ日本切手の歴史において数々の皇室切手が発行されてきたが、本書では、まず、それぞれの切手について、発行の背景やその政治的・社会的意味を明らかにしようとした。そのうえで、近代以降の日本における"皇室"の意味についても、切手という史料を通じて、従来とは異なった視点を読者諸賢に提供できるよう、最大限の努力をしたつもりである。皇室イメージ130年間をたどるモノがたり。
-
3.0
-
5.0
-
-
-
3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歌手、俳優をはじめ政治家、教師に至るまで、声を使うさまざまな職業の人々の治療に長年携わってきた専門医が、のどのサイエンスを豊富なエピソードとともに解説。そして、声帯に負担をかける日本語の特殊性を指摘し、いままで日本ではほとんど考えられてこなかった、幼児からの日本語の発声・発語教育の必要性を提言する。さらに、ペーター・ホフマン、エディタ・グルベローヴァ、キャスリーン・バトルなど、数多くの有名歌手たちののどを治療した、楽しくも苦闘の日々を綴る。
-
3.7
-
-声を無理なく響かせるには、姿勢、呼吸、身体のリラックスが大切。声帯障害の専門医ならではの実践例を、わかりやすいイラスト付きで伝授する。呼吸法と声を結びつけた初めての書。
-
4.1
-
3.6※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 みっちゃんは、なぜなめちゃったのか? 人はなぜ尾籠な話が好きなのか? 国文学者リンボウ先生が古典文学を解説しつつ、日本人の糞尿大好き的ココロの奥深い謎に迫る。
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「こんな本、見たことない!」古書通も思わず唸る珍本・稀本のオンパレード。ようこそ、古書の不思議世界へ!本書は、約五十年間の古書収集過程で掘りだした大爆笑・信じられない内容の珍本・稀本・説明不可能な本、あるいは体験などをリアルタイムで笑い話中心にまとめたものです。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本古代の神話は、たんなる素朴な言い伝えでも、歴史的出来事を反映しただけのものでもない。それは、古代農耕社会に不可欠だった宇宙観と自然観、すなわち天体の運行や季節の循環についての体系的知識を神々やさまざまな象徴=記号に託して表現した緻密で壮大な宇宙論なのだ。記号論と神話論理学の手法を駆使して、宇宙劇としての『古事記』の壮大な体系を読み解く。
-
3.0大地と蛇の神話、黄泉の国・根の国を備えた世界の構成、魂が死者の肉体から離脱しきるまでのモガリの時間――神話と歴史を読み解き、死をめぐる古代人の経験の構造を探り当てる。解説=大隅和雄
-
3.8※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 夢にも固有の歴史があった。夢を独自なうつつとして信じた「古代人」の文化と精神の構造のなかに、「忘れていた今」を想い起こす独創的な精神史。
-
4.7
-
3.0キャベツ礼賛者カトー、最高の饗宴を催した解放奴隷トリマルキオ、「真似のできない暮し」をしたクレオパトラ、葡萄酒を愛した詩人ホラティウス、消化不良のキケロ……。養殖の海魚、肥えたヤマネ、乳育のカタツムリなど贅を極めた晩餐から、農夫の質実剛健な食卓まで、二千年前、大繁栄を謳歌した帝国の食文化とは。当時の食材やレシピも多数併録。 永遠なる美食の大帝国で、人々は何をどう食べ、飲んでいたのか? 監察官カトー、武将アントニウス、詩人ホラティウス、『料理書』のアピキウス、解放奴隷、農夫……。当時のレシピも併録 キャベツ礼賛者カトー、最高の饗宴を催した解放奴隷トリマルキオ、「真似のできない暮し」をしたクレオパトラ、葡萄酒を愛した詩人ホラティウス、消化不良のキケロ……。養殖の海魚、肥えたヤマネ、乳育のカタツムリなど贅を極めた晩餐から、農夫の質実剛健な食卓まで、二千年前、大繁栄を謳歌した帝国の食文化とは。当時の食材やレシピも多数併録。 私はなにを語るのでしょう? むろんそれは古代ローマの社会生活や習慣であり、ローマ人の時間の過ごし方や、楽しみ方といったものです。友達と会うこと、愛する人と睦まじく食事をすること、好物の料理を味わうこと。結局のところ、今日私たちがやっていることとそんなに違いはありません。宴会でなにがどのようにふるまわれたかも調査ずみです。また巻末では、いくつか古代ローマのレシピを紹介します。皆様方のお国には、おいしい魚と肉、ハチミツ、それに、ローマ人が好んで用いた品々がたくさんある。だから再現はきっと可能なはずです。――<「学術文庫版によせて」より抜粋> ※本書は1991年、平凡社より刊行された『古代ローマの饗宴』を元に改変をほどこしました。
-
-
-
-
-
5.0
-
-
-
4.0
-
4.0
-
-
-
-古琉球王朝によって編纂された歌謡集「おもろそうし」。その最新の研究成果によって、「祭政一致」の古琉球社会の実態が明かされる。
-
3.9※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ころんで死ぬ、ダニに噛まれて死ぬ、助けようとして死ぬ、キャンプの炊事中に死ぬ、風に飛ばされて死ぬ——など、アウトドアには「まさか、こんなことで……」と思うような、死の危険がたくさんあります。 本書では、アウトドアで実際に起こった死亡事例を紹介し、どうしたらそのような目にあわないか、安全に身を守るための解説をしています。 死の危険は、知っていれば避けられる可能性が高くなる。 アウトドアで自分や大切な人が危険な目にあわないために、最低限の安全の知識が書かれた本です。 ■内容 1章 山で死ぬ 転倒して死ぬ/すべって落ちる/落石で死ぬ/土砂崩れで死ぬ/雪渓が崩れて死ぬ/雷に打たれて死ぬ/火山ガスで死ぬ/風に飛ばされて死ぬ/ 熱中症で死ぬ/夏なのに寒さで死ぬ/沢の増水で死ぬ/疲れて死ぬ/道に迷って死ぬ/発病して死ぬ/雪に埋まって窒息する/木に激突して死ぬ/ 雪崩で死ぬ/クレバスに落ちて死ぬ/アイゼンを引っ掛けて死ぬ/一酸化炭素中毒で死ぬ/火傷で死にかける もっと知っておきたい安全知識 PART1 2章 動物にあって死ぬ クマに襲われて死ぬ/イノシシに襲われて死ぬ/毒ヘビに咬まれて死ぬ/ダニに咬まれて死ぬ/ハチに刺されて死ぬ/サメに襲われて死ぬ/ オニダルマオコゼに刺されて死ぬ/ダツに刺されて死ぬ/オニヒトデに刺されて死ぬ/ブユの大群に襲われて死にそうになる/カタツムリやナメクジに触って死ぬ もっと知っておきたい安全知識 PART2 3章 毒で死ぬ 有毒植物を食べて死ぬ/毒キノコを食べて死ぬ/フグを食べて死にそうになる/アオブダイを食べて死ぬ/カニを食べて死にそうになる もっと知っておきたい安全知識 PART3 4章 川や海で死ぬ 鉄砲水で死ぬ/助けに行こうとして死ぬ/ため池に落ちて死ぬ/飲酒して泳いで死ぬ/高波にさらわれて死ぬ/離岸流で死ぬ/戻り流れで死ぬ/ シュノーケリング中に死ぬ/ボートから落ちて死ぬ/ボートに追突されて死ぬ/初心者がSUPで死ぬ もっと知っておきたい安全知識 PART4 コラム 転滑落事故が起きやすい場所は?/変わりつつある人間とクマの関係性/中毒事例の多い主な有毒植物/中毒事例の多い主なキノコ ■著者情報 著者 羽根田 治(はねだ・おさむ) 1961年、さいたま市出身、那須塩原市在住。フリーライター。 山岳遭難や登山技術に関する記事を、山岳雑誌や書籍などで発表する一方、沖縄、自然、人物などをテーマに執筆を続けている。 主な著書にドキュメント遭難シリーズ、『ロープワーク・ハンドブック』『野外毒本』『パイヌカジ 小さな鳩間島の豊かな暮らし』『トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか』(共著)『人を襲うクマ 遭遇事例とその生態』『十大事故から読み解く 山岳遭難の傷痕』などがある。 近著に『山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難』(幻冬舎新書)、『山のリスクとどう向き合うか 山岳遭難の「今」と対処の仕方』(平凡社新書)など。 2013年より長野県の山岳遭難防止アドバイザーを務め、講演活動も行なっている。日本山岳会会員。 イラスト 秋山 貴世(あきやま・たかよ) 岡山県出身。武蔵野美術大学、セントラルセントマーチンズ大学院卒業。南ロンドン在住。 日本、イギリス、フランスの雑誌や出版物のイラストを中心に活躍。 コミックやジンの制作、ワークショップも不定期で開催。
-
3.8※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いわく、「イギリスはゆとりの国」「大人の国」…。そんなイギリス礼賛の風潮はまだまだあるが、ちょっと待った。こういうのは、階級社会の「いいトコ」の不当な一般化にすぎない。「ゆとり」にしても、むしろ「あきらめ」の果ての境地というべきだ。歴史をひもとけば、ざくざく出てくる身勝手な悪行。なんで日本人はイギリスがそんなに好きなのか?好きならちゃんと現実から見習うべき。愛するがゆえのダメ出し、イギリス一刀両断。
-
-新型コロナ禍であぶり出された国公立大学医学部と大学病院が抱える問題。山梨大学附属病院ではいかにコロナに立ち向かったのか!?
-
3.0
-
5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昆虫はふしぎ、たのしい、美しい!! 歩く宝石のような甲虫から、色鮮やかなチョウ、子どもの友達・トンボ、夏の風物詩・セミ、社会性昆虫の代表・アリ、驚異の跳躍を見せるバッタなど……。 地球でもっとも繁栄を極めた生物である昆虫のおどろくべき生態、高度な技術、美しい姿を一挙紹介。 現在、第一線で活躍する昆虫学者・写真家が集まって、「じっくりと」「すみずみまで」昆虫の美しさ、楽しさを堪能できる一冊となりました!
-
3.8※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「本当においしいんですか?」「はい。カミキリムシはクリーミーで、ふんわり甘く、ハチの子はウナギの味そっくりで、アブラゼミはナッツの…」"昆虫をおいしく食べる"著者の追究はとどまることを知らない。だが、昆虫食の研究はまだ始まったばかり。前人未到の食域に踏み込みつつ、昆虫食のスタンダードを探る。
-
3.5JALとANAは、数ある日本企業のなかでも永遠の良きライバルだ。 半世紀以上にわたって航空会社ナンバー1と2の関係にあり、長らくJALがトップだったが、 経営破綻を機に、ついに1位と2位が入れ替わった。 ANAはトップに躍り出たものの、JALは再生によって抜群の収益力を持つ新しい企業に生まれ変わった。 2020年に向けた発着枠の争いやLCCの躍進など、激変する航空界にあって両社の今後の戦いぶりへの注目度はかなり高い。 そんな今だからこそ両社をじっくり比べ、何がどう違っているのかを徹底分析。 おなじみの航空会社の特徴がわかる、なるほどの一冊。 ■著者紹介 杉浦 一機(すぎうら かずき) 昭和22(1947)年生まれ。航空アナリスト。首都大学東京客員教授。 利用者サイドに立ったユニークな評論をモットーに活躍中。東京都や成田市の航空および空港問題の委員会委員などを歴任。 著書に『進む航空と鉄道のコラボ』『日本の空はこう変わる』(交通新聞社新書)、『間違いだらけのLCC選び』『JAL再建の行方』(草思社)、 『エアライン敗戦』(中央公論新社)、『空の上の格差社会』『激安エアラインの時代』(平凡社新書)など。
-
-「通勤電車なんてどれも似たり寄ったりでしょ」と思い込んでいる方、いつもと違う路線や土地の通勤電車に乗ったことはあるだろうか? 自分の乗っている通勤電車がすべてだと思ったら大間違いだ。本書では路線、地域、そして国によって異なるさまざまな都市交通事情を紹介。正確な時刻、緻密なダイヤ、充実した設備と清潔さといった日本の鉄道の素晴らしさを再認識するとともに、それに相反するかのように過酷で複雑な通勤列車事情とその問題点をあぶり出し、海外の事例から日本が学ぶべき点、改善点を検証する。 谷川一巳(たにがわひとみ) 昭和33年(1958)、横浜市生まれ。日本大学卒業。旅行会社勤務を経てフリーライターに。約50カ国の列車に乗車した。雑誌・書籍などで世界の公共交通機関や旅行に関する執筆に関する執筆を行う。主な著書に『空港まで1時間は遠すぎる!? 』(交通新聞社)、『割引切符でめぐるローカル線の旅』『鉄道で楽しむアジアの旅』(以上、平凡社)、『ローカル線ひとり旅』(光文社)、『バスを良く知る基礎知識』(イカロス出版)など。
-
4.1
-
3.5
-
4.3考現学は未来を考える立場だ──。ジャンパーを着て日本中を歩き回り、民家、服装、都市文化、世相など現代風俗研究に前人未到の足跡を遺した第一人者が綴る生活者の視線。
-
-心眼のレンズを通して見た少女や猫や花などのモチーフを、油彩やオブジェ、写真、コラージュなどで多彩に表現した伝説の画家、合田佐和子。 見る者を一瞬にして異なる時空へと連れ去る合田作品の魅力を、そのモチーフから、変化に富む様式から、作家が生前愛したものや暮らしぶりから、あますことなく探ってゆく、入門書にして決定版となる作品集。 未発表作、および豪華執筆陣によるエッセイも多数掲載。
-
-
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今から80年前の昭和初期、呉清源と木谷實の両師によって革命的な布石戦法が考案され、『新布石法』(平凡社刊)として刊行後、一大ブームがおこりました。呉清源師は、新布石を発表以来、後輩の棋士たちの実戦を細かく検分して、平素の研究を怠らず、常に新しい戦法を編み出してきました。本書は月刊『囲碁』2008年1月号から2012年5月号までの呉清源師の連載「新布石構想」を最新の成果として1冊にまとめたもので、生誕100年を迎えた呉清源師の布石の集大成となります。最新の解説となっており、アマチュア棋士にとっても参考になる内容です。
-
-著者が50年前に訪れた新潟県高田の瞽女らが旅した村々の様子や、高田瞽女の親方杉本キクエの言葉を通して、その生き様を描き直す。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本人は米の微妙な味がわかる世界有数の民族である。このことは先祖に感謝しなければならない。また、世界一うまい米を生産する民族である。炊きたてのごはんのおいしさは、日本人でなくてはわからず、また日本産の米でないと不可能である。
-
3.8〈電子書籍版に関する注意事項〉 本書は固定レイアウト型の電子書籍です。 【料理の絶望は乗り越えなくていい! 笑いとお助けアイデア&レシピで寄り添います】 料理をする気力がわかない…。 料理はそれなりに作っているけれどモチベーションを保てない…。 日々モヤモヤしながら料理を作り続けている…。 そんなあなたへ贈る、抱腹絶倒の応援メッセージ&お助けレシピ45。 著者は、第6回料理レシピ本大賞料理部門(エッセイ賞)受賞の本多恵理子さん。 料理にまつわる絶望シーンは、本多さんと一緒にグチって笑ってしのぎましょう。 本書では「そんなもんでいいのか(笑)」と思えるアイデアやレシピも多数紹介。 きっと明日は「ちょっとだけやってみよう」と思えるはずです。 〈こんな方にオススメ〉 ・料理のやる気が出ない人 ・家族のためにごはんを作るのがしんどい人 ・料理はそれなりに作れるけどモチベーションを保てない人 ・日々モヤモヤしながら料理をしている人 ・料理が我流すぎて正解がわからないと一人悩んでいる人 〈本書の内容〉 ◎食べたいものがまとまらない →(お助けレシピ)レンチン加熱&大さじ計量の【焼き肉のたれ】 ◎簡単なものでいいよ、と言われた →(お助けレシピ)冷凍うどんで手軽に【レンチン焼きうどん】 ◎急に食べる人が増える →(お助けレシピ)冷凍可! ごはんに後から混ぜるだけ【チャーハンの素】 ◎魚と野菜不足、偏るメニューに罪悪感 →(お助けレシピ)これなら野菜と魚が同時にとれますよね!【ホイル焼き】 ◎家族が無言で食べる →(お助けレシピ)食べながらいろいろ感想を言いたくなる【勝手しゃぶしゃぶ】 ◎意外に力仕事が多くて心が折れる →(お助けレシピ)瓶があいたらすぐできる【岩のりパスタ】 ◎カレー鍋を洗ってスポンジが死ぬ →(お助けレシピ)カレー鍋を洗う前にこの一品【カレーおにぎり】 ◎野菜炒めが水っぽい →(お助けレシピ)水分が旨みに変わる【とろみ野菜いため】 ◎塩加減の迷宮 →(お助けレシピ)重量1%の塩だけでおいしい!【塩だけチキンソテー】 ◎ジャリっていう食感の恐怖 →(お助けレシピ)調味料2つで完成【ほうれんそうのナムル】 ◎和食の味がきまらない →(お助けレシピ)一発調味料で作る【即席肉じゃが】 ◎だしをとるのが面倒 →(お助けレシピ)勝手にだしが出ている【根菜和風ポトフ】 ◎一皿だけじゃだめですか? →(お助けレシピ)一発加熱で即完成・野菜たっぷり【キーマカレー】 ……などなど、40の絶望シーンに45のレシピ 〈著者プロフィール〉 本多理恵子 『料理が苦痛だ』で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉で「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『料理が苦痛だ』(自由国民社)、『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)がある。
-
5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 クリエーターたちに愛されている絵本作家の魅力を、インタビューや写真、幼少期の記録や絵画等の未発表作品で伝える貴重な一冊。
-
-自然破壊の象徴のように語られがちなゴルフ場。 その開発の歴史から現在の場内の自然、そして農薬問題について語り尽くした書。 現在、ゴルフ場は全国に2300以上ある。そこには、意外や絶滅危惧種を始めとする多くの動植物が生息していた。しかも開発を通して森林面積が増えている実態が浮かび上がる。 その姿は現代の里山そのもの。 だが一方でゴルフ自体の衰退もあり、閉鎖するコースも増えてきた。将来、ゴルフ場の自然はどうなるのか?改めて自然を保全する意味と方法を考える。 【こんな人におすすめ】 ゴルフが好きな人。ゴルフ場は自然破壊だと思っている人。里山の保全が必要だと思っている人。 【著者プロフィール】 1959年大阪生まれ。静岡大学農学部出身。 出版社、新聞社等を経て、森林ジャーナリストに。 森林、林業、山村のほか、里山や地域づくりをテーマに、科学面と社会面の両方から取り組んでいる。 主な著書に『森林異変』、『森と日本人の1500年』(平凡社新書)、『いま里山が必要な理由』『森と近代日本を動かした男 山林王・土倉庄三郎の生涯』(洋泉社)、『森を歩く 森林セラピーへのいざない』(角川SSC新書)、『割り箸はもったいない?』(ちくま新書)ほか多数。
-
-
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「健康になりたい」「健康について考えたい」人に向け、健康をサポートするスポーツトレーニングの知識と実践方法を、イラスト、写真、図表などをふんだんに交えてわかりやすく解説しています。身体を鍛えるスポーツトレーニングに加えて、メンタルトレーニングとトレーニングの関係や栄養・食事とトレーニングの関係など、心と栄養との関係についても網羅。スポーツトレーニングについての正しい知識を得て、健康な身体を手に入れる強い味方となる1冊です。本書は、2017年に刊行しロングセラーとなっている『増補改訂版 基礎から学ぶスポーツトレーニング理論』を元本に、最新の知見に基づいた情報の更新や追加を行なった最新版となっています。 伊藤マモル/監修 医学博士。1987年順天堂大学体育学部卒業。1989年同大学大学院体育学研究科修了。現職は法政大学教授。専門はスポーツ医学、コンディショニング科学。著書に『ひとりで巻けるテーピング』(日本文芸社)、『もっと伸びる!ストレッチング』(共著・山海堂)、『若さを伸ばすストレッチング』(平凡社新書)などがある。
-
-■「古社寺の謎」シリーズ第4弾! 伝教大師最澄没後1200年、その足跡をたどる―― 没後1200年を迎えることから、最澄の足跡と最澄が開いた天台宗に注目が集まっている。本書では最澄の生涯をたどり、あわせて比叡山や最澄ゆかりの古寺社を紹介。さらには後継となった天台の高僧たちの系譜をもたどることで、日本仏教の母胎となった最澄と天台仏教の魅力を再発見する。 [目次] 第1章 最澄の生涯 I-生誕から入唐まで 第2章 最澄の生涯 II-開宗から遷化まで 第3章 比叡山延暦寺をめぐる 第4章 最澄ゆかりの古寺 <編者略歴> 山折哲雄(やまおり・てつお) 宗教学者・評論家。1931 年、米国サンフランシスコ生まれ。東北大印度哲学科卒業。国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター所長を歴任。現在は国際日本文化研究センター、国立歴史民俗博物館、総合研究大学院大学の各名誉教授。『世界宗教大事典』(平凡社)、『仏教とは何か』(中公新書)、『「ひとり」の哲学』(新潮選書)、『わたしが死について語るなら』(ポプラ新書)など著書多数。 <本文執筆> 古川順弘(ふるかわ・のぶひろ) 1970 年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。宗教・歴史分野を扱う文筆家・編集者。『人物でわかる日本書紀』(山川出版社)、『古代神宝の謎』(二見書房)、『仏像破壊の日本史』『古代豪族の興亡に秘められたヤマト王権の謎』(以上、宝島社)ほか著書多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『最澄に秘められた古寺の謎 伝教大師と辿る比叡山と天台宗』(2021年12月17日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
-
-
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カラオケする親子、ヒーリング系にひたるビジネス(ウー)マン、ウォークマンの若者、ゲーム音楽にノル子供、そしてBGM…。いまや公私の生活環境すべてに多様で膨大な音や音楽が充満している。これはどういう事態なのか?着メロは音楽か?旧弊の西欧近代芸術観から思いきり自由になって、私たちの音体験全体に問いかける新しいアプローチへ。もっと豊かな「音‐楽」ライフのためにいま、音楽文化論の冒険が始まる。
-
-
-
-※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 明治10年の西南戦争は,明治政府内の主導権争いに結着をつける最後の真剣な闘いだった。一方の雄,西郷隆盛の悲劇的な死は,内外の人びとに強い感銘を与えた。当時在日したイギリス公使館員の記録。
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 その療養所は柊の垣根で囲まれていた。迎えてくれた元ハンセン病患者の尚幸さんは、これまでの壮絶な人生と、家族との関わりを淡々と語ってくれた。そして聖書のサマリヤ人の譬えをひいて、ハンセン病患者の真の「隣人」とは誰か、とたずねた。「隣人」になるために、私たちに出来ることはなにか。丁寧な取材と鋭い問題意識から書かれた、『信濃毎日新聞』連載の渾身のルポルタージュ。
-
4.1
-
3.5
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。