国内文学作品一覧

  • こころ
    4.4
    この小説の主人公である「先生」は、かつて親友を裏切って死に追いやった過去を背負い、罪の意識にさいなまれつつ、まるで生命をひきずるようにして生きている。と、そこへ明治天皇が亡くなり、後をおって乃木大将が殉死するという事件がおこった。「先生」もまた死を決意する。だが、なぜ……。(解説 古井由吉・ 注 大野淳一)

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  • こころ
    -
    1巻330円 (税込)
    親友を裏切っての恋の勝利は、親友の自殺によって、主人公の「先生」に極度の罪悪感をもたらす。そうして「先生」が行き着いた先は? 漱石のひとつの到達点をしめす代表作。

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  • こころ残り
    3.0
    一生のうちに、ほんの一つか二つ。きれいに光る、素晴らしい瞬間。数は少ないけれども、きらめきを実感できる灯、人生にはそれさえあればいい――。たとえばあの頃、私たち夫婦の心は通じ合っていた。まだ、連れ合いは元気だった。生きてきた道筋をふり返り、ふと気づく。自分がいつのまにか手にしていたものに。ささやかだけどかけがえのない一瞬が、確かに自分にもあったことに。短篇の名手が手がける、12の追憶の物語。
  • 『こころ』は本当に名作か―正直者の名作案内―
    3.5
    文学に普遍的な基準はありません。面白いと思うかどうかは、読者の年齢や経験、趣味嗜好に左右されます。「もてない男」に恋愛小説が、そのケのない人に同性愛的文学がわからなくても、仕方のないこと。世評高い漱石の『こころ』やドストエフスキーは、本当に面白いのでしょうか? 読むべきは『源氏物語』か『金閣寺』か? 世界の古典を「大体読み終えた」著者が、ダメならダメと判定を下す、世界一正直な名作案内。

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  • 古今銘盡1巻
    -
    1~4巻330円 (税込)
    *この作品は古文書・古記録に属しますので、特性をご理解の上ご購入下さい。

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  • 古語と現代語のあいだ ミッシングリンクを紐解く
    4.0
    「古文」って何? 「現代文」って何? 日本人の国語観を揺さぶる一冊! 日本語には「古語」と「現代語」があり、それらで書かれた「古文」と「現代文」との二つがある――我々はなぜそのような錯覚を抱いてしまっているのか。古代文学から近代短歌・小説に至るまでの言葉の変化を丹念に辿り、「古語」と「現代語」の間のミッシングリンクを探しつなげることで、我々の国語観を揺さぶり、豊饒な国文学の世界に誘う。

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  • 小桜姫物語
    -
    1巻1,012円 (税込)
    浅野和三郎による作品。
  • 孤舟
    -
    1巻715円 (税込)
    主人公の大谷威一郎は、大手広告代理店常務を務め、関連会社子会社の社長ポストの内示を蹴って、定年退職をする。定年退職後は、楽しい第二の人生が待ち構えているかと思いきや、家族に対しては相変わらず威張りちらし、「粗大ごみ」化してしまう。 当然、夫婦関係、親子関係がぎくしゃくしてしまい、飼い犬のコタロウが相手だけの時間を持て余す生活が続く。やがて、ひょんなことから若い女性と付き合いだし、人生が華やいでくるが……。 いずれ誰もが迎える定年退職後の生活を、どう過ごすか、問題を提起した考えさせられる傑作。 【著者プロフィール】 1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療と並行して小説を執筆。1970年『光と影』で第63回直木賞受賞し、本格的に作家活動を開始。1980年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で第14回吉川英治文学賞を受賞。1997年に刊行された『失楽園』は大きな話題をよび、映画化、テレビドラマ化された。2003年には紫綬褒章受章。著書は『鈍感力』『ひとひらの雪』『化身』『化粧』『孤舟』『うたかた』『花埋み』など多数。
  • 古事記
    3.5
    世界の創成と、神々の誕生から国の形ができるまでを描いた最初の日本文学、古事記。神話、歌謡と系譜からなるこの作品を、斬新な訳と画期的な註釈で読ませる工夫をし、大好評の池澤古事記、ついに文庫化。
  • 古事記
    4.1
    日本最古の文学作品を作家・池澤夏樹が新訳。原文の力のある文体を生かしたストレートで斬新な訳が特徴。画期的な池澤古事記の誕生! 【新訳にあたって】 なにしろ日本で最初の文学作品だから、書いた人も勝手がわからない。ごちゃごちゃまぜこぜの中に、ものすごくチャーミングな神々やら英雄やら美女が次から次へと登場する。 もとの混乱した感じをどこまで残すか、その上でどうやって読みやすい今の日本語に移すか、翻訳は楽しい苦労だった。(池澤) 解題=三浦佑之 解説=池澤夏樹 月報=内田樹、京極夏彦
  • 古事記上
    -
    1~3巻330円 (税込)
    *この作品は古文書・古記録に属しますので、特性をご理解の上ご購入下さい。

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  • 古事記
    3.9
    1巻1,034円 (税込)
    八世紀初めに成立した現存するわが国最古の歴史書・文学書。数多い口伝えを天武天皇が稗田阿礼に命じて覚えさせ、元明天皇が太安麻侶に書きとめさせたもの。天地開闢に始まり、伊邪那岐命・伊邪那美命の国生み神話、須佐之男命の大蛇退治等、神代より推古天皇に至る皇室の系図を中心に、わが国古代の神話・伝説・歌謡を広く収録。

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  • 古事記
    4.0
    日本にまだ固有の文字がなかった八世紀初頭に成立した『古事記』は、漢字の音と訓を利用して、神話や古くからの言い伝えを書き表した日本最古の書物である。国の成り立ちを説いた歴史の書にとどまらず、古代の人々の想像力にみちた豊かな文学性を感じさせる。とりわけここに収めた「上の巻」には、イザナキ・イザナミの国生み、天の岩屋戸、スサノオの八俣の大蛇退治など、日本神話としてなじみ深い話の数々が、飾り気なく力強く描かれている。ここには、日本人の心と行動すべての原初の姿を見つけることができる。
  • 『古事記』成立の背景と構想
    -
    1巻9,350円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 神から天皇への変遷を経て、『古事記』がどう記したか。成立の過程、意義を、歌・散文にわたって立体的かつ実証的な表現の分析から捉えた全く新しい視点にたつ斬新な論考。
  • 古事記注解〈2〉
    -
    1~2巻4,805~4,950円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 神野志・山口共同研究として続けてきた「『古事記』注解の試み」をまとめたものである。所謂、全釈的な注釈ではなく、各々が問題と考えるところを取り上げ、論議を重ね、新しい問題提起をめざすものである。
  • 古事記で謎解き ほんとにスゴイ! 日本
    5.0
    1巻1,386円 (税込)
    「日本っていつ誕生したの?」 「天皇ってどういう存在?」 「神社とお寺の違いは?」 私たちがなにげなく過ごしている日常には、知らないことがたくさん。 新しい元号になり、新しい時代を迎えました。また、東京オリンピックも控えています。 これからますます注目される「日本」のことを改めて学びませんか? じつは、日本最古の歴史書『古事記』を紐解けば、いままで知らなかった「本当の日本」が見えてきます。 この本では、古事記・歴史・神社をテーマに日本のことを改めて紹介します!  たとえば…… ●日本は現存する最古の国 ●日本ほど祭日が多い国はめずらしい ●「君が代」は世界一短い歌詞 ●日本が世界で初めて人種差別撤廃を訴えた ●世界最古の土器は日本から出土している ●日本は(EEZも入れると)世界6位の大きさ いかがでしょう。この他、「え!? こんなに日本ってスゴイ国だったんだ」と、目からウロコが落ちる話が盛りだくさん。 歴史が苦手な人も大丈夫!  この本では、道開きの神・猿田比古大神の生まれ変わり「DJサルタ」と、 芸能の神様・天宇受売命の生まれ変わり「ウズメちゃん」、 そしてかわいい(?)神様「うさぴょん」が、 ゆる~く、おもしろ~くナビゲート。 まんがとイラスト満載で、「誇らしい日本の歴史」が学べます。
  • 古事記と王家の系譜学
    -
    1巻10,450円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古事記の神話・説話は皇統譜に起源を与えるために作られた。表面からは見えない大王系譜の生成過程を掘り起こすことで、王家の物語をテクストの裏側から読み解く。古事記の深い読み方を追究した積年の成果。
  • 古事記の語り口
    -
    1巻8,580円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『古事記』には意外なところに遊びがあり、笑いがある。遊びと笑いが口承と記載言語にまたがって、それら二つの側面ないし要素を独自に組織しているわけで、その組織の仕方にこそ『古事記』固有の歴史性がある。
  • 古事記の生成
    -
    1巻6,728円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「古事記」の読みに作家論の視点、即ち一人の個人の強力な個的意識の産物であるという視点を導入した論考集。書き手を総体としての一人の人間としてある程度把握した上で、その作品生成の現場に潜りこむ方法論が新しい。
  • 古事記の世界
    5.0
    イナバの白兎、国引き、オロチ退治、海幸山幸、天の岩屋戸の話など、古事記は私たちにとって親しみ深い古典である。著者は、古事記伝の宣長という縦糸と、イギリス社会人類学の横糸とを交錯させる新しい問題意識に立って古事記を読み解くことにより、その本質を明らかにした。新しい光に照らし出された古事記の豊かな世界がここにある。

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  • 古事記物語
    4.0
    1巻660円 (税込)
    8世紀に成立したとされる日本最古の歴史書「古事記」。本書は、日本を代表する児童文学者である著者が、「古事記」を子どもにも分かりやすいように物語風にアレンジした『古事記物語』を、現代かな遣いに改め、旧国名の地図や注釈を付して復刊したものである。教訓めいた物語ばかりであった従来の児童読み物を芸術的にも高めていく気運を作り出し、児童文化運動の父とされる著者によって、端正で力強い言葉で綴られたその文章は、大正時代に児童向けに書かれたものであるにもかかわらず、今でも色あせることなく、大人が読んでも十分に楽しむことが出来る。計19の物語を収録し、日本の神話を手軽に楽しめる、古事記の入門書としても最適な一冊。

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  • 古事記ワールド案内図
    3.8
    「古事記」の斬新な現代語訳で話題を集め、小説『ワカタケル』で同時代を描いた著者による、古事記入門書。取っつきにくいと思われがちな古事記を分かりやすく魅力的に案内する。
  • 古事記を解読する 新しい文脈の発見
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 我々はまだ『古事記』を解読していない。本居宣長以来の〈訓読〉に影響を受けた解釈には、未開拓の謎が残されている。『古事記』文脈に隠された文字では表現し尽くせないメッセージを、「色名・色彩語」を鍵に〈色対偶〉という独自の視点で解読。『古事記』全文脈の再構築を図る契機とする。『古事記』解釈に、新たな可能性を提示する書。
  • 古事談抄全釈
    -
    1巻14,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『古事談抄』とは、『古事談』巻第二、臣節(しんせつ)からの抜き書き的性格を持つ説話集。『古事談』を用いて新たな作品を作りだしている点で、一つの独立した説話集ということができる書である。底本は穂久邇文庫蔵本。構成は、釈文(読み下し文)、本文、校異、口語訳、語釈、余説、同話・類話、参考文献より成る。完全収録穂久邇文庫蔵『古事談抄』影印。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 古川柳の名句を楽しむ―柳多留への遊歩道―
    -
    1巻880円 (税込)
    川柳のバイブルとされる江戸中期に刊行された「誹風柳多留」。現代にも通じる、江戸っ子たちの生きるための知恵と常識、極上のユーモアが詰まった同書の中でも、とくに名句の宝庫と知られる初代・柄井川柳選の初篇から二十四篇より、どこかで一度は耳にしたことのある、これだけは覚えておきたいベスト五六九句を厳選収録。やさしい解説で読み物としても楽しめる一書。 《是小判たった一晩居てくれろ》 《本降りに成て出て行雨やどり》 《子が出来て川の字形りに寝る夫婦》 《役人の子はにぎにぎを能覚》 《なきなきもよい方をとるかたみわけ》 《孝行のしたい時分に親ハなし》
  • 子育ての書 1
    -
    1~3巻3,080~3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 子供をいかに育てるか? 次の世代にどのような希望を託し何を求めるか? 日本人の著述のなかから子育てに関する見解を集成し,日本の育児思想の源流をさぐる。第1巻は,家訓,儒教書,女子教訓書などから子育て論を引く。巻頭に山住の解説「子育てと子育ての書」を付す。

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  • 古代宮廷の知と遊戯 : 神話・物語・万葉歌
    -
    1巻6,600円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古代の宮廷において、歌や音楽はどのようにつくられ、そこで発揮された“ワザ”や“知”とはどのようなものだったのか。古代の楽書や歌集、説話や神話、物語を読みときながら、さまざまな知や遊戯、技能が実践される現場へと降り立つ。

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  • 古代中国研究
    -
    1巻2,860円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 著者は草創期の京都シノロジーを代表する中国思想史家で,河上肇の終生の友でもあった。旧中国の社会と精神文化の本質を,精緻にしかも雄勁な筆致で解きあかした不滅の名著の復刊。

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  • 古代の読み方 神話と声/文字
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ヤマトタケルはテクストに翻弄されていきなければならなかった──。『古事記』のテクストには、どのようにでも読めるような仕掛けがいたるところに張り巡らされている。その解析から新たな「読み」を提示する。
  • 古代物語研究序説
    -
    1巻9,900円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 竹取物語から源氏物語に至る現存の古代作り物語が、すべて先行の伝承説話の型を構想の枠組みとして持っていたことを論証する。
  • 古代和歌の基層 万葉集作者未詳歌論序説
    -
    1巻13,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 万葉集作者未詳歌を古代和歌の基層をなすものとして位置づけようとする観点から編まれた論文集。
  • 木精(乙女の本棚)
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気シリーズ「乙女の本棚」第34弾は、文豪・森鷗外×イラストレーター・いとうあつきのコラボレーション! 小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。 呼べばいつでも木精の答えないことはない。 暖かい野の朝、谷間で「ハルロオ」と呼び、木精の答を聞く。それがフランツの楽しみだった。 森鷗外の名作が、書籍の装画やCDジャケットなどで知られ本シリーズでは横光利一『春は馬車に乗って』を担当するイラストレーター・いとうあつきによって描かれる。 名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。 自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。
  • 【国会図書館所蔵図書】【学問ノススメ、世界国尽】福沢諭吉著作集 1 4冊セット
    -
    1巻2,365円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずといえり」。 福沢諭吉が人の歩みべき道を示した著作であり、簡潔でわかりやすい文章は、いま読んでもなお新しい発見がある。 「世界国尽」は福沢がビギナー向けに世界の地理や歴地を著した書である。
  • 【国会図書館所蔵図書】【西洋旅案内、西洋事情】福沢諭吉著作集 2 6冊セット
    -
    1巻3,795円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 福沢諭吉の著作「西洋旅案内」は、通訳として渡米した福沢が帰国後に記した西洋旅行のための実践的な案内書である。 当時大変な人気を博し、そのため数多くの偽版が出回ったほどである。 福沢諭吉が自らの渡米・渡欧経験をもとに当時の欧米の政治や科学技術、インフラを紹介した「西洋事情」は維新期の日本人に多大な影響を与え、日本が近代化を進める上で重要な役割を果たした。1868年(明治元年)に出版され、当時のベストセラーとなった1冊。
  • 【国会図書館所蔵図書】【陶庵随筆、欧羅巴紀遊抜書】西園寺公望著作集 2冊セット
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 公家出身の政治家西園寺公望は、桂太郎の後を引き継ぎ内閣総理大臣として第一次・第二次西園寺内閣を組閣、桂と交互に政権を担い「桂園時代」を主導した。 また、留学経験も豊富で公家出身でありながら「教養ある市民の育成」や「女子教育の重要性」を訴えるなど当時としてはリベラルな考えの持ち主であったことも知られている。 「陶庵随筆」はそんな文人政治家、西園寺公望が記した自伝的エッセー。 本書は、明治36年に出版されたものを電子書籍化したものである。 「欧羅巴紀遊抜書」はそんな西園寺の国際的な考えがうかがえる一冊。 本書は、昭和7(1932)年に出版されたものの電子書籍版。
  • 古典つまみ読み 古文の中の自由人たち
    5.0
    大学受験古典の最強講師による古典案内。「自由人」をキーワードに面白い名作をセレクト。やさしく丁寧な解説。人生を味わい尽くした大人だからこそ、より深く古典を楽しめる!

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  • 古典的思考
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 実証主義=無思想に堕した国文学は、現実を凝視できるか。雑誌『発言者』『表現者』に連載し続けてきた論考に「破局の後で」を加えて一書にした実践の書。
  • 古典と日本人~「古典的公共圏」の栄光と没落~
    3.0
    高等教育の古文・漢文不要論が唱えられる今、古典は本当に必要なのか。日本において古典が成立した経緯を辿りながら、そもそも「古典」とは何かを考える。一般社会通念としての「古典」とは、歴史の中で他者の視線に耐え抜いた書物を指すことが支配的であるが、本書では、本来の「古典」には明確な基準があったことを明らかにする。「古典の日本史」を踏まえつつ、日本人にとっての「古典」や「教養」のあり方を問う一冊。
  • 古典のすすめ
    3.0
    1巻1,870円 (税込)
    神話から江戸の世話物へとつながる恋愛観、挽歌と哀傷歌そして源氏物語に描かれた「死」と「病」など、日本の古典作品に描かれた哲学をやさしく説く。古典に立ち返り、人生を見つめる新たな視点を養う本。
  • 古典文学の秘密
    3.0
    1巻550円 (税込)
    『古事記』『土佐日記』『源氏物語』『徒然草』『古今和歌集』……。かの有名な日本文学の古典には、学校では教えてくれない「秘密」があった。それはエロティシズムだ。おなじみリンボウ先生が誰もが知る有名な作品の数々から色事溢れる場面を抽出し、面白おかしく解釈を披露。つまらなかった古典がこんなに艶っぽいものとは!「目からウロコ」のリンボウ流「特別課外講義」。(『本当はとてもえっちな古典文学』改題)
  • 古典落語 これが名演だ!
    5.0
    「CDで落語の名演を聴く」がコンセプトのシリーズ第二弾。名作七〇話について、志ん生、文楽、圓生、小さん、志ん朝などの名人の名演を、前作以上の厳選の姿勢で紹介する。
  • 古典落語CDの名盤
    4.0
    長年、圓生や志ん朝など、数多くの名人のLP、CD制作に携わってきた著者による体験的必聴盤ガイド。初心者から上級者まで、これ一冊あれば、一生「笑い」に困らない!
  • 古典をどう読むか
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古典と格闘してきた12人の思想の核をあかす、前人未到の書物の探訪-古典研究の最前線を走りつづけてきた著者がはじめて語る読書録。
  • 古典を読んでみましょう
    3.9
    えっ、浦島太郎はじいさんじゃなくて、鶴になったの? 一寸法師はじつは性格が悪くてやりたい放題だった? 日本の古典は自由で、とても豊かだ。時代によっていろいろある古典が、これで初めてよくわかる。
  • ことのは! #万葉恋日和
    -
    1巻1,430円 (税込)
    『万葉集』の歌い手たちも、今を生きる私たちと同じように、恋をした ――元号「令和」の出典ともなった『万葉集』。 本書では、その中の恋歌5首の物語を漫画で描きました。 背景知識も専門家が丁寧に解説しています。 当時の皇子・皇女たちの愛おしいまでの恋心が伝わる珠玉の一冊です。

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  • ことばと vol.1
    -
    1~7巻1,540~1,870円 (税込)
    文学ムック 『ことばと』vol.1 創刊号 編集長/佐々木敦 ロゴマーク/石黒正数 表紙・本文デザイン/戸塚泰雄 装画・挿絵/近藤恵介 巻頭表現 福田尚代「文房具たち」 創作 阿部和重 小笠原鳥類 片島麦子 小林エリカ 佐川恭一 千葉雅也 保坂和志 マーサ・ナカムラ 山本浩貴 本がなければ生きていけない 伊藤亜紗 堤雄一 など ※電子版には≪【座談会】柴田聡子×又吉直樹×佐々木敦「「言葉と何か」についての120分」≫≪翻訳 ウティット・ヘーマムーン 心焦がすサイゴン 福冨渉訳≫は含まれません。 【目次】 巻頭表現 福田尚代 文房具たち 創作 千葉雅也 マジックミラー マーサ・ナカムラ 帝都の墓/阿弥家の墓参り 阿部和重 Hunters And Collectors 小笠原鳥類 エルガーを聞きながら書いた小説 小林エリカ 緋色の習作 A Study in Scarlet 佐川恭一 舞踏会 保坂和志 胸さわぎ 片島麦子 レースの村 山本浩貴 pot hole(楽器のような音) 本がなければ生きていけない 堤雄一 二つの本棚 本がなければ生きていけない 伊藤亜紗 とともに考える 執筆者プロフィール ことばと新人賞創設のお知らせ・公募一次選考通過作品 編集後記 【著者】 書肆侃侃房編集部 書肆侃侃房編集部
  • ことばの重み 鴎外の謎を解く漢語
    -
    上代以来の日本文学の中の片々たることば、その一語一語の性格を確かめる作業を、私は一生のつとめとしてきた。鴎外の漢語も例外ではない。いわば「顕微鏡的」なその学問の方法に、「何と瑣末な……」と思われるむきには、このように答えるしかない。「いったい学問に関して、どこまでが瑣末で、どの程度ならば瑣末でないのか」と。――著者 (講談社学術文庫)
  • 詞八衢・詞のやちまた1上
    -
    1~2巻330円 (税込)
    *この作品は古文書・古記録に属しますので、特性をご理解の上ご購入下さい。

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  • 言葉の錬金術 ヴィヨン、ランボー、ネルヴァルと近代日本文学
    -
    1巻2,090円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近代日本文学の形成にフランス文学はどんな役割を果たしたか。ヴィヨン、ランボー、ネルヴァル。フランスの三詩人を坩堝として、太宰治、小林秀雄、中原中也、石川淳、富永太郎、芥川龍之介、井伏鱒二らが行った「言葉の錬金術」に立ち会う書。
  • 胡堂と啄木
    -
    1巻2,640円 (税込)
    日清戦争に勝利し、維新以来目指してきた近代国家への地歩を固めつつあった日本。その後の日本の政治・経済・文化を担う人間は盛岡に集まっていた。後の内閣総理大臣・原敬、海軍大臣・米内光政、陸軍大臣・板垣征四郎、鹿島組の鹿島精一、言語学者・金田一京助……。錚々たる顔ぶれが並ぶ中、銭形平次捕物帖を著した野村胡堂と、早逝した天才歌人・石川啄木もいた。そんな二人の交流を描いた評論。
  • 孤独
    -
    1巻220円 (税込)
    蘭郁二郎の恐ろしい話、グロテスクな話を集めたホラー、全7本。若い鉄道員が遭遇した恐ろしい出来事とは、死体を埋めた穴はどうなったのか……「穴」。都会の恐怖、孤独を愛する男は出会った人間をどうするのか……「孤独」。他「自殺」「蝕眠譜」「鉄路」「魔像」「歪んだ夢」。
  • 子供のすきな神さま
    -
    1巻110円 (税込)
    子どもすきな小さい神さまはときどき村へきて子どもと遊んでいました。いたずらな子どもたちはなんとかこれをつかまえようとするからさあたいへん。新美南吉の名作。
  • 子どもの隣り
    3.9
    「わたしはどうせ死ぬんだから」――四度目の心臓手術を拒否し、いつもそう言っては母親を泣かせている少女・千佳。その千佳が、隣の病室の患者との触れ合いの中で、次第に心を開いていく様子を描いた「燕の駅」。四歳の男の子・タアくんの日常と、その瞳に映る様々な大人たち、そしてタアくんが心の中に秘めている痛いほどの孤独と不安を描き出す表題作「子どもの隣り」など、全四編を収録。現代に生きる子どもたちの傷つきやすい心を繊細に描き出した、珠玉の作品集。
  • この子
    -
    1巻110円 (税込)
    現代語訳で読みやすい!夭折した天才作家、樋口一葉。これまで読みにくかった作品を現代語に翻訳しました。結婚当初は仲が良かった夫婦がすれ違いで険悪になったとき子供を授かる。夫婦再生のお話。裁判官の夫と結婚した私だが、強情でわがままなため、結婚生活に不満が募る。そのうち夫は外で遊ぶようになりますますすれ違いの日々。離婚して実家へ帰りたいと願っていたのだが……しみじみと心にしみる深いお話。
  • この百年の小説 人生と文学と
    -
    西欧文学に100年以上遅れて出発し、そのエッセンスを学びながら追いかけてきた日本の近代文学。明治期の誕生以降、発展を続けているその歴史を、漱石、鴎外、露伴、谷崎、芥川、川端、三島、大江、石原らの代表的な作品を取りあげながら概観し、青春、恋愛、少年、心理、老年、歴史等々、「人生と文学」の断面から照射した、壮大かつ心揺さぶる精神のドラマ。博覧強記の小説家が遺した名著。
  • この名作がわからない
    3.4
    1巻1,650円 (税込)
    いくら世間で名作だ文豪だと言われていたって、 つまらない時はつまらない、と言っていいのである。 真の名作文学がわかる対談集 『雪国』『金閣寺』『グレート・ギャツビー』『蓼喰う虫』『ボヴァリー夫人』『アンナ・カレーニナ』『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』……は本当にそんなにすごいのか? 第一章 『金閣寺』『仮面の告白』三島由紀夫 「楢山節考」深沢七郎 第二章 『グレート・ギャツビー』F・スコット・フィッツジェラルド 『欲望という名の電車』テネシー・ウィリアムズ 『ロリータ』ウラジーミル・ナボコフ 第三章 『雪国』川端康成 『鍵』『瘋癲老人日記』『蓼喰う虫』谷崎潤一郎 第四章 『ボヴァリー夫人』 フローベール 『アンナ・カレーニナ』 トルストイ 「かわいい女」「犬を連れた奥さん」チェーホフ 第五章 『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』ドストエフスキー
  • 小林一茶
    -
    誰にでもわかる言葉、細やかな心理描写……近代俳句は一茶からはじまる。生涯で詠んだ約二万句から百句を精選し、俳人・長谷川櫂が解説を付す。波乱に満ちた人生に沿いながら見えてくる「新しい一茶」像。
  • 小林多喜二名作集「近代日本の貧困」
    完結
    3.5
    平成の新・格差社会で愛読されている小林多喜二。だが、読むべき名作は『蟹工船』だけではない。『オルグ』『地区の人々』『残されるもの』『疵(きず)』『失業貨車』『山本巡査』『銀行の話』など、本書では、なかなか一般の目にふれることのない小説・評論・戯曲など全10編を収録。。『蟹工船』ではじめて多喜二と出会った人は、ぜひこれらのエキサイティングな作品にも目を向けてほしい。
  • 小林秀雄 最後の音楽会
    -
    1巻2,420円 (税込)
    モーツァルトのシンフォニーが頭の中で突然鳴り響いた時、小林秀雄に何が起きたのか。「本居宣長」はブラームスで書いていると語った晩年の境地はいかなるものか。最後に聴いたメニューインの演奏にまつわる奇蹟とは? 文学青年であると同時に音楽青年でもあった小林秀雄の批評の本質に新たな視点から迫る文芸評論集。
  • 小林秀雄の政治学
    4.0
    1巻1,001円 (税込)
    「文芸批評の巨人」像が一新される! 「政治嫌いの文学者」というイメージが強い小林秀雄。だが著作を丹念に読むと、政治、戦争への深い関心と洞察が。 新しい小林像。
  • 小林秀雄の後の二十一章
    -
    この国の危機は政治や経済にあるのではない。 国語の空虚化、文学の衰退、すなわち、日本人の核となる精神の喪失こそが、最も深刻な危機である。 小林秀雄の正統な後継者と目される著者が、ドストエフスキー、フルトヴェングラー、川端康成、平野啓一郎などの批評をとおして、日本の精神と文化の再生に挑む。真摯な野心にあふれた本格文藝評論集。
  • 小林秀雄論 : 精神史としての批評の究極
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 文芸評論家として確立した小林を、単に批評するのではなく、その思考の根底にあるものを冷静に分析。著者の慧眼で、類例をみない小林秀雄論を展開した渾身の一冊。
  • コモンズとしての日本近代文学
    5.0
    重たい文学全集はいらない。 日本近代文学は、いまや誰でも今ここでアクセスできる我々の共有財産(コモンズ)である。そこにはまだまだ見知らぬ隠されている。日英仏の文化とITに精通する著者が、独自に編んだ文学全集から、今の時代に必要な「未来を作る言葉」を探し出し、読書することの本質をあらためて問う。 【目次】 はじめに 文芸オープンソース宣言 寺田 寅彦『どんぐり』 織り込まれる時間 夏目 漱石『夢十夜』 夢をいきる時間 柳田 国男『遠野物語』 死者への戦慄 石川 啄木『一握の砂』 喜びの香り   南方 熊楠『神社合祀に関する意見』 神々と生命のエコロジー 泉 鏡花 『海神別荘』 夢と現実の往還 和辻 哲郎『古寺巡礼』 結晶する風土 小川未明『赤いろうそくと人魚』 死者と生きるための童話 宮沢 賢治『インドラの網』 インドラとインターネットの未来 内藤 湖南『大阪の町人学者富永仲基』 アップデートされる宗教 三遊亭 円朝『落語の濫觴』 落語の未来 梶井基次郎『桜の樹の下には』 ポスト・ヒューマンの死生観 岡倉 天心『茶の本』 東西翻訳奇譚 九鬼 周造『「いき」の構造』 永遠と無限の閾 林 芙美子『清貧の書』 世界への信頼を回復する 谷崎潤一郎『陰鬱礼賛』 闇のウェルビーイング 岡本 かの子『家霊』 呼応しあう『いのち』 他
  • これだけは知っておきたい 万葉集の環境と生活
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 万葉集をより身近なものとして楽しむために、初めて読む方のために、宮廷、宴、旅、恋、死など当時の生活環境と習慣を紹介する。万葉集全体の傾向と流れがわかる本。
  • これは「人間」の国か 【小田実全集】
    -
    1巻1,100円 (税込)
    大災害は、全ての虚飾をはぎとり、本質を顕わにする。「大震災」以後、より広く深まった思考を土台に、現代日本の災害と被災苦に対して書かれた論文、評論、小説などは、3・11を経た今、歴史的意味をもつ。被災者に対する「公的援助」の実現は、日本社会の民主主義の再生に必要だった。そう信じ、行動する作家の思考過程がここにある。そして、中野重治、埴谷雄高、開高健、鶴見良行らについての回想、自作の小説への省察は、小説家としての小田実の真髄と、さらなる円熟を披瀝する。
  • コロナが明けたらしたいこと
    3.5
    1巻1,386円 (税込)
    第12回コミチ漫画大賞受賞作。 幼なじみ2人がたどった1000日を綴り、Twitterで「泣ける」との声が殺到した純愛物語。 幼稚園の入園式で出会ったおさむとつかさはすぐ、“ふうふ”とからかわれるほどの仲良しに。 おだやかでちょっと不器用なおさむ。感情豊かで友達想いなつかさ。 やがてふたりは青春期を迎え、大人になり、それぞれ別の道を歩みはじめた。 しかし、つかさに起きたある出来事をきっかけに、ふたたび人生が重なりはじめる。 コロナが明けたら…。 ふたりが交わした約束とは? たまごっちやmixiから、コロナまで、それぞれの時代に流行したものを背景に描きながら、成長していくふたりの姿に、思わず自分の人生を重ね合わせてしまう。 コロナが明けたら…。 どこにでもいる男の子と女の子を主人公に、いま、誰もが考える未来に向けて、ユーモアを交えながら描いた喪失と再生、そして希望の物語。 きっとあなたは、3回涙します。
  • 金色夜叉
    -
    1巻660円 (税込)
    鴫沢宮(しぎさわみや)はカルタ会で銀行家の息子富山に見染められ、その求婚になびく。宮のいいなづけ間貫一(はざまかんいち)は、熱海の海岸でそれを知る。「おのれ姦婦、やい! 貴様のな、心変りをしたばかりに間貫一の男一匹(いっぴき)はな、失望の極発狂して、大事の一生を誤って了(しま)うのだ。学問も何ももう廃(やめ)だ。この恨みの為に貫一は生きながら悪魔になって、貴様のような畜生の肉を啖(くら)ってやる覚悟だ……」貫一は高利貸しの手代となって復讐を誓う。明治文学を代表する一大ロマン。

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  • 今昔ものがたり
    3.8
    大どろぼうの話、いもがゆの話、大きな鼻の和尚さんの話、きつねや化け物との知恵くらべ。「今は昔」と語り継がれ、平安時代の人びとの生活と心をいきいきと伝える、ふしぎで楽しい39話。

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  • 今昔物語
    -
    原典は全31巻、天竺(印度)、震旦(中国)、本朝(日本)の3部で構成される。多くを占める仏教説話より世俗説話に光り当てて王朝文学に対する庶民を物語る60篇を収録。説話文学の調子をそこなうことなく現代語訳。

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  • 今昔物語集
    3.5
    貴族文化が咲きほこった平安時代だが、庶民の生活は追いはぎ・盗賊が横行し、災いや鬼や魔物たちにおびえながら暮らす、混沌の世界だった。『今昔物語集』には、武士・僧侶・農民といった、それまでの文学では無視されがちだった人々が主人公として登場し、人間ドラマを展開する。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。
  • 今昔物語集の形成と構造 補訂版
    -
    1巻18,155円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今昔物語集の本質に迫る書。翻訳の方法、表現形成、語りの仕組み、物語の劇的構造、等、関連資料との比較を中心に微細な表現分析や、目配りのきいた広い視野を背景に、大胆に今昔物語集の魅力を明らかにした書。
  • 今昔物語集の世界構想
    -
    1巻14,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今昔物語集の「世界」はいかなる論理に基づいて構想され、テクスト内に具現化されたか、或は、されなかったのか。可能態のまま封殺された「今昔」の達成と破綻を考察。今昔物語集に蠢く人類の性としての欲望を追う。
  • 今昔物語集 本朝世俗篇 合本版 全現代語訳
    値引きあり
    -
    我が国最大の説話集であり、内容の多様さも文学的興趣も群を抜く「今昔物語集」。古来我が国で「世界」を意味した三国、天竺・震旦・本朝(インド・中国・日本)の一千を超える説話を収めた三十一巻(うち三巻を欠き、現存は二十八巻)のうち、本朝の世俗説話を収めた巻二十二~三十一。その平易で読みやすい全現代語訳をコンパクトに刊行。語注も充実。
  • こんなにも面白い日本の古典
    3.0
    『万葉集』は庶民生活のアンソロジー、『竹取物語』は恋する男を操る女心を描き、『源氏物語』の六条院は老人ホーム。名作古典の背景にある色と金の欲の世界を探り、日本の古典の新たな楽しみ方を提示する。
  • 渾發量地速成01上
    -
    1~2巻330円 (税込)
    *この作品は古文書・古記録に属しますので、特性をご理解の上ご購入下さい。

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  • 坤輿圖識1巻,輿地圖誌
    -
    1~3巻330円 (税込)
    *この作品は古文書・古記録に属しますので、特性をご理解の上ご購入下さい。

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  • 坤輿圖識補1巻,輿地圖誌
    -
    1~4巻330円 (税込)
    *この作品は古文書・古記録に属しますので、特性をご理解の上ご購入下さい。

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  • 語意の解釈がゆれる中古語と中世語の考察
    -
    1巻8,580円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 語意の解釈がゆれる中古語・中世語そして中世語をさまざまな角度から比較・検討する。文芸作品は一語一語の表現であるかぎり、その一語の理解が必須である。そこで、古典作品における「一語」を徹底的に問い直す労作。
  • 鼇頭奥之細道(上・下) 酔生書菴蔵
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 芭蕉の『おくのほそ道』に、蕪村『奥の細道画巻』から絵を模写して配し、本文上段に頭注欄を設けて語句を注記した、ユニークな板本を影印。著者・挿絵筆者は浪華の春星堂鶯宿。安政五年刊。解説(「本書と蕪村」『奥の細道画巻』との関係、「井筒屋本本文との異同一覧」)を附す。
  • 合類日用料理抄1
    -
    1~5巻330円 (税込)
    *この作品は古文書・古記録に属しますので、特性をご理解の上ご購入下さい。

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  • 5 北原白秋 斎藤茂吉 釈 迢空
    -
    1巻1,018円 (税込)
    日本の近現代を代表する作家・詩人の名作を集成した文学全集。第5巻収録作品 北原白秋「邪宗門(抄)」「思ひ出(抄)」「童謡」「桐の花」、斎藤茂吉「赤光(抄)」「あらたま(抄)」「念珠集(抄)」、釈迢空「死者の書」「海やまのあひだ(抄)」他。
  • 極上の流転 堀文子への旅
    5.0
    九十七歳を超えてなお新作を発表し続ける日本画家・堀文子。画壇におさまらない自在な画風、「群れない、慣れない、頼らない」をモットーとする生き方をたどり、繊細さと大胆さ、緻密さと雄大さという二律背反をはらむ躍動的魅力の根源に迫る、渾身の評伝。
  • 五山文学研究 資料と論考
    -
    1巻8,580円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 倦まず弛まず書物と格闘し新たな文学作品を生み出した、禅僧たちの営みを明らかにする。また、その後の近世文学への接続、同時代の和歌や説話、公家社会の学問との関わりを探り、孤立しているように見えている五山文学を日本文学の中に組み込むべく、その存在を新たに捉える基礎作業を行う書。
  • ゴシック名訳集成 西洋伝奇物語 伝奇ノ匣7
    -
    1巻1,257円 (税込)
    ゴシックの名作が、格調高き名訳名調子でよみがえる! ウォルポール「おとらんと城奇譚」(平井呈一訳)、ポオ「大鴉」(日夏耿之介訳)、ドウニイ「怪の物」(黒岩涙香訳)など、永遠に読みつがれるべき名著の数々を堂々復刻。永久保存版!

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  • 御所本伊勢物語 冷泉為和筆 宮内庁書陵部蔵
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 天福本の代表的善本である書陵部蔵、冷泉為和筆本を原寸大に影印。本書は定家自筆天福本の臨模本として本文の正確度は万全のものである。形態的には、学習院大学蔵実隆本よりもむしろ、天福本の原形を最もよく伝存する貴重な証本といえる。詳密な解説を付す。
  • 御所本うち拾遺物語(上) 宮内庁書陵部蔵
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮内庁書陵部蔵、上下二巻、二冊の写本を影印。『宇治拾遺物語』には特に異本とよぶほどの伝本はなく、万治板本などが流布してきたが古本系でもある該本には、板本にある脱文がなく、万治板のもとになったと推定される内容が具わっている。別冊解説付、講読、演習に好適。
  • 御所本ささめごと(上) 宮内庁書陵部蔵
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮内庁書陵部蔵、伝心敬筆本、上下二冊をハイライト版にて精密に影印。底本は改編本諸本中、書写が最も古く、誤脱が少ない最善本。巻末解説では、草案本の成立と伝本、改編本の成立、底本の書誌他、底本と同系統の国会図書館本との異同等を示す。講読、演習に好適。
  • 御所本四条宮下野集 宮内庁書陵部蔵
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 書陵部蔵本を、原本通りに影印。伝本としては他に冷泉家蔵本が知られるが、事実上本書が孤本的な存在である。短歌202首、連歌20句を収める自撰家集。作品としての評価はもとより、四条宮文芸サロンを内側から記録した資料としても貴重。別冊解題付。
  • 御所本十訓抄(上) 宮内庁書陵部蔵
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮内庁書陵部蔵、上中下三巻三冊をハイライト版にて精密に影印。本文は漢字、片仮名交りで表記。いわゆる妙覚寺本系統の第二類に属する善本で、三巻揃った片仮名本としては唯一の貴重な完本である。巻末に、朱書一覧並びに諸本の系統を詳述した解説を付す。演習等に好適。
  • 御所本大斎院御集 宮内庁書陵部蔵
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮内庁書陵部蔵の孤本を原寸大に影印。内容は大斎院、即ち、村上天皇皇女選子内親王を中心に中務他の贈答歌を集めた大斎院家の歌集。119首の和歌、2組の和歌と連句の贈答、13組の連歌で構成。純粋の題詠、独詠の類がない事が特徴といえる。別冊解題付。
  • 御所本百人一首抄 宮内庁書陵部蔵
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮内庁書陵部蔵、応永十三年写、藤原満基奥書本を影印。満基抄とも称される本書は、宗祇抄に先行する古注釈として、また、祖本「古抄」の存在を推定する時、古抄の後稿本、既ち決定稿の内容を伝える善本として意義深いものである。別冊解説では底本の位置づけ等を詳述。
  • 御所本百人秀歌 宮内庁書陵部蔵
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮内庁書陵部蔵本を影印。藤原定家撰。全102首。後鳥羽院・順徳院の歌を欠く。伝本は他に一本を確認するのみ。百人一首に先行する書として、その資料的価値は極めて高い。別冊解説にて百人一首との相関が詳密に解説され、百人一首成立の問題が解明されてゆく。
  • 御所本和漢兼作集 宮内庁書陵部蔵
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 書陵部蔵本を影印。鎌倉時代中期に成立した私撰詩歌集で、漢詩・和歌の両方を能くする人々の作品を編纂した書。日本漢文学史及び和歌史の資料として極めて注目されるべき内容をもつ。完本は全二十巻と推定されるが、本書は十巻を備える零本であり、孤本である。付解題。
  • 五重塔
    4.0
    技量はありながらも小才の利かぬ性格ゆえに、「のっそり」とあだ名で呼ばれる大工十兵衛。その十兵衛が、義理も人情も捨てて、谷中感応寺の五重塔建立に一身を捧げる。エゴイズムや作為を超えた魔性のものに憑かれ、翻弄される職人の姿を、求心的な文体で浮き彫りにする文豪露伴(一八六七―一九四七)の傑作。 (解説 桶谷秀昭)

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  • 御條目五拾三カ條
    -
    *この作品は古文書・古記録に属しますので、特性をご理解の上ご購入下さい。

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  • 御成敗式目證註
    -
    *この作品は古文書・古記録に属しますので、特性をご理解の上ご購入下さい。

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  • 後撰和歌集研究
    -
    1巻14,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 後撰和歌集の研究と展望から、諸本の研究、諸本系統、撰集の方法、排列、成立時期等、後撰和歌集に関する問題点をくまなく精査し一書としたもの。
  • 五台山
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 中国仏教の聖地五台山は,文殊菩薩の住処として,古来,アジア各地からの参山者で賑わった。聖地の歴史的概説と第二次世界大戦下の実状を詳述した本書は,五台山を知るための基本文献である。

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  • 五代友厚 商都大阪を築き上げた「英雄」の生涯
    -
    NHK連続テレビ小説「あさが来た」のもうひとりの主人公ともいえる五代友厚。 英国との関係を独自に築いた彼は、幕末期を薩摩の志士として駆け抜け、明治維新での薩摩藩の功績に大きく貢献した。 明治になってからは、造幣寮・大阪商法会議所・大阪株式取引所の設立、鉱山や紡績所の経営、英和辞典の刊行、大久保利通をはじめ政府要人を仲介した大阪会議での奔走など、明治の元勲や財界人との交流を通じて、経済的地番沈下の激しかった大阪を商都として立ち直らせた経済人として名を残している。 そんな五代友厚の生涯に、「あさが来た」に登場する時代背景や人物たちの真の姿を解説しつつ迫る! 「あさが来た」の五代友厚役ディーン・フジオカさんの撮り下ろしインタビューも収録!
  • 誤読された万葉集
    5.0
    万葉集は誤って理解されてきた――。庶民の素朴な生活感情を素直に表現した国民歌集などではない。山上憶良は家族思いで大伴旅人は大酒飲みというイメージには問題がある。性の歌もある。都市生活が営まれ、郊外も誕生していた。平安文学とのあいだに断絶はない。……従来の万葉観を大胆にくつがえし、最古の古典に新たな輝きを与える。

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