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  • ほま高登山部ダイアリー
    4.0
    少年は(山に)恋する少女に恋をした。 登山に青春をささげるあまり、恋愛を知らずにいる少女たち。 そんな女の子・乃々星縁に恋をした冬峰冬馬は、高校入学を機に彼女に決死の告白を。 しかし、運悪く「登山が好きだ」と勘違いされ、あげくの果てに登山部の部長に現場を見られて、未知の登山部へと強制入部することに!? 登山部に所属する個性的な先輩たちに振りまわされながらも、登山について学び始める冬馬と縁。 部活の仲間にはなれたものの、恋の進行は鈍行運転。 とはいえ冬馬も縁と共に、次第と登山そのものに惹かれるようになっていく。 「登山部って、普段何をしてるの?」 「登山にジャージが適さない?」 「キャンプの定番、カレーは山頂での食事には向いてない?」 初めての知識や経験の数々。 冬馬は縁と過ごせる一緒の時間が嬉しいだけでなく、いま、ここでしか味わえない、先輩や仲間との青春の良さも感じたりして――。 山に恋するあまり恋愛感性ゼロの山ガールに、果たして冬馬の思いは届くのか!?  青春の坂道を駆け上がる、登山部ラブコメ一合目。 『世界の終わりの世界録』などで活躍中の実力派・細音啓が、青春小説に初挑戦!! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 貘 ―獣の夢と眠り姫―

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    悪夢を殺す少年と、悪夢を生きる少女。 電子に代わり夢を媒体とする通信技術が発展した現代。 “共有された夢”の中の世界で、人々は睡眠時でさえ経済活動に明け暮れていた。 人工の夢に侵入し、精神を破壊する悪性因子、〈悪夢(ノイズ)〉…… それらを武力で制圧することを生業とする者たちがいた。 彼らは夢を喰らう幻獣になぞらえ、人々から〈貘(バク)〉と呼ばれていた。 高校生でありながら〈貘〉としての任務をこなす少年、瑠岬トウヤはある日、 車椅子に乗った“魔女”と出会う。 呀苑メイアと名乗ったその少女は、 何一つ自由にならないその身体をトウヤへ伸ばし、呪文のように囁きかけた―― 「わたしは、この世の全てに裏切られたの」と。 そして悪夢を狩る少年と、儚き少女の願いが交錯するとき、 災害とまで呼ばしめる悪夢、〈獣の夢〉が目を覚ます。 その意志が世界を歪める、SF異能ダークバトル開幕! ※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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