good.book(NextPublishing) - 戯曲書籍化プロジェクト(NextPublishing)作品一覧

  • 戯曲「けんけら」「子供の輪郭」「終のいる場所」
    値引きあり
    -
    「けんけら」 婚期を逃しそうになり焦る姉のゆり。父の会社の重役から紹介されたお見合い相手への返事に迷いながら、妻子ある男性への思いを断ち切れないでいる。一方早く結婚し幼い娘を持つ妹のさくらは、病気がちな姑とうまくいかず娘を残して実家に帰って来ている。 教職に就くのが当たり前のような家に生まれた境遇を嫌い昔駆け落ち同然で家を出た父。しかし事業に失敗し結局は親兄弟に助けてもらってなんとか糊口をしのいできた。会社ではリストラをまかされストレスは溜まるばかりの日々だが、あと少しで長年の借金もなくなりやっと平穏な生活がやってくるかと思っていた矢先、祖父の認知症がはじまる。 幸せを求め一生懸命生きてきたはずの家族それぞれの人生。しかし時の流れの中で思わぬ展開をみせてゆく・・・。 「子供の輪郭」 誰も自分がシングルマザーになるなんて思ってもみなかったこと。なってしまったからにはとにかく余計なことを考えないで、働いて働いて金を稼ぐこと。そんな元気な女だがついつい陥ってしまう悪い癖があった。困っているほかのシングルマザーをみると放っておけないのだ。夫の暴力から逃れた二児を持つ女、三人もの幼子がありながら浮気をして家に帰って来ないダンナを持つ女、ダンナのギャンブルの借金で家にいることもできない二児を持つ女。そんな困っている女たちを次々と自分の家に連れ帰り共同生活をしながら明るく頑張るシングルマザー。・・がんばった先に見えて来た女の人生の希望とは・・・。 「終のいる場所」 定年を機に田舎暮らしがしたいという妻の気持ちを汲み、空気が澄み渡る小さな村に引っ越ししてきた木島三郎、幸子夫婦。昔僻地の医療に携わりたいとこの村で頑張っていた旧友が紹介してくれた村だ。四季折々の花が咲き四季折々の作物がとれ都会生活では味わえないストレスのない生活、そんな生活を夢見ていたのだが・・・。 家のすぐ近くに競輪の場外車券売り場を作るという話が持ち上がるやら、移住の歓迎の酒席では複雑に入り組んだ村の人間関係の話を聞かされるやら、ゆったりとした穏やかな時間が流れるはずの村の生活は思わぬ展開を見せ始める。ドロドロした憎悪の濁流が村の人達の深い所にも流れていたのだ。 終の住処を求め第二の人生へと踏み出した夫婦の明日の運命や如何に・・・。

    試し読み

    フォロー
  • 戯曲 舞台「燈火の中、貴方を想ふ」
    値引きあり
    -
    1944年夏、開戦から5年経ち日本は痩せ細っていた。東京から喘息を患う小田桐照子と妊婦の佐藤しのが山梨県富士見村に疎開してくる。ニ人は軍需工場で働く女性たちと合同宿舎で暮らすことに。 『拝啓、正一さん。お元気ですか?お腹は空いてはいませんか?』 戦時中、力強く生きる女たちの戦争がそこにはあった…。 戯曲書籍化プロジェクト第二弾として、 2018年4月のトキヲイキル公演「燈火の中、貴方を想ふ」の戯曲が書籍化。

    試し読み

    フォロー
  • 戯曲 朗読劇「バレンタイン・キューピッド」「紫陽花」
    値引きあり
    -
    「バレンタイン・キューピッド」 ビーナス様から命令された新米キューピッドの初仕事。 それは明日香の恋愛を見守り、手助けをすること。 しかしその初仕事の本当の意味とは…。 バレンタインに贈りたい心温まるストーリー。 「紫陽花」 少女・紫陽花(あじさい)には2人の母がいる。 紫陽花の母・朱音(あかね)が女子少年院で始めた交換日記。 この交換日記が全ての始まりだった。 戯曲書籍化プロジェクト第三弾として、 2018年のトキヲイキル公演、朗読劇「バレンタイン・キューピッド」と朗読劇「紫陽花」の2タイトルをあわせて書籍化。

    試し読み

    フォロー

最近チェックした本