FREE CULTURE作品一覧

  • 料理通信 2021年1月号
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    【巻頭特集】 ロングセラーなお菓子の秘密。 ―「人格のあるお菓子」への道筋― ----------------------------------- SNS映えしなくても、 作り手の性格が滲み出るような手仕事を感じるお菓子は、 どんな時代でも人の心を動かす力があります。 なぜならお菓子の味を左右するのは、 素材や配合以上に、生地の混ぜ具合や火入れ加減。 イメージする味や食感に向かって、目と手と五感を使った仕事が、 お菓子をおいしくするからです。 「これ、どんな人が作ったんだろうって、 作り手に思いが及ぶようなお菓子でありたい」 そう語ってくれたパティシエがいました。 一度食べたら忘れない、「この人のお菓子をまた食べたい」と思わせるお菓子には、 その人にしか描けない味の着地点と、おいしくなる原理原則が詰まっています。 味の到達点とそこに辿りつくための方法論を日々探求し、 磨きをかけていく中で、その人にしか作れないお菓子になっていく―—— 。 これからスペシャリテを育てていく若手から、 時代と共にブラッシュアップを続けるベテランまで、 人格のあるお菓子への道筋を解き明かします。 ----------------------------------- 目次 ── ----------------------------------- ■ロングセラーの育て方 バニーユ・フレーズ ──東京・代官山「アツシハタエ」波多江 篤 イヴェール ──東京・千石「トレカルム」木村忠彦 マドレーヌ ──東京・代々木公園「PATH」&東京・幡ヶ谷「Equal」後藤裕一 リンゴとルバーブのトレイベイク ──東京・幡ヶ谷「サンデーベイクショップ」嶋崎かづこ エクレール ショコラ メゾン ──東京・碑文谷「パティスリー ジュンウジタ」宇治田 潤 タルト・オルディネール ──東京・桜新町「パティスリー ビガロー」石井 亮 タハア ──東京・自由ヶ丘「パリセヴェイユ」金子美明 ■ロングセラーなお菓子カタログ 兵庫・元町「ケーク スカイ ウォーカー」 京都・聖護院「アングレディアン」 東京・武蔵小杉「ラトリエ ヒロワキサカ」 兵庫・苦楽園「ルメルクール」 東京・都立大学「アディクト オ シュクル」 大阪・天満橋「アシッドラシーヌ」 東京・千歳烏山「パティスリー ユウ ササゲ」 千葉・流山おおたかの森「レタンプリュス」 東京・吉祥寺「A.K Labo」 東京・北参道「おかしやうっちー」 東京・浅草「ルスルス」 兵庫・御影「マモン・エ・フィーユ」 東京・用賀「リョウラ」 兵庫・北野「ラヴニュー」 東京・九品仏「アンフィニ」 神奈川・中山「グリューネベルク」 埼玉・南浦和「アカシエ」 神奈川・金沢文庫「オ・プティ・マタン」 東京・目白「エーグルドゥース」 東京・神楽坂「カーヴァンソン」 ■「ロングセラーの育て方」紹介のお菓子 [パーツ]レシピ集 ■シンプルの磨き方 レストラン出身パティシエの素材選び&使い方 「patisserie ease」 大山恵介 「LESS」ガブリエレ・リヴァ、坂倉加奈子 ■何でもテイスティング講座SPECIAL! シュークリーム 「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」青木定治、フードエッセイスト 平野紗季子 ■僕たち、ピエール・エルメのレシピで育ちました 「FLAVEDO par LISETTE.」鶴見 昂、「MERCI BAKE」田代翔太 ■Local Topics Japan Special 【ローカルパティシエがつくる未来のロングセラー】 山梨・甲府 「AKITO COFFEE Tane」 香川・高松 「shiroカヌレ(KLATCH COFFEE TAKAMATSU)」、「市/ichi」 岩手・盛岡「ナイーフ」 岐阜・岐阜「パティスリー ペーシュ」 三重・多気「KURATA」 ----------------------------------- 【第2特集】 未来のレストランへ vol.4[最終章] ~それぞれのターニングポイント~ ----------------------------------- 4月の緊急事態宣言以降、テイクアウトや通販、レシピ配信など レストランという限られた場所でしか共有できなかったものが、 より多くの人の元へ届くようになりました。 窮地に立ったことで生み出された新しい役割をきっかけに 飲食店は、次の時代に必要とされる店の在り方を模索して、 本格的に生まれ変わろうとしています。 その姿は、播かれた種が、懸命に芽を出そうとしている姿に重なります。 未来のレストランはどんな姿をしているのか? ひと足早く芽を出しつつある5店の事例をお届けします。 ■YouTubeで家のキッチンとつながる ──東京・外苑前「アクアパッツァ」 ■レストランの技で“食事パン”を定着させる ──東京・祖師ヶ谷大蔵「フィオッキ」 ■バーの新機能“プチ酒屋”のススメ  ──東京・銀座「ロックフィッシュ」 ■トライ&エラーで見えた 未来の営業モデル ──東京・代官山「KUCHIBUE」 ■地に足を着けてレストランを営むために ──東京・表参道「イートリップ・ソイル」 ■ガストロノミーの未来はどこへ向かうのか ──コラムニスト 中村孝則 ■未来のレストランへ~エピローグ~ ──「サン・セバスティアン・ガストロノミカ」フェラン・アドリアの発表より ----------------------------------- 【Topics】 ----------------------------------- ■#新潟さんち vol.3 ル レクチエ ■パスタと生きる道 supported by DECECCO ■10 Hands for AOMORI ■ブランド米の“真打ち”登場 「サキホコレ」に込めた熱き想い。 ■U.S.CHEESEと寄り添う暮らし ■本物のイタリアを食べよう! ----------------------------------- 【連載】 ----------------------------------- ■表紙の菓子 ――LESS ■真似したくなる台所 ――長沼輪多 ■日常に使いたい日本の器と道具 ――豆皿 冨本大輔 ■素晴らしき日本の発酵文化 ――干物「越田商店」 ■World Topics ――Oslo, London, Paris, Torino, Madrid, New York, Hong Kong ■新・クリエイション魂 ――唐澤頼充(編集者、ライター、百姓見習い) ■安くて旨くて、何が悪い! ――武蔵小山「正来軒」 ■続・これだけは知っておきたいイタリア土着ブドウ品種 ――「ピニョーロ」 ■生涯現役 ――宮本晨一郎「藪蕎麦 宮本」 ■FREEなレシピ【ワンハンドクッキング】 ―― 元「ア・ポワン」岡田吉之 ■食のプロを刺激する店 ――「はいいろオオカミ+花屋 西別府商店」 ■新米オーナーズストーリー ――ADI ■食の世界の美しき仕事人たち ――佐川友彦(農家の右腕) ■未来に届けたい日本の食材 ――カシス ■誰もがはじめられるSDGs/実践集 ――国連WFPがしていること。 ■Web料理通信「The Cuisine Press」のご案内 ■New open ■Information ■Book&Culture ■バックナンバー ■定期購読&電子書籍のご案内 ■月と星から学ぶ食の占星学 ■次号予告・編集後記 ※デジタル版には一部広告ページは掲載しておりません

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  • FREE CULTURE
    3.0
    サイバー法の第一人者レッシグ教授による 『CODE』、『コモンズ』に続く待望の第3弾! コピーコントロールCD(CCCD)や、Winny開発者逮捕など、日本でも「インターネット+新しい技術+法」の側面で話題が沸騰している。本書は、アメリカでの著作権にまつわる主張や訴訟沙汰に見られる多くの極端さや、文化保護に貢献するとは思えない事例を取り上げ、「歴史上、文化の発展をこれほど少数の人々がここまでコントロールする法的権利を持っていたことは未だかつてないのだ」と警鐘をならす。そして、常識的におかしいことがおかしいとして否定されるような現状の問題を再構築しなくてはならない。著作権分野で、それが可能なことがいくつかある。著者自身の著作権延長違憲裁判の解説や、裁判後の動き、憲法に対する思いをつまびらかにし、その解決の糸口になる具体的手段として、登録制・更新制を採用した著作権制度改定や、クリエイティブ・コモンズという新しい概念を提案する。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • REMIX ハイブリッド経済で栄える文化と商業のあり方
    3.0
    商業経済と共有経済は共存―リミックス―できる。 そこにこそ新しい可能性がある。それを殺してはならない。 ネット時代では、商業活動と各種の共有活動が並置・相補関係にあるハイブリッド経済/文化こそが主流となるため、それを発展させる制度改革を主張する。ハイブリット文化/経済を可能にするためには、著作権法の改正が必要だ。だが、現在の制度は著作権が強すぎ、所有者がはっきりしない場合も多く、さらに死ぬほどややこしい。 だから、著作権を抑えるべき。それは、『コモンズ』で論じたように、一部の技術革新を殺すからだけではない。それは、『Free Culture』で述べたように、ある種の創造性をつぶすからだけでもない。それは、『Code』で述べたように、憲法で保障された自由を減らしてしまうからでもない。それは、子どもたちの世代をつぶしてしまうからだ。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。

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