無敵の人作品一覧

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  • 無敵の人 1
    4.8
    【無敵の人】――社会から孤立し失うモノが何もなくなった弱い存在をネットでは皮肉を込めてそう呼んだ。 主人公の女子高生・高瀬いのりは、引きこもりの兄から性的暴行を受けていた。日々絶望を隠して生きるいのりだったが、ある日、突然現れた謎の男・ニルが、無差別殺人を企てていたいのりの兄を殺害する。絶望から解放されるいのり。だがそれは、彼女の兄のような危険水域に達した【無敵の人】を発見し、犯罪を犯す前に殺害するという、法を無視した治安維持に手を貸す苦渋の日々の始まりに過ぎなかった。
  • 無敵の人 分冊版 1
    -
    「この世で一番怖いのは、失うものが何も無い人――――」。女子高生・高瀬いのりは、引きこもりの兄から性的暴行を受けていた。ある日、謎の男・ニルが現れ、無差別殺人を企てていたいのりの兄を殺害する。絶望から解放されたいのりは、対価として彼女の兄のように危険水域に達した【無敵の人】を見つけ出して犯罪に走る前に殺害するという、法を無視した「治安維持活動」に手を貸すことになるが…!? ※【無敵の人(むてきのひと)】 社会から孤立し、信用や地位、財産など失うモノが何もなくなった人を指す俗語(ネットスラング)。
  • 能面検事の死闘
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    南海電鉄岸和田駅にて、無差別殺人事件が発生。7名を殺害した笹清政市(32)は、自らを“無敵の人”と称する。数日後、大阪地検で郵送物が爆発、6名が重軽傷を負った。被疑者〈ロスト・ルサンチマン〉は笹清の釈放を求める。事件を担当する大阪地検の不破俊太郎一級検事は、調査中に次の爆発に巻き込まれ――連続爆破事件は止められるのか? 〈ロスト・ルサンチマン〉の真の目的は何なのか? 大人気検察ミステリー待望の第3弾!
  • 武器としての「中国思想」
    4.0
    人生で大事なことは(だいたい)中国思想でわかる。 なぜ「無敵の人」が増え続けるのか。なぜ官僚は叩かれるのか。なぜ日本人は独創性がないと言われるのか。なぜ日本人は勤勉なのか。なぜ人間性と能力は比例するのか。なぜ未来は明るいのか。 孔子、孟子、旧法党と新法党、朱子学、陽明学、王道と覇道、老荘、墨子、韓非子…… 気鋭の中国思想研究者が代表的な儒学者たちの人生から読み解く。 現代日本でもたびたび問題となる、道徳や心、人間関係といった私的な問題から、経済とコミュニティ、官僚と政治といった国内問題、中華思想や「帝国」の拡大といった国際問題。 中国思想(儒教)がさまざまに議論し、そして日本に入り込んできた価値観を知ることは、身の回りや自分自身の問題を考える上で、西洋哲学とはまた違った生々しさを以て役立つ。 中国思想を代表する儒学者たちの人生や性格を紹介することで、より人間くさい問題意識があったことがわかる教養書であり、生きていく指針としても使える書。
  • 親ガチャという病
    3.4
    ネット発の流行語にみる 「息苦しい日本」の正体! 「親ガチャ」という言葉が話題を集めている。 まるでくじを引くかのように、生まれてくる子供は親を選ぶことができない。 人生が上手くいかないのは「ハズレ」を引いたせいだ――。 時に、そんな自虐や冷笑を含んだ思いも込められるというが、 そうした概念が多くの人の共感を集める背景にあるものとはいったい何なのか? 本書では、日本社会の表層に浮上しつつある違和感や陋習(ろうしゅう)、問題点などに着目し、 7つのテーマに沿ってそれぞれ識者が掘り下げる。 第1章 親ガチャという病 生きづらさのなかで固定化されゆく“自己像” 土井隆義(社会学者) 第2章 無敵の人という病 「真犯人」は拡大自殺報道を垂れ流すマスコミ 和田秀樹(精神科医、評論家) 第3章 キャンセルカルチャーという病 被害者への過度な感情移入が議論をシャットアウトする 森達也(映画監督、作家) 第4章 ツイフェミという病 フェミニズムを攻撃や誹謗中傷の「隠れ蓑」にしてほしくない 室井佑月(作家) 第5章 正義バカという病 スケープゴート叩きの裏に潜む「不都合な真実」 池田清彦(生物学者) 第6章 ルッキズムという病 「相手ファースト」で委縮し“素顔”を覆い隠す若者たち 香山リカ(精神科医) 第7章 反出生主義という病 「人生の虚しさ」の大衆化により蔓延している苦しさ 中島義道(哲学者) 「はじめに」より抜粋  生まれた地域や属性、性別などが、その人生に大きな影響を及ぼすことは間違いない。けれど、「ガチャ」というあまりに無機質な言い方にショックを受ける人も少なくないはずだ。そこには、自らの運命をせせら笑うかのような自虐、諦めのムードが漂う。内に秘めたとてつもない悲しみをごまかしているかのようにさえ感じられる。日本を覆う、閉塞感や生きづらさ。そういったものが一種、病理のように「ことば」として社会に浮上している側面はないだろうか?  本書はそんな思いを出発点とし、令和ニッポンにおいて注目を集めている流行語を軸に、6人の識者にインタビューを試みた。第1章に限っては、「親ガチャ」にかんする論考をまとめ、大きな反響を呼んだウェブ記事「『親ガチャ』という言葉が、現代の若者に刺さりまくった『本質的な理由』」(現代ビジネス、2021年9月7日配信)を執筆した社会学者・土井隆義さんに寄稿して頂いている。 「時代を一言で象徴するキーワード」など、あるはずがない。  しかし、話題を集めている言葉を突破口に、その背景にあるかもしれない何かを手探りで捉えようとする試みに意義を見いだしたい。  本書が照射しようとするものは、日本を覆う「空気」の一片だ。
  • 斎藤一人 笑って歩こう無敵の人生(KKロングセラーズ)
    3.0
    たった4日で人生に奇跡が起こった! 私の人生はまったくツイていませんでした。 そんな私が一人さんと出会って、変わったのです。 幸せになれたのです。 この本を読んでくださる方が、幸せになれないわけがありません。 あれだけツイていなかった私が言うんだから、 間違いないのです。 「幸せになるには、幸せになる考え方があるんだよ」 「楽あれば苦ありって言うけど、それは違うよ」 「成功するのに、苦労なんかいらなんだから」 「この苦労、やめにしようよ」 「今気づいて、これからそう思えばいいんだよ」 「笑って、無敵の人生を築こうよ」
  • 電撃素浪人 (1)
    -
    1~2巻330円 (税込)
    十七代将軍・徳川家麻呂の実弟、18歳の流星花火之介は、ゲームに命を捧げる天下の素浪人。その花火之介の42歳の宿敵・悪井旗本之介が連れて来たのは、長崎の人形職人に特注で作らせたという、対戦ゲーム用からくり人形のメカ花火之介!! 全ての点で花火之介の能力を上回るように設定された無敵の人形だと言うが…!?
  • 舐めてから食べて シーズン2 Vol.6「ヘソピアス」
    -
    無敵の人気!女の子による、女の子のためのセクシー小説『舐めてから食べて』シーズン2は、大胆不敵なモデルのミカ登場の第6話。 イケメンのトシをナンパしてハワイに旅立ったミカ。ホテルに入るやトシを押し倒して、欲望のおもむくままにベッドイン。対するトシは、ミカのセクシーボディとテクニックに幻惑されっぱなし。気持ちいいけど、いかん! このままじゃオトコがすたる! そう思ったトシが反撃を開始するのだが……な、なんと、ミカには驚きの秘密兵器が!? “イイ女って、やっぱりコワイ?”のクライマックス!!

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  • 無敵の人(1)
    完結
    4.0
    運の要素が大きく、「無敗」などありえないと言われる「麻雀」。しかし、日本最大のネット麻雀「雀仙」に突如「無敗」のプレイヤーが現れる! 彼の名は「M」。そんな「M」のイカサマ疑惑を突き止めるため、偽りの友情を装って近づく貧乏フリーターの園川順平(そのかわ・じゅんぺい)。だが、「M」の強さの秘密を知った時、彼への熱き友情が芽生えはじめ…。「無敗」の壁に挑む、麻雀友情譚、開幕!
  • 闇バイト 凶悪化する若者のリアル
    3.3
    「闇バイト」がなくならないワケとは?―― 2023年1月19日、東京都狛江市に住む90歳の女性が 自宅で殺害されているのが見つかった。 女性の遺体には激しい暴行の跡が見られ、これまでとは次元の違う強盗殺人事件として世間を震撼させた。 本件をきっかけに注目を集めたのが、「闇バイト」といわれる犯罪だ。 指示役に集められた素性のバラバラな集団によって行なわれる犯罪で、同種の事件は後を絶たない。 中でも詐欺よりも手っ取り早く稼げる「タタキ(強盗)」の増加が危険視されている。 本書では、非行経験のある犯罪学者が当事者たちを取材。 闇バイトを取り仕切る半グレや犯人の更生に従事した保護観察官の声から見えてくる、その真実とは。 最終章では、闇バイトを生み出す日本社会の闇を分析。 失うもののない「無敵の人」を生み続ける構造に警鐘を鳴らす。
  • よのなかの獣
    -
    無敵の人、拡大自殺、通り魔――卑劣な犯罪によって愛する妻を失った英雄と母の顔すら知らぬ娘・鎮。 支えあい生きる二人の前に、禍禍しくも神々しい狼が現れる。 人の悪意や殺意を察知するその狼は、鎮と共に「犯罪者狩り」を始め…!? 闇に牙光るダーク・ヒューマンサスペンス!!

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