ナガイアイダ作品一覧

  • 改訂新版 心的現象論序説
    3.0
    わたしなどの望みだったひとつの共通の場がひらかれ、この本もながいあいだの不眠から解放されるかもしれない――。戦後思想を大きく回天させた吉本隆明の理論の、これはその凜々たる種子というべき一冊である。
  • 火焔浄土 顕如上人伝
    3.0
    尾張統一にむかいつつあった織田信長は、桶狭間の戦いに勝利を収めたのち、ながいあいだ、一向宗の勢力に悩まされていた。当時、諸国一向一揆を結集した本願寺教団の威力は将軍に匹敵し、盟友徳川家康も、領国三河の一向宗を弾圧しようとしてあやうく敗北するほどの苦戦を喫していた。「一向一揆を平均(征伐)いたさねば、大名分国は成りたたぬだわ」――顕如上人率いる石山本願寺と織田信長の戦いを描いた長編戦国歴史小説。
  • 長い間
    完結
    3.7
    高校時代からの友人である宮木と阿部。高校のときに一度だけ体の関係を持ってしまっていたが、十年以上経った現在まで、その話題に触れることはなかった。そんなある日、宮木から紹介したい女性がいると言われた阿部は……。長い間こころを掴んで離さない想いの行方は?
  • 長い間きみを見ていた
    完結
    3.4
    踏み荒らされた心に、希望は育つのか――高校教師の白井は、生徒の赤石に恋をする。男らしく明るい赤石が、昔片思いしていた同級生にとても似ていたのだ。臆病な自分が再び激しい恋に落ちたことに怯える白井。一方赤石は白井の控えめな目線に、すがすがしい恋の予感を覚えていた。でも……? 熱い涙がこぼれるまでの、長い恋の物語。

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