小学館 - あの夏が終わる作品一覧
-
4.5ミステリアス&スリリング! 噂のお化け屋敷は坂の上の洋館、悪霊退治に挑む若い霊媒師がつぎつぎ返り討ちにあっていた。その屋敷には住人が2人、不思議な兄妹が写真屋を営んでいる…。 家に宿るエネルギーが少女の生命を守る表題作ほか、恐怖に侵されたサファリ・アイランドからの脱出「女神が落ちた日」、からだに埋め込まれた爆弾に気づいたのは16歳の誕生日「MADONNAに告ぐ」などスリリングなミステリアス短編全5編。 ※収録作品 通り魔1991/女神が落ちた日/MADONNAに告ぐ/あの夏が終わる/ウエディングベルは聞こえない ※本作品は短編集です。収録作品をご確認の上、重複購入にご注意ください。
-
3.0あの夏が終わるとき、ぼくらの青春も終わる 夏でも秋でもない今、夏が終わる瞬間。ぼくたちの引きのばされた青春も終ったのだろうか――モーテル0467は江の島を望む七里ヶ浜の丘にある。本当の名前は「七里ヶ浜ホテル」。祐介が、亡くなった父の後を継いでこのホテルの支配人になった頃、古い洋館の看板は剥げ落ちて、残されたのはHOTELの文字と0467-22-○○○○という電話番号だけだった。しかも、Hの文字はMと見分けがつかない。以来、ここは、「モーテル0467」と呼ばれるようになった。 祐介の”恋人未満”の同級生洋子、姉の七里、飲み仲間の俊也と健太、バーの主人・徹。そして長期滞在者の梅ばあさんに、ある日突然飛び込んできたハワイ帰りのおっさん竜二、家出してきた美女・詩織。どこかわけありな人たちを、湘南の四季を背景に生き生きと描いた傑作長篇小説。 解説は小説家の亀和田武さん。