涼河マコト - ソーニャ文庫作品一覧

  • 不滅の純愛
    4.7
    ――おれたちは死ぬまでずっと恋をするんだ。 王女トリアは、五年前に亡くした婚約者のフラムを ずっと想い続けていた。 だが、彼の墓所から戻る途中、 得体の知れない男たちに攫われ、 樹海の古城に囚われてしまう。 そこは、古くから続く神隠しの元凶の地であった。 儀式と称し、黒ずくめの男に組み敷かれるトリア。 身体をまさぐられ、必死に抵抗するが、 男は亡くなったはずのフラムだった! 抱かなければおまえは殺される、 とトリアに危険を知らせるフラム。 トリアは彼を信じ、その欲望を受け止めるのだが……!? 孤立無援の王子×一途な王女、淫獄に囚われたふたりの不朽の愛! 【目次】 序章 一章 二章 三章 四章 五章 六章 七章 八章 九章 十章 十一章 終章 あとがき
  • 軍服の花嫁
    4.1
    側室の役目を果たしてもらおう。 子爵令嬢のレイスリーネは、素性を偽り、女性部隊の軍人として充実した日々を過ごしていた。そんな彼女に、国王イライアスから特別な命令が下される。それは、イライアスの側室として妃の離宮に入り、前国王の側室を殺した犯人を探れというものだった。期間限定の名ばかりの側室と思い引き受けるも、彼に夜伽を命じられ、なかば強引に純潔を奪われてしまう。尊敬していた国王の仕打ちに失望するレイスリーネだが、彼の本当の気持ちを知って――!?
  • 軍服の渇愛
    4.0
    俺はあなたに飢えている。 伯爵令嬢エルティシアの思い人は、国の英雄で堅物な軍人グレイシス。振り向いて欲しくて必死だが、子ども扱いされるばかりで取り合ってもらえない。だがある日、年の離れた貴族に嫁ぐよう父親に言い渡されてしまい…。思いつめた彼女は、真夜中、屋敷を抜け出し彼のもとへ向かう。しかしそこにはなぜか、媚薬を飲まされ苦悶する彼の姿が!「俺を鎮めてください、その身体で」果てのない彼の欲望を受け止めようとするエルティシアだったが――!?
  • 軍服の衝動
    4.4
    ごめんね、今から君を奪うよ。 夜会で媚薬を盛られた侯爵令嬢のライザは、危ういところで別の男性に助けられ、そのまま一夜をともにしてしまう。媚薬の影響でその「恩人」が誰なのか思い出せないライザだったが、彼との夜が情熱的で幸せだった感覚は残っていた。そんなある日、王妃候補にライザの名が内々にあがる。候補から外れたい彼女は「恩人」を探して恋人のふりをしてもらうことを思いつき、軍の情報局の局長フェリクスに協力を求めるのだが、彼はある条件を出してきて――。
  • 地味系夫の裏の顔
    4.3
    ――逃げては駄目ですよ。これはオシオキなのですから。 匂いだけで人を当てられるほど 鋭い嗅覚を持つ公爵令嬢のイスラは、 周囲に馴染めず引き籠もりがち。 だが、不幸なハプニングにより、 王太子の近衛騎士・ノアと結婚することに! 『幽霊騎士』と揶揄されるほど存在感のない彼。 けれど、ノアは決してイスラの嗅覚のことを 気味悪がったりはしなかった。 そんな彼に惹かれていくイスラだが……。 迎えた初夜、ベッドの上の彼は普段の地味さから一変、 まるで別人のように雄の色気ムンムンで迫ってきて――!? 影の薄い『幽霊騎士』は、ベッドの上ではケダモノでした!? 【目次】 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 終章 あとがき
  • 闇に飼われた王子
    4.0
    君は、この暗闇を照らす光。 「今日も君が大好きだ!」幼い頃に一目惚れされて以来、王子カイルから何度も求愛されてきた子爵令嬢エマ。優しく朗らかな彼とゆっくり愛を育て、やがて心も体も結ばれる。だがその翌日から急に彼と会えなくなり、彼の放蕩三昧な噂まで耳にして……。1年ぶりに再会した彼は、享楽的で横暴――まるで別人のように変わってしまっていた。茫然自失のまま連れ込まれたカイルの自室でエマが見たものは、おぞましい真実だった──!?
  • 貴公子の甘い檻
    3.9
    先妻の娘であるシンシアは、 継母たちに疎まれ、常に孤独を感じていた。 そんな彼女の心の支えは、 優しく励ましてくれる婚約者、侯爵家の嫡男ユーディアス。 しかし突然、婚約を破棄されてしまう。 悲しみに暮れ、王都を離れて引きこもるシンシア。 だがそれから2年後、苛立ちを露わにしたユーディアスに 「どうして婚約を破棄しようとした?」と詰め寄られ――!? 彼は戸惑うシンシアを組み敷き、無理やり純潔を奪うと、 執拗に己を刻み込んできて……。 腹黒な貴公子×薄幸の令嬢、逃れられない執着愛!

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