春日部こみと - ソーニャ文庫作品一覧

  • 人嫌い王子が溺愛するのは私だけみたいです?
    4.4
    ――俺をこんな気持ちにさせるのは君だけだ。 たった一人で森で暮らすエノーラは、亡くなった祖母から、なぜか、髪を染めることと森を出ないことを厳命されていた。 だがある日、狼に襲われそうになっていた元軍人エルネストを救う。 怪我で将軍職を辞した彼は、どんな病や怪我も治すという「森の魔女」の噂を聞いて森にやってきたらしい。 祖母以外の人間を知らないエノーラと、ある事情から人嫌いなエルネスト。 孤独な二人は次第に心を通わせるようになるが、彼らの邂逅は国を揺るがす事態に発展し……。 人嫌いな英雄×薄幸の森の乙女、一途な想いは頑なな男の心を溶かしてゆき……。 【目次】 プロローグ 星 第一章 邂逅 第二章 森の外 第三章 嫉妬 第四章 襲撃 第五章 別離 第六章 蓋を開く 第七章 森の娘 エピローグ 夢 あとがき
  • 三年後離婚するはずが、なぜか溺愛されてます
    4.4
    ――もしかして、私の妻は天使かな? 『呪われた侯爵』と敬遠されるアーヴィングと結婚したハリエット。 けれど初夜の床で、「これは形だけの結婚です。だから君を抱くことはない」と言い放たれ、 三年後には離婚するとまで言われて大混乱!  なのにその後は、ドレスを山ほど買ってくれたり、突然「可愛い」と言ってきたりと好意的。 そんな彼に惹かれつつも、向けられている気持ちはペットを慈しむようなものだと、ハリエットは自分を戒める。 だがある夜、彼がいきなり押し倒してきて――!? 人嫌いなワケあり侯爵×不遇に負けない没落令嬢、甘々なのにすれ違う“契約結婚”の行方は……? 【目次】 序章 第一章 いわくつきの結婚 第二章 初夜 第三章 侯爵夫妻のとある一日 第四章 嵐到来 第五章 忘れえぬ夜 第六章 忘れてしまった朝 第七章 さあ、逃げよう。 第八章 よし、殺そう。 終章 あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 狂奪婚
    4.4
    ――君を取り戻す、そのためだけに生きてきた。 幼い頃、『白い結婚』を前提に、 公国の第二公子ガイウスと政略結婚した皇女ルイーザは、 政治問題が片づき故国に戻されても、彼を一途に想い続けていた。 だがそれから十二年、彼が結婚したという話を聞かされる。 失意の中、ルイーザも政略結婚で別の国に嫁ぐことになるが、 輿入れの途中で何者かに攫われてしまう。 目を覚ますと、そこには成長したガイウスがいた。 彼はうっとりとした眼差しを向け、ルイーザに愛を囁くと、 当然のように身体を重ねてきて――!? 執愛公主×一途な皇女、政略に翻弄された初恋の行方は……? 【目次】 序章 別離 第一章 出戻りの皇女 第二章 たった一つの 第三章 恋情 第四章 愛情と逃亡 第五章 戦 終章 船上で笑う 番外編 手形 あとがき
  • 騎士は悔恨に泣く
    4.4
    父に命じられ、平民出身の騎士ユアンと結婚したトリシア。 彼をずっと密かに慕っていたトリシアは内心喜ぶが、 一見紳士的で優しげなユアンが実は非常に野心家で、 この結婚を出世のために受けたことを知っていた。 そして、平民を平気で殺す“血塗れ姫”と噂されるトリシアを嫌悪していることも……。 彼のため、「子ども以外は望まない」と告げるトリシアだが、 ユアンは彼女に軽蔑の眼差しを向けると、剥き出しの欲望をぶつけてきて――。 貴族を憎む野心家の騎士×心を持たない“血塗れ姫”、誤解から始まる運命の恋。
  • 孤独な女王と黒い狼
    4.6
    ――酷いお方だ。俺の想いは必要ないと? 妖精のような可憐な外見とは裏腹に、豪胆で自由奔放な女王シャーロット。 彼女は変装をして偽名を使い、城下町である情報を集めていた。 そこで辺境伯の嫡子アルバートと出会う。 彼は継母に父親殺害未遂の濡れ衣を着せられ、故郷を追放されていた。 互いに素性を隠しつつ、惹かれていく二人。 やがて、切なくも甘い一夜を共にする。 けれど、女王が自由に結婚できるはずもない。 シャーロットはアルバートの幸せを願い、身を引こうとするのだが……。 不遇の貴公子×孤高の女王、絶対的な身分差に阻まれた恋の行方は――!? 【目次】 『神々の歌』 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 終章 あとがき
  • ソーニャ文庫アンソロジー 騎士の恋
    4.7
    ソーニャ文庫初のアンソロジー! 仮初の結婚、両片思い、身分差…… 逞しくも美しい騎士に、一途に激しく愛される。 人気作家陣による、極上騎士の独占愛! 4編収録! ◆「残念姫」は騎士団長の腕の中(富樫聖夜)◆ 姉の婚約者を密かに思い続けていた第四王女は、姉が他の男と密会しているところを見てしまい――!? ◆博愛騎士の激愛(秋野真珠)◆ 失恋して自暴自棄になった侍女は、誰にでも愛想のいいナンパな騎士に、あるお願いをするが……? ◆わたくしは形だけの妻ですから(春日部こみと)◆ 女王の命令に従い、憧れの騎士と結婚した侍女。だがこの結婚は仮初のものと思っていて……。 ◆わたしの黒騎士(荷鴣)◆ 国を滅ぼされ処刑される前夜、薄幸の姫は、戦場で行方知れずになった優しい騎士との幸せだった日々を思い浮かべ――。 カバーイラスト:yoco 【目次】 「残念姫」は騎士団長の腕の中(富樫聖夜) 博愛騎士の激愛(秋野真珠) わたくしは形だけの妻ですから(春日部こみと) わたしの黒騎士(荷鴣)
  • 偽りの王の想い花
    3.6
    ――これでようやく、二人だけの世界だ。 両親を亡くし、修道女見習いとなっていたピオニーは、 ある日、国王に見初められ、愛妾となるよう命じられる。 国王はピオニーの初恋の人・ザックと瓜二つ。 けれど、陽気で傲慢な彼は、 寡黙で思慮深かったザックとはまるで違う。 別人であることに落ち込むピオニーだが、 次に会った時、彼は自分をザックだと言ってきて!? 「ようやく会えた」 情熱的なキスに甘く優しい愛撫。 彼は、昔と変わらぬ静かな愛でピオニーを包み込む。 けれどザックにはとある秘密が――。 謎めいた美貌の王は、初恋を叶えるためにすべてを壊す。 【目次】 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 終章 あとがき
  • 腹黒従者の恋の策略
    4.5
    辺境伯に任ぜられた王女ミルドレッドは、王都を離れる前夜、 自身の護衛騎士で騎士団長でもあるライアンの部屋へ向かう。 王都に残る彼と会える最後のこの夜、 酔いに任せて初恋の彼に抱いてもらうためだった。 自分を抱けと命じるミルドレッドに固まるライアン。 しかしすぐに、「……いいのですか」と恍惚とした表情で抱きしめてきて……。 情熱的に抱かれ、切なくも幸せな一夜を過ごすミルドレッド。 けれど1年後、ライアンが辺境伯領に押しかけてきて――!? 腹黒な忠犬×薄幸の女辺境伯、甘く淫らな主従関係!?
  • 地味系夫の裏の顔
    4.3
    ――逃げては駄目ですよ。これはオシオキなのですから。 匂いだけで人を当てられるほど 鋭い嗅覚を持つ公爵令嬢のイスラは、 周囲に馴染めず引き籠もりがち。 だが、不幸なハプニングにより、 王太子の近衛騎士・ノアと結婚することに! 『幽霊騎士』と揶揄されるほど存在感のない彼。 けれど、ノアは決してイスラの嗅覚のことを 気味悪がったりはしなかった。 そんな彼に惹かれていくイスラだが……。 迎えた初夜、ベッドの上の彼は普段の地味さから一変、 まるで別人のように雄の色気ムンムンで迫ってきて――!? 影の薄い『幽霊騎士』は、ベッドの上ではケダモノでした!? 【目次】 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 終章 あとがき
  • 裏切りの騎士は愛を乞う
    3.6
    冷酷な父と横暴な異母姉に支配された王宮で、 息を潜めるように暮らす王女サラ。 “憐れ姫”と周囲に蔑まれるなか、 護衛騎士のケヴィンだけはサラを励まし、 愛情を注いでくれていた。 サラはいつしかそんなケヴィンに恋をする。 しかし、サラの誘拐事件をきっかけに 二人の主従関係は歪んでしまい……。 「後戻りはできませんよ?」 哀しげな笑みを見せるケヴィンに執拗に抱かれ、 彼に溺れていくサラ。 だがそんななか、とある衝撃的な真実を知り――!?
  • 狂犬従者は愛されたい
    4.3
    ――ちゃんと俺を見て。もう子どもではないんです。 圧政を敷く父に反旗を翻し、帝国を打倒した皇女ライネリア。 その後は独り静かに隠居暮らしをするはずが、 ある事情で7歳年下の少年ウルリヒを養うことに。 感情が薄く、小鹿のように細く小柄な彼。 守らねばと思うライネリアだったが、 それから約8年、彼は筋骨隆々のヒグマのような大男に成長していた! 一人前の男になった彼を見て、子離れせねばと思うライネリアだが――。 「愛の押し売りに来ました」 獰猛な目をしたウルリヒに、寝室で突然迫られて……!? 年下番犬従者×鈍感アラサー(元)皇女、養い子の激重な想いに囚われて――!? 【目次】 序章 第一章 青 第二章 碧 第三章 緋 第四章 黒 第五章 白 第六章 紫 終章 あとがき
  • この結婚は間違いでした
    3.6
    ――金もドレスも家も与えた。あなたが泣くのはなぜなんだ。 父の借金のカタに、 実業家ルーシャスに“妻”として買われた侯爵令嬢のオクタヴィア。 『金の亡者』と貴族たちに嫌悪されているルーシャスだが、 過去、彼に助けられて密かに恋をしていたオクタヴィアは、この結婚を喜んでいた。 彼が自分と結婚したのは社交界で人脈を得るため。 そう思いつつも、オクタヴィアはこの結婚をより良いものにしようと決意する。 しかし彼は、贅沢品を大量に与えた後、 初夜の翌日からまったく屋敷に帰って来なくなって……? 言葉の足りない大富豪×箱入り令嬢、両片思いのすれ違い結婚生活の行方は……? 【目次】 序章 初恋 第一章 買われた花嫁 第二章 守銭奴の住処 第三章 夫の愛人 第四章 薔薇を育てる男 第五章 切望の種 第六章 この結婚は間違いでした 第七章 花 終章 薔薇の花束をあなたに あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • サキュバスは愛欲にたゆたう
    3.4
    無自覚か、この小悪魔め。 女侯爵のキャサリンは、喘息の発作に苦しんでいたところを、ラスと名乗る『何でも屋』に助けられる。60歳以上も年上の夫に初夜の床で突然死なれたせいで、男の精を奪う夢魔『サキュバス』と呼ばれているキャサリンだが、実はまだ処女。恋も知らない彼女は、ラスの優しさに触れて好意を抱くようになり……。湯治のために訪れた温泉で出くわした彼に、甘い言葉と愛撫で蕩かされ、純潔を捧げるキャサリン。だがその後、ラスの正体と思惑を知って――!?
  • 死に戻ったら、夫が魔王になって溺愛してきます
    3.9
    ――拒まないで。悲しすぎて国を滅ぼしてしまうから。 敗戦国の王女として敵国に嫁いだマージョリー。 夫となったのは、魔導術が上手く使えず周囲から蔑まれている第五王子のギードだった。 膨大な魔力を持ちながら他人を傷つけることを何より恐れる彼。 マージョリーは、そんな優しい彼との暮らしに幸せを感じていた。 だが、慈しみ合って迎えた初夜、彼に突然、剣で身体を貫かれ――!? 目を覚ますとなぜか結婚前に時間が巻き戻っていた!! しかもまだ会う時期でないはずのギードが“魔王”になって迫ってきて……。 最強魔王になっていた最弱王子×夫に殺され(?)死に戻った王女、 今世は死亡フラグを回避! するはずが、元夫から逃げられません!? 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 勝負パンツが隣の部屋に飛びまして
    4.6
    風に飛ばされた勝負パンツがきっかけで、美貌の隣人・柳吾と仲良くなった桜子。 説教癖はあるものの、慈愛に満ちた笑みを浮かべて 美味しい手料理をふるまってくれる彼は、まさに“女神様”。 桜子のことは、腹を空かせたノラ猫としか思っていないとわかっているのに、 どんどん好きになってしまう。 膨れ上がる気持ちを抑え切れず、泥酔して帰った夜、 桜子はついに彼を襲ってしまうのだが――。 困ったように笑う柳吾は、桜子を絶頂に導くだけで終わらせて……。 世話焼きオカン系男子×疲労困憊腹ペコOL、パンツとご飯のラブコメディ!
  • 致死量の恋情
    3.8
    君への愛が、僕を殺す。 辺境伯の娘アマーリエは、初恋の人エリクをずっと想い続けていた。幼いころに出会い、家族同然に育った彼は、ある日、謎の病に倒れたアマーリエを救うため、どこからか特効薬を持ち帰ったあとで突然姿を消したのだ。それから六年、彼女の前にエリクとそっくりな騎士コンラートが現れる。彼をエリクだと確信して詰め寄るアマーリエだが、彼は迷惑そうに否定すると「よほど男が欲しいのですね」と嘲り、淫らなキスを仕掛けてきて……。
  • 逃げそこね
    3.6
    乗馬が大好きな子爵令嬢マリアンナは、名門貴族のレオナルドに「馬にまたがる田舎者」と揶揄され、社交界から爪はじきにされてしまう。 傷つき、王都から逃げるようにして故郷へ帰るが、何故かそこにレオナルドが現れ、結婚を強要される。 あんな仕打ちをしておきながら、どういうつもり? 涙を堪えて睨みつけるマリアンナを恍惚の表情で見つめるレオナルド。 逃げようとするマリアンナだが、捕えられ、無理やり身体を開かれてしまい――。
  • 藤平くんは溺愛したい!
    4.1
    池松縄文乃は、華やかな見た目とは裏腹に 運命の“理想の人”を探し求める夢見がちな乙女。 そんな彼女が一目で恋に落ちたのは、 オネエ口調のイケメン税理士・藤平成海だった。 惹かれ合っているはずなのに、何故か文乃を拒む彼。 けれど、やがて想いは伝わって……。 「僕を諦めないでくれて、ありがとう」 蕩けるような愛撫で何度も絶頂に追い込まれ、情熱的な一夜を過ごした文乃。 だが彼には、“女の子デストロイヤー”という異名があって――!? 過保護なオカン系税理士×恋愛下手な残念美女、スパダリの重すぎる愛! 【目次】 序章 諸行無常 第一章 邪智暴虐 第二章 寸善尺魔 第三章 乾坤一擲 第四章 尽善尽美 第五章 絶体絶命 第六章 蚤寝晏起 第七章 同害報復 第八章 危機一髪 第九章 愛執染着 終章 愛及屋烏 あとがき

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