森村誠一 - 角川ホラー文庫作品一覧

  • 魔少年
    4.0
    何一つ不自由のない家庭に育った子供が起こした「いたずら」。そこには恐ろしい意味が隠されていた――。ホラー短編の最高傑作『魔少年』をはじめ、“顔のない男”に日夜悩まされる『空白の凶相』。女の執念の憎悪を描く『雪の絶唱』。共犯であるはずの男から脅迫される『死を運ぶ天敵』など、人間の心の暗部を映す、現実的ホラー短編集。〈七つの恐怖〉
  • 自選恐怖小説集 人間溶解
    3.0
    粘着力を帯びた不気味な液体はしきりに瘴気を立ちのべていた・・・。究極の「完全犯罪」を目論む表題作『人間溶解』をはじめ、突然の侵入者に怯える主婦の心理を覗く『行きずりの殺意』。“少女”に取り憑かれた教師を描く『青の魔性』、満員電車の人間関係の暗部を映す『殺意』など、日常の中にある、なにげない恐怖が滲みでる傑作ホラー短編集。〈七つの恐怖〉
  • ファミリー
    3.0
    最愛の恋人を不慮の交通事故で亡くした傷心の弓子は、数か月後、上司の薦めで見合いをし、結婚した。優しい夫と、理想的とも思える仲の良い家族関係。彼女はとても幸せだった。だが、しばらくすると、少しずつ微妙な違和感を覚え始めた。家族間の円満さの裏側に異常を感じたのだ。そして、それは彼女の胸の中で次第に膨れ上がっていった……。怪奇サスペンス。〈書き下し〉
  • ホーム アウェイ
    4.0
    都心から離れた郊外で、念願のマイホームを手に入れた鶴川一家。初めは豊かな自然に囲まれ満足していたが、すぐに何かがおかしいことに気づく。ごみの収集がこない。テレビも映らない。バスも通っていない。しかも、住民は何故か老人ばかり。この完全な陸の孤島で、一家は恐怖の陥穽に嵌りこんでいく――。現代の病、人間の闇を描破したサスペンス・ホラー。

最近チェックした本