検索結果

  • 好きになりなさい 【イラスト付】
    4.4
    ニ十歳になったら、あなたは私のものになる── 母親の庇護者であった宮原が亡くなった十七歳の夏、宮原の秘書だった有木に、史哉はある取り引きを申し出た。母さんにはなにもしないでほしい、代わりに、自分を好きにしていいから、と。病いがちな母親を守るため、必死に考えた結果だった。有木と知り合ってからの時間は長いものの、史哉は彼がなにを考えているのかまったくわからなかった。そんな史哉に、有木は取り引きの意味を確認し、その証としてキスをする。そこから先は二十歳になってからだと告げて。有木がなにを考えているのかわからず苛立ちを抱えたまま、史哉は二十歳の夏を迎えることになり!?
  • 好きになるはずがない 【イラスト付】
    4.4
    きみは男と、私は最低の恋人とつきあってみる── サラリーマンの高平笙は、会社では野暮ったい髪に眼鏡をかけ、地味な服を着て目立たないように過ごしている。けれど、プライベートでは「セイ」と呼ばれ、夜遊びする人の間では、見た目はいいものの恋愛が続かない男として知られている。ある夜、ゲイの友人に連れられていったバーで、笙は他の部ではあるが社内の有名人で、人嫌いと言われている守川と知り合う。高平笙であることを隠し、守川と一緒に過ごすようになる笙だったが!?
  • 好きにならなくてもいい 【イラスト付】
    4.1
    私のことが、嫌いではないだろう? 叔父のギャラリーで働く乾 大和の前に、ある日、田宮と名乗る男が現れた。対人関係が苦手で、感情が顔に出ない大和は、これまで誰かに恋をしたことがなかった。そんな大和に、田宮はある提案をする。実験のつもりで恋愛してみないか、と。怖くなるほど甘やかしながら、時折意地悪く焦らしてはまた優しくする。そんな田宮に溺れていく大和だったが、あるきっかけで田宮の秘密を知り……!?
  • さよなら優しい男
    3.5
    ホテルのロビーで自分を見つめ、涙を零す美貌の男に、一瞬で心を奪われたヤクザの海江田。逃がしてはならない――本能の命じるまま、その男・篠原に声をかけた海江田は、素性は訊かないという条件付きながらも、彼と逢瀬の約束を取りつける。遊びの恋とは違う。生真面目で凛とした篠原に海江田は指一本触れず、少しずつ近づく時間を大切にしていた。だが、互いが敵対する立場にあると知った篠原から、もう会わないと告げられ海江田は彼を凌辱してしまい……。
  • 世界の半分 【イラスト付】【電子限定SS付】
    3.8
    皇子・エルヴァン率いる残虐非道な大国に攻め込まれ、カイの故郷は今まさに滅びようとしていた。生き延びていつか必ず祖国の再興を、と父王に託されたカイは、亡くなった姉姫に扮し城を後にする。けれどぬかりないエルヴァンの放った追っ手に捕まり、彼の女奴隷にされてしまう。「世界の半分がある」と謳われる華やかな大国の都へ連れ去られ、彼のハーレムに閉じ込められたカイは男であることを隠したまま、エルヴァンの閨に侍ることになるが──!?【限定配布されたショートストーリーを電子限定で巻末に収録配信!!】
  • 椿の下で
    3.0
    『幼なじみ』で『弟のよう』……。彼にとって自分はそんな存在であると知りながらも、密かに克巳を想い続けている光美。まだこの感情が恋だと気付かずにいた頃、無邪気に兄みたいに好き、と伝えてしまったせいで、今更想いを告げることもできないでいた。しかも、克巳が相続した、昔は旅館今はラブホテルとなっている洋館で働く光美は、彼にずっと探している女性がいるらしいと聞き……。始まりも終わりもない、この一方通行の切ない恋の行方は―─。
  • ひとさし指に囚われて
    3.0
    美貌の楡井聖秋は、自分を支配する男・明良から彼の腹違いの末弟・水越貴士を墜とすよう命令されてしまう。──三年前、父を騙し会社を乗っ取った水越グループの長男・明良に陵辱されて以来、性奴隷として支配され続けてきたのだ。屈辱に耐えながらも命令に従い貴士に会った聖秋は「俺は愛情のあるセックスしかしない主義だ」と一蹴されてしまう。冷酷に突き放す貴士……けれど精悍な容貌の裏に秘められた反逆者の顔に気づき惹きつけられる。そして命令から一週間が経ったある日、貴士から意外な取引を提案されて──!?

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  • もう一度キスから
    3.9
    束縛されるのが嫌いな峰岸は、恋人の大杉をひどい仕打ちで散々傷つけた。やがて大杉は峰岸の前から黙って姿を消してしまう。五年後、偶然大杉に再会した峰岸はやり直したいと願うが、彼には既に新しい恋人がいて──!?
  • ラ・テンペスタ
    3.0
    ヤクザの組長を父に持つ生野孝義は、組とのかかわりを絶ち出自を隠して京都で平凡な学生生活を送っていた。だが、東京で抗争が勃発し、ある嵐の午後、孝義の身辺警護にと組員の宮城が現れる。元刑事でありながら三年前に盃を受けたという男は、傍若無人に孝義のプライベートに踏み込み、異常とも思えるほど束縛をする。しかも平穏な日々を取り戻したいと孝義が警護を断ると、宮城は凶暴な本性をあらわに孝義を凌辱して──!? 激しい嵐のような男の執着の先にあるものは……。

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