木元寛明 - サイエンス・アイ新書作品一覧

  • 気象と戦術 天候は勝敗を左右し、歴史を変える
    3.0
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 陸海空の作戦において「気象」を考えずに行動することはできません。天候は常に晴天というわけではなく、視程が短くなる曇天や夜間、濃霧、砂ぼこり、視程だけでなく兵士の体力を奪う雨天、部隊の行動を極端に阻害する積雪・泥濘など、時間や場所、季節によってさまざまです。もちろん、銃弾、砲弾、ミサイル、航空機などは風、気温、気圧などあらゆる環境に影響されます。戦場において「気象の正確な知識なしに勝利を収めることは不可能」といっていいでしょう。いかに天候を「味方」にするかが指揮官に求められる資質です。本書ではさまざまな戦史を見ながら、気象と戦術の関係を解説します。
  • 機動の理論 勝ち目をとことん追求する柔軟な思考
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    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 塹壕戦を打開するために生まれたのが戦車であり、その運用方法が「機動の理論」です。本書では、陸上自衛隊で第71戦車連隊長、陸将補を務めた著者が、豊富な図版やイラスト、写真を用いて「機動の理論」の本質を解説します。 第一次世界大戦では、連合軍もドイツ軍も正面突撃に固執して膨大な死傷者を出し、塹壕戦が長期に及びました。これを打開するために生まれたのが戦車であり、その運用方法が「機動の理論」です。機動の理論は英陸軍将校J.F.C.フラーが生み出し、第二次世界大戦のドイツ軍、ソ連軍が確立し、イスラエル軍、米陸軍、米海兵隊が発展させ、現代に受け継がれています。本書では、陸上自衛隊で第71戦車連隊長、陸将補を務めた著者が、豊富な図版やイラスト、写真を用いて「機動の理論」の本質を解説します。
  • 戦車の戦う技術 マッハ5の徹甲弾が飛び交う戦場で生き残る
    4.0
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【北海道の機甲科部隊・第71戦車連隊の連隊長までつとめた 戦車戦闘のプロフェッショナル・木元寛明氏(元・陸将補)が、 「戦車の戦う技術」を1冊にまとめました!】 「戦車」の存在を知らない人は、ほとんどいないと思います。 しかし、戦車が「どういう場合に実戦に投入されるのか」、 投入された戦車が「どのように戦うのか」まで正確に知っている人は少ないでしょう。 そこで本書では、「戦いとはなにか」という基本から、 「陸の王者」ともいえる戦車が「どのように運用され、どう戦うのか」を 豊富な写真とイラストで解説していきます。 【この本の内容(一部)】 ●戦車を撃破する最適の兵器は戦車 ●戦車は進歩発展しても乗員の役割は不変 ●戦車戦力の発揮は戦車と乗員のコラボ ●敵戦車はマッハ5の刺客を放つ ●司馬遼太郎は戦車小隊長教育を受けた ●戦車小隊長の「呪文」METT(メッツ) ●車長は砲塔から顔を出して指揮する ●先制射撃で撃破される前に撃破する ●ときには射撃の原点に戻れ ●敵戦車の撃破 ●照準具の規正は正確な射撃の原点 ●Mモードで2目標を同時照準 ●目標をロック・オンして走りながら射撃 ●熱線映像装置(サーマルセンサ)による夜間の昼間化 ●演習弾を使用して実戦感覚を身につける ●高温・高速ガスで装甲版を焼く ●日本の地形を活かした稜線射撃 ●火力発揮に最適な場所へ最速で移動せよ ●潜水深度は予想戦場の河川を想定して決まる ●戦車と機動戦闘車は役割を分担する ……など。
  • 戦術の本質 戦いには不変の原理・原則がある
    4.2
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【北海道の機甲科部隊・第71戦車連隊の連隊長をつとめた戦車戦闘のプロフェッショナル・木元寛明氏(元・陸将補)が、「戦術の本質」を1冊にまとめました!】 リアリズムが支配する現代の戦場で、指揮官はどのように作戦を立案し、どうやって部隊を指揮・運用し、敵を撃破し、勝利を収めるのでしょうか? 勝利の「原理・原則」や「方程式」はあるのでしょうか? 本書では、陸上自衛隊で陸将補を務めた著者が、戦術を体系的に解説し、その本質に迫ります。また、兵法書として名高い『孫子』は、多くのビジネスマンに愛読されています。戦術を知ることは、ビジネスの世界での勝利にもつながることでしょう。

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