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  • 愛の罠
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    ホリーは作家ジェイムズの秘書になれて幸せだった。ところがジェイムズの美しい妻マクシーヌときたら、度々ロンドンに出かけてはほかの男に愛想を振りまいているらしく、今日も3週間ぶりにジェイムズの弟ザックと恋人きどりで帰宅した。その無神経さにたまりかねたホリーはザックにつめよったが、彼はホリーの言い分を一笑に付すと、思いがけない提案をする。「きみとぼくで、“愛の罠”を仕掛けないか?」本当は愛し合っているジェイムズ夫妻の目を覚ますため、熱々の恋人同士を演じて二人を刺激しようと言うのだ。ホリーは、罠を仕掛けられているのが自分だとは気づきもせず、ジェイムズのためならと、無邪気にうなずいたのだった。 ■10代のころから作家として活躍していたキャロル・モーティマー。日本デビューは1981年ですが、今もその筆は衰えを見せることなく、常にロマンスの第一線を走り続けています。純粋なヒロインと、一枚も二枚もうわての伊達男。甘い罠にかかったヒロインの行く末は?
  • ウェイド一族
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    ブレナは母と姉と3人で楽しく暮らしていたが、12歳のとき、母が大地主パトリック・ウェイドと再婚したため、故郷イギリスを離れてカナダへ渡った。それから数年――継父も母も亡くなり、姉はウェイド家の下の息子と恋に落ちて結婚した。一方、ブレナはイギリスの大学を選び、卒業した今も戻る気はない。すべてお金で解決できると思っているようなウェイド家の男たち。とりわけ長男のネイサンとは2度と会いたくない。愛してもいないのに、わたしにプロポーズしたりして……。彼はパトリックがわたしにも残した遺産を取り戻したいだけなのだから。 ■いまや現代物でも歴史物でも大人気のC・モーティマー。“話巧者”と評されるゆえんが随所に感じられる名作をリバイバルいたします。
  • 永遠の愛
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    6年前、19歳の看護師オリビアは、恋人だった年上の医師マーカスを深く愛しながらも別れを告げた。彼の心が別の女性にあると知ったから。いまだ傷の癒えないオリビアのもとにある日、マーカスが事故に遭ったという報せが入る。会いに来てほしいと言う彼の娘の懇願に病院に駆けつけると、そこには、視力を失い、心を閉ざしたマーカスの変わり果てた姿が。以前の彼に戻ってほしい! オリビアはマーカスへの愛を痛感し、彼の個人看護師になる決意をした。声を聞いても、彼は私だと気づかなかったけれど…… ■ペニー・ジョーダンを超える驚異的な販売部数を記録! 1985年に刊行された、キャロル・モーティマーの感涙必至の名作をお贈りします。忘れえぬ男性に再び会えた喜びと戸惑い。ヒロインは、生きる希望をなくした彼への愛の証に、惜しみない献身を捧げます。
  • 億万長者の駆け引き【ハーレクイン・セレクト版】
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    ヒービーは勤め先のオーナー、ニックに片思いをしていた。彼は数カ国に支社を持つ、ハンサムでエネルギッシュな実業家だが、女性を片っ端からベッドに誘っては捨てるという、非情な男性だ。それでもヒービーはある夜、彼の手管に堕ちてしまった。そこには愛も優しさもない――ただの悦びだけ。その一夜でヒービーが妊娠しても、何も変わらなかった。金目当てでわざと妊娠したんだろうとひどいことを言いながら、子どものための結婚を宣言し、ヒービーを自分の邸宅に住まわせ、彼女が拒めないのを承知で、夜ごと甘い誘惑に溺れさせる。だがある日、そんなニックも青ざめるような事件が起き……。■英国女王からも功績が認められている国民的ロマンス小説家キャロル・モーティマー。その巧みな筆致とストーリー展開で、世界中の女性ファンの心を虜にしています。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 結婚コンプレックス
    3.0
    結婚して以来、ジェシカに幸福なときはなかった。夫にはいつも女性の影があったし、愛された覚えもない。冷えきった結婚生活にもかかわらず、ジェシカが別れなかったのは、ひとえに、最愛のひとり娘ペニーのため。だが会社主催のパーティに行く車中で、夫は突然、離婚したいと言い出した。新しい愛人と結婚するために……。打ちのめされ、蒼白になってパーティ会場にたたずむジェシカのもとへ、長身の魅力的な男性が近づいてきた。夫の勤める会社の社長マシュー・シンクレアだった。彼は熱く彼女を見つめると、“やっと出会えた運命の人”と言ったのだ。

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  • 氷と炎【ハーレクイン・セレクト版】
    4.0
    “姉夫婦の乗る飛行機が墜落”そのニュースにモーガンは茫然とした。そして生存者はいない模様という報道が……。姉は出産のため、ロンドンからロサンゼルスに帰る途中だったのに。だが悲しみに暮れる間もなく、モーガンは思わぬ人物の訪問を受ける。アレックス・ハモンド! 姉の夫の兄で、一族の企業を経営する男性。姉の結婚式で会っただけなのに、傲慢さが強く印象に残っている。とっさにモーガンは問いつめた。「姉夫婦は生きているの?」アレックスはきっぱりと否定したあと、子供が生きていると告げる。墜落のあと、姉は息をひきとる前に息子を産んでいたというのだ。モーガンとアレックスを後見人に定め、二人に幼い命を託して……。 ■キャロル・モーティマーはハーレクイン・シリーズでもっとも人気のある作家の一人。1983年に原書が刊行された本作は、緊迫感あふれる言葉のやりとりと巧みな心理描写でいっきに読ませます。託された小さな命を巡るうちに芽生えるロマンスをご堪能ください。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 孤独なフィアンセ【ハーレクイン・セレクト版】
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    ブルックはコンピューター会社の受付嬢。きわめて平凡な毎日だが、黒髪のハンサムな社長、ジャロッドのそばにいられるだけで幸せだった――美しい人妻と愛人関係にあるという噂の彼に、どんなに恋い焦がれても、報われないとわかっていたけれど。ところが、挨拶を交わすだけだった二人の関係が、ある日の新聞記事で大発展する。なぜか、ジャロッドとブルックの婚約が発表されたのだ。すると体面を重んじるジャロッドはブルックに迫った。当分の間、本当に婚約したように見せかけるしかない、と。 ■憧れのボスのフィアンセを演じる――夢のような状況にとまどうヒロインに、彼はまるで本当の恋人のような言動をとって……。変幻自在の話巧者C・モーティマーが描く、オフィスのシンデレラ物語。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 白いページ
    3.0
    ベルベットは1年半前、新婚6カ月の夫と飛行機事故に遭った。夫は亡くなり、ベルベットは記憶をなくしたが、無事に生まれた夫の忘れ形見を、ひとりで大事に育てている。そんなある日、ジェラード・ダニエルズという実業家が訪ねてきた。ベルベットと恋人同士だったというのだが、何も思い出せない。過去を取り戻せないまま、ベルベットは彼に惹かれていく。結婚を申し込まれ、彼女は戸惑いながらも受け入れた。初夜、ベルベットは夫の脚に我が子と同じ痣を見つける。何かが彼女の記憶の扉を激しく叩く。女の直感が何かを告げる。わたしの息子の父親は、誰なの……? ■大御所キャロル・モーティマーが1982年に発表した、記憶喪失ロマンスの金字塔、それが『白いページ』です。取り戻せない夫の記憶。ジェラードへの愛。明らかになった真実とは――。
  • 罪という名の誘惑【ハーレクイン・セレクト版】
    4.0
    ルーシーは取引先の重役から執拗な誘いを受けているところを、居合わせたアメリカ人男性、シンクレアに救われた。激しく惹かれ合った二人はその夜のうちに愛を交わしたが、行きずりの関係など持ったことのないルーシーは、ひどくうろたえ、さよならも言わずに部屋から逃げ出した。その夢のひとときで、彼の子を宿したとは思いもせずに……。数日後、ルーシーはいとも簡単にシンクレアに見つかってしまう。驚いたことに、彼はルーシーの勤め先を傘下に持つ経営者だった。昇進のためにぼくを誘惑したんだろうと決めつけられても、ルーシーは、震えながら吐き気をこらえることしかできずにいた。■HQロマンスを代表する作家キャロル・モーティマーが描く、ゴージャスなオフィス・ラブです。本当はシンクレアも、彼の腕をすり抜けていった美女を忘れられなかったのですが、富豪のさがで「はめられた!」と思い込んでしまったのでした。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 取り引きされた愛
    2.0
    ジョージーは人生を立て直しつつあった。悲しみを乗り越え、今では仕事にも希望が持てる。しかし、親しい知人の家へディナーに招かれたとき、ジョージーの身に大きな災難が振りかかった。客の中に、ジェッド・ロードがいたのだ。漆黒の髪と厳しい顔が、相変わらず謎めいた雰囲気を漂わせている。女性たちの目を釘付けにしながら、自らの離婚について平然と語りはじめたジェッドを見て、ジョージーはひどいパニックに陥った。彼女は半年前までジェッドの妻だったのだ!■18歳の誕生日に憧れの男性から突然プロポーズされたジョージー。しかしその結婚には悲しい秘密が隠されていました。ハーレクインのシリーズをまたいで絶大な人気を誇る作家キャロル・モーティマーが、壊れかけた愛の再生をドラマティックに描いた感動の名作です。
  • 富豪ゆえの束縛
    3.5
    ダニーはロンドン郊外の大きな屋敷で庭師として働いている。屋敷の主は家のまわりに高い石塀を巡らし、つねにボディガードに囲まれて暮らしており、いまだ姿を見たことはない。きっと人間不信の哀れなおじいさんに違いないわ。ある夜、庭の芝を刈っていたダニーは背後からの声に驚いた。振り向くと、若くハンサムな男性が睨みつけている。彼こそがこの屋敷の主、ピアス・サザランドだった。謎めいたピアスの魅力に惹かれ、ダニーは身も心も捧げるが、彼の言葉は、あまりにも冷たいものだった。「僕が君を愛することは決してない。期待するな」■1987年に刊行された、人気作家キャロル・モーティマーの意欲作です。謎めいた過去を持つ人間不信の大富豪を愛してしまった、貧しく無垢なヒロイン。彼の心は固く閉ざされたままで……。
  • 炎とシャンパン
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    ロンドンの社交界で最も注目を集めている画家ですって?大学生のソフィーは、継母が自宅に招いた男性を訝しげに見た。ソフィーよりもかなり年上のルーク・ビットリオは、美しくも傲慢そうな笑みを浮かべて彼女を見返した。ソフィーの父の頼みで、ルークが彼女の肖像画を描くことになったと聞かされ、ソフィーは身震いした。なぜ、こんなに胸騒ぎがするのかしら?案の上、アトリエでふたりきりになったとたん、彼女はルークに唇を奪われ、陶然としてしまう。だが数日後、継母が彼と密会しているのを偶然目撃して……。■人気作家キャロル・モーティマーが描く、1987年刊行のクラシックな魅力に溢れたロマンスをお楽しみください。謎めいた年上の画家に魅了された19歳ヒロインの揺れ動く心情に注目です。
  • 私のサンタクロース
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    「メリークリスマス! メリークリスマス!」ジェイドが勤める小学校に、今年もサンタクロースがやってきた。扮しているのは校長のはずなのだが、なぜだか様子がおかしい。サンタは大興奮する子どもたちから離れると、ジェイドの耳元でかすれ声でこう囁いた。「さあ、何が欲しいか言ってごらん」かすかなおののきを感じ、彼女は思わずサンタの頬を叩いた。驚いたことに、彼の正体は校長ではなく、その弟デビッドだった!しかも彼は悪びれもせず、ジェイドと結婚すると突如宣言する。いったい彼は何を考えているの? 絶対に無理よ、だって私は……ジェイドの脳裏に、ある忌まわしい事件の記憶がよみがえった。■クリスマスの季節にふさわしい、人気作家キャロル・モーティマーの隠れた秀作をお贈りします。真面目で熱心な教師ジェイドには、大企業社長デビッドの誘惑にこたえられない秘密があって……。
  • 罠におちたウエイトレス【ハーレクイン・セレクト版】
    5.0
    シアは両親亡き後、ウエイトレスをしながら大学で学んでいる。華やかな生活を送る友人からNYでの休暇に招かれたが、連日連夜のセレブの集いには、気後れして楽しむことができない。ある晩、会場のバルコニーでシアは男性に声をかけられた。目を見張るほどハンサムで、富と権力がにじみ出るようなオーラに、男性経験のない彼女は恐れをなして逃げ出してしまう。彼こそがパーティーの主賓、大富豪のルシアン・スティールであり、目を留めた女性は必ず手に入れると知ったのは、そのあとだ。翌朝、高級ホテルの鍵が届き、友人宅から彼女の荷物が運び出された。シアは震え上がった。私は、彼の標的になってしまったの……? ■大スター作家キャロル・モーティマーがお贈りする、強引な億万長者と無垢なヒロインのロマンスです。富と権力と自身の魅力を惜しみなく使い、女性の身も心も虜にするヒーローに釘づけです! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

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