マリー・フェラレーラ - シルエット・ラブ ストリーム作品一覧

  • 偽りの館
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    忘れかけていた相手が帰ってきた。初恋のときめきは大人の愛に変わった……。■生まれ育った町で刑事になったキャメロン・リードは、次々に建てられる住宅や店舗をながめながら、急速な発展ぶりに時代の流れを感じていた。絵本の中の平和な町のイメージはもはやどこにもない。いや、一箇所だけ、十一年前の姿のままたたずむ家がある。マッキー邸――セレナの家だ。十一年前に、この町で初めての殺人事件がそこで起きた。セレナの父親が妻を殺害し、第一発見者だったセレナは、そのあとすぐ伯母と一緒に町を去っていった。初恋の相手キャメロンと顔を合わせることもなく……。今、彼女はどこにいるのだろう? 幸せだろうか?何を考えていても何をしていても消えなかった面影が、最近では覚めかけの夢のようなおぼろげなものになっている。ところが、ある夜、マッキー邸の窓に明かりが見えた。キャメロンの知らぬ間に、セレナが帰ってきていた。
  • 億万長者の純愛 続・闇の使徒たち II
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    エリザベスはふとした好奇心から豪華なパーティに忍び込んだ。主催者は億万長者のコール・ウィリアムズ。長身、ブロンド、端整な風貌と三拍子そろった社交界の寵児で、いまも大勢の人間が――とくに女性たちが、彼に群がっている。でも、エリザベスのお目当てはコールではない。彼の所有する幻の彫刻作品《ほほえむヴィーナス》なのだ。もっと近くで鑑賞したくなり、彫刻に歩み寄った彼女は驚愕に目を見開いた。これは……贋作だわ!メディア業界の名士でもある彼が贋作を展示するなんて。ふいに威圧的な気配を感じ、エリザベスは振り向いた。そこにはコールが目に冷酷な光をたたえて立ちはだかっていた。★遺伝子操作によって生まれた天才児たちの数奇な運命を描いて大好評を博した『闇の使徒たち』の続編!新たな恋と謎をお届けします。★
  • 記憶喪失の花嫁
    3.0
    ★記憶を失ったまま初々しい花嫁でいてほしい。そうすれば、危険から守ってやれる。★目覚めると記憶をなくしていた。かすかな距離を置いて横に眠る男性は、だれ?クロゼットにウエディング・ドレスがかかっているけれど、私のものだろうか?となると、彼は花婿?でも、私は自分の名前さえわからない。困惑状態の彼女以上に、起き上がった花婿は混乱した。やがて事態を理解した彼の説明は---自分たちは新婚旅行中で、彼はゼーン、私はホイットニー。私はプールで滑って頭を打ったらしい。でも・・・・・・熱々カップルのはずなのに、なぜ彼の愛撫はぎこちないの?抱えきれない疑問に押しつぶされそうな彼女を見つめながら、ゼーンはまだ真実を明かさないことにした。危機が去るまで、このままでいよう。
  • 氷の紳士を愛したら キャバノー家の真実 V
    2.0
    オーロラ市警の刑事、テリー・キャバノーはいつまでも心を開かないパートナーにもどかしさを募らせていた。ハンサムで寡黙なホークは、刑事としては優秀だが、彼女が話しかけてもろくに返事をしない。そのうえ、ほがらかなテリーを心底嫌っているらしい。まるで沈黙の誓いを守る修道士だわ――それもとびきりセクシーな。彼への関心はいつしか絶望的な片想いに変わっていた。「きみと親しくなるつもりはない」ある日のこと、彼のいつにもまして冷たい言葉を聞いた瞬間、テリーは想いを抑えきれなくなった。これが最初で最後のキス。彼女は思いきってホークにキスをした。★警察関係者ぞろいのキャバノー家の面々を物語の主役に据えた人気シリーズ最新作!読者の人気投票でベスト脇役コンテストに入賞した家長アンドリューが本作でも存在感を発揮しています。★
  • 拒まれたプリンセス 奪われた王冠 I
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    結婚式が数日後に迫っていた。好意すら抱いていない許嫁の王子との望まない結婚。だが、王女であるアメリアには、より大きな国と同盟を結び、自国と国民を守る義務があった。唯一の心残りは、本物の愛を知らぬまま結婚すること。一度でいいから愛される喜びを味わいたい。そんな気持ちでいた彼女を迎えに来たのは、許嫁ではなく、遠い昔に胸を焦がしたラッセルだった。今やたくましい男性へと成長した彼を前に、アメリアはたったひとつの望みをかなえようと決意した。★架空の王国シルバーシャーを舞台に王位継承権を巡って繰り広げられる愛憎劇と事件をお楽しみください。★
  • さよならを言えなくて キャバノー家の真実 II
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    会計検査係として企業に勤めるイレーヌはオーロラの町で静かな生活を送っている。幸せな思い出も悲しい記憶も、すべてこの町で味わった。とりわけ、最愛の男性クレイ・キャバノーとの思い出は……。至福の日々は、彼の身勝手な決断によって終わりを告げた。そう、彼はひとりの女性に縛られたくなかったのだ。ある日イレーヌは偶然上司の不正を知り、告発を決意する。内部告発者を保護するため、警察から担当者がやってきた。ドアを開けた瞬間、イレーヌは目を疑った。忘れえぬ恋人。永遠のプレイボーイ。そこには、クレイが苦い表情を浮かべて立っていた。★RITA賞受賞作家M.フェラレーラの連作『キャバノー家の真実』。スリリングな事件にからめて家族の絆があたたかい筆致で描かれた秀作です。★
  • 失意の公爵 王家の恋 III
    3.0
    マックス・ライカーは、アメリカでの今の暮らしに満足していた。探偵事務所を開いて成功し、顧客はハリウッドスターや大富豪で一夜の情事の相手にもことかかない生活だ。だが彼には遠い昔に捨て去った過去があった。実は、誇り高き王国モンテベロの王家の血をひく公爵なのだ。王族は嫌いだが、唯一心を許していた伯父のマーカス国王にある男を捕らえてほしいと頼まれたからには断れない。早速仕事にとりかかり、男を追いつめたとたん思わぬ妨害が入った。腿に銃をくくりつけたブロンドの美女――いったい何者だ?これ以上、邪魔はさせない。誘惑して言うことを聞かせ、おとなしく引き下がってもらおう。マックスは数々の女性を虜にしてきた魅力的な笑みで彼女を誘った。
  • せつない追憶 キャバノー家の真実 I
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    まるで中世のお城みたい。壮麗な屋敷の前にたたずみ、刑事コーリーはため息をついた。屋敷の主(あるじ)、ブレント・モンゴメリーに会って最悪のニュースを伝えなければならないのだ。公正な判事として名高いブレントを、彼女はひそかに想っていた。たった一度きりだが、かつて舞踏会で彼と踊った思い出は今もコーリーを甘くせつなくさいなみつづけている。あのとき、ふたりの間にはたしかに魔法が存在した。わたしは運命を感じたけれど、ブレントにその気はなかったのだ。夢のようなひとときが終わるなり、彼は一言もなく去ったのだから。ほろ苦い過去と対峙すべく、コーリーは巨大な邸宅へ足を踏み入れた。★栄えあるRITA賞を受賞し、ベストセラーリストに名を連ねる人気作家マリー・フェラレーラの連作『キャバノー家の真実』を三カ月連続刊行。スリリングな事件に絡めて家族の絆があたたかい筆致で描かれた味わい深い作品です。★
  • ドクターに恋したら 救命病棟は眠らない II
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    本当のわたしを知ってほしい……。けがでブレア・メモリアル病院に入院したロンドンはある男性に恋いこがれていた。大使令嬢として追従や欺瞞に満ちた世界で生きてきた彼女に、初めて本音で接してくれた人物、それが担当医のリースだった。わがままなお嬢さまとしか思われていないのは知っているけれど、なんとかして彼の心をつかみたい。だが、ロンドンは重要なことを忘れていた。自分が悪魔につけねらわれており、近づく人間はみな攻撃されてしまうことを。今まさに、悪魔はリースに狙いを定めようとしていた!

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  • 富豪のたわむれ
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    無実の罪で逮捕された弟を救うために、あのコール・ギャリソンが帰ってくるなんて!新米刑事のロレインは胸の高鳴りを抑えられなかった。資産家の一族に生まれながら束縛を嫌って町を出た彼は、独力で巨万の富を築きあげた伝説の人物だ。と同時に、ロレインの初恋の人でもある――もっとも遠くから眺めるだけだったけれど。物思いにふけっていたロレインは、署の駐車場でポルシェから降りたつコールに目が釘づけになった。「きみが必要なんだ」懐かしい声に、彼女は一瞬で少女に戻った。★キャバノー家の家長アンドリューの頭痛の種、おてんば娘ロレインの恋のゆくえは……?RITA賞受賞作家マリー・フェラレーラの人気作品。★
  • 不実なドクター 救命病棟は眠らない IV
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    ブレア・メモリアル病院の医師アリクスは相反する二つの感情―怒りと恋心にさいなまれていた。六年前さよならも言わずに彼女を捨てた恋人テランスが突然現れ、同じ職場で医師として働きはじめたのだ。映画スターばりの魅力は健在で、意味ありげに見つめられるたび、アリクスは当時の純情な女学生に戻ってしまう。だが、彼は人目をはばかるように電話したり、病院一悪名高い医師と親しげに話しこんだりする。テランスの奇妙な行動の数々に、せつない思いは不信に変わった。彼はいったい何を企んでいるの。
  • 誇り高きドクター 救命病棟は眠らない I
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    “「もう一度言わせるな、外へ出ていけ」立ちはだかる白衣の独裁者の不遜な口調にFBI捜査官のリディアは唖然とした。重傷を負ったテロリストを見張るため病院に来たところ、いきなり担当ドクターにどなられたのだ。人殺しの命を救おうとするなんて、どういう神経をしているの?たとえ天才心臓外科医ルーカス・グレイウルフでも許せない!ところが病室から出てきたルーカスは、怒りも冷めやらぬリディアに再び命じた。「上着を脱ぐんだ」なんですって? 彼は何を考えているの?”■『救命病棟は眠らない』はブレア・メモリアル病院に所属する優秀なドクター達が主人公。今後、外科医リースと令嬢の恋と冒険を描く「ドクターに恋したら」を刊行します。

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  • 夜明けまでの魔法 キャバノー家の真実 III
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    ~堕落したルシファーは大天使のなかで最も美しい~パトリックを見たとき、マギーの脳裏をよぎったのはその言葉だった。警察一家に育った彼は、彼女が務めるオーロラ市警でも一流の刑事だ。だが魅力的な外見と有能さを持ち合わせているため、汚職を働いているのでは、というやっかみ半分の噂があとをたたない。だからこそ、マギーは彼の身辺調査を上司に命じられたのだ。少しずつ心を通わせよう。そう誓った日から苦難は始まった。「きみとは相性が悪い」「きみが嫌いなんだ」けんもほろろな態度に、マギーは怒りではなくうずきを覚えて驚いた。まさかわたし、捜査対象(ターゲット)に恋してしまったの?★M.フェラレーラの連作『キャバノー家の真実』第三話は、通常よりページ数が多く、読みごたえ充分です。太陽のように明るいマギーはパトリックの凍った心を溶かせるのでしょうか。★

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