ファンタジー(国内) - 廣済堂出版 - モノノケ文庫作品一覧

  • あやかし絵師
    4.0
    齢六十を超えて『百鬼夜行図』を描いた伝説の絵師・鳥山石燕には秘密があった。満月の夜、屋敷を訪れる客は人ではなく妖怪。彼らと酒を酌み交わしながら数十年の昔に思いをはせる。それは若かりし日に鳥山の家に転がり込んだ小さな妖怪――白稚児とのはちゃめちゃでも笑顔の絶えない懐かしき日々。描いたものが実態となる能力を持った絵師の、妖怪交遊録!

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  • あやかし秘帖千槍組
    -
    お人好しそうな青年が「白羽一座」という幟を立てた大八車を引いて村の峠に向かう。かたわらを歩くのは着流し浪人姿の若い女。大八車の上には、鳥追い姿の色香あふれる女と居眠中の おかっぱ髪の女の子。一見、旅芸人一座風だが、その奇妙ないでたちはいかにも怪しげ。それもそのはず、彼らは心と体に人間と妖怪を併せもち、人間と妖怪が幸せに暮らすために戦う〈妖 かし守り〉――妖怪と人が共存していた時は過ぎ、不可侵を守る両者の暮らしで時に起こる両者の諍いを解決するた組織されたのが「千槍組」だ。 海比呂藩で跋扈する天人修羅畜生餓鬼地獄、〈六道〉妖怪たち、悪を懲ら しめる戦いが、今始まる!

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  • 逢瀬
    -
    晩年、奇書『甲子夜話』を記した謎多き平戸藩主・松浦静山が、若かりし日を回想する好評シリーズ、モノノケ文庫第2作。特に女の妖怪に好かれる性質のせいで、またもや怪事件に巻き込まれる静山の、奇妙な交遊録。今まで謎に包まれていた、正妻・鶴年子の正体が明らかになる! シリーズ通算第4巻!

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  • およもん 妖怪大決闘の巻
    -
    妖怪の王の、真の姿が明らかになる! 某大藩江戸屋敷の蔵が破られた。蔵番は全員、気絶しており、他の宿直の者は、蔵番たちが気を失う前に 確かに「およっ!」と叫んでいたと証言する。八丁堀長屋で浪人・福井淳之介と暮らす「およもん」と呼ばれる 不思議な子供と、福井に嫌疑がかかり…。正義の子ども妖怪およもんの正体が明かされる!

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  • およもん かごめかごめの神隠し
    -
    貧乏長屋暮らしの浪人福井淳之介は、娘が姿の見えない子ども「もんちゃん」と遊んでいるのに出くわした。そこに武士の一団現れ、子どもたちに襲いかかる! しかし、突如素っ頓狂な声がし、一団は昏倒してしまった! もんちゃんはなぜ襲われたのか、その力はなんなのか? 淳之介の前に立ちはだかる陰謀とは? 悪を懲らしめる正義の子ども妖怪「およもん」の痛快時代ファンタジー!

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  • およもん いじめ妖怪撃退の巻
    -
    福井淳之介と一人娘お咲が住む前の長屋で、桶屋の親子が妖怪の一団に襲われる。子ども妖怪「およもん」 が駆けつけるも娘は攫われ、さらに常陽藩でも若君誘拐事件が起きていた! 敵の本拠地を突き止め救出に向かうおよもんと淳之介たちは、悪の妖怪団を粉砕し二人を助けられるのか。

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  • かたるかたり 志ん輔出世噺
    -
    噺家・古今亭志ん輔は真打ちになっても華も人気もなく、客は笑わない。池の畔で孤独に練習していると、草陰から笑い声がして狐と狸の子どもが転がり出てきた。噺を実話と早とちりした2匹は、志ん輔を仲間と勘違いして妖怪事件に巻き込んでいく。妖怪と人間の垣根を越えて「かたる」を学ぶ、落語×モノノケの成長物語!

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  • 恋は曲者 もののけ若様探索帖
    -
    82歳の長寿をまっとうし、43人もの子宝に恵まれた平戸藩主、松浦静山。剣豪にして博識の名君と謳われた が、実は、誰にも言えない秘密を抱えていた。座敷わらしなどのもののけを視ることができ、彼らと幼い頃から深く関わってきたのである。『甲子夜話異聞』として書かれた、若き日の静山ともののけ達の物語。

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  • 晴れときどき、乱心
    3.0
    ドンくさく気弱な侍・飛田作之進は、苦労して得た役をしくじり失意の日々。その頃市中では新興商家・松坂屋平兵衛襲撃や大川端の「置いてけ堀の怪」など怪事が相次ぐ。現場では必ず悪鬼の如き豪腕の若侍が目撃され、岡引きの銀次は作之進を怪しみ探索を進めるが、思わぬ陰謀に巻き込まれてしまう…。おっとり侍と謎の剣客を巡り人々の思惑が交錯する、摩訶不思議アクション時代活劇!

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  • 妖怪十手
    -
    岡っ引きの三次は、万年金欠で恋人もなく、隣家から漂う魚の焼ける匂いで空腹を満たす冴えない日々。ある日、寺からもらった薄汚い布団で寝ていると、幼い兄弟の声が。毎晩続く怪異のせいでふらふらしていると、屈強な浪人に「死相が出ている」と預言され…。とぼけた岡っ引きと剛腕の浪人が繰り広げる、痛快退魔活劇!

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